【IOMO】OOCリベンジセッション(概念投影によるオブジェクト指向設計の考え方とその方法) オンライン参加レポート
こんなイベントに行ってきたので、参加レポートです。
流れ
1部:リベンジセッション
hiroさんのOOCでのセッションが時間切れで途中で終わってしまったので、時間をあるだけ使って最後まで完走しようということでした。
2部:フリートーク
1部のセッションの内容を踏まえて、Discordのボイスチャットを使ってオンライン・オフラインの面々で自由にディスカッションしようということでした。
今回私はオンラインで参加しました。
1部感想
はじめてのグラレコ。iPad miniとはいえ、せっかくのProcreateを活かせてない感じがすごい。
「なぜドメインを考えて、それをコンピューターに表現したいのか?」
「人が読めるだけの動作するコードでは何故いけないのか?」
という問いに対するanswerであるように自分には捉えられました。
プログラム世界に概念が投影されていれば、現実世界で不自然な事(ex. 住所と性別を比べる)がプログラム世界でも当然に不自然な事とみなされるようになるので、不自然なこと(≒バグ)が発生し辛いプログラムを書く事ができる。それが設計の目指す所という理解です。
2部感想
グラレコしようとしたものの果たせず。正直な所集中が切れてしまってあまり入れなかったので、印象的なトピックだけ掻い摘んでレポート。
「現実世界」を強調しすぎると、現実世界に存在しないもの(ex. ファンタジーRPGなど)が実装できないことにならないか?
これは「プログラムが実現したい世界」を「現実世界」と呼んでいるだけなのではという理解で、概ね違う結論が出たようにも見えませんでした。
ドメイン層にDB処理やUI処理など不純物が混じること =「言葉が汚れる」
この表現は覚えておこうと思いました。今表現しようとしている言葉は汚れていないか? という視点はレビューでも自分がコードを書く時でも意識しておきたいです。
全体感想
オンラインとオフラインで同じ土俵にという事でしたが、100%同じ土俵とはいかずとも、オンライン側にもかなり配慮いただいて60~80%くらいは同じ土俵になったように思います。
その分、オフライン側の参加満足度が下がっていないかは分かりません。次回があればオフライン側で参加してみたいなと思います。
ディスカッション形式は大変良い学びになって好きなのですが、後から見返せる資料が無いのが弱点だと思っています。最初はHackMDを取ってくれていたのですが、後々追いつかなくなってしまっていました。自分でも取ればよかったのですが、思い至らず申し訳ない。
たった今思いついたジャストアイデアだけど、2部やる時にグラファシを導入できると体験の質が急上昇するかもしれないと思いました。
何にせよ良いイベントでした! ありがとうございました!