JaSST Review'21 参加レポート4 ビジネスの成長に合わせてソフトウェアを進化させ続ける秘訣
セッション前に期待していたこと
- セッションタイトルが良い
- セッション内容にある「何を作るかを考える」という部分が重要、という所がピンとこなかったので、そのGapを埋める
セッション中メモ
- 柔軟に対応するには保守性の高いソースコードに尽きる(せやな)
- そのためには如何に不要なものを削るか
- 細かく作りながらブラッシュアップしていく
- お客様からの要望に含まれるとヤバいワード「連携したい」「管理したい」......その先のものが見えない。お客様は裏側にあるものを意識してその手前の機能を要求してくる。
- 小さく作ってドッグフーディングをする。しかしβテストで得られる実データには絶対敵わないのも留意。
- 「POとテストエンジニア、両方の帽子はかぶれない」
- こういった小さく作ったものから得られたものを踏まえて、負債になるものを極力残さない
- POとプログラマ両方の視点で違和感のない形を探し続ける
- そうやってプロダクトの本質を追求して磨き続けると、自然とソースコードも洗練されていく(本質的な意味でのドメイン駆動感がある)
- テスト容易性を説くQAが機能検討段階から入ること。POとプログラマが盛り上がった機能が、テストしようがないという意見で閉じる判断をしたことも。
セッション後感想
機能を削って、というのはやや驚く部分だが、顧客の要求のコアな部分を捕まえて洗練していく、というのはまさにドメイン駆動設計の目指す所だと思った。
Twitterでたまたまこれが流れてきた。