【2-7(2)】循環器系 - 上肢の脈管 一問一答
↑ 解剖学マガジン記事一覧(目次)
【2-7 循環器系 - 上肢の脈管】
■【2-7(0)】上肢の脈管 学習プリント
■【2-7(1)】上肢の脈管 解説
■【2-7(2)】上肢の脈管 一問一答(このページ)
■【2-7(3)】上肢の脈管 国試過去問
→ 【2-8 下肢の脈管】
💡かずひろ先生の解剖生理メルマガ💡
毎日届く国試過去問解説や勉強法、オンラインセミナー情報などお届け
■ YouTube 上肢の脈管 一問一答
【上肢の動脈】
上肢の動脈は根幹は ( 動脈) である。
【答え】鎖骨下動脈
上肢の動脈の根幹は鎖骨下動脈です。
鎖骨下動脈が腋窩動脈、上腕動脈と続き、前腕で橈骨動脈と尺骨動脈に分かれて上肢を栄養します。
右鎖骨下動脈は ( ) から分かれる。
【答え】腕頭動脈
右鎖骨下動脈は腕頭動脈から分かれます。
腕頭動脈からは右総頚動脈と右鎖骨下動脈が分枝します。鎖骨下動脈は腕、総頚動脈は頭に向かいます。だから腕頭動脈といいます。腕頭静脈は左右にありますが、腕頭動脈は一つだけで、右側にあります。
左鎖骨下動脈は ( ) から分かれる。
【答え】大動脈弓
左鎖骨下動脈は大動脈弓から分かれます。
大動脈弓の枝。
① 腕頭動脈 ② 左総頚動脈 ③ 左鎖骨下動脈の順番です。大丈夫ですよね。
鎖骨下動脈は腕神経叢とともに ( 隙) を通過する。
【答え】斜角筋隙
鎖骨下動脈は腕神経叢とともに斜角筋隙を通過します。
斜角筋隙は第1肋骨を底面とし、
( 筋と 筋) の間に生じた隙間である。
【答え】前斜角筋と中斜角筋
斜角筋隙は第1肋骨を底面として、前斜角筋と中斜角筋の間に生じた隙間です。
ここから先は
4,095字
/
19画像
この大変な時代に医療従事者を目指す方々へ。時代は変化していますが、いつの時代でも大切なことは不変です。それは勉強を続けること。今日という日、今という時間を大切にすること。解剖学は医学の最も基礎となる学問です。
かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学
¥1,980 / 月
あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師をはじめ、柔道整復師、理学療法士・作業療法士や看護師、医師を目指す方々の解剖学国家試験対策のマガジ…
私の知識やスキルなどが、どこかの誰かのお役に立てることはとても嬉しいことです。ありがとうございます。