日めくりアルバムチャレンジ #11 『Nu-Clear Sounds 』

Ash /『Nu-Clear Sounds』

このアルバムを聴くと、昔の自宅の部屋でひとりゲームをやっているのを思い出す。
聴きながらしていたから、記憶が結びついているんだろう。

　どちらかというと、UKのパワーポップバンドとしてそのキャッチーさがバンドの特徴なのだが、不思議なことにBlur同様ポップアルバムでなく、少し陰鬱になった作品でその存在を知ることになった。

いままで振り返ってみても当時の自分、「どんだけ暗いの好きだったんだよ。」と思い笑ってしまうけど、周りに昔からの友達がいなくなり、少し周囲から浮いていた自分にとっては、この気分がちょうど良かったんだろう。

　ちなみにこのアルバム、他の名盤に比べると売れ線に乗っていたAshの評判をがっつり落としたそうなんだけど、日本だけ前作より売れてるんだって笑
前後を名盤に囲われてるから、存在感が薄いんだけど。自分にとってAshといえばこれなんだよなぁ。「Low Ebb」とか聴くといまでも胸にぐっときてしまう。

Nu-Clear Sounds