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迷える男性諸君へ。「LoveIsBlind Japan」のすゝめ

Instagramを開いたら、突然アメリカ住みのいとこから、「LoveisBlind」というドキュメンタリー番組に出ろというメッセージが入っていた。

「なんで急に、どうした?」と思ったものの、親ならず結構年下のいとこにさえ「心配されてる、俺?」と一瞬心によぎったが多分仲間内で流行っているからただ面白がって連絡してきただけだろうと、その心配心はひとまず横に置くことにして、とりあえず見てみることにした。

 しかし、これが思った以上にというかちょっと悪い意味の共感をして考えさせられることが多かったので、結果視聴してすごく良かったと今では思ってる。
以下、番組を見ていて思ったことを、なぜか箇条書きで記載していきます。

  • 「ラブイズブラインド」は名前の通り、お互いが顔を見ることなくカップルになり、短期間で結婚にまで至るドキュメンタリー番組

  • 最初はなんだかんだ言って、どうせ美男美女が出る番組でしょ?って思った(韓国のお一人様地獄島を見てたからなおさらw)

  • 金持ちは多いものの、出演者は思ったより普通の人たち(アメリカ版はさらに普通)で、年代は20-50代までと幅広い。

  • 顔が見えないポットの中に入って、会話からカップルになる人を見つける。結ばれたらその後デート・同棲を経て1ヶ月で結婚まで進む

  • 全体的に面接のようになってしまう

Podの中
  • 実は見た目がわからず相手を選ぶという実験的な部分はこのコンテンツのメインではない

  • カップルにならなかった人は、ほぼ映らない笑

  • カップルになった後、デートや同棲をするんだけどその期間の方が圧倒的に長い

  • 短い期間で強制的に結婚のこと・パートナー・未来のことを考えさせられるというのが本来の目的なのかも

  • 多くのカップルは、この婚前期間でうまく行かなくなる

  • 見えないから顔では失敗はしないが、口が旨い人がうまくいく傾向

  • 言ってる事と行動が異なり、けっきょく顔が見えなくても別部分の判断で失敗する

  • 男性は自分のものになった瞬間に、興味が薄れて恋愛的な行動が無くなる姿が自分と重なる

  • その人のことを好きなはずなのに、なぜそんな態度を取ってしまうのだろうか?(自分勝手・ナルシズム?)

  • また女性はなんだかんだ言って付いていきたいと思っている(という人が多いのかなという気がした。)

  • 将来のビジョンがないと結婚を決断できない

  • だから逆にあまり未来を考えすぎない20代の方が楽観的に先に進みやすい

  • 現代の結婚適齢期の30-40代男性は人生を諦めて一番ビジョンが無くなってる時期

  • そんな時にビジョンを求められても、何も考えてない

  • 詰められまくる男性陣、あまり深く考えていないとは言い出せない(これは俺か?)

  • 夢ややりたいことが何もない男性が、将来もつべきビジョンとはなんだろう?

  • 結婚に目が行き過ぎて、本来は出会ったばかりの”この人のことを好きになろう”という根源的なところが抜けてしまう

  • 失敗するのは大体このどっちかのパターン

と一気に箇条書きで思ったことを書いてみたが、
この「ラブイズブラインド」を見て強く思ったのが、

ビジョン(目標)を持っていて、かつそれに向かってしっかり行動している男性は魅力的

ということ。これは夢があるとかないとか、そういう話じゃない。

しかし逆説的にいうと多くの男性は結婚適齢期が後ろにズレたこともあり、結婚像も見えず、将来のキャリアも不透明と、ビジョンを見つけられずに悩んでいる人が自分以外にも多くいるんじゃないかと感じた。

そんな自分も正直将来のことなんて何も考えてないし、突然結婚ってなって、彼女に「どうしますか?」って言われても、どこに向かって進むかなんて何もわからない。だからわからないと答えるもしくははぐらかしてしまうだろう。

女性も逆に、気軽な恋愛の延長でついていくことが難しい年齢になってしまい、将来性を見据えて慎重になるほど男性とのギャップが生じている気がした。
男女平等とはいえ内心的には後ろをついていく精神は健在で(悪いとは言ってない)、ビジョンがない男性に対して「だったらこれから一緒に考えよう」とはならず見限ってしまうようだとパートナー(二人の)としての意味がない。

僕のように将来の結婚に対して、そしてその先についてビジョンがない人は自分の将来を見るような体験ができるので、ぜひこの番組を見てみることをお勧めする。正直娯楽としてあまり面白くはないけど、人生の参考になると思う。

 ちなみに海外版を見ているとコミュニケーションの取り方が日本とは異なって、もっと気軽に話は進む。
(ちなみにアメリカ人男性に霹靂としているから、いとこの周りでは日本版が好評らしい。)
出会ったばかりで、セックスの話ができるのは本当にすごいというか、どういう神経してるのかと思うが、面接になってしまう日本と比べると軽い感じで進んでいくのが文化ギャップがあって面白い。

 多分出演者は、強制的に結婚のことを考えさせられたり、相手がいるというストレスを短期間に一気に感じてダメになってしまうという体験から、色々学ぶことができたり、考え方が変わったりと良い変化があったんじゃないかな。
結婚にリアルがない僕らは、この番組を見ることで少しでもその恩恵に預かろう。

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