MusicFXを使って物語を音楽にする
宇宙に一人だけ残されたペンギンが誰かに聴かせるため
ひとりでぽろんぽろんと繊細なピアノを奏でるような悲しくて切ないエレクトロニカ。
というプロンプトで作った音楽です。
前にAIVAというツールを利用してAIで音楽を作るのを試してみたんですが、今回はテキスト入力することで音楽を作ることができるGoogleのMusic FXを試してみます。
AIVAとかは、ジャンルや拍数を決めるだけだったんですがこちらはテキスト入力から生成する一時期話題になったSuno AIと近しい形です。
まあ歌は歌いませんが…。
Music FXの特徴
・30秒〜70秒までの音源を生成
・テキストを入力すると、2曲作成
・歌は無し。
・生成される音楽はAメロ…みたいのはなく途中から始まる感じ
機能もシンプルで文字から作っていくので、かなり直感的に作ることができます。ただ呪文詠唱の補足がちょっとしかないので、ジャンルや単語の意味を理解できないと意図通りの物を作るのちょっとむずかしそう。
実際に物語を理解しているかは謎で、音楽ワードをメインに散らしたほうがクオリティとしては高まっていく気がします。
これを使って、作ってみたのが一番上のペンギンですね。
テキストで出来るなら、物語で作ってみたらどうなるかな?
こんな疑問を元に、日本人にもっとも根付いている「桃太郎」を元に作ってみることにしました。
ぜひ聴きながら見てみてほしいですが、まずClaudeを使ってこんな事をお願いして。桃太郎の物語を8個に分割します。
日本語のままでも入力可能ですが、念の為DeepLで英語にチェンジ。
それからMusicFXに入力していきます。
2曲生成されるのですが、いまいちだなー。と思ったら入力欄下にあるサジェストから追加して雰囲気を調整していきます。もちろん普通に"Metal"とか"noise guiter"とか入れてもOK。
これを繰り返し、8曲✕30秒を動画でまとめてみました。
最後にchatGPTで画像を生成したら、動画にまとめて出来上がりです。
まとめ
なんか思いつきで作ってみたは良いものの、この短い音源をどうやって使うかは悩ましいところです。
もうちょっと楽曲っぽく構成をまとめてくれたり、少なくとも90秒ぐらいまで作れるようになったら、Youtubeなんかでも使えるかもしれませんね。
ただプロンプトの細かい指示によっては、大きく化ける可能性もあるのでぜひ試してみてください。
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