陽はまた昇る
あけましておめでとうございます
2024年を迎えました。
久しぶりの投稿です。
年々月日が経つのが早く感じられるようになり、2023年もマッハで過ぎ去っていきました。
でも、いつもの年とは少し違っていて。
とても長く感じた1年、いろんな気付きがあった1年でした。
2023年は、長い夜のようだった。
少しずつ明るくなって、いまようやくヘッダの写真のような朝焼けの日差しを感じ、爽やかな朝を迎えました。
2024年は、素敵な年になる気しかしません。
でも、2023年に夜の世界は、それなりに意味があったというか、忘れてはいけない気もしていて、自分の心に起こった変化を記録しておこうと思います。
もしかしたら、誰かの役に立ったり、自分だけじゃないんだと思っていただけるかもしれないなと。。
日没のきっかけ
今にして思えば、次女が大学生になり、いよいよ本格的に自分の好きなように時間を使えるぞと意気込んだところにコロナ禍に突入したあたりから、実はそれは少しずつ始まっていたのかもしれない。
社会人になってすぐに「働く母」になって四半世紀超。
何をするにも、常にどこかで家族のことを考えて良し悪しを考えてきた日々。
これからは「自分」を判断の軸にしていこうとしていた矢先に、出鼻をくじかれる感じ。
会いたい人には会えないし、新しい人との繋がりを持とうとしても、リアルで会えないと関係を深めるのが難しくて、気づかないところでじわじわと進行していた孤独感。
カウンセリングやキャリコンの仕事を拡げるのは難しいのに、本業のITの仕事だけは、どんどん負担が増えていく日々。
なんやこれ?
働くために生きてるのか?
だんだんと、生きる目的がわからなくなった。
そんな日々ではあったけれど、2022年の夏には30年ぶりくらいにライブに行くことができた。
当選確率の低いプラチナチケット。
久しぶりの大阪城ホール。
結婚前はたくさんライブに行ってたけど、結婚してからは行きたいと思うこと自体避けてしまってた。推しを間近に見れたことで、働く意味を見いだせた。
久しぶりにライブに行けたことで、自分の軸でやりたいことがまたできそうだと思えた。
さぁこれからだ!と思えたのに。
推しが、突然消えた。
夜の闇に沈む
ライブの熱が残る2022年11月4日。
それは突然やってきた。
推しがグループを抜けると。
「たかが推しの進退如きで、大の大人が情けない」
と大半の人が思うでしょう。
でも、私はスコーンと闇落ちしてしまったのです。
天性のスキルと努力の才能を併せ持つ人が、報われないなんてことあるの??
これだけ着実にキャリアを積み上げても成功できないと?
じゃあ、私ごときが何をやっても無駄なの?
私は、「私を生きる」こともキャリコンやカウンセラーとしてやっていく自信も見失ってしまった。
楽しいってなんだっけ・・
やりたいことってなんだっけ・・
何もわからなくなった。
暗闇にさした一筋の光
何もわからなくなった私は、ただただ毎日仕事だけに没頭した。
楽しくない。
そもそも、楽しいってなんだっけ。
多趣味な夫に対しては、半ば八つ当たり気味の反抗期。
自分が闇落ちするだけでなく、周りを巻き込み始めた。最悪だ。。
さすがにこのままではまずいから、いっそ消えてなくなろうかとすら思った。
でも、それってもっとだめじゃない?と思える程度の理性はまだ保てていた。
何かを変えなきゃという一心で「楽しいこと探し」を始めた。
どんな些細なことでもいいので、やってみたいなと思うことをとりあえずやってみるという1人遊び。
例えばこんなこと・・
プールで泳ぐ
岩盤浴に行ってみる
ガチャガチャをしてみる
クレーンゲームをしてみる
ビリヤードをしてみる
ダーツをしてみる
ひとりで東京に行く
友だちとお泊りする
バーに行く
陶芸をする
釣りをする
麻雀してみる
ひとりでカラオケに行く
あれ?楽しいかも?
私の中に「楽しい」が少しずつ帰ってきた。
そして、「些細なこと」が些細過ぎることに気づいた。
なんで今までやらなかったんだろう?
「やれない」じゃなくて「やらない」で、自分の邪魔をしてたのは自分自身だったんじゃないのか?
あれ??
そして、また日が昇る
ちょっと楽しいかも?と思い始めた頃、七夕の日に推しが表舞台に戻ってきた。
そして、今日、ファンの想像や期待を大きく上回るパフォーマンスを見せつけてくれた。
積み上げてきたキャリアも努力も無駄にはならない。頑張りは必ず見ている人がいて、いざという時には手を差し伸べてくれる人がいるんだということを、彼らのお陰で改めて信じられるようになった。
機は熟し、日はまた昇った。
私も今日から改めてカウンセラーとしてリスタートします。
彼らに負けないくらい、誰かの目に光が戻るお手伝いができるように。
そして、私も今年は昨年以上に「やりたいことをやる」に徹します。
今年もライブに行けるといいなぁ。
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