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久しぶりに、韓国だ~!となったこと

韓国会社員のanです。
ハロウィンなのでそれっぽいヘッダーにしてみました~(内容はハロウィン全然関係ないです)


韓国に住み始めて3年目、韓国社会の構成員になれているかは分からないけど、馴染もうと努力している日々です。

その努力が功を奏してか、初めは何もかも新鮮で特別だった韓国での日々が、徐々に日常となり、ついには日本で暮らしている時との違いがよく分からなくなってきました。

まあ言葉にしようと思えば表面的なことは言えるんですけど、おそらく多くの韓国人たちと交流し知っている韓国人のサンプルが増えたせいか、人それぞれというワードがちらついてしまい日韓の違いみたいなものに言及するのがためらわれます。


こんな私ですが、今日は久しぶりに「韓国っぽい!!」となった出来事がありました。

仕事の関係で見ていた動画に、韓国の女装コスプレイヤーが出てきたんですよ。とあるイベントに参加するコスプレイヤーの密着ということでした。

まず動画に現れたのはめちゃめちゃ普通の細身の男性。


コスプレグッズをギターケースに詰めて、じゃあちょっと今からメイクしてきまーすて感じでした。


ここまでは日本でもごくごく普通の流れ(ごめんよく考えたら私コスプレイヤーの文化全然知らなかった…まあそこまで驚くような流れじゃなかったってことです)なのですが、

進行役が「メイクは自分でするんですか?」と聞いた途端私の評価は一変しました。


男性「いや、出張メイクアップアーティストを呼んでいて、その方にしてもらいます」




め、めっちゃ韓国ーーーーー!!!!!!!


そんなに?と思う人もいるかもしれません。

なぜこの反応になったか説明するために、まずは韓国のメイクショップ文化について説明します。


韓国の芸能人はそれぞれ行きつけのショップがあって、そこでヘアもメイクもばっちり受けてからテレビ局へ向かうんですね。

それはつまり、一般人でも同じショップを訪れれば、憧れのアイドルと同じメイクアップアーティストに化粧をしてもらえるということ。


KPOPメイク体験、超やってみたい

それが一種の観光イベントになっているのか、最近は周りの友達も韓国に来たらよく、KPOPアイドルメイク体験を受けている事が多いですし、有名アイドルのメイク担当者もある種スターというか、有名人として扱われるようなところがあります。

韓国の美容YouTubeコンテンツで、「アイドルグループ〇〇のメイク担当にメイクしてもらった」みたいなものはよく見かける主題ですし、

そういったメイクアップアーティストに来てもらってメイクしてもらうというのは全然知られていない話ではありません。


本題に戻りますが、日本で女装コスプレをしたいと思った男性の内、一体何人が「メイクはプロのアーティストを呼んでやってもらおう」と思いますかね?

多分大体の人が下手でも自分でメイクするんじゃないでしょうか。


化粧が出来ないならプロ呼んでやってもらえばいいか!とは思わない気がする

この韓国人の男性だって、女装に興味あるとはいえメイクはできないと自分で言っていました。

そんな人でさえ、(女装したいけどメイクできないしな~、でもせっかくのイベントだしな~、プロに出張してもらお!)という発想に至れる環境がめっちゃ韓国だな~と思ったのです(笑)

そのくらい、メイクショップの存在が当たり前に浸透してるってことですからね。まあこの方も興味をもって調べたんでしょうけれども!


しかも、ショップに突撃して周りの客を困惑させたくないという想いで、わざわざ出張で呼ぶ配慮…(憶測)

仕上がりも、ちゃんとコスプレだと分かるメイクで恐らく本人がするよりも何倍も綺麗に仕上がってました。
動画の終わりの方でも全く崩れていなかったし。

本人の満足度もすごく高いだろうし、韓国ならではの良い手段だと思いました。

あとこれは個人的な意見ですが、コスプレのメイクってアーティスト側からしても、普段しないような事を沢山試せたりして楽しそう。


以上、伝わりづらかったかもしれませんが、久しぶりに韓国だからこそだ!!となったエピソードでした(笑)

(いらすとやって本当にどんなイラストもあってすごい)

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