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君野みさ牡【Lady's玩具】@作詞
2021年7月5日 06:02
艶めく視線は斜め下を見てため息をついた深く浅く足を組みながら珈琲をすすりマグカップに暗い口紅をつけるただ君はいつも一人で午後一時半過ぎにこの場所にきてはモスグリーンの爪を研いで研いでモスグリーンの爪を磨いて磨いてモスグリーンの爪に液を塗ってモスグリーンの爪を見つめ、ため息携帯を触り時間潰したり本を読みながら時計気にしたり多様な命が流れ
2021年7月4日 09:33
オカッパあたまを見かけるといつも顔まで確かめるみっともないな 近づくことそれさえ、躊躇い過ぎたのにもっとも弱ったあの頃に君に出会った意味にまだ心はまっすぐ向けられないままでいるよあかね色まで染まった恋今でも続きを確かめる毎日がそうドラマのよう心の奥までキュットする後悔する程弱るまでけして時間はかからないだからいつでも素敵な顔を消しては消しては逃げているサ
2021年7月6日 22:56
誰の元にも訪れる救われそうな恋は芙蓉の様に麗しく月の様に純粋でありのままを見せる事が罪だと知ったのはその視線に触れるよりもずっと前なハズなのにあなたの事を想うならこの憎しみは要らないだろう忘れる事が愛ならば僕はきっと恋に魅入られてる誰が見ようと乾いてる可愛そうな心は大人の様に寂しくてガキの様に危うくてありのままを求める事が悪だと知ったのはその視線に触
2021年7月24日 18:17
joker joker liquid jokerjoker joker liquid joker本意なの?演技なの?それとも自然に?滲む罪 問いただせず分からず終いなまま気がつけば いつも僕が悪者の汚名を着ているそれは また君がその切り札を使ってくるから好きでいることが苦しみになり 別れを過らせても決まって その頬流れる滴に手錠を掛けられて 落ちてるまた
2021年7月31日 22:45
満たされない町の片隅の見飽きた公園の近くで始めてみつけた古いカフェテリアカランコロンと扉開けたときこの瞳にとび込んだ油絵鼻腔を刺激する香りが苦い僕は立ちつくしたまま封じ込められた温度を感じた四角い縁にとらわれたまま動くことなくこちらを見つめて「私と同じようなものね」と含み笑いを浮かべてる猫画(びょうが)孵化されない夢は味がして味蕾の同じとこを突付く言葉はいつの間
2021年7月8日 03:59
日に日に本調子太陽げんなりな制服で窓際の彼女は頬杖を付き、ため息きっと僕らお互い土の中のセミで近づき出してる夏に輝く期待をしてる例年通りじゃ、どうせ同じもの七日間さえ空も見れない殻を破り捨て羽を広げて魅せるよ今年こそは誰よりも容赦ない夏の日差しあびてギンギラの水しぶき君が笑うんだ10年後も振り替えるそんな瞬間を8日目の秋には持ち越さないくらい今本気だすよ、俺