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2020年2月の記事一覧

10年目でエアバスに移るキャプテンの話

昨日飛んだキャプテンが、エアバスに移るっていうんで、いつ始まるの、と聞いたらトレーニングが来週に始まるのでこのデューティがラストなんだという。 まじかよ。 彼は相性のいいキャプテンの一人で、ステイ先でも良くビールをおごり合っていた。妹が日本で英語教師をしていたことがあって、日本のことを良く知りたがった。一緒に乗るたびに私のチプカシを見て「なんだそのクールな時計は!レトロだな!」と毎回叫ぶので、日本のアマゾンで20ドルで売っているぞというと「おれの時計もウェアハウスで15ド

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四角い頭を丸くする

前回、エンジン故障時の対処にワタワタしたので、トレーニングマネージャに相談したら「練習する?」というのでどういうことかと聞き返したら、「シミュレータセッション一本ブックしてやるよ」という。会社の金を使って練習させてもらえるなんて思ってもいなかったので、びっくりした。もちろん、二つ返事でお願いした。ここはうちの会社のすごくいいところで、困っている人をちゃんと助けてくれる。会社によっては、チョップチェックというか、まるで落とすためにやってんじゃないか、と思うような試験をやるところ

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ニュージーランドのパイロット像

一年半前にエアラインパイロットとして採用されてからしばらくは、会社のユニフォームを着られることがもう嬉しくて、毎度の仕事の日には帽子を目深にかぶり、手を触れたら切れそうなほどの折り目を付けた制服を着ていったものだ。 黒いスーツケースの上に黒いバッグを乗せ、制服と帽子を着用して、空港を背筋を伸ばして歩いていると、子供はもとより大人でも結構「あ、パイロットだ」と顔に書いてあったりする。他でもない、私がそんな大人だった。パイロット一年生の当時の私が書いたこの記事を見ても、ウッキウ

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