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【7-1 (3)】内分泌系 国試過去問解説 ②生理

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【7-1 内分泌系】
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 ■【7-1(3)】内分泌系 国試過去問 ①解剖
 ■【7-1(3)】内分泌系 国試過去問 ②生理(このページ)

【8-1 神経系 - 神経系概論・脊髄】

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内分泌は問題がとても多いので、①解剖、②生理に分割しました。

生理学 内分泌

■ ホルモンの種類 (生理学)

<2010 柔整 73>
内分泌腺としての機能を持っている臓器はどれか。
 1.脾臓
 2.胆のう
 3.膀胱
 4.腎臓

【答え】4

・輸入細動脈壁の傍糸球体細胞がレニンを分泌
 → アンジオテンシン(血圧上昇)
 → アルドステロン(体液量増加 → 血圧上昇)
・尿細管間質 EPO 産生細胞がエリスロポエチンを分泌 → 赤血球の産生が増加

<2014 柔整 74>
ホルモンを分泌するのはどれか。
 1.心臓
 2.虫垂
 3.脾臓
 4.膀胱

【答え】1

ANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド):心房から分泌
BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド):心室から分泌

ANP・BNPの働き
・尿量を増やし体液量を減らす
・血管を拡張して血圧を下げる
 → 心臓の負荷を軽減
BNPは最初、ブタの脳から発見されたので「脳性ナトリウム利尿ペプチド」という名前が付いていますが、その後の研究で心室から主に産生されていることが明らかになりました。
ナトリウム利尿ペプチドは利尿を促すとともに、血圧を下げる作用もあります。レニン-アンギオテンシン-アルドステロンと拮抗する作用を有します。

<2015 柔整 72>
ホルモンを産生しないのはどれか。
 1.脳
 2.心臓
 3.脾臓
 4.小腸

【答え】3

1.脳:視床下部(視床下部ホルモン)、松果体(間脳の一部)
2.心臓:ANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)、BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)
3.○ 脾臓:赤脾髄(古い赤血球の破壊)/ 白脾髄(免疫応答)
4.小腸:セクレチン(胃酸中和)、コレシストキニン(消化促進)

<2009 看護 午前 6>
ホルモンを分泌するのはどれか。
 1.前立腺
 2.子宮
 3.膵臓
 4.肝臓

【答え】3

1.前立腺:前立腺液を分泌
2.子宮
 ・子宮腺:プロゲステロンで分泌亢進、子宮内膜を浮腫状にする
 ・頚管腺:エストロゲンで分泌亢進、頚管粘液の性状が変化し精子通過を容易にする
3.○ 膵臓(ランゲルハンス島 → ホルモン)
 ・α細胞:グルカゴン → 血糖値を上げる
 ・β細胞:インスリン → 血糖値を下げる
 ・δ細胞:ソマトスタチン → α、β細胞の双方を抑制
4.肝臓
 ・IGF-I(インスリン様成長因子I)はGHとともに血流により全身に作用し、GHの役割を助けます。(ホルモン様物質)

■ ホルモンの種類(生理学)

<1994 あマ指 47>
ステロイド型ホルモンはどれか。
 1.性ホルモン
 2.プロラクチン
 3.成長ホルモン
 4.副腎皮質刺激ホルモン

【答え】1

1.○ 性ホルモンと副腎皮質ホルモン → ステロイドホルモン
2.プロラクチン(ペプチドホルモン)
3.成長ホルモン(ペプチドホルモン)
4.副腎皮質刺激ホルモン(ペプチドホルモン)

<2007 あマ指 43>
ステロイドホルモンはどれか。
 1.インスリン
 2.コルチゾール
 3.甲状腺ホルモン
 4.性腺刺激ホルモン

【答え】2

1.インスリン:ペプチドホルモン
2.○ コルチゾール:性ホルモンと副腎皮質ホルモン → ステロイドホルモン
3.甲状腺ホルモン:アミン類(脂溶性)
4.性腺刺激ホルモン:ペプチドホルモン

<2008 鍼灸 37>
細胞内に存在する受容体に結合して作用を及ぼすホルモンはどれか。
 1.インスリン
 2.アドレナリン
 3.プロラクチン
 4.テストステロン

【答え】4

1.インスリン:ペプチドホルモン → 水溶性
2.アドレナリン:水溶性のアミン類
3.プロラクチン:ペプチドホルモン → 水溶性
4.○ テストステロン:ステロイドホルモン → 脂溶性

細胞膜は「脂質二重層」 つまり油が主成分です。脂溶性ホルモンは細胞膜を通過し、細胞膜内に存在する受容体に結合して、作用を発揮します。

<2009 鍼灸 38>
標的細胞の細胞膜にある受容体と結合して生理作用を発現するホルモンはどれか。
 1.コルチゾール
 2.アドレナリン
 3.サイロキシン
 4.エストラジオール

【答え】2

1.コルチゾール:ステロイドホルモン → 脂溶性
2.○ アドレナリン:水溶性のアミン類
3.サイロキシン:脂溶性のアミン類
4.エストラジオール:ステロイドホルモン → 脂溶性

<2013 鍼灸 38>
作用発現に標的細胞内のセカンドメッセンジャーを介するのはどれか。
 1.カテコールアミン
 2.アルドステロン
 3.テストステロン
 4.トリヨードサイロニン

【答え】1

1.○ カテコールアミン:水溶性のアミン類
2.アルドステロン:ステロイドホルモン → 脂溶性
3.テストステロン:ステロイドホルモン → 脂溶性
4.トリヨードサイロニン:脂溶性のアミン類

水溶性ホルモンは細胞膜を通過できないので、受容体は細胞膜上に存在します。セカンドメッセンジャーという細胞内の情報伝達物質を介して作用を発揮します。

セカンドメッセンジャーは細胞表面で受け取ったシグナルを細胞質や核へ中継する分子。cAMPやcGMPなど。

<1998 柔整 43>
ステロイドホルモンの前駆物質となるのはどれか。
 1.グロブリン
 2.コレステロール
 3.ガラクトース
 4.グリセリド

【答え】2

1.グロブリン:α、βグロブリンはホルモンやビタミンを運搬、γグロブリンは抗体
2.○ コレステロール:ステロイドホルモンはコレステロールを原料として作られる
3.ガラクトース:乳頭(ラクトース)= グルコース+ガラクトース
4.グリセリド:脂肪酸とグリセロールが結合したもの。トリグリセリド(中性脂肪)が代表

<2000 柔整 44>
ステロイドホルモンはどれか。
 1.副腎皮質刺激ホルモン
 2.黄体形成ホルモン
 3.アルドステロン
 4.アドレナリン

【答え】3

1.副腎皮質刺激ホルモン:ペプチドホルモン(水溶性)
2.黄体形成ホルモン:ペプチドホルモン(水溶性)
3.○ アルドステロン:ステロイドホルモン(脂溶性)
4.アドレナリン:水溶性のアミン類

【ステロイドホルモン】
・性ホルモン
 - テストステロン(男性ホルモン)
 - エストロゲン(卵胞ホルモン)
 - プロゲステロン(黄体ホルモン)
・副腎皮質ホルモン
 - アルドステロン(電解質コルチコイド)
 - コルチゾール(糖質コルチコイド)
 - 副腎アンドロゲン(男性ホルモン)

<2003 柔整 44>
ステロイドホルモンはどれか。
 1.グルカゴン
 2.エストロジェン
 3.アドレナリン
 4.チロキシン

【答え】2

1.グルカゴン:ペプチドホルモン(水溶性)
2.○ エストロジェン:ステロイドホルモン(脂溶性)
3.アドレナリン:水溶性のアミン類
4.チロキシン:脂溶性のアミン類

<2006 柔整 72>
受容体が細胞内にあるのはどれか。
 1.アルドステロン
 2.アドレナリン
 3.グルカゴン
 4.カルシトニン

【答え】1

1.○ アルドステロン:ステロイドホルモン(脂溶性)
2.アドレナリン:水溶性のアミン類
3.グルカゴン:ペプチドホルモン(水溶性)
4.カルシトニン:ペプチドホルモン(水溶性)

<2006 柔整 6>
ステロイドホルモンでないのはどれか。
 1.インスリン
 2.エストロジェン
 3.アンドロジェン
 4.コルチゾン

【答え】1

1.○ インスリン:ペプチドホルモン(水溶性)
2.エストロジェン:卵胞ホルモン(性ホルモン)
3.アンドロジェン:男性ホルモン(性ホルモン)
4.コルチゾン:糖質コルチコイド

性ホルモンと副腎皮質ホルモンはステロイドホルモン

<2007 柔整 50>
ステロイドホルモンを分泌するのはどれか。
 1.下垂体
 2.甲状腺
 3.副腎皮質
 4.ランゲルハンス島

【答え】3

1.下垂体:ペプチドホルモン(水溶性)
2.甲状腺:脂溶性のアミン類
 (カルシトニンはペプチドホルモン)
3.○ 副腎皮質:ステロイドホルモン(脂溶性)
4.ランゲルハンス島:ペプチドホルモン(水溶性)

<2008 柔整 7>
ステロイドホルモンはどれか。
 1.コルチゾール
 2.チロキシン
 3.インスリン
 4.アドレナリン

【答え】1

1.○ コルチゾール:副腎皮質からの糖質コルチコイド → ステロイドホルモン
2.チロキシン:脂溶性のアミン類
3.インスリン:ペプチドホルモン(水溶性)
4.アドレナリン:脂溶性のアミン類

<2008 柔整 73>
細胞膜に受容体をもつのはどれか。2つ選べ。
 1.コルチゾール
 2.アドレナリン
 3.グルカゴン
 4.アルドステロン

【答え】2, 3

1.コルチゾール:ステロイドホルモン(脂溶性)
2.○ アドレナリン:水溶性のアミン類
3.○ グルカゴン:ペプチドホルモン(水溶性)
4.アルドステロン:ステロイドホルモン(脂溶性)

水溶性ホルモンは細胞膜を通過できないので、受容体は細胞膜上に存在します。セカンドメッセンジャーという細胞内の情報伝達物質を介して作用を発揮します。

<2010 柔整 61>
ステロイド化合物でないのはどれか。
 1.トリグリセリド
 2.コルチゾール
 3.テストステロン
 4.アルドステロン

【答え】1

1.○ トリグリセリド:中性脂肪
2.コルチゾール:副腎皮質からの糖質コルチコイド
3.テストステロン:精巣からの男性ホルモン
4.アルドステロン:副腎皮質からの電解質コルチコイド

<2011 柔整 67>
体内でステロイドホルモンの原料となるのはどれか。
 1.トリグリセリド
 2.コレステロール
 3.リン脂質
 4.糖脂質

【答え】2

1.トリグリセリド:中性脂肪(グリセロールに脂肪酸が3つ結合したもの)
2.○ コレステロール:ステロイドホルモンの原料となる
3.リン脂質:細胞膜の主成分(リン脂質の二重層)
4.糖脂質:細胞膜の糖鎖として細胞同士の認識に働くほか、神経組織の髄鞘に含まれる

<2012 柔整 73>
受容体が細胞内にあるホルモンはどれか。
 1.アルドステロン
 2.ゴナドトロピン
 3.バゾプレッシン
 4.レニン

【答え】1

1.○ アルドステロン:ステロイドホルモン(脂溶性)
2.ゴナドトロピン:ペプチドホルモン(水溶性)
3.バゾプレッシン:ペプチドホルモン(水溶性)
4.レニン:ペプチドホルモン(水溶性)

<2013 柔整 7>
ステロイドホルモンはどれか。
 1.アドレナリン
 2.インスリン
 3.エストロゲン
 4.オキシトシン

【答え】3

1.アドレナリン:水溶性のアミン類
2.インスリン:ペプチドホルモン(水溶性)
3.○ エストロゲン:性ホルモンと副腎皮質ホルモンがステロイドホルモン
4.オキシトシン:ペプチドホルモン(水溶性)

<2016 柔整 73>
ペプチドホルモンの原料となるのはどれか。
 1.アミノ酸
 2.コレステロール
 3.ステロイド
 4.ヨウ素

【答え】1

1.○ アミノ酸:アミノ酸が複数つながる → ペプチド
2.コレステロール:ステロイドホルモンの原料
3.ステロイド:3個の炭素6員環と1個の5員環からなる骨格をもつ化合物
 (コレステロールもステロイドの一種)
4.ヨウ素:甲状腺ホルモンの原料

■ 
視床下部 - 下垂体系(生理学)

<1997 あマ指 50>
抗利尿ホルモンはどれか。
 1.グルカゴン
 2.バゾプレッシン
 3.オキシトシン
 4.プロラクチン

【答え】2

1.グルカゴン:膵ランゲルハンス島 α細胞から分泌 → 血糖値をあげる
2.○ バゾプレッシン:下垂体後葉から分泌。抗利尿ホルモン
 (ADH:Antidiuretic hormone)
 → 腎集合管での水の再吸収を促進する → 尿量減少
3.オキシトシン:下垂体後葉から分泌 → 子宮収縮(陣痛促進)、射乳反射
4.プロラクチン:下垂体前葉から分泌 → 乳汁産生促進

<2008 あマ指 42>
分娩時に子宮の収縮を誘発するホルモンはどれか。
 1.エストロゲン
 2.オキシトシン
 3.プロラクチン
 4.プロゲステロン

【答え】2

1.エストロゲン:卵胞ホルモン → 子宮内膜増殖 など
2.○ オキシトシン:下垂体後葉から分泌 → 子宮収縮(陣痛促進)、射乳反射
3.プロラクチン:下垂体前葉から分泌 → 乳汁産生促進
4.プロゲステロン:黄体ホルモン → 子宮腺分泌促進 など

<2011 あマ指 38>
下垂体後葉ホルモンが関与するのはどれか。
 1.射乳
 2.血糖値上昇
 3.成長促進
 4.血中カルシウム濃度上昇

【答え】1

1.○ 射乳:オキシトシンの働き
2.血糖値上昇:グルカゴン、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、コルチゾール、カテコールアミン
3.成長促進:成長ホルモン(下垂体前葉)、甲状腺ホルモン(甲状腺)
4.血中カルシウム濃度上昇:パラソルモン(上皮小体)

<オキシトシンの作用>
① 子宮収縮(陣痛促進):胎児が産道に入る刺激によって、オキシトシン分泌が増し、子宮平滑筋の収縮力を強めます。
② 射乳反射:乳児が乳頭を吸引すると、その刺激が視床下部に伝えられて、下垂体後葉からオキシトシンが分泌 → オキシトシンは乳腺を取り囲む筋上皮細胞に作用して、射乳を引き起こします。

<1998 あマ指 47>
乳汁産生を促進するホルモンはどれか。
 1.プロラクチン
 2.サイロキシン
 3.インスリン
 4.アンドロゲン

【答え】1

1.○ プロラクチン:下垂体前葉から分泌 → 乳汁産生促進
2.サイロキシン:甲状腺から分泌 → 代謝促進、熱産生
3.インスリン:膵ランゲルハンス島 β細胞から分泌 → 血糖値を下げる
4.アンドロゲン:男性ホルモンの総称:精巣や副腎皮質網状帯から分泌

<1999 あマ指 47>
下垂体から分泌されないホルモンはどれか。
 1.プロラクチン
 2.サイロキシン
 3.バゾプレッシン
 4.オキシトシン

【答え】2

1.プロラクチン:下垂体前葉から分泌 → 乳汁産生促進
2.○ サイロキシン:甲状腺から分泌 → 代謝促進、熱産生
3.バゾプレッシン:下垂体後葉から分泌。抗利尿ホルモン(ADH)
  → 腎集合管での水の再吸収を促進
4.オキシトシン:下垂体後葉から分泌 → 子宮収縮(陣痛促進)、射乳反射

<2001 あマ指 49>
下垂体前葉ホルモンはどれか。
 1.バゾプレッシン
 2.オキシトシン
 3.プロラクチン
 4.テストステロン

【答え】3

1.バゾプレッシン:下垂体後葉から分泌。抗利尿ホルモン(ADH)
  → 腎集合管での水の再吸収を促進
2.オキシトシン:下垂体後葉から分泌 → 子宮収縮(陣痛促進)、射乳反射
3.○ プロラクチン:
4.テストステロン:精巣 ライディッヒ細胞から分泌 → 男性性徴の確立、維持

<2004 あマ指 49>
下垂体前葉ホルモンが分泌を調節しないのはどれか。
 1.エストロゲン
 2.アドレナリン
 3.コルチゾール
 4.テストステロン

【答え】2

1.エストロゲン:FSH → 顆粒膜細胞に作用しテストステロン合成 → LH → 内卵胞膜 莢膜細胞に作用し→ アロマターゼの働きによりテストステロンをエストロゲンに変換( 2 cell 2 gonadotropin theory)
2.○ アドレナリン:交感神経節前線維 → 副腎髄質
3.コルチゾール:視床下部CRH → 下垂体前葉 ACTH → 副腎皮質
4.テストステロン:視床下部GnRH → 下垂体前葉 LH → 精巣 ライディッヒ細胞

自律神経の例外
① 皮膚の汗腺、血管、立毛筋:交感神経単独支配
② 大唾液腺は交感神経、副交感神経ともに分泌促進
③ 副腎髄質:交感神経節前線維による調節を受ける
④ 瞳孔括約筋:副交感神経 (III 動眼神経) 単独支配
⑤ 瞳孔散大筋:交感神経 単独支配

<2007 あマ指 42>
視床下部から分泌されるホルモンはどれか。
 1.甲状腺刺激ホルモン
 2.プロラクチン
 3.成長ホルモン放出ホルモン
 4.副腎皮質刺激ホルモン

【答え】3

1.甲状腺刺激ホルモン:下垂体前葉
 (視床下部TRH → 下垂体前葉 TSH → 甲状腺)
2.プロラクチン:下垂体前葉
 (視床下部PRH → 下垂体前葉 プロラクチン(PRL))
3.○ 成長ホルモン放出ホルモン:視床下部GRH → 下垂体前葉 成長ホルモン(GH)
4.副腎皮質刺激ホルモン:下垂体前葉
 (視床下部CRH → 下垂体前葉 ACTH → 副腎皮質)

<2009 あマ指 41>
下垂体ホルモンによって調節されるのはどれか。
 1.アドレナリン
 2.インスリン
 3.コルチゾール
 4.パラソルモン

【答え】3

1.アドレナリン:交感神経節前線維 → 副腎髄質
2.インスリン:血糖値によって直接 又は視床下部の血糖調節中枢より自律神経を介して調節
3.○ コルチゾール:視床下部CRH → 下垂体前葉 ACTH → 副腎皮質
4.パラソルモン:血中のカルシウムイオン濃度によって直接調節

<2010 あマ指 42>
下垂体ホルモンによる分泌調節を受けないのはどれか。
 1.グルカゴン
 2.エストロゲン
 3.糖質コルチコイド
 4.テストステロン

1.○ グルカゴン:血糖値によって直接 又は視床下部の血糖調節中枢より自律神経を介して調節
2.エストロゲン:視床下部GnRH → 下垂体 FSH, LH → 卵巣 胞状卵胞、グラーフ卵胞
3.糖質コルチコイド:視床下部CRH → 下垂体前葉 ACTH → 副腎皮質
4.テストステロン:視床下部GnRH → 下垂体 LH → 精巣 ライディッヒ細胞

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