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SDGs(Submissive / Dominant Goals)~持続可能な主従関係を続けていくコツ~

こんにちは、AnandaRingです。
少し記事の間が空いてしまいすみませんでした。

今回は『主従関係』について、私が今考えていることの基本的な部分をお話していこうと思います。

AnandaRingの略称としては『AR』を使いますが、ARというと一般的には拡張現実(AR; Augmented Reality)を連想する方が多いのではないでしょうか?

実は、今回のテーマである『主従関係』もある意味AR、仮想現実のようなものではないか?そうとらえると、どのような構造が見えてくるのか?という視点からのお話をしたいと思います。

まず、大前提として、主従関係を結んだ瞬間は、基本的には数ヶ月~数年で終わるような短期的な関係ではなく、末永く長期的に継続できるような、可能であれば一生をともにするような関係でありたいと思っているのではないでしょうか?
逆に、飽きたら終わればいいという関係は主従関係というより、セフレ間で主従関係のようなロールプレイをしているだけと言えるでしょう。
それに対し、実際の主従関係の持続率はどれくらいでしょうか?具体的な統計データがあるわけではないのですが、周りを見ていての所感としては数ヶ月から1年、良くて2~3年、5年を超える主従は1割にも満たないのではないでしょうか?

この理想と現実のギャップはどこからうまれてくるのでしょう。
そして、長期にわたり持続可能な主従関係を続けていくコツはどのようなところにあるのでしょうか。

これを冒頭でも話したように、AR(拡張現実)という視点から紐解いていきたいと思います。


色々な「顔」と「レイヤー」

皆さんが日常生活を送っている中では、色々な「顔」を持っていると思います。
学生の顔、社会人の顔、家庭の顔、友人関係の顔、趣味のサークルでの顔、ゲーマーの顔、ミュージシャンの顔、インフルエンサーの顔、などなどです。
この「顔」のことを、あえて「レイヤー」という言い方をします。
人間はみんな様々なレイヤーを持っていて、それが複雑に重なり合っているのです。
そして、その重なり方や形の集まったものがあなた自身であり、その人のアイデンティティなのです。

生きていく中での色々な「顔」

このような見方をすると、主従関係も実はレイヤーのひとつです。
そして、この主従関係というレイヤーは多くの場合、現実の生活に関係するレイヤーが織りなすアイデンティティから少し離れたところに拡張的に形成されるAR的なレイヤーだと言えるでしょう。

主従関係は現実と少し離れたところに形成されるレイヤー

主従関係を長く続けていくためには、自分とパートナーによって形成される、このAR的なレイヤーの運用にかかってくると言えるでしょう。
そして、長期にわたり持続可能な主従関係を続けていくコツは、現実世界のレイヤーとARレイヤーの関係と、ARレイヤー自体の維持です。

では、この「レイヤー」という見方を通して、なぜ主従関係が解消してしまうのかという失敗例を具体的に考えてみましょう。

今回は、主従関係解消の典型的な失敗例を3つのパターンに分類してみました。

1.    恋愛化
2.    継続困難
3.    飽き

1. 恋愛化

最初の『恋愛化』は、主従関係がいわゆる彼氏彼女のような恋愛関係になってしまい、関係がうまく続かなくなることです。
これは、日常生活という現実世界側のレイヤーが主従関係というAR側のレイヤーを浸食してしまい、非日常である拡張現実として展開されてしまったものが崩れてしまった状態と言えます。

では、恋愛主従は成立しないのでしょうか?下で述べる『飽き』をクリアした上で、さらにちょっとしたコツを意識することで、長く恋愛主従を維持することができると考えています。これは、また別の記事で触れていこうと思います。

『恋愛化』のレイヤー構造

2. 継続困難

2つめの『継続困難』というのは、最初の恋愛化と逆で、ARのレイヤーが肥大化しすぎたり、パートナーと一緒にバランスを保っていたものが崩れた状態です。
こうなると、現実世界のレイヤーを浸食したりパートナーのレイヤーを攻撃・浸食したりして、主従関係の継続が困難になります。例えば、過度の束縛や隠れ多党が発覚したなどです。

『継続困難』のレイヤー構造

3. 飽き

最後の『飽き』というのは、言葉の通り、ARレイヤーの規模が大きくならず、そのまま変化が止まってしまい、未来がなくなってしまった状態です。

『飽き』のレイヤー構造

このように、主従をある種の拡張現実(AR)的に展開された一つの「顔」、レイヤーとみなすと、主従関係を続けていくコツが見えてくるように思います。

1つめは、現実の生活とARの主従を独立したものとして維持すること。
2つめは、長期的な主従関係のゴールを定めて、常にやりたいこと、新しいチャレンジがある状態、つまりレイヤーの拡張性を維持し続けること。

長期にわたり持続可能な主従関係を続けていくコツはこの2つです。

いかがでしたでしょうか?今までの過去のものとなった主従関係をこの2つのコツから見返してみると、思いあたることや気づくことはありますか?
また、今、主従関係を持っている方はこの2つのコツはクリアできていますか?

ぜひ、ご自身とパートナーのお二人でこの記事を読んでいただき、長く充実した主従関係を楽しんでいただけるヒントになれば嬉しいです!

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