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どうやって仕事もらってるのか?最近の案件と、その依頼経路
「どうやって仕事もらってるの??」
最近、一番聞かれる質問。
フリーランスは発信力をつけて、
SNS上でDMもらって仕事に繋げる。
というのが王道と思われるかもしれないですが、
SNS経由で受けた依頼は、ほぼありません。
(ほとんどは、リアルな繋がり経由)
スキルが抜群に秀でているわけではないですが、
ありがたいことに仕事は絶え間なく依頼いただいております….
本当にいつもありがとうございます🙇
(3,4年前の自分が見たら、嬉しくてギャン泣き)
今回は、仕事の依頼経路 について、
過去の案件を見ながら説明してみます!
まず、自分の前提として…
・現在フリーランス5年目(新卒から)
・フリーランス4年目でようやく仕事が絶えずいただける状態に
・最初はお金なすぎて廃工場で2年暮らしてた
・1〜3年目はイベント、3〜5年目はデザイン が主な業務
└イベントは年間100本以上の企画開催
└デザインはインターンや弟子入りにて修行
っていう感じです。
※ 過去の自分宛に書くつもりで、若干しっかりめに書いてます。長いので事例スッ飛ばして結論だけ見てもらっても全然良いです👍
Case01. 空き家本
まずは、最近の事例。こちらは、学芸出版から出版された空き家の本です。僕は、装丁・組版のデザイン、文中のイラストを担当してます。
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◼︎どういう経緯で仕事に至った?
今回は、もともと学芸出版で働いていた編集者で 出雲路本製作所 の代表である 中井希衣子さん(きいちゃん)からのお仕事依頼で関わらせてもらいました。
どこであったかというと… 島根県の山奥 ですね。笑
日本一周中に、知人が紹介してくれた、温泉津のキーパーソン(しんやさん)に会いに行ったところ、しんやさんが「最近、山を買ったから開拓しよう。」ということで集まった開拓メンバーの1人がきいちゃんでした。
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開拓後に、焼肉食べ行ったらそこでデザインの話や編集の話をして…と、確かそんな感じでお声がけいただきました。
旅 は、予期せぬ出会いがたくさんあるのでおすすめです!
Case02. ナースビー WEBサイト&ロゴ
看護師のための、ぴえん相談室「ナースビー」
ナースビーを運営する 株式会社Plusbase のCEO氏家さん(ジーコさん)からの依頼で、コンセプトメイキング伴走、ロゴ、WEBサイトを担当させてもらいました。
◼︎どういう経緯で仕事に至った?
ジーコさんと僕は、元々「シェア街」というオンラインベースのコミュニティの運営に関わっていて、そこで知り合いました。(運営に関わりつつ、お互いにシェア街の住民でした)
そこで会った数年後にジーコさんが起業。SNSなどで見てくれていたことがキッカケで、サービス立ち上げ後に依頼してくれました。ちなみに、ロゴはTwitterフォロワー21万人の大人気イラストレーター なおにゃんさん との合作。そんな感じで、仕事の中でつながりが生まれることも多々あります。
オンラインコミュニティ は多様なつながり生まれるのでおすすめです!
Case03. ウミネコアーキWEBサイト
新横浜のコミュニティスペース「ARUNO」などを手掛ける、場の企画/建築/運営を会社、ウミネコアーキさんの企業サイトを作らせてもらいました。
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◼︎どういう経緯で仕事に至った?
友達が「ARUNOで イベント やるのでおいでよ」と誘ってくれて、遊びに行ったらその友人が ウミネコアーキ の代表のたくやさんと繋いでくれて、共通の友人が多かったりして話が盛り上がり、その勢いで、会って数分でサイトお願いしたい!って言ってくれました。ありがたい…。
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実績見せて!って言われた時にすぐ見せられるか は結構重要な気がしてます。あと、共通の友人いると、この人大丈夫なひとっぽいなって思ってもらえると思うので、そういう影響もあったかもしれません。ちなみに、WEBはデザインだけ自分で、実装はSTUDIOグランプリ受賞されている NEWTOWN にお願いしました。
イベント は月に数回、必ず何かしら参加してます!
(もちろん仕事目的ではなく、普通に楽しい為)
Case04. メタバースビジュアル制作
まだ公開できないんですが、今2Dメタバース空間の設計をさせてもらっています!本当に楽しい仕事です。
◼︎どういう経緯で仕事に至った?
100BANCH という施設でお互いにプロジェクトをやっていたことがきっかけで今回の仕事の話をいただきました。
100BANCHは、新しいプロジェクトを立ち上げたり、育成するためのプラットフォーム的な実験場(コワーキング/インキュベーションスペース的なイメージです)。
35歳未満であれば、誰でも応募することができる のでぜひ!
金銭的援助はないですが、つながりはかなり増えます。
Case05. 多摩市民館 講師
将来について悩んでいる受講者向けに、多摩市民館の連続講座「多様な働き方や生き方」の講師をさせていただきました。
◼︎どういう経緯で仕事に至った?
ソーシャルタウンガイドの記事 や noteの記事 を見ていただいたことがきっかけで、多摩市民館の社会教育振興係の方からメールをいただきました。アドレスホッピング や つながる"場"のデザイン の経験や活動に興味を持ってもらったみたいです。
noteやインタビューの記事 、自分の知らないところで誰かが見てくれている…ありがたい!
Case06. すえひろや ロゴ
大分県中津市にある御宿 すえひろや のロゴを作らせてもらいました。味噌蔵を改装してつくった素敵な宿です!ハワイに長く住んでいたご夫婦が運営しています。
◼︎どういう経緯で仕事に至った?
一緒にイベントを開催していた知人の方が、僕のことを 紹介 してくれて、クライアントのご夫婦とは会ったことがないけれど受注させてもらいました。
ただ、実際にロゴをつくる時は現地まで行きました。現地で話す中で色々見えてきたことがあるので、やっぱり行って良かったと思います。
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(画像はこちらの記事より引用)
Case07. 遊べる企業概要
モテアソブ三軒茶屋 という、クリエイティブ雑技団がありまして。この会社は、元々はモテアマス三軒茶屋というシェアハウスのメンバーで仕事をするためにカズキタさん(モテアマス主任)が始めた会社。この会社概要は、そのメンバーややってきた事例をまとめたトランプ型の企業概要です。
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◼︎どういう経緯で仕事に至った?
これは、シンプルに、僕がモテアマス三軒茶屋(シェアハウス)の住民だったためお仕事いただきました。シェアハウスの友達と仕事ができるって最高です。この案件以外にも、実は30案件以上?くらいはお仕事もらっていて、本当にありがたいです。(クライアントには、大阪大学なども)
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…という感じで、事例7つ紹介しました。
長くてすみません。
他にも、招待をいただき gaz公式STUDIO案件コミュニティ「gather」にも所属していたりします。(案件やりたい人ー!って声がかかって、挙手した人が担当するような感じ)
結局、どういう経路が多いのか。
上で書いた7つの事例は、まとめるとこんな感じでした ↓
空き家本…旅の途中にて
ナースビー…オンラインコミュニティにて
ウミネコアーキ…イベントにて
メタバースビジュアル …コワーキングにて
多摩市民館…noteを見て
すえひろや…知り合いの紹介
遊べる企業概要…シェアハウスにて
改めて振り返ると、やっぱり "発信" よりも "リアルな人と会う場" がキッカケになっていることが多い ですね。日々のあらゆる行動がなんだかんだ仕事につながっている感じでうれしい。
やっぱり、スキルで戦うと上には上がいるので、対等にネット上で実績を披露して戦うのって勝ち目が薄い…のに、そこで戦っている人がすごく多いように思います。
そうじゃなくて、自分の身の回りの人たちとの「小さい経済圏」から始める。経済圏がまだないのなら、それをつくるところから少しずつ始める。
「小さな経済圏」(=街)は、少しずつ広がって、街サイズから国サイズになったり、いつの間にかすごい敷地にまで領土が広がっていたりして、遠いところまで連れて行ってくれるんだと思います。
余談ですが…アメリカ国内でランダムに2名ピックアップすると、この2人は友達の友達の友達の…という感じで、たった6人を介せばつながるという仮説と実験があります(スモールワールド実験/六次の隔たり)
小さな経済圏、侮れませんね!
ということで、身の回りの友達と仕事をさせてもらうって、ハッピーだ。という話でした。この記事も関連度高いと思うので、よかったら読んでください。
ありがとうございました!
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