【最終日 イスタンブール】天は赤い河のほとり ゆかりの地を訪ねて 2020
こんにちは、マティーニです。
今回は旅のトラブルと感謝編です。
5日目のアンカラ訪問後はサフランボルへ向かい、3日間ほど滞在する予定でした。しかし、ちょうどこの日、新型コロナウイルス感染症の拡大によりトルコはイタリア等感染爆発が起きている国からの飛行機受け入れを停止しました。(日本にいる友人が教えてくれました)
日本は対象国ではなかったのですが、もし滞在中に帰国できなくなったら……と考えると怖くなったので、サフランボルに立ち寄らず帰国することにしました。(ちなみに、サフランボルは天河の聖地ではありません。篠原先生の別作品『暁に立つライオン』の舞台となった街です)
では早速スマホで航空チケットの変更を、と思ったら……
……?決済の段階でクレジットカードがはじかれる……?
何度やってもはじかれる……。
……どどどどどうしましょう。スマホからなら簡単簡単♪ と思ったのに!
私のカードに問題があって決済できなかったら……。このままチケットの変更ができず予定通りの飛行機にしか搭乗できなかったら、私はイスタンブル空港で3日間も過ごすことになるの……?恐怖のあまりガタガタ震えます。
と思ったところで奇跡的に閃きます!実は、事前にYama Tour(ハットゥサツアーでお世話になった旅行会社さん)の日本人スタッフの方と連絡先を交換していたことを思い出しました。連絡し、泣きついて知恵を授けてもらうことにしました。
もう本当に親切にしていただきました。アンカラにあるターキッシュエアラインズの代理店を紹介してくださったり、ターキッシュエアラインズの日本支部の連絡先を教えていただいたり、私が不安にならないようにとにかくマメに、そして丁寧に対応してくださいました。結局その日に解決することはできず、翌日アンカラの空港カウンターで直接チケット変更を行うことに。
さて翌日。この日は前記事の通り、アナトリア文明博物館を訪問したのですが、もう心ここに在らず。さらにハットゥサ・ショックでどの展示物を見ても泣きそうに。完全に挙動不審の観光客です。
特に心残りだったのが、博物館のお土産を買えなかったこと!飛行機変更料金の想像がつきませんし、もしかしたら別便を新しく予約する必要があるかも……と考えた結果、できる限り浪費を避けようと思い、何も買えませんでした……。うぐぐぐ。
博物館観光後、ホテルの方にタクシーを手配してもらいアンカラの空港まで送ってもらいます。
☆ポイント☆
自分でタクシーを拾わない方がいいです!運転手さんは基本的にトルコ語しか話せませんし、料金トラブルにつながる場合もあります。ホテルの方など、信用の置ける現地の人を通じで予約した方が絶対安心です!費用の目安も聞いてもらえます。
さて、ドキドキの空港カウンター。私は英語すら話せませんので、事前に伝えたいことをグーグル翻訳し、まとめた物を係員の方に見せました。
通じるかな……。ドキドキドキドキ。
……。
…………!!
なんとか通じました!向こうの方もかなり戸惑っていましたが、わかりやすく、身振り手振り、搭乗日時をメモに書いたりして無事変更してもらうことができました。ここ数年で一番ホッとした瞬間でした。
そして、あくま推測の話ですが……。
ターキッシュエアラインズのHPから直接飛行機の予約をしておいてよかったなと本気で思いました。以前紹介した通り、日本の旅行代理店を通した方が1〜2万円程度安くなるんですが、急な搭乗変更を行う際、代理店を通している手続きがややこしくなるorそもそも変更できなかったりしたのでは……と思いました。ぞっとします。
ということで、問題も無事解決しここからはスーッとイスタンブル空港まで戻り、搭乗時刻まで免税店で買い物をし、無事日本に着きました。あっさり終了しました。
なんとか一人で聖地巡礼できた!と最初はイキがっていましたが、思い返すと本当に多くの人に助けてもらったなと思います。トルコ語も英語も話せず、海外旅行のイロハもわからない無知な小娘が無事に聖地巡礼を完遂できたのは、本当に親切な方々と巡り会えたからだと思います。
改めて、今回の聖地巡礼に関わった全ての方々、Twitterで旅の無事を祈ってくださった方々、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
実際にハットゥサへ行くと、ユーリたちの存在がより身近に感じられると思います。皆様も機会があれば是非天は赤い河のほとりの聖地巡礼をしてみてください!
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