【4日目-① ハットゥサ】天は赤い河のほとり ゆかりの地を訪ねて 2020
こんにちは。マティーニです。
聖地巡礼4日目は、大本命のハットゥサです。
今回の記事では、ハットゥサへの行き方の紹介や、私が利用した旅行代理店についてお話しできればなと思います。
まずはハットゥサへ訪れる方法を紹介します。
ハットゥサの最寄りはボアズカレという村です。個人で行く場合はまずボアズカレにたどり着く必要があります。
①現地の交通機関を利用【難易度:高】
【メリット】圧倒的に安い
【デメリット】時間が読めない、たどり着けない可能性もある
ギョレメ→アンカラ バス移動
アンカラ→スングルル バス移動(約3時間)
スングルル→ボアズカレ ドルムシュ移動
私が滞在したカッパドキアからスタートするとします。まずはギョレメのバスターミナルからアンカラへとバス移動をします。その後アンカラでバスを乗り換えてスングルルまで向かいます。「地球の歩き方」にはバス時刻表も乗っているので参考にしやすいです。
(スングルルまでの行き方はもうちょっと楽な方法があると思うんですが、詳細には調べてないのでこれしか思いつきませんでした)
スングルルに到着したのちは、ドルムシュでボアズカレ村に向かいます。ドルムシュとは、満席にならないと出発しないミニバスのことです。
個人的にはこのドルムシュが厄介だと思います。ボアズカレ行きは乗る人もそこまで多くないのでなかなか出発しないのが難点です。大勢で旅行に行くならまだしも、一人旅や少人数での訪れる場合は、他の乗客が来るのを待つのに何時間も要する場合があります。土日だとさらに便も少なく出発されないこともあるらしいです。
ドルムシュが出発しない場合はタクシーを利用するのも手です。しかし、タクシーの運転手さんは基本トルコ語しか通じませんし、値段交渉ができる自信がないと相場以上にお金を請求される可能性もあります。
(ボアズカレとスングルルを結ぶ「ハットゥシャシュ・タクシー」というドルムシュ会社がありますが、観光客向けにタクシーも手配できるそうです。1日車を利用して150TL。要予約です。どうやって予約するんだ)
総評としまして、
①観光シーズンもしくは大人数でハットゥサへ向かう
②トルコ語である程度コミュニケーションがとれる
この二つが揃わないと少し難しいかなと思いました。
私はどちらも満たしていないのでこのルートを避けましたが、やはり圧倒的な安さは魅力です。現地の交通機関の情報に精通し、トルコ語をきちんと習得すれば最適な交通ルートかと思います。
②ハットゥサ観光が含まれる日本発のトルコツアーに参加する 【難易度:低】
【メリット】安心安全、費用も比較的安め
【デメリット】自由度が低い
JTBやクラブツーリズムのトルコ世界遺産ツアーなどにハットゥサ観光が含まれる場合があります。私がハットゥサにいる間も、JTBの観光バスが訪れていました。
ツアーに参加してしまえば飛行機やホテル予約等々の手配も必要ありませんし、一番安心安全で楽だと思います。
しかし、決してハットゥサはメイン観光どころではないので滞在時間は1時間もないぐらいだったり、そもそもルートが決められていて聖地巡礼目的には物足りなかったり...というデメリットもあります。
そんな中、実は……明らかに天は赤い河のほとりを意識したツアーがクラブツーリズムにあるんです!
聖地巡礼として行きたい箇所も完全に網羅されていてファンとして理想のツアーです。最初はこのツアーに参加する予定だったんですが、最小催行人数に達することができなかったため中止になりました。現在も新型コロナウイルスの関係で先のスケジュールが決まってない状態です。残念。
③現地の旅行代理店を利用 【難易度:中】
【メリット】安心安全、ガイド付き
【デメリット】金額がとても高い
ホテル送迎付きで、専用車と日本語ガイドさん、運転手さんを用意してもらえる完全プライベートツアーを依頼する方法です。
私は現地の旅行代理店にプライベートツアーをお願いしました。Yama Tourさんというカッパドキアに拠点を置く旅行代理店です。
ホテルまでの送迎+日本語ガイドさん運転手さん付き+車一台貸切+昼食込み+入場料込みで300ユーロになりました。一人だけのプライベートツアーのため非常にお高いです。
お値段は厳しいんですが、本当にいい旅行代理店さんでした。機会があれば記しますが、私が現地でトラブルに見舞われた時に、Yama Tourさんが親身になってお話を聞いてくださったり具体的なアドバイスをしてくださったり等々本当にお世話になりました。
ハットゥサツアー自体も非常に魅力的だったんですが、それ以外のサービスやガイドさん、日本語担当者の方々にも本当によくしていただきました。
もしハットゥサのプライベートツアーを利用したり、カッパドキア観光をする際はYama Tourさんを強くお勧めします。
宣伝っぽくなってしまいましたが、予算が潤沢にあればこのようにプライベートツアーを組むのが一番楽だと思います。私はハットゥサに関する知識が素人なので、やはりガイドさんの説明があるかどうかで見方も随分変わってきました。プライベートツアーなので、観光時間も比較的自由になりますし、満足のいくまで堪能することができます。
以上の3つが主なハットゥサへの訪問方法だと思います。
次回はハットゥサからほど近いヒッタイトの神殿、「ヤズルカヤ神殿」について記す予定です。
#天は赤い河のほとり #篠原千絵 #トルコ #海外旅行 #聖地巡礼 #ハットゥサ #ヒッタイト
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