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課題解決Pシーズン4 参加者紹介-馬勝 央実さん ジェンダーニュートラルなランジェリーを作りたい!

馬勝 央実 さん
 (アイ・ジェニック)

■課題解決プロジェクトで取り組む課題や背景を教えてください

取り組みたい課題は「ジェンダーニュートラルなランジェリーブランドの立ち上げ」の実現です。
私は学生時代の制服が似合わなくてあまり好きではなく、どうにか気分を上げて自信を得ようと思ったことから、服の下のファッションであるランジェリーを好きになりました。
ですが、私が好きなデザインや必要なサイズは国内に少ないので、自分で作ってしまおうと思ったことがブランド立ち上げを目指したきっかけです。また、性別を女性に限定しない理由は、ファッションにジェンダーは関係ないと考えているからです。

■どんな事業、サービスになりますか

立ち上げたいのは、ランジェリー(装飾的な下着)を男女問わずに製作・販売するブランドです。洋服とコーディネート出来るデザインや、セカンドスキンのような生地で「ランジェリーをまとう楽しさ」はそのままに。生地の伸縮性を利用したジェンダーレスな男女兼用サイズではなく、女性・男性それぞれの骨格に合わせた構造でサイズ展開を行います。
それによって、ジェンダーレスのその先、「ジェンダーニュートラル」なブランドを目指します。また、お客様の意見を積極的に取り入れた商品開発や、下着の良さの共有、悩み解決ができる環境づくりも行う予定です。

■半年後のゴール、または目標のイメージを教えてください

  • クラウドファンディングで資金調達が成功し、その取り組みが話題になっていること

  • メンズメイクやメンズネイルのように、ランジェリーが性別に関係のない、ファッションの一つとして確立すること

  • ジェンダーニュートラルに取り組むブランドとして認知されること

■事業成長に向け、(メンターさん以外で)必要とするサポート、つながりたい法人・個人を教えてください

起業準備段階では、
・アパレル・繊維・縫製関係の知見を広げるためのサポートをしてくれる方
起業後は、
・実店舗に商品を置いて頂ける販売店様
・メタバース関係に詳しい方
 (なりたい姿になれる環境や、匿名性を持ったコミュニティづくりのためにメタバース事業へ展開したい)
と繋がれるとありがたいです。

■なぜ、アンカー神戸の課題解決プロジェクトに応募されましたか? 期待することはどんなことですか

起業したい想いがあり一人で立ち上げ準備に取り組んでいましたが、全てが初めて&情報不足で思うように進まなかったからです。構想している事業内容の優先順位や、ローンチまでのスケジューリングを実際に自分で行動できるレベルまで落とし込めておらず、結局何をすべきなのかが分からない迷走状態になっていました。課題解決プロジェクトでは、そのスケジューリングや実行のために必要なこと・情報の集め方・不足している工程は何なのかを明確にし、ブランドの立ち上げを成功させたいです。


メンター 中村 多伽(なかむら たか)
     株式会社taliki代表取締役CEO / talikiファンド代表パートナー

1995年生まれ、京都大学卒。
大学在学中に国際協力団体の代表としてカンボジアに2校の学校建設を行う。その後、ニューヨークのビジネススクールへ留学。現地報道局に勤務し、アシスタントプロデューサーとして2016年大統領選や国連総会の取材に携わる。様々な経験を通して「社会課題を解決するプレイヤーの支援」の必要性を感じ、帰国後の大学4年時に株式会社talikiを設立。関西を中心に250以上の社会起業家のインキュベーションや上場企業の事業開発・オープンイノベーション推進を行いながら、2020年には国内最年少の女性代表として社会課題解決VCを設立し投資活動にも従事。


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