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 60歳から体温を「0.5度」アップする健康法 川嶋朗

67歳の私が20歳若く見える秘密、すべて教えます!!
「温活」を通じて西洋医学と東洋医学のいいとこ取り……
ガンも高血圧も糖尿病も、そして心臓病も認知症も逃げていく!!


体温とウツ病


 厚生労働省が「世界メンタルヘルスデー 2023」に際して発表した数字を見ると、日本で一生のあいだに鬱や不安症など何らかの精神疾患に罹る人が約二割いるとしています。

 そして、私の診療室に来られる鬱の患者さんも、おしなべて体温が低いのも事実です。
 実は人間の体では、体温が三六・五~三七・〇度のときに、体内の酵素が最も活発に活動します。すなわち、現代人の体温があと「〇・五度」だけアップすれば体の機能全体が改善する、ということです。

 酵素の活性が低下するということになりますが、まず糖を代謝する酵素が働かなければ、エネルギーを産生できなくなります。
 そうすれば当然、日々の暮らしを生き生きと送ることなどできません。
 たとえば脂質の分解酵素が働かなければ、体脂肪が付きやすい体質になります。
 そうすれば当然、健康にも悪影響が及び、生命維持活動こすら影響が生じるのです。


冷えたゼリー


 かつて都行ったことのあるゼリー状のダイエット食品・・・・・・これを毎日のように食べていた人が胃農場になってしまった、などという例もあるのです。
 こうしたビリー状の食品は冷たいうえに、液体よりも長時間、胃のなかに停留するので、粘膜への影響がが大きいとうことなのでしょう。


大切なお茶の温度

 本来、お茶というものは、茶葉を熱湯に浸して味を出し、香りを楽しむ飲みものです。
 そのため飲む際には、ホットで飲むか、せめて常温のものを飲むようにしたいものです。

 特に体を温める効果が低い緑茶が主流になっている日本では、留意したいことといえましよう。


自律神経を整える腹式呼吸


 次は腹式呼吸を紹介しましょう。それには自律神経の話からスタートさせてください。

 自律神経は、呼吸や体温の調節など生体活動を正常に保つために働く神経です。
 そのなかには、体を緊張させる交感神経とリラックスさせる副交感神経がありますが、豚吸については、息を吸うときは交感神経が、息を吐くときは副交感神経が関連しているとされます。

 ここで、体が冷えているときは交感神経が優位な状態なのですが、息を吐くことに意識を集中すれば副交感神経が優位になり、「冷え」を改善することができます。

 このときに役立つのが「腹式呼吸」。
 お腹を膨らませながら皇からゆっくりと大きく息を吸い込み、奥から、あるいは口から、大きく吐き出します。

 ポイントは、吐くときにお腹を引っ込ませながら、吸うときの二倍の時間をかけること。お腹が膨らむのと引っ込むのを十分に意識してください。さらに、息をしっかり吐ききることも大切です。

 これを毎日、朝晩10回程度おこなうことを習慣にしてください。リラックス感を体験できるはずです。


高血圧の薬



 フィンランドで行われた調査を挙げておきましょう。
この調査は、80歳の人たちを中心に血圧と5年生存率の相関関係を調べ、一九九七年に発表されました。
 すると、「最も五年生存率が高かったのが最高血圧180ミリメートルHg以上のグループ」だったのです。

 一方、「最も五年生存率が低かったのは最高血圧が121~140ミリメートルのグループ」。つまり、血圧が高い人たちのほうが長生きしているのです。
 また、1999年に医学誌「ランセット」の査読を通って掲載された論文の内容も、「80歳で降圧薬を服用している人は、服用していない人に比べると死亡率が高い」というものでした。

 さて、ということですが、この数値は、日本なら降圧薬を大量に投与されて無理やり血圧を下げられるレベルでしょう。
 一方、最も5年生存率が低かったグループの最高血圧は一121~140ミリメートルHg.・・・・・日本では理想的といわれている数値です。


認知症


 高齢になると血管壁が硬くなり、柔軟性を失います。
 そのため、破れやすくなったり詰まりやすくなったりすることは事実です。しかし血圧を上げないと、血液が脳を含めた全身に回らなくなるという事実もあります。

 つまり、降圧薬を使って高齢者の血圧を下げてしまったら、脳に届く血液が減少してしまうということです。それが認知症を招く原因にもなるかもしれません。



 おもしろかったです。
私は氷水が好きで飲んでいたのですが・・・・やめます。

 リスクが大きすぎる。
あたたかいお茶をゆっくり飲みます。

 面白くないけど、健康のために頑張ります。
 川島先生は「自分が決めた年齢(68歳)過ぎたら薬はやめる」と仰っておられます。
 それはつまり「病気を治そうとするのをやめる年」でもある。

 すごいな。

 68歳は早いだろうと思うが、医師が言うと信憑性が増す。

 私は・・・・もう少し薬は飲むかも・・・・。


 この本はおすすめです。


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anco
ありがとうございます!! がんばります!!