食べ方を変えるだけで健康寿命はもっと延ばせる　大和田潔

<こんな人におすすめ>
●最近、めっきり老けた気がする…
●健康診断で生活習慣病のリスクを指摘された
●食生活が不規則、お酒もめっきり弱くなった…

老化細胞がおよぼす体への影響とは？

●老化細題は蓄積すると、さまざまな有害な物質を分泌する。
この現象は、SASP （サスプ細胞老化麺伴分法現象／Senescence-Associated Secretory　Phenotype）と呼ばれる。

●SASPは、慢性炎症やがんを招く原因になる。

●体内でじわじわと慢性炎症が続くと、免疫システムが過度に活性化して、正常な細胞まで傷つけてしまう。

●がん、動脈硬化、糖尿病、高血圧、認知症など、さまざまな病気の原因となる。

全身の加齢スピードが加速して健康をそこなう…
老化細胞の蓄積を防ぐポイント

●肥満の改善
●適切な食事
●禁酒、禁煙
●適度な運動
●適切な睡眠
●紫外線を避けて
DNAを守る

コレステロールはもはや
”減らすべき悪者”ではありません！

　以前、食事に含まれるコレステロールは悪者扱いされていました。しかし、コレステロールは肝臓で合成される生命活動に必須のものです。

　肝臓で合成される量が8割で、食べ物の影響はあまりありません。
コレステロール値の改善には、禁煙や糖尿病の改善、運動などを優先するのがよいと思います。

　特に閉経後の女性のコレステロール値は生理的に上がるので、遺伝的なもの以外は必要以上に薬剤で下げて正常化させる必要はないでしょう。

　食べ物に含まれる脂質の種類を考えて、乳製品や肉類ばかりかたよらず、魚やナッツ類豆類オリーブ油などを積極的にとるとなおよいでしょう。

　他にも体内時計をリセットする食材。
トマト、緑茶、柑橘類を朝食に取ると、体内時計をリセットできるのは手軽だと思いました。

　夕食よりも昼食に油物を食べる方が良いとか、おすすめ料理のレシピもあり、とても勉強になりました。

　健康って大変だな。

　がんばります。

　この本はおすすめです。