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3期生日記⑥〜髙川麻衣子さん〜

6回目は今年から農家に転身した髙川麻衣子さんです。
あなたラボのような場に参加する前の気持ちがとってもリアル!
ぜひご覧ください!


昨年、新卒以来勤めてきたきた会社を辞めた。

それだけでも自分にとっては大きな決断だったが、今年4月から家業であった農業を始めた。
農家であることは何かと風当りが強い。
堅実な会社勤めから農家への転身を周りに話すと、「えー本当?!」と驚きの声をもらうことがほとんど。
子供たちとの時間を大切にしたいという思いと、それでも何か一生懸命に仕事がしたいとの思いから、農業の道を選んだことに後悔は全くない。
でも何かもうひと踏ん張り、頑張っていく・オモシロい道しるべが欲しいと自分の中に湧き上がっているが、それが具体的には何なのか全く分からない。
そんな時ネットを見ていると、偶然「あなたラボ」の広告が入ってきた。
 
「あなたラボ」何だこれ?!
 
コンセプトを見ていくと、何かやりたいけど、他人から何か言われる社会について触れていた。田舎ならではの悩みである。さらに見ていくと「何かやりたいなとぼんやり思う」と。「えっ基準がゆるっ!!」と感想を持つ。「私のことだ」とすぐさま自分に重ねて考えることが出来た。
でもきっと怪しい集団なんじゃ…(今となってはすみません)。
さらにさらに読み進めると、「えっ県の事業?!」と。
これで怪しさ満点ではない集団だと安心できた。
じゃあまず申し込んでみようかな、、と私のようやくスイッチが入った。
 
 
1回目の交流会は本当に感動しっぱなしだった。
いい意味で目が回る。
同じ秋田県に、こんなに熱く物事を考え、またチャレンジの機会をなかなか見いだせていない人たちがこんなにいたとは。
何かやろうとすると「えー大丈夫?」と言われがちなこの地域で、皆多様な考えを持ち、地域を盛り上げたいとの気持ちがビシビシ伝わって、その日は感動してなかなか寝付けなかった。
また自分がやりたいと思うことに、皆さん良い反応を返してくださる。
農家うらやましいです!との嬉しい言葉までもらえてしまった。
 
複数回の交流会を終え、自分のやりたいことが当初よりはっきり見えてきつつある。
 
生産者として後継者不足に向き合うこと。
アプリで成長過程を共有して疑似家庭菜園を味わってもらうこと。
フードロス問題に向き合うこと。
地域の交流の場を作ること。子供もお年寄りも気軽に寄れる場所づくり。
インスタグラム等を通して農家も発信していくこと。
 
当初は言語化できなかった、私のやりたいことが見えてきた。
自分のやりたかったことと、コラボ出来る方も早速現れた。断言出来る。今までこんな場なかった!
今私はまさに点を増やしている真っ最中。
でもこの後起こるラッキーは、偶然ではないのだろうと、もうすでに予感がしている。


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