ワンピースを見て、ちょっと思ったこと
これまでずっと火曜日更新のワンピースをちょっとずつ観ていたんだけど、この無料期間中にまとめて空島〜シャボンディ諸島集結まで久しぶりに一気読みした。
もともとジャンプを買っていたので、内容は知ってるんだけど改めて見るとこの漫画はコミックスを買いたくなるような伏線や人間模様がたくさん散りばめられていて、改めて読むことで気付かされることが多い。
ジョジョやハンター×ハンターにも言えることだが、ジャンプ本誌で一回読んだぐらいでは理解できないから、コミックスも買って、何回も読んで、やっと少し理解できたりする。何回も読まないとたどり着けない境地があったりする。
ここ最近、”誹謗中傷”という言葉が悪い意味でトレンドになったが、登場人物のルフィと海軍の構図がこれに親しいのではないかと思った。
海軍は自分たちの正義を持ち、世界平和のためにルフィに死んでくれと捕まえようとする。
そんな自分のことを知らない他人が、殺そうとしてくる世界でルフィはどう生きるべきか。
実際、ルフィはその他大勢の海兵たちとも戦ったりしてしまうのだけど、自分のことを慕ってくれる仲間や、尊敬できるメンター達のいる小さなコミュニティがあり、それを守ることに全力を尽くす。
そして、自分の信念(ルール)があり、それを貫くというシンプルな思考を持っている。
この小さな信頼できるコミュニティを持ってるっていうのが大切だよねぇって改めて思ったんだけど、仲間がいて、尊敬する人が自分を評価してくれてるって世界を作れたほうが、最近は幸せに近づきやすい気がしてる。
そんなどうでもいいし、顔も見えない他人だったとしても、量が貯まると元気玉(ならぬ呪玉)のようにフリーザをも倒してしまう威力になってしまうのだろう。ルフィは主人公なんで耐えてしまうけど、それがウソップだったらどうなってしまうのだろうか?
そう考えると、僕らはウソップに近いから彼がどう感じてるかの方が参考になるのかも知れない。彼は仲間に頼って逃げる、大事なときには勇気を持つを実践している男だしね。
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