決断する力が弱まってる…?
最近、買い物に何度か失敗して返品することになったり、買ったものに満足できないことが何度か続いた。そのせいか、欲しい物があっても躊躇したり、検討を長引かせてそのまま買わないことが多くなってきた。
失敗すると、性格的に失敗を引きずってしまうタイプだ。特に買い物は具体的に貯金残高から数字が引かれてしまうからか、ちょっとした失敗でも悔やんでしまう比率が高い。だからこそ最近はなんでも失敗した場合、けっこう大きな声で「まぁ、いいや」と独り声に出すようにしている。
元来、迷ったものは色んな選択肢をきちんと模索してから、買おうとするタイプでほんとうに気に入らない限り即決することなんかできないやつ。
自分の好きなものじゃなくて、ちょっとした便利なものや生活用品でも類似品が大量にあるので、決断するためのWILLパワーを消費してしまうし、結局大量の選択肢から選ぶことができなくなり、不便なまま過ごしてしまうという悪いループになっている。
最近、本を買おうとするとまずその前にレビューを見て、他の人がどう評価したかを確認してしまうようになった。
インターネットは動画、SNS、ECサイトとどこもレビュー祭りなわけだが、便利になった反面、自分の直感を信じて決断する力が弱くなっているのかもしれない。
自分の目で確かめる力がないんだよ。だから人がいいって言ったものを手に取るだけ、自分の目で選ぶ力が無い。
− 若林がミーハーな春日の父親をいじる回
検討に検討を重ねまくって決断を先延ばしにしていると、手に入るものが手に入らなかったり、より金額がかかってしまったりする。
1日前には安かったものが、元の値段に戻っていたり、売り切れていると「あの時買っとけばよかった-!」という声にならない叫びと後悔だけが注文され、即時到着するから厄介千万である。
そんなことがあるたびに、「適切なタイミングで決めきれる男に、俺はなるっ!」と思う。そしてこの繰り返しである。
この損をするかも…。というよくわからん恐怖感が決断を押し留めてしまっているのだと思うが、こいつ一体なんなんだろうな…。
普段、noteやTwitterを漁っているのは、こういった試練があったときに引き出しから賢人の意見を頂くためである。
賢者に聞く
物事の選択は「ポリシー」「セオリー」「不変の法則」に分けられる。セオリーはこれまでの歴史で勝ちパターンがある程度決まっているもの、不変は根本が変わらないものでこの2つはあまりオリジナルな決定を下す必要はない。もうひとつのポリシーに関しては引用して説明する。
明快な「生き様」や「ポリシー」など、行動規範を持っているかどうかが重要。本人が行動規範を持っていれば、何も悩むことはない。毎回判断するのではなく、一度ベースとなるルールを作り、一貫性をもたせるのが大事。
要は自分ルールをしっかり持てよってことで、特に自分が選択しやすい好きなものやこれまで経験してものはよいとして、自分ルールが適用しづらい新しかったり、よくわからないものに対してどう判断するかがブレていたのは、このポリシーを見直すことで解決できるのではないかと考えた。
そこで何個か例え挙げてみる。
・ビジネス本を買う時「欲しいと思ったものは迷わず買う」
・日用品は目新しいものを試すより、定番を決める
・充電系はAnker一択だ!
・インテリアは本当に気に入ったものが見つかるまで代替品を使う
・やりたいと思ってることは独学で自分依存するのではなくスクールに通う
・捨てるを推進する
などなど
ちなみにこれを書きながら、一番上のビジネス本についてはさっそく試しているが、いきなり積読本が積み重なってしまったので、いい意味でプレッシャーにはなっている。
なんでも一旦自己流に落とし込んで決断しようとする癖が自分にはあるように思うのだけど、こだわる箇所とそうでないところをしっかり切り分けられると、どうでもいい事にパワーを使わなくていいのかもしれない。俺の価値観に合わないから、必要だけど気に入った物が出るまで待つとかやってると、なにも前に進まないしな。
そう、自分ルールを持とう!
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