東京大賞典 現状の見解
中央競馬の年間全番組が終了し、競馬も一段落？
まだまだ！！東京大賞典！！
1年を締めくくるダートの祭典
今年は地方の刺客ミックファイアがダートクラシック3冠と未だ無敗を引っ提げて中央勢にホームグラウンドで勝負を挑むのが見どころ
そして世界のウシュバテソーロやチャンピオンズカップで大穴を開けたウィルソンテソーロ等、9頭と言う少頭数ではあるが豪華な舞台！！
早速、あかさびの現段階の見解
大井9R 東京大賞典競争
15:40発走 ダ2000m(右) 9頭
◎4ドゥラエレーデ
○ウシュバテソーロ
▲ノットゥルノ
△テンカハル
としてみた
ひとことで言うと買い目を組むのが非常に難しいレース
さすがに地力上位、世界で戦ってきたウシュバテソーロの人気は納得
しかし、単勝1.台が容易に予想できるので買い目が非常に難しい
ウシュバテソーロから行こうと決めている人は周りの見解など気にせず行っていいと思う
しかし、あかさびがやらなければいけないことは穴馬を見つけること
「ウシュバテソーロから行きます！」なんて言ったらそっ閉じ案件になってしまう
と言うわけで、印について見解を述べたいんだけど9頭しかいないし全頭の見解を書いてみる
まず、砂が変わった大井の馬柱を見る際の注意事項
前提条件として砂が変わる前の時計なら+2秒
2023/10/29以降の時計は砂が変わった後の時計なのでそれ以前の時計には2秒足して欲しい
大井2000m
スタートは4角明け
ホームストレッチをフルに500mほど使えるので枠の有利不利は互角
平坦なコースでコースは外回り、コーナーは小回り
2ターンで500mほどの直線を計3回走ることになるのでタフな馬場をこなすスタミナ、パワーと最後の直線で使える脚や切れ味のある馬が有利
今開催の大井
内側の馬場が良さそう
イン前有利と言うよりかは道中内を回って脚を蓄められた馬が最後伸びる
外は内よりも多少スタミナを持っていかれる感じがする
これらを踏まえて1頭ずつ行ってみよう
1キングズソード
馬場適正◎
距離○
JBCクラシックの勝ち馬
大井の新しい砂の適正はあるし間違いなくパワーもスタミナもある
ただ、あかさびが見る限り前走はJ.モレイラ騎手が引くほど上手かった
JBCデーはインが伸びない馬場傾向で、最後インをついたメイショウハリオはこれに捕まった
ジョアンは終始外に被されない競馬で最内から3頭分ほど外を回っていた
そのまま伸びる場所をまっすぐ走って圧勝
今回はジョアンブーストはなく、インの馬場も良いので好条件
しかし最内と言うことでスタートをうまく切らないと被される
今の大井の1枠はベテラン騎手でも捌くのが難しい印象
2ノットゥルノ
馬場適正◎
距離○
昨年の東京大賞典でウシュバテソーロに２着
今年のJBCクラシックでキングズソードに２着
今年の帝王賞では８着
大井コースが得意な1頭
前走JBCクラシックはピンチヒッター森泰斗騎手が逃げの手を打っての２着
帝王賞では負けてしまったメイショウハリオに先着
これは新しい砂への適正もあるかと思うがハリオがインをついたので互角かなとも思う
今回あかさびはハイペースな展開というよりはややスローを見込んでいるのと馬場の内側が良いと見るので、キングズソードよりスタートが良ければ前で競馬ができ、経済コースを回れる1頭かと思っているので人気薄だが▲を打った
馬体重が510キロほどであれば最高、520キロあったら割引
3テンカハル
馬場適正○
距離◎
この馬はスタミナがあるところが魅力
船橋コースを好走しているので大井の砂は問題ないかなと思う
前走浦和記念は1人気ながら３着と惜敗
極端な小回りと直線の短さで本来の力を発揮できなかっただけと見れるので、直線の長い東京コースを得意としているテンカハルにはこちらの舞台のほうが良いと思う
ただ、今年消化したレースのほとんどが左回りなので大井の右回り変わりがどう出るか
前走の負けでここまで人気がお落ちるのであれば直線の脚に期待して、内めを回れそうなことからも△とした
4マンガン
馬場適正△
距離△
この馬はもっと長い距離で力を発揮できるのかなと思う
大井の砂が変わってから少々苦戦している印象
戦う相手のほとんどがG1常連組とメンバーレベルが格段に上がるので今回は笹川騎手を持ってしても厳しいか、、というところ
馬券内に入ればマンガンどころかヤクマンなので大番狂わせをして欲しい
個人的には地方勢大好きなので応援してる！！
5ウシュバテソーロ
馬場適正◎
距離◎
言うまでもない
世界のウシュバテソーロ
今までの戦績や経験値からも地力は今回トップだろう
調教、パドック、返し馬、本番以外のあらゆる場面でやる気がないのがこの馬の最高なところ
レースになると超絶強いが早く終わらせて帰りたいだけなのかも…
普通に考えれば軸候補、堅実に行くのであればこの馬から
ただ、あかさびに期待されていることはこう言うことじゃないので強いて言うなら
この馬は頭が良すぎるので前走海外で7レースぶりに負けたと言うことで気分が乗らない線を見てみたいと思う
凱旋門賞帰りの馬も帰国後はメンタル面で走らなくなることも多い
ステイゴールドの血が暴発する頼みだが、やはり強いとは思うので対抗の○としてみた
6ドゥラエレーデ
馬場適正？
距離△？
未知数過ぎて面白そうなのがこの馬
前走のチャンピオンズCで３着とこの馬も大番狂わせの方役を担った
何と言っても芝とダートの2刀流で馬場が荒れてタフだったホープフルSの勝ち馬でもある
そして、どちらのG1もムル様ことムルザバエフ騎手の時である
よほど手が合う人馬なのだと思う
ダートと道悪への適正は申し分ないし、ムル様のダート成績も申し分ない
前走はハイペースながらも忍者のように立ち回ったこの人馬は面白い
穴党にとっては読める事柄よりも「未知数」の期待値に妙味があると思うので本命◎とした
7グロリアムンディ
馬場適正○
距離○
この馬も芝からダートに転向した1頭
前走チャンピオンズCではルメール騎手を背に13着に敗れている
G1となると結果を残せていない現状だが、平安Sではノットゥルノやハギノアレグリアス、メイショウフンジンなどダートグレード常連組を下して勝利しているなど何とも難しい戦績を残してきている不気味な1頭
何となく、中京1800の早いペースが向かないような感じもするので今回そこまでハイペースにはならないと予想している上ではマーカンド騎手が前に出して行ったら他の馬にどう影響するのかと言うところが気になる
そういった展開がはまれば馬券内の1発ありそうではあるが点数を絞りたいので今回あかさびは無印とした
8ミックファイア
馬場適正？
距離◎
地方ダート3冠馬！！無敗の3歳
あかさびの推し
地元大井の舞台で中央の強敵を迎え撃ってきた最強の3歳馬
今回は初めて古馬と戦うこととなる
正直なところ中央の古馬は強いし、新しい砂への適正が未知数
砂が変わる前の大井の道悪や前走盛岡の不良馬場をこなしているので大丈夫かなとは思っているのだけど、船橋や門別、園田のように白砂の経験がまだ一切ないのでどっちに転がるのかは走ってみないとわからない
前走盛岡は初の長距離輸送を経験したことと、仕上がりも7割ほどだったとの情報もあるので一概には判断できないが相手関係の割には余裕のある勝ち方ができなかったように見えるのが少し不安材料
メンバーレベルが格段に上がる今回は少し部が悪いかと見るが、地方競馬大好きな自分にとっても勝って欲しいし下剋上を期待したい
馬券の買い目としてフラットに評価するならば今回は無印ではあるが応援と期待を込めて単勝は絶対に買う！！
9ウィルソンテソーロ
馬場適正△
距離○
チャンピオンズカップで大穴を開けてくれた役者
あかさびは原くんのファンなのでG1とって欲しいなと心から思う
前走の走りはエグかったし、レモンポップに勝てると陣営も騎手も本気で思って臨んだ一線だったと思う
JBCでは沢山砂をかぶってやる気を無くしたとの見方も一部ではあるようだし、確かにチャンピオンズCは大外から飛んできたので今回も大外枠を引けたのは好材料なのかもしれない
ただ、あかさび的に思うことがある
中京と東京コースの関係については以前の記事にて書いたので割愛するけど、ウィルソンテソーロは舞台が東京左回りのフェブラリーSに照準を合わせてるんじゃないかなあなんて思ってるんだよね
レモンポップとの再戦もあるのだとすれば今度こそ勝ちたい相手だろうと思うしね
ここを叩きと言うか繋ぎに使うのではないかと思って無印としてみた
若手の原くんがG1の舞台をもう一つ経験するにあたっても良いローテーションだと思うんだよね
と、原くんとウィルソンがガチでG1を取りに行くならを考えてみたかなりファン目線での見解になっちゃうんだけど
この舞台では応援馬券を買わせてもらおうかなと思ってる
と言った感じで思ったことを書いてみた
ラップ分析だとか各馬の前走までの詳しいことは達人たちが沢山いるからそう言う人のをぜひ参考にしてほしい
結局、自分は当日のパドックや返し馬を見て印も買い目も良く変わってしまうから、当日実際に見てみた印象の方を重視したい
毎度同じセリフになってしまうけど、リアルタイムな情報はTwitterの方で
当日は現地にいるのでネットの回線があっぷあっぷにならなければパドックの印象くらいはつぶやきたいなと思うのでよろしくです
では東京大賞典、楽しみましょう！！