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推しのおかげで結婚できた女の話。
noteというものを、はじめてみようと思う。
今年、33歳になる某声優オタクのワタクシ。推し様のイベントがあれば、北は北海道 南は福岡まで遠征。ライブがあれば全通は当たり前のあんちゅがなぜ結婚できたのか?
友人に話すと、口を揃えて《赤い糸っていうのは存在するんだね〜…》というもんですから。記録に残しておこうかなーという、かるーい気持ちではじまります。
ときは遡り、2017年10月、福井に嫁いだ親友ウメちゃんとのLINE電話でのこと。その日は推しのイベント帰りで、推しの可愛いすぎるエピソードをひたすら語っていた。ハイハイと相槌うちつつ、話を聞くウメちゃんはとても聞き上手。そんなウメちゃんはいきなり話を遮ってこう言った。
ウメちゃん「っていうかさ〜。あんちゅ、そろそろ結婚とか考えないとやばくない?」
『…………結婚は無理だと思う(小声)』
と、いうのも理由があって。
私の生活の中心は推し様であって、彼氏?のために時間を使うことが考えられなかったのです。
そもそも、社会人になってからまともな恋人がいなかったし、自由にお金と時間を謳歌していたから、この生活を手放すのは無理!!!
しかし、ウメちゃんからの言葉で婚活を決意することになったのです。
ウメちゃん「私の夢、言ってもいい?
私の家族と、あんちゅの家族でいつかバーベキューとかしたいんだよね〜。お互いの家に行き来してさ!楽しそうじゃない?」
この発言にとても驚いたし、なんだか泣けてきた、、
ウメちゃん、私との未来を考えていたのか…。私は推し様のために今を生きることしかしてこなかったのに……。
ウメちゃんにここまで言わせといて、私はこのままでいいのか……?!
と、自問自答を繰り返し、今まで避けてきた婚活をしてみようと決心するあんちゅであった。
次の話。