見出し画像

ChatGPTのプロンプトのフレームワークを知ろう

前回で、ChatGPTに対して指示する呪文詠唱(プロンプト)が如何に重要かを学んだので、今回はたまたま見つけたこちらのYoutubeを参考に、ChatGPTのプロンプトフレームワークを学びたいと思います。

プロンプト上手になるために

  1. 明確な質問:曖昧な質問ではなく明確にする

  2. 具体的に:トピックや要求に詳細を明示してあげる

  3. プロンプトを構造化してあげる:質問を構造化してヌケモレを防ぐ

  4. 文脈の提供:文脈は背景情報を提供する

  5. 複数の質問:自分の良い結果になるために何度も連続して投げる

  6. ステップバイステップ指示:段階的に考えさせる

  7. 校正とフィードバック:得られた結果を評価して、制度を向上させる

詠唱呪文のフレームワーク

基本的には以下の3つをベースに考える。

・依頼を出す
・役割を決める
・形式を指定する

あなたは{# 役割}です。{# 依頼}を実行してい{# 形式}の形式で出力してください。

・ルールを定める
・評価と改善を求める
・参照知識と例を与える

# ルール
- 想定質問と回答例を3つ上げてください
- 私に会話を投げ抱えて、回答を受けてからコメントしてください。
- {#評価} の方法で評価し、出力に含めてください。
- {#参照} のポイントを踏まえて会話をしてください。
- {#実行シナリオ}に沿って私とやり取りをしてください。

# 評価
- 質問される可能性を5段階で評価

# 参照
- 〜ですか?形式で質問を行って下さい。
- 高圧的な文体で質問してきてください。

実行シナリオを制御する

毎回聞くのが疲れるので、そっちから質問してくるエージェント化する。ちなみにGPT-4じゃないと反応しづらいとのこと。

1. 一回目の出力を行い、どの案がよろしいですか?と私に聞く
2. 私が選んだ案の傾向を把握して{#依頼}を再度実行する
3. 私に「このタスクを終了させてよろしいですか?」と聞き、終了してよければタスクを完了させる。終了NGであれば再度{#依頼}を実行する。

呪文詠唱参考例

上記をまとめると、以下のような呪文詠唱になる。指示文を構造的にしてあげることで、こちら側も毎回使いやすいフレームワークされているのが良いところ。こちらをコピーして条件によって調整していくことができそう。

# 依頼
あなたは{#役割}です。次の{#ルール}を必ず守り、以下のプレスリリースへの想定質問と回答例をあげて{#形式}で出力してください。

# 役割
コーチングのプロ
# 形式
カジュアルな文章
表形式
列は「質問」「回答例」
辛辣な言葉
# ルール
- 私に会話を投げ抱えて、回答を受けてからコメントしてください。
- {#評価} の方法で評価し、出力に含めてください。
- {#参照} のポイントを踏まえて会話をしてください。
- {#実行シナリオ}に沿って私とやり取りをしてください。
# 評価
- USERとの会話のやり取りを通じて感じたことを端的にまとめる
# 参照
ポジティブな言葉を使う:「〜しないように」といった否定形の行源でなく、「〜しよう」というようなポジティブな工程系の言葉を選んで伝えるようにしましょう
# 実行シナリオ
{## 近況報告}の中から選んだ一つの話題についてUSERに質問をしてください。
USERから回答があったらその回答を受けて、励ましを含めたコメントをください。

実際に作ってみる

というわけで、今回学んだこの呪文詠唱を元に、最近良く見る雑学ショート動画の台本を作ってみます。


このような出力がされました、悪くないかも??

より良い出力になるのか、7Rの形式でも再度試してみます。

作成した案に合わせて質問が返ってきます。

今回はこのあと、回答してみましたが掘り下げてくれるだけで一巡で終わってしまいました。。。ただ
GPTをアシスタントChatBotのような形で使用したい場合は、定型的にこちら側にまず質問をするような形にするのはありかもしれません。
例えば、先に定型のトリビア・雑学用の呪文詠唱を入力しておいて後からっ今回知りたいことを入力する形にするだけでも、毎回こちらが想定したアウトプットを出せるようになるといったことができそうな気がしました。

まとめ

・フレームワーク自体はかなり便利コピーして使えるようにすると吉。
・コンシェルジュ化することにより、”相談相手”として活用する

重要なのは「どんな質問をするか?」になってくるので、この7Rで具体的にどういった質問をするのか?といった点を掘り下げていく必要がありそう。

参考


よろしければサポートお願いします。 投げ銭で頂いたものはコーヒーやラムネなど創作のお供に返させていただきます。