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起業への道「Helm(Kazitori)」TheFirstChallenge⑤⑥ 大橋蓮・優子親子


アンカー神戸には唯一、18歳以下の会員として、高校1年の大橋蓮さん、母親の優子さんが取り組む「起業への道「Helm(Kazitori)」。Co-Studio株式会社COOの今林知柔さんの伴走による5回目、6回目のメンタリングの感想です。
(以下敬称略)
Youtubeでもメンタリング動画公開中
https://www.youtube.com/channel/UCJtC6jRUKto9mYNICBBwphw?

【5回目】7月12日
今回の面談では、「おてつたび」という例が出て来ました。繁忙期に人手が足りない地方での旅館(人手不足で困ってる)と旅行き先好きな人をマッチングさせたとても画期的な例でした。社会課題(繁忙期の人手不足)✖︎旅なキャッチーな事をかけてみるといいアイデアが生まれそうです。何か社会課題とキャッチーな組み合わせがないか只今模索中です。
面談の中でGoogleの検索を使って複数人で旅✖︎〇〇✖︎〇〇のワードを入れて調べるというワークをしました。複数人で調べることで様々なデータが出てきて面白かったです。僕は、このような検索の仕方をした事ないので今後活用して行きたいです。Google先生の膨大なデータを活用するのはとてもいい案です。社会課題を解決するビジナスのヒントは意外と近くがありそうです。検索の仕方をもう少し工夫できればいいのにな...
次回に向けての課題で社系図を調べまとめてきます。社系図をみていると何かヒントが見えてくるかも。なぜ、会社は経営分離するのか??そのような謎も調べてきます!!
過去の動画を振り返りながら、次回の面談へ頑張ります!!
(蓮)
今回は蓮が週末に岐阜へ日帰りで行って、お土産を買い、その辿った足跡を残すのはどうか?という話から。
観光地などに行ってお土産を買うという観点でいえば、旅行社が考えるアイデアなので、社会問題解決には至らない、という事でした。
「誰の何を解決するのか?」が大きなポイントなので、さらに考える必要がありますね。
 リゾートバイトとは少しニュアンスが違うマッチングビジネスの「おてつだび」を紹介して頂きました。
例えば、繁忙期だけお手伝いして欲しい依頼主と、お手伝いをしてお小遣いを頂き、宿泊もできたり、近辺の観光がしたい人とを結ぶビジネス。その両者とマッチング会社とのWin-Win-Winの関係ができる仕組み。
少し前、テレビでやっていたのですが、女性がお手伝いをして、空き時間に観光へ出掛けるという内容でした。農家だったか?!その女性は満足されていたご様子でした。学生が旅行ついでにお手伝いするのもいいと思います。
この話を聞きながら、私も高校3年の冬に同級生とスキー場のロッジにこもり、お手伝いした事を思い出しました。3食付いてスキーもし、友達とこたつのある小部屋で楽しい時間も過ごせた記憶は今も良い思い出となっています。
 メンター今林さんから、検索の仕方を教わりました。
Google先生!です
蓮は日頃からGoogleでいろんな事を検索しているようですが、私はYahoo!で検索する事が多いので、Google先生をもっと活用しようと思いました。
(母Yuko)

Google検索で強制アイデア発想

(メンター今林)
今回はアイデアの強制発想方法をインストールしました。
起業のイメージもそうですが、「全く新しいことを思いつく」のが良きことかのように思いがちですが、そんな事は不可能です。
発明や起業を神格化しない、肩肘張らずに頼れるものを使い倒しましょー、というのが本質的なメッセージでした。
いまGoogleで検索して(結果はありませんでした)という回答は見たことがありませんよね?
思いついたり、思い出したり、妄想したりする時、よく『壁打ち』するという表現を使います。この壁打ち相手で最強なのがGoogle検索だというはなしです。
実際にこのHelmの中でもだったの5分程度で皆が知らないアイデアや過去の史実がたくさん出てきて、それに“乗っかる”ことで新しさの先端に行こうと試みました。
大事なことは、最新に拘ることではなく、先人の知恵を惜しげもなく借りる強かさだと思います。
ぜひ皆さんも一度、この方法をお試しください。

【6回目】8月25日
今回のメンタリングでは、バスの時刻表に載っている謎の数字について話題に出ました。
これは、いわゆる営業計数というものでバスを運営する上で、100円の利益のためにどれだけの費用が必要かを示すものなんて毎日バスに乗っているのに気づきませんでした。このメンタリング後に実際に営業計数839円の路線に実際に乗車し、レポートにまとめました。バスを使って何かできないかと考えた所、赤字路線でフォトコンテストを開催し、地域の風景に溶け込むバスの写真を撮り、たくさんの人に路線バスに乗ってもらい利用者増加になるのではと思いました。そのほかに他に高速道路を走っているトラックを見て思いついたアイデアで、輸送トラックの助手席が空いているのを見て、高速バスや鉄道では味わえないものを売りに、遠くに行きたいけど節約したい人に向けて、新たな交通機関としてサービスができるのではないかと思いました。
(蓮)

前回のメンタリングから今回までの間、どのように過ごしていたのか?という問いからのスタートでした。
蓮は部活の関西大会出場や市内の大学さんのプログラム参加など、学びが多い夏休みでした。
「新しいものを考える時、関係のない事も繋がってくる」とメンター今林さんに教えて頂きました。夏休み中のいろんな出来事が、ビジネスをやる上でも繋がるかも!と思うとわくわくしそうです。人と話をしていても、これ、いつかビジネスに繋がるかも?!と思う事もありますから、何事も無駄ではなく、些細な事でも意識して考えてみる事が大事な気がします。
また「問いのクセづけをしましょう」という今林さんのアドバイス、私も含めてクセづけをしたいと思います。
今回、今林さんから神戸市営のバス停にある時刻表の右上に書いている数字についての話が出ました。
ここに社会課題が数字で表しているとは思いませんでしたが、そのバスの路線が赤字であるか否かが分かるものでした。意識して見てみない見過ごす数字です。
私の地元からバスで三ノ宮に行けますが、朝夕、多くの人が乗車するので黒字だろうと思っていました。しかし、なんと赤字だったという事に驚きました。
赤字解消の為には、昼間も満員でバスを走らす必要があるか、もしくは便数を減らすなど工夫が必要になってきます。神戸市バスの赤字路線が多くありそうですが、逆に黒字の路線がどこなのか気になりました。
ちなみに、ウェブサイトに乗っている神戸市バスの時刻表を見るとその数字を見る事ができます(PDF版)。
余談ですが、時々、京都に行く私は京都のバス停の時刻表を写真に撮ってあるので、念のため確認してみると、同じように数字が書いてありました。ただし、京都の方は、令和2年度、令和3年度の両方が書かれてあるので、赤字がさらに増えたのか減ったのかが分かります。
今回もメンタリング有難うございました。時刻表に書いてある数字を投げかけて頂き、問題点が見えた事が良かったです。そして、同席して頂くアンカーの網本さんにもいつも多くの事を教えて頂き、感謝しかありません。
引き続き、宜しくお願い致します。
ふぁいと!(母Yuko)
〜雑談〜
①夏休み中にアンカー学生会員さんが企画した「プロのカメラマンに写真を撮って頂く学生限定イベント」に参加した蓮です。以前から「メンター今林さんのプロフィール写真がカッコいいから僕も今林さんのように撮りたい!」と言っていたので、念願叶い、いろんなポーズで素敵に撮って頂きました。
②夏休み中、別のアンカー学生会員さんのご縁から、オンラインのFMラジオ収録に行かせて頂きました。30分間パーソナリティーからの問いに答えるという台本のない収録を見学していた私の方がドキドキでした(笑)。他の収録の方とのご縁もあり、素敵な時間を過ごさせて頂きました。起業をメインに話していますので、またご案内させて下さい。
アンカー会員の方々との繋がり、有難い事です。

モチベーションの源泉は好奇心

今回は好奇心と課題発見思考のお話だったと思います。
はじめに夏休みの別活動で細菌類の研究について聞かせてもらい、流行りの腸内細菌のベンチャーのビジネスモデルを考えてみたり。
研究もモチベーションの源泉は好奇心だと思います。そこに課題発見、課題解決の視点が付されるとそれは起業のタネだという思考プロセスを共有しました。
そしてバスの営業計数へ。日常でふと気になる表示に出会ったときに即ググる、課題発掘を行う。これが積み重なると、意図しないタイミングで起業の種が芽吹く時が来ます。
好奇心の積み重ね、続けていきましょう!
(メンター今林)


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