Airpodsと壊れ続けるイヤホン
最近、またイヤホンが壊れてしまったのでビッグカメラに買い物に行って少し驚く。もはやbluetoothイヤホンの方が売り場面積が多いということに気づいたからだ。久しぶりに高速に乗ったらETCレーンの方が多くなっていて、慌ててハンドルを切ったことを思い出す。
音楽好きで、外出時はほぼ耳には音楽が流れているのだが、そんなくせにいまだにワイヤレスイヤホンを使っていないのは、充電切れに対して過敏になっているからだ。最近は携帯電話、タブレット、パソコン、携帯充電器、時計と日々充電しなければいけないものが多く、それに加えてカメラも加わってくると、もはや充電おまつり状態だ。それが海外旅行に行ったときには、ホテルの電源の少なさもあって、その混沌はさらに肥大してしまう。
しかし、iPhone7に変えた頃からイヤホン端子が廃止になったことにより、ライトニング→イヤホンの変換ケーブルを別途買うことになってしまった。ただでさえイヤホンが消耗品とばかりに壊れるのに加えて、今度はそのケーブルも壊れるので、消費負担が2倍になった。
またイヤホンが片方しか聴こえなくなったので、新しいものを買うとどうも勝手にストップしたり、早送りを繰り返し壊れているようだった。接続がおかしいとすぐお店で交換をお願いするのだが、結局原因はその変換ケーブルでその時にはさすがにこの不便な環境に甘んじている自分を呪ったのである。
さて、Airpodsだ。
最初の印象としては、完全にiPodやiPhoneに付いてくるあのカスカス音のイヤホンと同じような見た目に見えたため、「いや、ただのワイヤレスなだけで、音質はカスでしょ。」と、なぜあのデザインにしたのか疑問に思ったものだ。
しかしいざ、ワイヤレスを検討しようという段になってみると名だたるYoutuberの方々のAirpods(pro)を賛美する声が聞こえてくる。
あまりイヤホン界隈に詳しくなかったため、最近は「ノイズキャンセリング」とは別に「外部音取込」というのが搭載されていることを知った。普段、仕事でも街歩きでもイヤホンつけっぱなし状態の自分にとってはカナルでノイズキャンセリングが強すぎて他の音が聞こえなくなってしまうことは問題で、そのモードへスムーズに切り替えができるとしり、考えが少し傾いた。それ以外にも適度な音質、iPhoneへの接続の安定さなどが高く評価されているようだ。
そう考えると、今後は耳の拡張としてイヤホンがこれまでとは違った形で活用されていくような感覚が、新しい体験として評価されているのかもしれない。いままでイヤホンをしながら人と話すなんて失礼という概念があったが、そんな常識も覆すようになってくるのかもしれない。MRがあり、イヤホンがありと人間も外部デバイスと繋がっていくと考えると、なんだか漫画のような未来で怖いような気もする。
しかし問題はそんなAirpodsの値段が高いことである。さらに売り切れということもあり、結局は安価なAnkerに留まるのだろう。海外旅行にはコード付きのイヤホンを別途持っていくことにする。
これで、しゃがんだ時に引っかかって耳が引っ張られたり、電車で他の人のバッグについていってしまったり、ひたすらコードの知恵の輪を解くといったストレスから開放されるのだろうか。
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