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日めくりアルバムチャレンジ #1 『(What's the Story)Morning Glory』

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そろそろnoteに書くことも無くなってきたので、自分の好きなアルバムでも紹介していこうと思います。1日1投稿できればいいと思ってますがこの期間中にどこまで続くでしょうか。
レビューというかオススメというか、気軽に思い出を振り返るようなそんな文章がいいな。

Oasis / 『(What's the Story)Morning Glory』

 中学の時に友人にBONJOVIを貸してもらってはじめて「歌詞が英語でわからなくてもこんなにカッコいい音楽があるんだ。」と洋楽を聴き始めることになった。その時ふと人から貰ったものではなく「自分が探した、自分だけのアーティストを見つけたい。」という気持ちを持ったことをよく覚えてます。

 当時は、ダウンタウン司会の音楽番組「HEY HEY HEY」なんかでも洋楽チャートがあったりして、邦楽全盛期の波を受けつつも洋楽が世間という一般的な層にもまだ認知されている時代だったと思います。マライヤ・キャリーやスキャットマン・ジョンとか。

 そんなチャートを真剣に見ていて、気になったモノクロの映像がOasisの「Wonderwall」でした。なぜその映像が気になったのかは感覚が曖昧ながらも「これだっ!」という感覚を持った自分は、イトーヨーカドーにあるCD屋さんで当時輸入盤¥1300のアルバム『(What's the Story)Morning Glory』を手にしたのでした。

 当時、アルバムと言えば2、3曲のシングルを聴くために買うような、悪く言えば寄せ集め曲集という印象があります。しかしOasisのこのアルバムはイギリスでも「全曲シングルにできるような完成度」と言われており、もちろん前述したバンドの代表曲にもなった「Wonderwall」「Don't look back in anger」といった曲もありつつも、どの曲も遜色ない上に、これまでに聞いてきた邦楽Popsのアルバムとは違う、しっかりストーリー仕立てになっているかのような感覚を覚えました。

そこで海外アーティストは、日本と違ってシングルをメインに売っていくのではなく、アルバム作品を製作しその中からプロモーションにふさわしい曲をシングル・カットしていくということも知りました。

 そういった意味で、このアルバムは自分にとって洋楽を大好きになった始まりの作品であり、人生でもっとも再生しているのもこのアルバムだと思います。当時、プリティ・グリーンがあったら絶対モッズコート買ってましたし、修学旅行で安い黄色の丸サングラスを買ってたなんてこともありました。

丸眼鏡をかけているのは、流行っているからでもハリーポッターでもなく、自分の中ではリアム・ギャラガーですし、いまでもモッズっぽいコートをつい買いたくなってしまうのは、きっとリアムの影響です。



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