カットマルクラークとメタセコイア
一つ前の記事の最後にサブディビジョンサーフェスの設定をカットマルクラークでと書きましたが、これキャットマルさんとクラークさんが開発した手法なんですね(Catmull–Clark subdivision)
キャットマルクラークですねどう読んでも
私はなぜかカットマルクラークと覚えていました
それぞれ、ピクサーの初代社長、SGIとネットスケープの創業者という商売の面でも凄い人(Wikipedia)
多くの日本人業界関係者がこの手法の名前を普通に覚えているのは、多分Metasequoia(メタセコイア)という日本製モデリングツールのおかげだと思います(確かUIにCatmull–Clarkと書かれていたのはMetasequoiaだけだったんじゃないかな?)
CGを始めたいと思って今流行で無料だしとBlenderに手を出して挫折した人にはMetasequoiaをオススメします(正直、初心者にBlenderは挫折しやすいんじゃないかと・・・)
わたしを自由曲面(これまた有名日本製CGツールShadeの手法)からポリゴンの世界に連れ出してくれた思い出深いツールで、当時ファイナルファンタジーの制作に使われたということでも話題になり、私の課題のモデリングにも使われましたw
作者の方(Twitterアカウント)は、当時は副業的に制作されていましたが、今は(株)テトラフェイスという会社を起こされて専業でMetasequoiaの販売などをされています
当時に比べてとても進化して強力なツールになっていますが、親しみやすさは昔のまま
一部機能制限だけで無料で試せるので使ってはいかがでしょう?(CGツールとしてはお安めなので購入しても)
ということで今回は、キャットマルクラークとMetasequoiaのお話でした
知ってるよ!という人も多いでしょうが、まあ、懐かし語りという事で