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アナグラム感謝祭 no.203「続love & love系の、これは珠玉の名文句」
アナグラムーチョ by Makoto Sakashima
(さか島まこと)です。
アナグラム感謝祭 no.203
恋愛に寄せた名文句なのか、はたまた迷文句なのか。
今回のお題、キーワードは、love & love。
loveという語の2連発系のフレーズ群、その続編。
今回は素晴らしい名文句です。
☆究極の愛か?
She lived with no other thought than to love and
be loved by me.
「彼女は私を愛し私に愛されることのほかには何も考え
ずに生きた」
こんな風に彼女に思われたらもう最高!などと思う人
もいることでしょう。愛だけで生きられたら本望?
これは米国の作家、ポー(Edgar Allan Poe/1809-49)
の言葉。彼の詩「アナベル・リー」(Annabel Lee)の
一節です。
言い換えのしがいのあるフレーズかもしれませんね。
I live with no other thought than to love and be
loved by you.「私はあなたを愛しあなたに愛される
ことのほかには何も考えず生きています」。
Iを主語にすれば、ラブレターに使えます。
ただし実際に使うとなれば、相当に度胸のいる
フレーズでしょうね。
◎原文では、And this maidenが文頭に。
☆今度はloveの3連発! いや増す究極の愛の香り?
We loved with a love that was more than love.
「私たちは、愛以上の愛で愛しあった」
うーむ。「愛以上の愛で愛し合った」とは。
月並な愛とは異なるとの愛の宣誓か? そんな響きが
します。
何気に、内容的に、ものは言いようのたぐいかも
しれませんが、ともかくloveの3連発。
インパクトのあるフレーズには違いありません。
このフレーズ、前項に引き続き米国の作家、ポーの
詩「アナベル・リー」の一節です。
◎原文では文頭にButがあります。
それでは、また次回にお会いしましょう。
With love from Makoto Sakashima 2 U
※Language Art
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