【ラブレター from インフルエンサー#08】「そこに必要な場は必要だと思う人たちから生まれる。 」(徳田光弘さん/九州工業大学准教授)
「アナキド」プロジェクト・クラウドファンディング実施にあたって、各界のインフルエンサーのみなさまに応援メッセージという名のラブレターをいただく本連載【ラブレター from インフルエンサー】。
さて、隔日で更新している本連載も第8回目となりました。
今回も、わたしたちが2年半住んでいた長崎県五島市にゆかりの深い方からのラブレター。
国立大学法人九州工業大学の准教授で、一般社団法人リノベーションまちづくりセンター代表でもある徳田光弘さんです。
徳田さんは、前回登場していただいた芳澤姐さんと一緒に「jasmine」の立ち上げに関わり、五島の盛り上がりを裏で支える影の重要人物。
しかし、徳田さんは五島に住んでいる訳ではなかったこともあり、実際なかなか距離が近づかなかったのも事実です。
大学の先生、しかも国立大学ですから、わたしたちからすればやっぱりなぜだか少し近寄り難い印象がありました。
そんな徳田さんなのですが、実はとてもかわいらしい方で、そんな一面が垣間見えるエピソードをご紹介します。
前述の「jasmine」の公開リノベーションに参加した後のこと。
徳田さんとはそれまでにもどこかでニアミスをしていたのですが、きちんとご挨拶ができなかったこともあり、Facebookの友達申請を遠慮していました。
しかし、リノベーションの時に少し会話をさせていただいたので、思い切ってメッセンジャーでご挨拶をかねて、友達申請をしたところ、快く承認をして下さり、そこから徐々にやりとりをするようになりました。
後日、徳田さんの教え子でもあり、「jasmine」立ち上げメンバーの一人・愛莉ちゃんに聞いたところ、徳田さんが嬉しそうに愛莉ちゃんに報告してくれたそうです。
「オレ、みくさんから友達申請もらったよ!」
それ以来、わたしは徳田さんのことをなんてかわいい人だと思うようになりました。
そもそも年下だし、徳田さんが友達申請をもらって喜んでもらえるような立場ではないんですが、共通の友人も多かったこともあり、密かにわたしたちの存在を気にして下さっていたようでした。
もうひとつ、印象深いエピソードをひとつ。
徳田さんから直々に「jasmine」のハウスルールブックのご依頼を受けた時、わたしたちは「jasmine」の建築的なおもしろさやコンセプトが伝わるように、2冊のブックレットのためにかなり試行錯誤を繰り返しました。
ようやく現物が完成し、納品のため手渡しにいったところ、受け取った徳田さんはまるで女子のように感動し「鳥肌が立った〜」と言って、本当に鳥肌を立てていたのです!
わたしたちにとっても、人が感動して鳥肌を立てているのを間近で見るのは初めてのことでした。
わたしたちの感性を信じて下さり、それに惜しみない対価と賞賛を下さった徳田さんの存在がわたしたちの五島での活動を後押ししてくれたことは間違いありません。
まちづくりやリノベーションの分野で幅広く活動されている徳田さんは、実はこの尾道ともゆるやかに繋がっています。
全国で開催されているセミナーやシンポジウムでは空きPの豊田さんやメンバーと同席することもあったとか。
わたしたちはリノベの世界では末席も末席、DIYも素人中の素人ではありますが、まちづくりやリノベーションの専門家である徳田さんからこんな温かいメッセージをいただけるなんて、本当に感激でした。
では、徳田さんからのラブレター、ぜひご覧下さい。
何かと生きづらくなった世の中で、素直で素朴で等身大の自身をたいせつに、たいせつに生きているお二人の潔い新たな試みがとても楽しみです! そこに必要な場は必要だと思う人たちから生まれる。アナーキー・イン・ザ・ドーナツ、向島で必要な場をつくろうとするお二人を応援します!
<profile>
徳田光弘(とくだ・みつひろ)
博士(芸術工学)・一級建築士
国立大学法人九州工業大学大学院工学研究院准教授
ストックデザイン&マネジメント(SDM)推進室長兼務
一般社団法人リノベーションまちづくりセンター代表理事
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http://note.com/anarchydo/n/n859a362ff422
(注:note内でサポートしていただきましても、そちらでリターンをお届けすることはできませんので、かならず「BASE」内にある特設ショップからご支援いただきますようよろしくお願いします)