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文字入力だけで、曲が作れるUdio

Suno Aiが登場した時、Xでもかなり話題になったと思います。
歌詞を入力するだけで、なんかそれっぽい曲が作れてしまうやつです。面白いので「詩」にしなくても、日常のつぶやきや思いの丈を歌にすることが出来る面白さというのがあります。
疑似アーティスト体験とでもいいましょうか。

そんな楽曲生成AIにも新たな風が登場しました。その名も
「Udio」

う、ディオ?
ウディオって何?

さておき、早速曲を作ってみます。


まずudioにアクセスすると、このようなHomeが表示します。
今回作ろうと思っていたのは、「RadioheadがBrit Popを作ったら?」というIFのものをベースに考えていたので、主にジャンルを入力していきます。
上にあるフォームによくある呪文詠唱を入力するのですが、これが良く出来てる。

このようにテキストを入力するだけで、主だったジャンルを想定表示してくれるんですよね。
しかもBrit PopやUK Rock、もっとマニアックなStoner Rockとか。普通の人にはどんな音か想像できないようなジャンルまで幅広く提案して設定できるのがすごい。

とりあえず今回はこんな感じで入力してみました。

rock, britpop, alternative rock, indie rock,radiohead, 

ちなみに特定のアーティスト名を入力すると著作権上NGで弾かれるため、これに合わせて自動的にそれっぽいジャンルを付け直してくれるのも優秀です。

Male vocalist, Britpop, Pop rock, Indie pop, Rock, Alternative rock, 
Art rock, Atmospheric, Melodic, Indie rock, 
Introspective, Sombre, Pop, Lonely, Existential

あと歌詞を入力したい場合は、カスタムをクリックして下の入力欄に記載してきます。

その際に、この歌詞がどのヴァース(一節)なのかを記載するとより良いそうです。以下のTipsを参考にしてください。

[Verse]、[Bridge]、[Chorus]タグを追加して、さらにコントロールできるようにする。

udioより

あとは「Create」ボタンを押すと、数分待って30秒程度の楽曲が2つ生成されます。
ちなみに最初に出来上がった楽曲はPulpやU2、Teenage Funclubっぽくなってしまったので、再度生成してこちらを作りました。

このままでも十分クオリティが高くて驚くのですが、これをさらに長くすることもできます。
秒数を伸ばしたい楽曲を選択したら[Expend]をクリックすると、追加できるフィールドが表示されます。
ここで[After Add Section]をクリックすると、この曲の後ろに続きになる楽曲を生成できます。

これも生成すると、2曲分作られるので好きな方にまた同じことを繰り返し、Aメロ・Bメロのように少しずつ作っていきます。
最後に[Outro]を入れることもできますが、歌ものだとなんだか歯切れが悪くなってしまったり、インストゥルメンタルだと長過ぎたりとちょっと調整が難しかったです。

さあ、こうして出来上がった楽曲です。

なんだかRadioheadというより、Elbowっぽいですよね・・。

まとめ

今回はUdioを使用して、自分の好きなジャンルの楽曲を生成してみました。ただこれを使用すればもっともっと色々なジャンルをかけ合わせる事もできてしまいます。
このアーティストがこんなジャンルをやったら?こんなアーティストにインスパイアされた作品を作ったら?といったIFの世界を想像して楽しんでみるのもいいかもしれません。

次回は、この楽曲を使用してMVを作ってみたいと思います。

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