見出し画像

洋裁/和裁で縫う浴衣

洋裁で縫う 子どもの浴衣(2013年)

子どもたちの参加する夏祭りに合わせて、娘に浴衣を縫いました。
生地はフィンレイソンのKEISARI(ケイサリ)。
KEISARIは、60サテン生地で、つるつると手触りのよい薄手生地。
摩擦の少ない生地の方が、浴衣にしたときに動きやすいかなと考えていたので、この生地は肌触りとしても厚みとしても、ぴったりに思えました。

大胆なデザインなので、裁断の際には柄の出方に迷いました。
顔回りにピンク、紫、白がくるように、背中の真ん中に孔雀がくるようにというのが気をつけた点です。
できあがるまで、浴衣としておかしくないか不安でしたが、いざ完成して娘に着せてみたら、これが本当によく似合いました。よしよし💮

人手のあるお祭りの中でも、大胆な色味と柄で、目をひく一着になりました。
浴衣や着物は、みんながそれぞれ個性的であればあるほど、場が華やいでとても素敵だなと、改めて感じました。

背中の孔雀
 裾にも孔雀が◎
一枚仕立てで涼しく着ることができます。
この頃はまだ5歳
肩上げして着ています。
赤×黄色の兵児帯と合わせました。

和裁で縫う浴衣(1995年)

高校3年生の秋。体育祭の盆踊りに合わせて、祖母が浴衣を縫ってくれました。
駅前の呉服屋さんで選んだ浴衣用の反物を渡すと、和裁のできる祖母は、「洗濯機でも洗えるくらい丈夫に縫ってあげるからね。」と、ドンとまかせなさい!という感じで、快く引き受けてくれたのをよく覚えています。

山本寛斎さんデザインの反物を選びました。
子ども浴衣とは比べ物にならない複雑さです。
腰の位置に当て布がしてあります。浴衣にはこんな工夫があるんですね、着ていて気がつかなかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?