ニトリJD.LEAUGUE 2024 第12節刈谷ラウンド 豊田自動織機シャイニングベガvタカギ北九州ウォーターウェーブ GAMEREPORT
豊田自動織機 8-5 タカギ北九州
(織機 マクスウェル・山下・浅井・井上-池上)
(タカギ 鹿野・今村・上村-長江)
タカギの先発は日本代表でも活躍している鹿野。
それに対し、織機の先発はマクスウェル。
織機打線は鹿野立ち上がりを攻め、
1裏 四球と内野安打で塁を進め、キャプテン田井の犠飛で先制
さらに佐藤、竹中にも連続適時打が生まれ3‐0と序盤から主導権を握った。
2裏も鹿野は先頭打者を四球で出塁させリズムを作ることができないまま、
須藤の内野ゴロの間に1点を献上。
一方のタカギ打線は、マクスウェルのチェンジアップとドロップに苦しみ5回途中まで無安打に苦しんだ。5表2死から山根がようやく単打を打つも黒崎が投ゴロに倒れ完璧に抑えられた。
タカギの二番手 今村は4回からマウンドに上がったが
5裏1死後、佐藤に四球、竹中・池上に連打を打たれたあと、代打福重が右中間越え満塁本塁打を打たれ8‐0。試合を決めた。
このままで終われないタカギも最終7表、織機の3番手浅井から3連打、内野ゴロで1点を返し、
山根の内野安打のあと、黒崎の適時打、兼平の内野ゴロ、樋口の2点適時打など打者10人の猛攻で5点を返すも反撃もココまで。
8-5で豊田自動織機がタカギ北九州を下した。
タカギ北九州は3連敗。今季は前半に10連敗など勝ち星がなかなかつかめず
苦しいシーズンが続いたが打線を組み替えたり、捕手にルーキーの長江を起用したり、来條監督のベンチワークもあすは注目したい。
【試合後コメント】
来條美穂監督
序盤の4失点が痛かった。今村の被弾は仕方がなかった。私の采配ミス。
マクスウェル投手のチェンジアップとドロップに対して対策は打ってきたが
思っていた以上に落差があった。
後半はしっかり捕らえていたがそのあたりは今後の課題。
前半の連敗は自分自身が流れをつかめなかった。
中断期はこの1プレー、この1球に対して意識を強めていった。
黒崎はどこかで出したいなと思っていたが、前半最終戦の織機戦でタイムリー打ってバッティングが良くなってきてDPで使ってみたいと思っていた。
鹿野のピッチングは慎重に行き過ぎた。テンポが悪かった。四球を出したのも大きかった。長江については後半から使ってきて、先発予想が左だったので鹿野・長江のバッテリーも後半に入って良くなってきたのもあった
あすはまず投手と立ち上がり。守備でリズムを作っていくチームなので
取られも最少失点に抑えること。
鹿野 愛音投手
先発として自分の役割を果たすことができなかった。
慎重になりすぎた部分はあった。
ボール先行になってしまったところがあった。
自分の良さをまず出すこと。役目をしっかり修正して取り返していきたい。
長江 乃愛捕手
慎重になりすぎたがアウトにできるところはできたのがチームに流れを引き寄せることがポイントだった。
新人なので思い切っていけと言われている。
思い切ってやれる環境だからこそ、今しかできないことをやっている。
乙津、稗田両選手からは、いろんなアドバイスをもらっている。
正捕手を勝ち取るためには気合で!
鹿野投手から見て、自分のことをすべて受け止めてくれる捕手。
鹿野・長江は同級生なのでその中でも自分の意見をちゃんと言える選手。
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