運動器の解剖学⑭(骨学各論)大腿骨
大腿骨
Femur
人体の中で最も長く最も重い長(管)骨.上端では大腿骨頭が上内側やや前方に向かって突出し寛骨臼と股関節,下端では脛骨および膝蓋骨と膝関節をつくる(腓骨とは連結しない).近位骨端(上端),大腿骨体,遠位骨端(下端)に区分する.
関連するキーワード
※下記に示すキーワードは、大腿骨の部位別に上から順に並べています。知識の確認にも活用できると思います。キーワードの番号は、カラー写真に入れてある番号と一致しますので部位の確認に活用できます。
■近位骨端
①大腿骨頭head of femur
②大腿骨頭窩 fovea for ligament of head
③大腿骨頸neck of femur
④頸体角neck shaft angle
⑤前捻角anteversion angle
⑥大転子greater trochanter
⑦ローザー・ネラトン線Roser-Nélaton line
⑧小転子lesser trochanter
⑨転子窩trochanteric fossa
⑩転子間線intertrochanteric line
⑪転子間稜intertrochanteric crest
⑫恥骨筋線pectineal line
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