彼氏とわかれm... [後編]
起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。
「 これから、どうしよっか 」
私は重い声色で、二人の今後について尋ねました。
( 前編はこちらから )
私は彼が言ってくれたことで、嬉しかった言葉が2つあります。
それは付き合った当初、「 どうして付き合いたいと思ってくれたの? 」と尋ねた時。
『 お母さんが亡くなったって知った時、なずなさんを失いたくないと思ったら身体が動いてた 』と言ってくれたこと。
そして4年前、出会った当時のことを振り返っていた時。
『 あの時、起業準備をしているなずなさんを見て “同い年でこんな人がいるんか” って、スゴくキラキラして見えたのを覚えてる 』
嬉しかったなぁ。
今これを書きながらも、改めてとっても嬉しい言葉だなぁと思います。
だから、決して彼のことが嫌いになったわけではありません。
彼は “イイ男” ですよ。
男性にも女性にも胸を張って紹介できるし、真面目で素直で元気があって、情熱的な人だから。
何より私たちは夢を追う同志として、他の人とは違った絆の繋がりができていると思います。
けれどもパートナーとしては、せっかくの彼の良さも仇と感じてしまうことがしばしば。
お付き合いしたからこそ分かる。
私たちは男女よりも “仲間” の距離感のほうが合っているように思いました。
『 友だちに戻ろうか 』
「 うんっ、私もそのほうが良いと思う 」
話し合いの末、私たちは元の関係に戻ることを決めました。
私は和やかにお別れしたつもりだけれど、彼の本心は分かりません。
ただ、私は感謝しています。
交際期間が一ヶ月程だとしても、母を亡くした後の一ヶ月は、私にとって “生きる” が容易い期間ではなかったから。
彼の存在が無ければ、再び不特定多数の男性と関わって、自傷的なセックスに依存しようとしていたかもしれない。
彼に救われた一ヵ月だった、その事実は関係が変わっても揺らぐことはありません。
——— カシュッ…
独身に戻った夜はお家で独り、推しの配信を観ながら缶チューハイで乾杯。
自炊したキムチ鍋が、小さな土鍋のなかでぐつぐつと沸き立っています。
「 くぅぅぅっ… ま、オトコには困んないか 」
缶チューハイをゴクリと一口飲んで、わざとらしく呟いてみました。
くたくたになったお野菜に舌鼓をしつつ、私は一人反省会を開きました。
まず、私はやはり遠距離が苦手です。
彼は京都、私は大阪で、遠距離なんてレベルでもないのだけれど、会いたい時にすぐに会えるというのは叶いませんでした。
互いのお仕事の都合もあるけれど、私と同じフッ軽さを持っている人が良いなぁ。
あとは、セクベの一致は超大事。
あっ、セクベっていうのは “セックスモチベーション” の略です。
性欲の強弱というよりも、セックスへの探究心があるか、より良いセックスを求めてPDCAを回していこうという向上心があるか。
その意識の不一致は、どちらか一方が我慢を強いられる結果になるので良くないなと思いました。
その他はあわよくばだけれど、音楽の趣味が一緒だったり、アニメや漫画を楽しめる人だったら尚嬉しいかなぁ。
最後に、これを機に、私の理想の男性像をまとめてみたので紹介させてください。
我こそは!というDOTAMAさん… あっ、失敬失敬。
我こそは!という人が居たらご連絡ください。懲りずに彼氏募集します。
三ノ宮に行きたいバーがあるので、どなたか一緒に行きましょう💟
● 併せて見たい ●
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