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キズナ産駒の「ホント」の回収率は?

キズナ産駒の単勝はベタ買いでプラス?

この時期、競馬界では新種牡馬の成績がよく話題に挙がりますね。

ドゥラメンテとモーリスの産駒が(ry

成績優秀な種牡馬にスポットを当てると、キズナ産駒の2歳馬がここまで単勝回収率173%と好調です。

実はキズナ産駒、2019年のデビュー以来から数えても優秀な回収率を維持しています。

↓↓↓そのデータがコチラ↓↓↓

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複勝回収率は平均を上回り、単勝回収率はなんと108%。

「ベタ買いプラス」という状態です。

しかし!これには要注意な点があります。

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「高配当の的中」が短期的な回収率を押し上げる

キズナ産駒で70倍以上の単勝配当を記録した馬が3頭います。

・アプレイズ:79.3倍

・ショウナンハレルヤ:99.4倍

・フェスティヴスーリ:105.4倍

855件中の3件、この配当が回収率を押し上げています。

単勝万馬券ともなると

「今後一度も的中しない可能性がある」

とまで言えます。

ですので、「単勝ベタ買い」を狙う前に、妥当な回収率を算出するべきでしょう。

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払戻均等で見る、キズナ産駒の単勝回収率

大穴馬の的中を補正するためには、

払戻が同じくらいの金額になる賭金の分配

が必要です。

前述の表は全馬に100円ずつ賭けた場合のもので、

高配当の的中が回収率に与える影響が非常に大きい

です。

これを

「的中したら3万円戻って来るように、全ての単勝に賭金を分配する」

とすると、

単勝回収率:92.2% 複勝回収率84.5%

となります。

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未来の回収率を占うには、払戻均等がオススメ!

70倍以上の単勝となると、この先年単位で1度も的中しない可能性も高いです。

反面、例えば20倍以下の単勝であれば、これまで同様コンスタントな的中が見込めます。

「今後も頻繁に的中するであろうオッズ帯の影響を強めた回収率計算」

が払戻均等というコトです。

(※掘り下げると複雑な話になるので、簡単に説明しています。)

「単勝ベタ買い」に待った!

今後キズナ産駒の単勝回収率は100%を切る可能性の方が高く、ベタ買いは危険と思えます。

もし単勝20倍以下の的中のみで100%以上の回収率を記録したなら、ベタ買いも有りと考えていたかも知れません。

難しい話は置いておいて、キズナは私も大好きな馬。

今後も産駒達の活躍を願っています。

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