芝のハンデ戦、「オイシイ負担重量」で高回収率馬を狙い打ち
今週は小倉記念・関屋記念のダブルGⅢが行われます。
穴党の方はハンデ重賞である小倉記念に注目されてるのではないでしょうか?
今回は
「芝のハンデ戦」における、負担重量別の回収率
を見てみます。
オイシイ負担重量ゾーンは?
下記は2015年から現在における、芝のハンデ戦に限定した負担重量別のデータです。
認識しておきたい傾向としては
・50kg~53kgが高回収率ゾーン
・49kg以下は過去5年で1頭も馬券に絡んでいない
・56kg以上で単勝回収率は下がるが、馬券内には頻繁に絡む
この辺りでしょう。
負担重量50kg台は複勝率ワーストクラスなのに回収率が最も高く、穴馬の好走が想像出来ます。
ちなみにダート戦のデータは下記です。
ダート戦では負担重量の重いゾーンでも回収率が良く、過小評価傾向にありそうです。
50kg~53kgも優秀ですが、全体的に芝ほどの差は見受けられません。
芝コースの方が、ハンデ差と結果の相関性が強いようです。
小倉記念の軽ハンデ馬は牝馬...ということは?
小倉記念の負担重量に照らし合わせると、気になる要素が出て来ます。
上位人気が予想されているサマーセント・ランブリングアレー、そして穴馬のレイホーロマンスの存在です。
3頭共に上記で触れた負担重量の高回収率ゾーンに該当します。
そして気になるのは、「牝馬である」という事。
「夏の牝馬」が好成績となるのは、以前私の記事でも紹介しました ↓↓↓
単純に考えると、上記の3頭は夏の牝馬な上に絶好の負担重量。
この2つの要素を掛け合わせた時の回収率は次回の記事で紹介します。
その分析結果次第では、レイホーロマンスに魅力を感じる事になるのでしょうか。
とにかく現時点でも、上記3頭は非常に魅力的な要素を持っての出走と言えます。