Maruta(1997) "The Syntax and Semantics of Spray/Load Verbs" メモ(執筆途中)
本noteは、英語の場所格交替(Jack sprayed paint on the wall/Jack sprayed the wall with paintといった2通りの格フレームを持つもの)を扱ったMaruta(1997)の個人的な論文メモを残すことが目的である。そのため、本noteを読めば、この論文についてわかるというものではない。最後に、この論文の内容上のミスに関するすべての責任は、このnoteの執筆者である私が負う。
"1. Introduction"に関するメモ
Maruta(1997)の目的は、場所格交替に関する新たな理論を提出し、その帰結について検討するものである。その際に、この論文では、Rappaport and Levin(1988)の場所格交替が満たすべき条件を3つ挙げているが、その中でも私個人の研究に関わる以下の条件については本noteに書き記しておく。
(1) The affected interpretation of the goal as direct argument must be
accounted for.
これについては、修論はもちろんどこかで発表する機会があると思うのでまたその時にでもと思う。さらに、彼は、他にも場所格交替について説明すべき以下のような側面を紹介している。
(2)
a. The limited productivity of the Locative Alternation;
b. The syntactic optionality of the with
参考文献
Maruta, Tadao. 1997. "The Syntax and Semantics of Spray/Load Verbs," Verb
Semantics and Syntactic Structure, ed. by Taro Kageyama, 97-114,
Kurosio, Tokyo.