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#004 【2024期生】ブラジル研修留学 中間研修報告会 | 送り出し、受け入れ、支える皆さんの声

私たちブラジル日本交流協会は、ブラジルでの11ヶ月間のインターンシッププログラムを提供する非営利団体です。日本に住む若者を対象に、「働きながら学ぶ」を軸に、一般的な留学では体験できない、深く濃いブラジルでの社会体験を提供するべく、活動しています。

公式HPはこちら


皆さん、ご無沙汰しております。私たちはブラジル日本交流協会です。
前回の投稿からだいぶ間隔があいてしまいましたが、今年度は4月から6名の研修生がブラジルで研修生活を送っています。


現在、ブラジルで研修中の「24期生」の皆さん!


早いものでもう半年が経ちました。
研修留学の折り返し地点となるこのタイミングで、研修生が一堂に会し、自分たちの半年の研修生活/ブラジルでの日々を報告し合う、中間研修報告会を9月15日に現地サンパウロとオンラインのハイブリッドで開催しました。

この投稿では、本人たちの発表ではなく、研修生を受け入れてくださっている受入先の皆様やブラジルでの日々の暮らしを支えてくださっている方々、そして、ブラジルに送り出した親御さんの思いなどをお伝えしていきたいと思います。


オンラインでも、OGOBはじめ多くの関係者が参加!


受け入れ先の声:HOSS建設 宇井セルジオさん

今年度、2024期生の渋谷くんの研修先として受け入れてくださっている「HOSS建設」の人事課長:宇井セルジオさん。当日はオンラインでのご参加ですが、報告会後にメッセージを寄せてくださいました。


Boa tarde!
Agradecemos a acolhida a nossas colegas no evento desse domingo (15/set).

Presenciar o relato dos demais estagiários, além do Jiei, assim como o contato com os demais membros da Associação foi muito importante para ambas terem uma melhor noção do significado do acolhimento aos estagiários em nossa empresa.

Contem conosco!
Atenciosamente,

先日は弊社の同僚を、報告会に快く迎えていただき感謝します。
二人にとって、慈英くん以外の研修生の皆さんの発表を聞いたこと、ブラジル日本交流協会(ブラニチ)の皆様とお話しできたことは、弊社が日本から研修生をお引き受けする意味を理解するのにとても重要でした。
引き続き協力を惜しみません。
HOSS建設 宇井セルジオ


中間報告会の様子



OGOBの声:橋本さんご夫妻

私たちブラジル日本交流協会(ブラニチ)は、前身である日本ブラジル交流協会(ニッパク)時代も含めると40年の歴史を持ち、研修留学プログラムを体験したOGOBは、約900名にものぼります。今回の中間報告会にもオンラインで約40名のOGOBが参加してくださいました。
ここでは、OGOB同士でご結婚されたご夫婦から寄せられたメッセージを掲載します。


ブラニチの活動やプログラムはホントに候補生・研修生だけでなく、関わる周りの大人にも大きな影響力を与えてくれます。
先日の中間報告会議、最初は我々夫婦、「夜ご飯の時間だし子供達ウルサイけど、ちょっと覗いてみようかね」という程度だったのが、
結局最後までガッツリ参加して、質問までしちゃって、またこんな研修してみたいー!羨ましい!なんて思ったりして。
色々考えたし、勉強にもなりました。


中間報告会の様子


親子2代でブラジルへ

繰り返しになりますが、前身であるニッパク時代から数えると研修修了生は900人近くいます。初期の方々は60歳代ですので、年齢だけ取っても大変幅広いネットワークです。

なので、親子二代で研修に参加した人も珍しくなくなってきました。
先日の報告会では、24期生の渋谷慈英くん(画面左上)とお母様の真紀子さん(ニッパク17期)とお父様の敦志さん(ニッパク16期)が一同に会しました。

慈英くんと敦志さんは会場で、お母さんは日本からオンラインで。ご両親の影響で、家ではいつもシコ•ブアルキ等のブラジル音楽が流れていた、無意識にも影響を受けてこうしてブラジルに来ましたと語っていました。

また、お父さんの敦志さんの会場で
「親としてはブラジルでの日々が心配だけど、OGOBとしては、もっとガンガン、ブラジルでの生活を楽しめよ。もっといろいろなところに行けよとも思う。親としてOBとして、相反する複雑な思いです」という発言をされたのが、とても印象的でした。



親子2代×大親友

親子2代関係でもう一つ、ステキなエピソードを。

とてもステキな再会があったんです。
画面左上は24期生の馬越陽明くん、その右下が馬越くんのお母さんのYukoさん、その右上の黒いブラウスの女性はニッパク18期OGで通訳をしてくださった安東直子さんです。
なんと、安東さんはYukoさんの大親友。馬越くんのことも子供の頃から知っているそうです。
3人ともステキな偶然の演出をとても喜んでいました❤️

左上:24期生馬越くん、2段目真ん中:馬越くんのお母さん、右上:OGでお母さんの親友である安東さん



24期ブラジル研修留学生の中間報告会には、オンライン参加者が40人近く来てくれました。最後に全員にコメントいただいたら、終わったのが日本の午前2時。『もう月曜日なんだけど大丈夫???』と心配しましたが、OGOBを始めとする皆さん、きっと昔思い出したり、研修生が可愛いかったり、久々にブラジルに触れたりして、去りがたかったのかなぁって思います。

40年の歴史、900人ものOGOBのネットワークを大事にし、もっと密につながり活用しながら、もっともっと発信し、開かれていく。私たちブラジル日本交流協会は、こんなことを大事にしながら、これからも活動していきたいと思っています。

息苦しさや生きづらさが少し強まっている感じがする時代だからこそ、「今、ここ」の「普通や常識」から少し離れてみる。その「今、ここ」から離れ、「今、ここ」の普通や常識を客観的に見つめ直す機会や経験としてのブラジルでの研修留学。

語学留学ではなく、「働きながら学ぶ」研修留学だからこその出会い、刺激、学び、そして暮らし。

すでに来年の4月にブラジルに向かう2025期生も5名の方が日本で事前研修を開始しています。

より多くの未来の研修生と出会いたく、これからも発信を続けていきます。お読みいただきありがとうございます。そして、引き続きどうぞよろしくお願いします&各種フォローやいいねなどよろしくお願いします。


ブラジル日本交流協会
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