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第3回 本と映画とおもちとあんこ「和菓子を愛した人たち」
こんにちは。お元気ですか。1日1日は長いのに経ってみるとあっという間。2021年も最後の月になりました。
今年を振り返ってみて、やっぱり嬉しかったのはこのあんこマガジンを始められたことです。なかなか1人ではできなかったことが少しずつ形になっていて、一緒にやる人がいるというのはとっても嬉しいことだな、と思います。
何気ないつぶやきにメッセージをくれたあんこ隊の2人にはとても感謝しています。そして、来年はマガジンはもちろん、一緒に和菓子を食べたり、このマガジンを冊子にしたり、そんなことができたらいいな、と思っています。
そんなわけで、本と映画とおもちとあんこは3回目。今回は虎屋文庫から出ている「和菓子を愛した人たち」を紹介したいと思います。
もともとこの企画は和菓子屋さんの虎屋のHPで「歴史上の人物と和菓子」として掲載されていたものでした。歴史が大好きな私はいつも楽しみにしていたのですが、その中から抜粋されたものがこの本です。
歴史上の人物、というとなんだか程遠い存在に感じてしまいがちですが、同じお菓子を食べていた、と思うとなんだかグッとその存在が近づく気がします。
例えば、夏目漱石はかなりの甘党だったようで、お菓子のエピソードも多く残されています。お菓子を通じて歴史上の人物の意外な一面を知るきっかけになる本です。
偉人に注目して読むもよし、お菓子に注目して読むもよし。いろんな発見にたくさん出会えるはず。和菓子をお供にぜひ読んでみてください。