コーチになって気づけた「連日の誘い」への感謝
語学学校に入ってから、とにかく連日誘ってもらうことが多い。
「明日○○とランチ行くけどよかったら一緒にどう?」
「今日の夜アイスバー行かない?」
「美味しいインドカレーのお店があって日曜行こうと思うんだけど、一緒に来ない?」
基本的には誘いにはのるスタンスな一方、少し疲れていたり、なんとなく気分がのらなかったりなときも素直に伝えて辞退するが、みんなサラッと「OK〜」と言ってはまた連日懲りずに誘ってくれる。
今では直接行くかどうかの会話をしていない友人も、私がその場にいないと「マナは今日は疲れてる?それともミーティング?」と、理解を示してくれているようだ。
そんな何でもない日常だが、ここにはその場にいる人たちの “ありのままの相手を認め、受け入れる" という受容の姿勢があってこそ。
そしてその前段には、“自らが自分の内側にある気持ちを認め、受容する“ をしなくてはならない。
私は今でこそ自分の気分や意思をそのまま相手に伝えられるようになったが、それもここ数年の話だ。
親の離婚のたび、何重にも苗字が塗り潰されたお道具箱とともに転校を繰り返していた幼少期は、私のちょっとした振る舞いが癪に触った途端、翌日から仲間外れの対象になった。
幼心に身につけた生存戦略は、“周りから嫌われないように“ 振る舞うことだった。
だからこそ、大人になった今、ありのままを包み無く見せても何も変わらず受け入れ、さらには誘い続けてくれるというのは、私にとってこの上なく嬉しいこと。
そして、学生時代からありのままを見せることを避けてきた自分がいるのに気づけたことは、コーチングを学び、マイコーチとセッションを重ねた中での何よりの収穫だ。そこに気づけたからこそ、この上ない喜びに感謝できている。
相手のありのままを認めて受け止めた上で、一緒の時間を共にしようと声をかけ続けること。
私がしてもらって嬉しかったことを、これから意識的にやっていきたい。
1対1の対話から、複数人の企画まで。
(気が向かなければ断ってもらえばいいので、ぜひこれを読んでくれているあなたのことも、近いうちに何かしらでお声がけさせてください。)
あなたは、今までしてもらったことで、一番嬉しかったことは何ですか?