コラム配信/自己啓発|三大クラウド(AWS、GCP、Azure)主要サービスまとめノート
本記事は、筆者のAWS/GCP/Azureに関する勉強の内容をまとめたものです。一部、筆者の理解不足により誤った内容が記載されている可能性があります。参考にしていただく際には必ず公式ページも併せてご参照ください。
AWS (Amazon Web Service)
【コンピューティング・コンテナ】
Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)
https://aws.amazon.com/jp/ec2/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon EC2は、AWSが提供するクラウド上の仮想サーバーサービスです。このサービスは、さまざまなワークロードに対応するセキュアでスケーラブルなコンピューティング性能を提供します。Amazon EC2は多岐にわたるワークロードのニーズに対応する強力なコンピューティングプラットフォームを提供しています。
主な機能やメリット:
高い信頼性: 99.99%の可用性のSLAコミットメントを持ち、数分で容量をスケールすることができます。
セキュアなコンピューティング: AWS Nitro Systemにより、Amazon EC2の基盤にセキュリティが組み込まれています。
柔軟なオプション: AWS GravitonベースのインスタンスやAmazon EC2スポットインスタンスなど、多様なオプションでパフォーマンスとコストを最適化できます。
移行と構築のサポート: AWS移行ツールやAWSマネージドサービスを使用して、アプリケーションの移行と構築を容易に行うことができます。
幅広いインスタンス選択: 600を超えるインスタンスから選択可能で、最新のプロセッサやストレージ、ネットワークなどのオプションが提供されます。
関連キーワード:
スポットインスタンス(Spot instance): EC2スポットインスタンスは、AWSクラウド内の未使用のEC2キャパシティを有効活用するサービス。オンデマンド料金と比較して、最大90%の割引料金で利用可能。大規模なワークロードを低コストで実行できる点から、テストや開発ワークロードなどの用途で活用される。
Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS): EC2向けに設計されたブロックストレージサービス。アベイラビリティーゾーン(AZ)内でのデータのレプリケーションを行い、io2 Block Expressボリュームによって99.999%の耐久性を提供し、障害からデータを保護する。ユーザーは、ワークロードに合わせて最適なストレージタイプを選択することができ、コスト効率の良いものから高性能なものまで、さまざまなボリュームタイプが利用可能。
Amazon Elastic File System(Amazon EFS): AWSのコンピューティングサービス用の共有ファイルシステムを提供するサービス。このファイルシステムはサーバーレスで、完全な弾力性を持っており、ファイルの追加や削除に応じて自動的にスケールする。EFSは、99.999999999%の耐久性と最大99.99%の可用性を持ち、安全かつ確実にファイルへのアクセスが可能。また、アクセス頻度の低いファイルを自動的に移動することで、ストレージのコストを大幅に削減することができる。DevOpsの簡素化、アプリケーション開発のモダナイズ、コンテンツ管理システムの強化、データサイエンスの加速など、多岐にわたるユースケースで利用される。
Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)
https://aws.amazon.com/jp/ecs/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)は、AWSが提供するフルマネージドのコンテナオーケストレーションサービスです。このサービスを使用することで、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、管理、スケーリングが簡単になります。また、AWSの各種サービスとの深い統合が可能で、高度なセキュリティ機能を持つとともに、クラウドとオンプレミスの両方でコンテナワークロードを実行することができます。
主な機能やメリット:
大規模なコンテナの実行: 基盤となるインフラストラクチャを気にせず、AWSで大規模にコンテナを起動できる。
コスト削減: 複数のAWSコンピューティングオプションと従量制料金により、コストを効率的に削減。
迅速なデプロイ: Amazon ECSとAWS Fargateを使用することで、より迅速にデプロイし、アプリケーションに集中可能。
セキュリティとコンプライアンス: セキュリティ、コンプライアンス、アーキテクチャが規制基準を満たしている。
フルマネージドのオーケストレーション: アプリケーションのデプロイ、管理、スケーリングを容易に行うことができる。
Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)
https://aws.amazon.com/jp/eks/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)は、AWSが提供するマネージド Kubernetes サービスで、AWS クラウドおよびオンプレミスデータセンターでKubernetesを効率的に実行することができます。このサービスは、コンテナのスケジューリング、アプリケーションの可用性の管理、クラスターデータの保存などの重要なタスクを自動的に担当します。また、AWSの各種サービスとの深い統合が可能で、高度なセキュリティとパフォーマンスを享受できます。
主な機能やメリット:
AWSとの統合: EC2、VPC、IAM、EBSなどのAWSサービスとの深い統合を活用できる。
コスト削減: 効率的なコンピューティングリソースのプロビジョニングとKubernetesアプリケーションの自動スケーリングによりコストを削減。
セキュリティ: クラスターのコントロールプレーンにセキュリティパッチを自動的に適用し、安全なKubernetes環境を提供。
オンプレミスとの一貫性: オンプレミスデータセンターでのKubernetes実行との一貫性を持つフルサポートのソリューション。
高い可用性とスケーラビリティ: Kubernetesコントロールプレーンノードの可用性とスケーラビリティを自動的に管理。
AWS Elastic Beanstalk
https://aws.amazon.com/jp/elasticbeanstalk/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Elastic Beanstalkは、ウェブアプリケーションやサービスのデプロイとスケーリングを簡単に行うためのサービスです。このサービスを使用することで、インフラストラクチャのプロビジョニングや管理の手間をかけずに、コードの記述に集中することができます。また、AWSの各種リソースを最適に活用してアプリケーションを強化することができます。
主な機能やメリット:
迅速なデプロイ: ウェブアプリケーションを簡単かつ迅速にアップロードしてデプロイすることができます。
コードの記述に集中: インフラストラクチャのプロビジョニングや管理から解放され、開発者はコードの記述に専念できます。
AWSリソースのフルコントロール: アプリケーションを強化するための最適なAWSリソースを選択し、フルコントロールを保持することができます。
自動スケーリング: トラフィックのピークを処理するために、調整可能な設定を使用してアプリケーションを自動的にスケーリングします。
ビジネスに集中: AWS Elastic Beanstalkがウェブアプリケーションのデプロイを担当するため、ユーザーはビジネスに集中することができます。
Amazon Lightsail
https://aws.amazon.com/jp/lightsail/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Lightsailは、AWSが提供する使いやすい仮想プライベートサーバー(VPS)サービスです。このサービスは、事前設定されたクラウドリソースを低価格で提供し、アプリケーションやウェブサイトの構築を簡単に行うことができます。数回のクリックだけでウェブサイトやアプリケーションを作成し、ネットワークやアクセスの設定も自動的に行われます。また、AWSの広範なエコシステムとの統合やリソースの移行も容易に行えます。Amazon Lightsailは初心者から経験豊富な開発者まで、簡単かつ迅速にアプリケーションやウェブサイトをデプロイするための強力なプラットフォームを提供しています。
主な機能やメリット:
簡単なデプロイ: 数回のクリックだけでウェブサイトやアプリケーションを作成・デプロイできます。
自動設定: ネットワーク、アクセス、および環境の設定が自動的に行われます。
AWSエコシステムとの統合: Amazon EC2などのAWSサービスとの統合やリソースの移行が容易です。
低価格: 事前設定されたクラウドリソースを費用効果の高い月額料金で利用できます。
事前設定されたオプション: LAMP, Nginx、MEAN、Node.jsなどの開発スタックやWordPress、Magentoなどのアプリケーションを簡単にデプロイできます。
【ストレージ・データベース】
Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)
https://aws.amazon.com/jp/s3/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)は、AWSが提供するオブジェクトストレージサービスで、業界をリードするスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、およびパフォーマンスを提供します。このサービスは、あらゆる規模や業種のお客様がデータレイク、クラウドネイティブアプリケーション、モバイルアプリケーションなどの多様なユースケースでデータを保存、保護することをサポートします。また、コストパフォーマンスに優れたストレージクラスや使いやすい管理機能を提供しています。
主な機能やメリット:
データ耐久性: 99.999999999% (11 9s) のデータ耐久性を提供し、変動するニーズに合わせてストレージリソースをスケールします。
コスト削減: Amazon S3 のストレージクラスを利用して、先行投資やハードウェアの更新サイクルなしにコストを削減できます。
卓越したセキュリティ: コンプライアンス、および監査機能により、データを保護します。
堅牢なアクセスコントロール: 柔軟なレプリケーションツールや組織全体の可視性を提供し、データの管理を容易にします。
多様なユースケース: データレイク、クラウドネイティブアプリケーション、モバイルアプリケーションなど、あらゆるユースケースでのデータ保存と保護をサポートします。
関連キーワード:
Amazon S3 Glacier ストレージクラス: データアーカイブのために特化して設計され、低コストのアーカイブ用ストレージ。事実上無制限のスケーラビリティを持ち、データの耐久性が99.999999999%(11ナイン)を実現するように設計されている。ユーザーは、さまざまなアクセスパターンやストレージ期間に最適化された3つのアーカイブストレージクラスから選択。
例: 医療画像やニュースメディアアセットなど、すぐにアクセスする必要があるアーカイブデータの場合、ミリ秒レベルの取得時間で最低コストのストレージを提供するS3 Glacier Instant Retrieval ストレージクラス、バックアップやディザスタリカバリのようなユースケースで、すぐにアクセスする必要はないが、大量のデータを無料で取得できる柔軟性が求められる場合、S3 Glacier Flexible Retrievalが選択可能
AWS Storage Gateway
https://aws.amazon.com/jp/storagegateway/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Storage Gatewayは、オンプレミスの環境とAWSクラウドとの間でシームレスにデータを移動・保存するためのハイブリッドクラウドストレージサービスです。このサービスは、オンプレミスのアプリケーションに、事実上無制限のクラウドストレージへのアクセスを提供し、AWSの俊敏性、経済性、およびセキュリティ機能を活用しながら、低レイテンシのデータアクセスを実現します。
主な機能やメリット:
オンプレミスとクラウドの統合: オンプレミスのアプリケーションとAWSクラウドストレージとの間でシームレスなデータ移動とアクセスを実現します。
低レイテンシのデータアクセス: オンプレミスアプリケーションへの低レイテンシのデータアクセスを提供し、ビジネスの中断を防ぎます。
無制限のクラウドストレージ: 新しいストレージハードウェアを導入することなく、実質的に無制限のクラウドストレージを提供します。
高度なセキュリティとコンプライアンス: 暗号化、監査ログ、WORMストレージなどの機能を利用して、データのセキュリティとコンプライアンスを強化します。
多様なユースケース対応: データバックアップ、データレイクの構築、機械学習やビッグデータ分析など、様々なユースケースでのデータ利用をサポートします。
AWS Snow
https://aws.amazon.com/jp/snow/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Snowファミリーは、ペタバイト単位のデータをコスト効率よくオフラインで移動するための専用デバイスを提供するサービスです。これにより、オンプレミスからAWSクラウドへのデータ移動が容易になります。大量のデータを安全かつ効率的にAWSクラウドに移動するための強力なソリューションを提供しています。Snowデバイスは、最も過酷な条件でもフィールドテストされており、高いセキュリティと堅牢性を持っています。さらに、デバイスのオプションは、さまざまな環境やニーズに最適化されています。
主な機能やメリット:
オンボードコンピューティング: Snow Familyデバイスには、エッジでデータを収集および処理するためのコンピューティングリソースが搭載されており、Amazon EC2インスタンスやAWS IoT Greengrass機能などをサポートしています。
エンドツーエンドの追跡: E-Ink配送ラベルを使用してデバイスの追跡が容易になり、Amazon SNSやテキストメッセージ、AWSコンソールを使用して返品配送のラベルを自動更新します。
シンプルな管理およびモニタリング: AWS OpsHubは、Snowデバイスのセットアップと管理を容易にする無料のGUIを提供しています。
暗号化: 移動されるデータはすべて、AWS Key Management Service(KMS)によって管理される256ビット暗号化キーで自動的に暗号化されます。
セキュアな消去: データ移行ジョブの処理と確認が完了すると、デバイスのソフトウェア消去が行われます。
NFS エンドポイント: Snowファミリーのデバイスは、NFSのマウントポイントとして操作可能で、NFS v3とv4.1がサポートされています。
改ざんの防止と特定: 各デバイスは、信頼のルートを提供する Trusted Platform Module(TPM)を備えており、使用するたびに検査されることでデータの整合性と機密性が保証されます。
Amazon RDS
https://aws.amazon.com/jp/rds/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)は、クラウド内でのデータベースのセットアップ、運用、およびスケールを簡単に行うことができるマネージド型サービスです。このサービスを使用することで、データベースの管理に関連する時間のかかる作業を効率的に行うことができ、さまざまなデータベースエンジンから選択することができます。
主な機能やメリット:
簡単なデータベース管理: インフラストラクチャのプロビジョンやソフトウェアの保守を行う必要がなく、データベース管理作業を効率的に行うことができます。
多様なデータベースエンジンのサポート: Amazon Aurora、MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Oracle、SQL Serverなど、複数の人気エンジンから選択することができます。
高可用性: Amazon RDSマルチAZ配置を利用して、高い可用性を実現します。
セキュリティ: 10年以上の実証済みの運用ノウハウとセキュリティのベストプラクティスを利用して、データベースのセキュリティを強化します。
コスト効率: Amazon Auroraへの移行により、商用データベースの高いコストを削減し、高いパフォーマンスを得ることができます。
移行のサポート: AWS Database Migration Service(DMS)を使用して、既存のデータベースを Amazon RDSに簡単に移行またはレプリケートすることができます。
Amazon Aurora
https://aws.amazon.com/jp/rds/aurora/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Auroraは、MySQLとPostgreSQLの完全な互換性を持つ、クラウド専用に構築されたリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。Auroraは、商用データベースの高いパフォーマンスと可用性を、そのコストの10分の1で提供することを目指しています。このサービスは、高い生産性と低い総保有コストを実現し、ユーザーがアプリケーションの構築に集中できるように設計されています。
主な機能やメリット:
完全な互換性: MySQLおよびPostgreSQLとの完全な互換性を持ち、既存のデータベースアプリケーションやツールをそのまま使用できます。
高パフォーマンス: 商用データベースのパフォーマンスを10分の1のコストで提供します。
高可用性: 99.99%のアップタイムSLAを持ち、マルチAZの可用性とグローバルレプリケーションを提供します。
セキュリティ: 組み込みのセキュリティ機能を持ち、継続的なバックアップやサーバーレスコンピューティングなどの機能を提供します。
簡単な移行: 標準的なツールを使用して、MySQLやPostgreSQLデータベースをAuroraに簡単に移行できます。
サーバーレス: 容量管理の手間を省き、瞬時のスケーリングを実現し、使用した容量のみを支払うことでコストを削減します。
Amazon DynamoDB
https://aws.amazon.com/jp/dynamodb/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon DynamoDBは、高速で柔軟なNoSQLデータベースサービスとして提供されています。このサービスは、1桁ミリ秒単位の安定したパフォーマンスを持ち、ほぼ無制限のスループットとストレージを提供することができます。さらに、マルチリージョンレプリケーションや保存時の暗号化、自動バックアップなどの機能を持つことで、データの安全性と信頼性を保証しています。
主な機能やメリット:
高速なパフォーマンス: 1桁ミリ秒単位での安定したパフォーマンスを提供し、大量のデータを迅速に処理できます。
スケーラビリティ: ほぼ無制限のスループットとストレージを持ち、ニーズに合わせて自動的にスケールアップ/ダウンが可能です。
高い信頼性: 最大可用性99.999%のSLAを持ち、データの保護と信頼性を保証します。
セキュリティ: 保存時の暗号化や自動バックアップを提供し、データの安全性を確保します。
サーバーレス: フルマネージドのサーバーレスデータベースとして提供され、運用の手間を省きながらイノベーションに集中できます。
AWSとの統合: AWSの他のサービスとの統合が容易で、データの活用範囲を広げることができます。
Amazon DocumentDB
https://aws.amazon.com/jp/documentdb/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon DocumentDBは、MongoDB互換のフルマネージド型のネイティブJSONドキュメントデータベースサービスです。このサービスは、アプリケーションで生成される柔軟なJSON形式でデータを格納、クエリ、インデックス作成、集計することができ、アプリケーションの開発と進化を加速します。また、ペタバイトのストレージを使用して、1秒あたり何百万ものドキュメントの読み取りおよび書き込み要求にスケーリングすることができます。
主な機能やメリット:
柔軟なJSON形式: アプリケーションで生成されるデータを簡単に格納、クエリ、インデックス作成、集計することができます。
高いスケーラビリティ: ペタバイトのストレージを使用して、1秒あたり何百万ものドキュメントの読み取りおよび書き込み要求にスケーリングできます。
フルマネージドサービス: 手動によるデータベース管理タスクを排除し、生産性を向上させ、総所有費用を削減します。
MongoDB互換: 既存のMongoDB API、ドライバー、ツールを使用しながら、エンタープライズ機能を利用できます。
組み込みセキュリティ: 組み込みのセキュリティベストプラクティス、継続的なバックアップ、および他のAWSサービスとのネイティブ統合を利用できます。
Amazon ElastiCache
https://aws.amazon.com/jp/elasticache/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon ElastiCacheは、完全マネージド型のRedisとMemCacheと互換性のあるサービスで、最新のアプリケーション向けにコスト最適化されたパフォーマンスをリアルタイムで提供します。このサービスは、マイクロ秒の応答時間で1秒あたり数億回の操作までスケーリングが可能で、エンタープライズグレードのセキュリティと信頼性を提供します。
主な機能やメリット:
リアルタイム性能: 1秒あたり数億回の処理と最大1ペビバイトのデータで、マイクロ秒の応答時間を実現。
高い信頼性: マルチAZ配置で99.99%のSLAを達成し、クロスリージョンレプリケーションでディザスタリカバリを強化。
コスト最適化: 頻繁に読み取られるデータ用のキャッシュを追加してリソースを最適化し、総所有コストを削減。
オープンソース互換性: RedisとMemcachedを使用してアプリケーションを迅速に構築し、他のAWSサービスと簡単に統合。
リアルタイムアプリケーション対応: 頻繁に使用するデータを高速にメモリに保存し、1秒間に何億回もの処理をサポート。
【機械学習・ビッグデータ・AI・IoT】
Amazon Redshift
https://aws.amazon.com/jp/redshift/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Redshiftは、クラウドデータウェアハウジング向けのサービスで、データサイロを打破し、データの移動や変換なしにリアルタイムかつ予測的なインサイトを提供します。他のクラウドデータウェアハウスと比較して最大5倍の料金パフォーマンスを実現し、追加コストなしで即座に利用できる性能イノベーションを持っています。このサービスは、データウェアハウスインフラストラクチャの管理をせずに、すべてのデータに対して数秒で分析を実行およびスケーリングできる点が特徴です。
主な機能やメリット:
リアルタイムインサイト: データの移動や変換をせずに、すべてのデータについてリアルタイムかつ予測的なインサイトを得る。
高い料金パフォーマンス: 他のクラウドデータウェアハウスと比較して最大5倍の料金パフォーマンスを提供。
管理の簡素化: データウェアハウスインフラストラクチャの管理をせず、すぐに分析を実行およびスケーリング。
SQLを使用した分析: SQLを使用して、データウェアハウス、運用データベース、データレイクにわたるデータを分析。
広範なデータ分析: エクサバイトのデータを分析し、複雑な分析クエリを実行する能力。
AWS Data Pipeline
https://aws.amazon.com/jp/datapipeline/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Data Pipelineは、AWSのさまざまなコンピューティングサービスやストレージサービス、オンプレミスのデータソース間でのデータ処理やデータ移動を信頼性高く自動化するウェブサービスです。このサービスを使用することで、データの変換、処理、そしてAWSサービスへの効率的な転送が可能となります。
主な機能やメリット:
信頼性: AWS Data Pipelineは高可用性を持つ分散型インフラストラクチャ上に構築されており、障害が発生した場合でもアクティビティの自動再試行が行われます。
使いやすさ: ドラッグアンドドロップで操作可能なコンソールを使用して、簡単にパイプラインを作成できます。また、よく使用される前提条件が組み込まれているため、追加のロジックを記述する必要がありません。
柔軟性: AWS Data Pipelineは、スケジュール設定、依存関係の追跡、エラー処理などの多様な機能を提供します。また、カスタムアクティビティや前提条件も記述可能です。
スケーラブル: AWS Data Pipelineは、小規模から大規模なデータ処理まで対応可能で、何百万ものファイルの処理も簡単に行えます。
低コスト: AWS Data Pipelineはコスト効率が高く、月ごとの請求料金が安価です。
透過的: ビジネスロジックを実行するコンピューティングリソースのコントロール権はユーザーにあり、実行ログ全体が自動的にAmazon S3に送信されるため、詳細なレコードを取得できます。
Amazon EMR
https://aws.amazon.com/jp/emr/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon EMRは、Apache Spark、Apache Hive、Prestoなどのオープンソースフレームワークを使用して、ペタバイトスケールのデータ処理、相互分析、機械学習を行うクラウドビッグデータソリューションです。これにより、ビッグデータアプリケーションやペタバイトスケールのデータ分析を高速に、そしてオンプレミス型ソリューションの半分以下のコストで実行することができます。
主な機能やメリット:
ビッグデータワークロードの簡単な実行: Apache Spark、Hive、Prestoなどのビッグデータワークロードを簡単に実行してスケールすることができます。
コスト効率: オンプレミス型ソリューションの半分以下のコストで高速なデータ分析が可能です。
最新のオープンソースフレームワーク: カスタマイズされたAmazon EC2クラスターやAmazon EKSなどのオプションを使用して、最新のオープンソースフレームワークでアプリケーションを構築できます。
高速化されたデータ分析: パフォーマンスが最適化されたオープンソースのAPI互換バージョンを使用して、データ分析の時間を最大2倍高速化することができます。
開発とデバッグの簡易化: EMR NotebooksやEMR Studioなどのオープンソースツールを使用して、アプリケーションの開発、視覚化、デバッグを簡単に行うことができます。
Amazon Athena
https://aws.amazon.com/jp/athena/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Athenaは、オープンソースフレームワーク上に構築されたサーバーレスのインタラクティブな分析サービスで、ペタバイト規模のデータを簡単かつ柔軟に分析することができます。Amazon S3や他の多数のデータソースからデータを分析したり、アプリケーションを構築したりすることができます。Athenaの主な特徴は、オープンソースのTrinoやPrestoエンジン、Apache Sparkフレームワーク上に構築されていること、プロビジョニングや設定が不要であることなどです。
主な機能やメリット:
サーバーレスエクスペリエンス: SQLやApache Spark分析ワークロードを合理化された方法でほぼ瞬時に起動できます。
柔軟性の実現: 複数の言語、オープンデータ形式、オープンソースフレームワーク、BIおよび機械学習ツールの統合をサポートしています。
シンプルな価格設定: 実行したクエリや使用した計算に基づいてのみ料金が発生します。
オープンソースフレームワークのサポート: Trino、Prestoエンジン、Apache Sparkフレームワーク上に構築されています。
データソースの多様性: Amazon S3データレイクや25以上のデータソースからのデータ分析が可能です。
Amazon Kinesis
https://aws.amazon.com/jp/kinesis/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Kinesisは、ストリーミングデータをリアルタイムで収集、処理、分析するサービスです。これにより、インサイトを適時に取得し、新しい情報に迅速に対応することができます。Kinesisは、動画、音声、アプリケーションログ、ウェブサイトのクリックストリーム、IoTテレメトリーデータなどのストリーミングデータをリアルタイムで取り込むことができます。データを受信すると、すぐに処理および分析を行い、すべてのデータの収集を待たずに処理を開始し、迅速に応答することができます。
主な機能やメリット:
リアルタイム: Amazon Kinesisはストリーミングデータをリアルタイムで取得、バッファ、処理することができ、通常数時間から数日かかるインサイトの生成を数秒から数分で完了できます。
完全マネージド型: インフラストラクチャの管理なしに、ストリーミングアプリケーションを実行できます。
スケーラブル: サイズの上限なくストリーミングデータに対応し、数千ものソースからのデータを低いレイテンシーで処理できます。
Kinesis Video Streams: 接続されたデバイスからの動画をAWSへ簡単かつ安全にストリーミングできます。
Kinesis Data Streams: 数十万規模のソースからのデータをリアルタイムで継続的にキャプチャできます。
Kinesis Data Firehose: データストリームをAWSデータストアにキャプチャ、変換、ロードするサービスです。
Kinesis Data Analytics: SQLやApache Flinkを使用してデータストリームをリアルタイムで処理できます。
Amazon QuickSight
https://aws.amazon.com/jp/quicksight/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon QuickSightは、クラウドネイティブのサーバーレスビジネスインテリジェンスサービスです。このサービスを使用すると、組織内のすべてのユーザーが自然言語でデータに関する質問をしたり、インタラクティブなダッシュボードを探索したり、機械学習を活用してデータのパターンや外れ値を自動的に探索することができます。
主な機能やメリット:
ビジネスインテリジェンスの有効化: QuickSight Qを使用して、データに関する会話形式の質問をし、関連する視覚化を迅速に受け取ることができます。
高度な分析: AWSの機械学習を活用して、データのインサイトを探索し、予測やwhat-if分析を実行することができます。
アプリケーションの差別化: インタラクティブな視覚化やダッシュボードをアプリケーションに組み込むことで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
全ユーザー向けの機能: QuickSight Qを使用して、自然言語での質問に対して迅速に回答を提供します。
サーバーレスでのダッシュボード作成: ビジネスアナリストは、サーバーレスで高品質なダッシュボードを迅速に作成することができます。
組み込み分析のデプロイ: デベロッパーは、AWS APIを使用して、アプリケーション内での組み込み分析をデプロイし、スケーリングすることができます。
自動スケーリング: QuickSightはワークロードに応じて自動的にスケーリングし、一貫したパフォーマンスを提供します。
セッション単位の料金: 実際の使用量にのみ基づいて料金が発生し、大規模なデプロイにおいてもコスト効果が高いです。
Amazon Comprehend
https://aws.amazon.com/jp/comprehend/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Comprehendは、テキストから価値あるインサイトを発見するためのサービスです。ドキュメント、カスタマーサポートチケット、製品レビュー、ソーシャルメディアフィードなどのテキストから、重要な情報を抽出します。機械学習の経験は不要で、モデルのトレーニングを通じてドキュメントを分類し、ビジネスを差別化することができます。また、ドキュメントからの個人情報の識別と再編集により、データの安全性を確保します。
主な機能やメリット:
テキストからのインサイト抽出: ドキュメントやソーシャルメディアからのテキストを解析し、価値ある情報を発見します。
ドキュメント処理の簡素化: 保険金請求書などのドキュメントからテキストやキーフレーズを抽出し、ワークフローを効率化します。
機械学習の経験不要: モデルのトレーニングを通じてドキュメントを分類し、ビジネスの差別化を実現します。
データの安全性: 個人を特定できる情報を識別し、再編集することでデータの安全性を確保します。
Amazon Rekognition
https://aws.amazon.com/jp/rekognition/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Rekognitionは、機械学習を活用して画像と動画の分析を自動化するサービスです。ユーザーは、事前にトレーニングされたモデルやカスタマイズ可能なコンピュータビジョンAPIを使用して、大量の画像や動画を迅速に分析することができます。また、フルマネージドのAI機能を提供し、ビジネスのニーズに合わせてスケーリングすることができます。
主な機能やメリット:
Face Liveness: 本人確認の際に、本物のユーザーを数秒以内に検出し、なりすましを悪用する攻撃者を阻止します。
コンテンツのモデレーション: 画像や動画全体で潜在的に危険、不適切、または不要なコンテンツを検出します。
ラベル: オブジェクト、シーン、アクティビティ、ランドマーク、主要なカラー、画質などを検出します。
顔比較と検索: 別の写真やプライベートな画像リポジトリとの顔の類似性を判断します。
カスタムラベル: 自動機械学習を使用して、ブランドロゴなどのカスタムオブジェクトを検出します。
動画セグメント検出: 動画の主要なセグメント、例えばブラックフレームや開始クレジットなどを検出します。
顔検出と分析: 画像や動画に映る顔を検出し、その属性を認識します。
テキスト検出: 画像や動画からテキストを抽出します。
有名人の認識: メディアや広告用の写真や映像に映る有名人を特定します。
Amazon Textract
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Amazon Textractは、スキャンされたドキュメントからテキスト、手書き文字、およびデータを自動的に抽出する機械学習サービスです。このサービスは、単なる光学文字認識(OCR)を超えて、フォームやラベルからのデータの識別、理解、抽出を行います。手動のプロセスやコストを削減するために、機械学習を活用して、あらゆる種類のドキュメントからの情報を迅速かつ正確に抽出します。
主な機能やメリット:
自動データ抽出: スキャンしたドキュメントからテキスト、手書き文字、およびデータを自動的に抽出します。
高度な認識能力: 単なるOCRを超えて、フォームやラベルからのデータの識別、理解、抽出を行います。
コスト削減: 手動のデータ入力や単純なOCRソフトウェアを必要とせず、機械学習を利用してデータ抽出を自動化します。
高速なデータ処理: 数時間や数日を要する従来の方法に比べ、数分でデータを抽出します。
データの安全性: データプライバシー、暗号化、コンプライアンス標準を通じて、データ処理を安全に行います。
Amazon SageMaker
https://aws.amazon.com/jp/sagemaker/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon SageMakerは、フルマネージドのインフラストラクチャ、ツール、ワークフローを提供し、様々なユースケースに対応する機械学習モデルの構築、トレーニング、デプロイをサポートするサービスです。Amazonの20年以上の機械学習アプリケーション開発経験をベースにしており、多くの機能や最適化が組み込まれています。
主な機能やメリット:
多様なユーザー対応: データサイエンティストにはIDEを、ビジネスアナリストにはノーコードインターフェースを提供。多くの人々が機械学習でイノベーションを実現できるようサポートします。
データアクセスと処理: 大量の構造化データや非構造化データにアクセスし、ラベル付けや機械学習用の処理が可能。
高速トレーニング: 最適化されたインフラストラクチャにより、トレーニング時間を大幅に短縮。専用ツールを使用して生産性を向上させることができます。
MLOpsとガバナンス: MLOpsのプラクティスとガバナンスを自動化・標準化し、透明性と監査可能性を高めます。
実績と信頼性: Amazonの実際の機械学習アプリケーション開発の経験に基づいており、高い生産性、大規模な予測能力、コスト削減などのメリットが実現されています。
【サーバーレス】
AWS Lambda
https://aws.amazon.com/jp/lambda/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Lambdaは、サーバーレスでイベント駆動型のコンピューティングサービスであり、サーバーのプロビジョニングや管理をせずに、様々なアプリケーションやバックエンドサービスのコードを実行することができます。AWSの多数のサービスやSaaSアプリケーションからLambdaをトリガーすることができ、使用した分だけの料金が発生します。
主な機能やメリット:
サーバーレスコンピューティング: インフラストラクチャのプロビジョニングや管理をせずにコードを実行でき、.zipファイルやコンテナイメージとしてアップロードするだけで利用可能。
自動スケーリング: 1日に数十イベントから1秒に数十万イベントまでのリクエストに自動的に対応。
コスト効率: 使用するコンピューティング時間に対してのみミリ秒単位で支払うことで、コストを削減。
高いパフォーマンス: 適切な関数のメモリサイズにより、コードの実行時間とパフォーマンスを最適化。Provisioned Concurrencyを使用して高い需要に迅速に対応。
イベント駆動型: 200以上のAWSサービスやSaaSアプリケーションからのトリガーにより、イベント発生時にコードを実行。
AWS Fargate
https://aws.amazon.com/jp/fargate/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Fargateは、サーバーレスで従量制料金のコンピューティングエンジンで、サーバーの管理なしにアプリケーションの構築に集中できるサービスです。Amazon ECSとAmazon EKSの両方と互換性があり、OCI準拠のコンテナイメージを使用して、サーバーレスコンピューティングでコンテナを実行することができます。
主な機能やメリット:
アプリケーション中心のデプロイ: インフラストラクチャの代わりにアプリケーションをデプロイおよび管理することができ、サーバーのスケーリングや保護などの運用上のオーバーヘッドを削減します。
組み込み統合: Amazon CloudWatch Container InsightsなどのAWSサービスとの組み込み統合を通じてアプリケーションをモニタリングすることができます。
セキュリティの強化: 設計によるワークロードの分離を提供し、Amazon ECSタスクとAmazon EKSポッドはそれぞれ専用のランタイム環境で実行されることで、セキュリティが向上します。
コスト効率: 使用したコンピューティングリソースのみの支払いが可能で、Savings PlansやFargate Spot、AWS Graviton2プロセッサを使用してさらにコストを最適化することができます。
サーバーレスコンピューティング: Amazon ECSやAmazon EKSとの組み合わせで、サーバーやクラスターの管理なしにコンテナを実行することができます。
【ネットワーキング】
Amazon API Gateway
https://aws.amazon.com/jp/api-gateway/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon API Gatewayは、デベロッパーが規模に関係なくAPIの作成、公開、保守、モニタリング、保護を簡単に行えるフルマネージド型サービスです。APIはアプリケーションがバックエンドサービスからのデータや機能にアクセスするための「フロントドア」として機能し、API Gatewayを使用することで、RESTful APIやWebSocket APIを作成できます。また、API Gatewayはコンテナ化されたサーバーレスのワークロードやウェブアプリケーションもサポートします。
主な機能やメリット:
効率的な API 開発: 新しいAPIバージョンの迅速なイテレーション、テスト、リリースが可能。API呼び出しと送出データにのみ料金が発生。
規模に応じたパフォーマンス: Amazon CloudFrontのグローバルエッジロケーションネットワークを活用し、低レイテンシでAPIリクエストとレスポンスを実行。
大規模なコスト削減: APIリクエスト向けの段階的料金モデルにより、使用量が増えるほどコスト削減が可能。
簡単なモニタリング: API GatewayのダッシュボードとAmazon CloudWatchを使用してAPIのパフォーマンスメトリクスと情報をモニタリング。
柔軟なセキュリティ管理: AWS IAMやAmazon Cognitoを使用してAPIへのアクセスを制御。OAuthトークンやLambdaオーソライザーもサポート。
RESTful API オプション: HTTP APIやREST APIを使用してRESTful APIを作成。HTTP APIはコスト削減のための選択肢として提供されています。
Amazon CloudFront
https://aws.amazon.com/jp/cloudfront/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon CloudFrontは、AWSが提供するコンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスです。このサービスは、高いパフォーマンス、セキュリティ、そしてデベロッパーの利便性を目的として設計されています。グローバルに分散した450以上のPoint of Presence(PoP)を通じてデータを配信することで、ユーザーに対して低レイテンシーと高速な転送速度を提供します。
主な機能やメリット:
低レイテンシーと高速転送: グローバルに分散した450以上のPoint of Presence(PoP)を経由してデータを配信し、自動化されたネットワークマッピングとインテリジェントなルーティングによりレイテンシーを低減。
強化されたセキュリティ: トラフィックの暗号化やアクセス制御を提供し、AWS Shield Standardを利用してDDoS攻撃を防御。
コスト削減: 統合されたリクエストやカスタマイズ可能な料金オプション、AWSオリジンからのデータ転送費用をゼロにすることでコストを削減。
サーバーレスコンピューティング機能: AWSのCDNエッジで実行するコードをカスタマイズし、コスト、パフォーマンス、セキュリティのバランスを取ることができる。
AWS Direct Connect
https://aws.amazon.com/jp/directconnect/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Direct Connectは、AWSリソースへの専用ネットワーク接続サービスです。このサービスを使用することで、公開インターネットを経由せずにAWSへの直接接続が可能となり、アプリケーションのパフォーマンスの向上やデータの保護が期待できます。さらに、低いデータ転送レートにより、ネットワークコストの削減も実現します。
主な機能やメリット:
公開インターネットをバイパス: AWSに直接接続することで、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。
データの保護: 複数の暗号化オプションを利用して、AWS間のデータ移動を安全に行うことができます。
ネットワークコストの削減: AWSからの低いデータ転送レートにより、ネットワークコストを削減することができます。
ボトルネックの回避: ネットワークトラフィックはAWSグローバルネットワーク内でのみ転送され、公開インターネットへのアクセスがないため、ボトルネックや予期しないレイテンシーの増加のリスクが低減します。
グローバルネットワーク接続: 100以上のAWS Direct Connect ロケーションでのデプロイが可能で、SiteLinkを使用してグローバルネットワーク内のオフィスとデータセンター間の接続も実現できます。
AWS VPN
https://aws.amazon.com/jp/vpn/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS VPNは、オンプレミスのネットワークやリモートワーカーをAWSクラウドに安全に接続するためのサービスです。このサービスは、フルマネージド型であり、ユーザーの需要に応じて自動的にスケールすることができます。また、ハードウェアやソフトウェアのインストールや管理の手間を省くことができます。
主な機能やメリット:
フルマネージド型のVPNサービス: AWS Client VPNは、ユーザーの需要に合わせて自動的にスケールアップまたはスケールダウンすることができるサービスです。
安全な接続: AWS Site-to-Site VPNを使用すると、データセンターや支社とAWSクラウドリソース間の安全な接続を確立できます。
高速化オプション: AWS Global Acceleratorと連携することで、Site-to-Site VPNの通信速度を向上させることができます。
リモートアクセスのスケーラビリティ: ピーク時の需要に応じて自動的にスケールアップし、ピークが過ぎたらスケールダウンすることができます。
AWS PrivateLink
https://aws.amazon.com/jp/privatelink/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS PrivateLinkは、ユーザーがVPCとAWSのサービス間での接続を安全に確立することができるサービスです。公衆インターネットを経由せずに、プライベートな接続を提供することが特徴です。
主な機能やメリット:
インターネット非公開の接続: データをインターネットに公開せず、VPCとAWSのサービス間の接続を確立します。
セキュリティ強化: SaaSアプリケーションとのデータ交換時にプライベートIPアドレスを使用し、トラフィックを保護します。
ネットワークの簡素化: 簡素化されたネットワークとファイアウォールの管理ルールで接続が可能であり、データ出力とNATのコストを削減します。
クラウド移行の加速: PrivateLinkとAWS Direct ConnectやVPNの組み合わせにより、クラウド移行を迅速に行うことができます。
規制への準拠: HIPAA、EU-US プライバシーシールド、PCIなどの規制に準拠しながら、SaaSサービスを提供します。
【セキュリティ・ID】
AWS Identity and Access Management(AWS IAM)
https://aws.amazon.com/jp/iam/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Identity and Access Management(IAM)は、AWSのサービスやリソースへのアクセスを安全に管理するためのサービスです。ユーザーやグループのアクセス許可を一元管理し、アクセスを分析してAWS全体でのアクセス許可を改善することができます。
主な機能やメリット:
ガードレールとアクセス制御: ワークフォースやワークロードに対するガードレールやきめ細かいアクセス制御を設定し、管理します。
IDの一元管理: 単一のAWSアカウントでIDを管理するか、複数のAWSアカウントにIDを一元的に接続します。
一時的なセキュリティ認証情報: AWSリソースにアクセスするワークロードに一時的なセキュリティ認証情報を付与します。
アクセスの継続的分析: 継続的にアクセスを分析し、最小特権への移行に伴うアクセス許可の規模の適正化を図ります。
属性ベースのアクセス制御: 部署、ジョブロール、チーム名などのユーザー属性に基づいたきめ細かいアクセス許可を作成します。
AWS Artifact
https://aws.amazon.com/jp/artifact/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Artifactは、AWSおよび独立系ソフトウェアベンダー(ISV)のセキュリティとコンプライアンスレポートへのオンデマンドアクセスを提供するセルフサービスポータルです。このサービスを使用することで、AWSのコンプライアンスとセキュリティ体制を理解し、ワークロードのデプロイの自信を深めることができます。
主な機能やメリット:
オンデマンドアクセス: AWSおよびISVのコンプライアンスレポートにオンデマンドでアクセスし、時間を節約できます。
コンプライアンス同意の管理: AWSとのコンプライアンス同意をオンデマンドで受け入れ、終了、およびダウンロードすることができます。
セキュリティとコンプライアンスの理解: AWSのセキュリティとコンプライアンス体制を深く理解し、ワークロードのデプロイに自信を持つことができます。
契約の大規模な管理: AWSとの契約をレビュー、承諾、管理し、組織内の現在および将来のアカウントに適用することができます。
サードパーティーのセキュリティ評価: AWS Marketplaceで製品を販売するISVのデューデリジェンスを実行し、セキュリティとコンプライアンスのレポートにアクセスできます。
AWS Certificate Manager(ACM)
https://aws.amazon.com/jp/certificate-manager/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Certificate Manager (ACM) は、AWSサービスや内部接続リソースで使用するパブリックおよびプライベート SSL/TLS証明書を効率的にプロビジョニング、管理、展開するためのサービスです。ACMを利用することで、SSL/TLS証明書の購入、アップロード、更新などの手間がかかるプロセスを手動で行う必要がなくなり、セキュリティの強化と運用の効率化が実現されます。
主な機能やメリット:
証明書の取得プロセスの簡素化: ACMは証明書の取得、更新、管理のプロセスを自動化し、運用の手間を削減します。
無料の証明書: ACM統合サービスを使用することで、無料の証明書を取得することができます。
マネージド型証明書更新: ACMは証明書の更新を自動的に行い、証明書の有効期限切れによるサービス停止を防ぎます。
証明書にキー管理: ACMは証明書のキー管理を効率的に行い、セキュリティを強化します。
ウェブサイトのセキュリティ強化: ウェブサイトやアプリケーションのトラフィックを安全に保護し、セキュリティを向上させることができます。
AWS CloudHSM
https://aws.amazon.com/jp/cloudhsm/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS CloudHSMは、お客様の仮想プライベートクラウド(VPC)内で動作する、専用のハードウェアセキュリティモジュール(HSM)を提供するサービスです。これにより、データセキュリティに関する企業、契約、規制のコンプライアンス要件を満たすのに役立ちます。FIPS検証済みのハードウェア上でキーの管理とアクセスが可能となり、セキュリティを強化します。
主な機能やメリット:
シングルテナントのHSM: お客様が所有するシングルテナントのHSMインスタンスで、キーを保護された環境で管理しアクセスできます。
高い信頼性と低待機時間: ワークロードを効率的にデプロイし、規制コンプライアンスへの対応をサポートします。
時間単位の支払い: 必要に応じてHSMをバックアップしシャットダウンすることで、コストを効果的に管理できます。
HSMの容量管理: HSMの容量を効率的に管理し、クラスターにHSMを追加または削除することで、コストを最適化します。
コンプライアンス要件の対応: 企業や規制のデータセキュリティ要件を満たすのに役立ちます。
AWS Key Management Service(AWS KMS)
https://aws.amazon.com/jp/kms/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Key Management Service(AWS KMS)は、アプリケーションやAWSのサービス全体で暗号キーを作成、管理、制御することができるサービスです。これにより、データの暗号化、デジタル署名、アプリケーション内の暗号化、メッセージ認証コードの生成と検証などのセキュリティ関連のタスクを効率的に実行することができます。
主な機能やメリット:
キーの一元管理: 統合されたサービスやアプリケーションにわたって、キーを一元的に管理し、ポリシーを定義します。
データ暗号化ライブラリ: AWS Encryption SDKを使用して、アプリケーション内のデータを暗号化します。
非対称キーペアによる署名: 非対称キーペアを使用してデジタル署名の処理を実行し、デジタル署名を検証します。
メッセージの整合性と信頼性: Hash-based Message Authentication Code(HMAC)を生成し、メッセージの整合性と信頼性を確保します。
安全なデータ署名: AWS KMSを使用して、AWSワークロード全体のデータ暗号化やデータのデジタル署名を行うことができます。
Amazon Cognito
https://aws.amazon.com/jp/cognito/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Cognitoは、ウェブおよびモバイルアプリケーションへの顧客IDおよびアクセス管理(CIAM)の実装をサポートするサービスです。このサービスを使用すると、ユーザーのサインアップやサインイン機能を迅速に追加し、アクセスを制御することができます。また、Amazon Cognitoは、数百万人のユーザーに拡張可能なアイデンティティストアを提供し、高度なセキュリティ機能やフェデレーションをサポートします。
主な機能やメリット:
柔軟な認証: 顧客が直接、またはソーシャルもしくはエンタープライズIDプロバイダーを通じて、ブランド名付きのホストされたUIにサインインできます。
マルチテナントによるIDの管理: さまざまなレベルのポリシーとテナントの分離を提供するマルチテナンシーオプションが利用できます。
高度なセキュリティとネットワーク保護: 適応型認証を有効にし、漏洩した認証情報を特定し、アカウント乗っ取りリスクを監視し、ボットや悪意のある攻撃者をブロックします。
AWSリソースへのロールベースのアクセス: Amazon S3、Amazon DynamoDB、AWS LambdaなどのAWSサービスへの安全なロールベースのアクセスが可能です。
フルマネージドのIDストア: 数百万人のユーザーに拡張可能なアイデンティティストアを提供し、ソーシャルおよびエンタープライズIDフェデレーションをサポートします。
Amazon Detective
https://aws.amazon.com/jp/detective/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Detectiveは、セキュリティデータの分析と可視化を行い、潜在的なセキュリティ問題の調査を支援するサービスです。このサービスは、AWSリソースからのログデータを自動的に収集し、機械学習、統計的分析、グラフ理論を活用して関連データセットを構築します。これにより、セキュリティ調査をより効率的に行うことができます。
主な機能やメリット:
統一されたビューによる調査: ユーザーやリソースの相互作用を統一的に表示し、潜在的なセキュリティ問題を特定します。
グラフモデルによる時間節約: AWS上で動作するセキュリティ関連の関係を自動的に要約するグラフモデルを使用して、調査の時間と労力を節約します。
効果的な調査: Amazon Detectiveの事前構築されたデータ集約、要約、コンテキストを使用して、セキュリティ問題の性質と範囲を迅速に分析します。
セキュリティ調査の効率化: AWSリソースからのログデータを自動的に収集し、関連データセットを構築して調査を効率的に行います。
潜在的な脅威の特定: 特定のリソースや活動に関連する詳細な可視化を確認し、潜在的な脅威を追跡します。
Amazon GuardDuty
https://aws.amazon.com/jp/guardduty/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon GuardDutyは、AWSアカウントとワークロードを継続的にモニタリングし、悪意のあるアクティビティや不審な動作を検出する脅威検出サービスです。このサービスは、異常検出、機械学習、動作モデリング、および脅威インテリジェンスフィードを組み合わせて、セキュリティ調査結果を詳細に提供します。これにより、セキュリティの脅威を迅速に特定し、適切な対応を行うことができます。
主な機能やメリット:
継続的なモニタリング: AWSアカウント、インスタンス、コンテナワークロード、ユーザー、データベース、およびストレージを継続的に監視し、潜在的な脅威を検出します。
高度な脅威検出: 異常検出、機械学習、動作モデリング、および脅威インテリジェンスフィードを利用して、脅威を迅速に特定します。
セキュリティ調査のサポート: GuardDutyとAmazon Detectiveの統合により、セキュリティイベントの詳細な結果を受け取り、根本原因を迅速に特定します。
マルウェア検出: EC2上のインスタンスやコンテナワークロードで疑わしい動作をするマルウェアを検出します。
結果のルーティング: AWS Security HubやAmazon EventBridgeとの統合により、検出結果を運用ツールにルーティングすることができます。
Amazon Inspector
https://aws.amazon.com/jp/inspector/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon Inspectorは、AWSワークロードのソフトウェアの脆弱性や意図しないネットワークへの露出をほぼリアルタイムで検出するサービスです。このサービスは、Amazon EC2インスタンス、コンテナ、Lambda関数などのワークロードを自動的に検出し、ソフトウェアの脆弱性やネットワークの露出をスキャンすることで、セキュリティリスクを迅速に特定し、適切な対応をサポートします。
主な機能やメリット:
リアルタイム脆弱性検出: AWSワークロードのソフトウェアの脆弱性や意図しないネットワークへの露出をほぼリアルタイムで検出します。
統合SBOMエクスポート: 監視対象のすべてのリソースのソフトウェア部品表(SBOM)エクスポートを一元管理し、可視性を向上させます。
修復の優先順位付け: Amazon Inspectorリスクスコアを使用して、修復の優先順位を効率的に決定します。
ワークフローの合理化: Amazon EventBridgeとAWS Security Hubの統合により、修復までの平均時間(MTTR)の脆弱性を削減し、ワークフローを効率的に行います。
コンプライアンスのサポート: Amazon Inspectorスキャンを使用して、NIST CSF、PCI DSSなどの規制のコンプライアンス要件とベストプラクティスをサポートします。
【デベロッパー・マルチクラウド・移行】
AWS CodeBuild
https://aws.amazon.com/jp/codebuild/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon CodeBuildは、フルマネージド型の継続的インテグレーションサービスで、ソースコードをコンパイルし、テストを実行し、デプロイ可能なソフトウェアパッケージを生成します。このサービスは、ビルドサーバーのプロビジョニング、管理、スケーリングの手間を省き、ソースコードの場所を指定し、ビルド設定を選択するだけで、自動的にビルドとテストが行われます。
主な機能やメリット:
ビルドサーバーの管理不要: CodeBuildにより、ビルドサーバーのプロビジョニング、管理、スケーリングが不要となります。
自動スケーリング: ビルドとテストのプロセスが自動的にスケーリングされ、迅速に実行されます。
コスト効率: 使用したビルド時間のみの料金が発生し、余分なコストがかかりません。
セキュリティ: 独自のビルド環境を使用することができ、独自のキーでアーティファクトを暗号化することが可能です。
統合機能: JenkinsやGitHubとの統合が容易で、既存のワークフローに簡単に組み込むことができます。
AWS CodeCommit
https://aws.amazon.com/jp/codecommit/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon CodeCommitは、プライベートGitリポジトリをホストする安全で高度にスケーラブルなフルマネージド型ソース管理サービスです。このサービスを使用すると、ソース管理サーバーのホスト、維持、バックアップ、またはスケーリングの手間が省けます。さらに、リポジトリへのユーザー特定のアクセスをカスタマイズし、転送中のファイルを自動的に暗号化することができます。
主な機能やメリット:
ソース管理サーバーの管理不要: サーバーのホスト、維持、バックアップ、スケーリングの手間を省くことができます。
セキュリティ: リポジトリへのユーザー特定のアクセスをカスタマイズし、転送中のファイルを自動的に暗号化します。
高可用性: リポジトリの高可用性を維持し、スケーラブルで冗長性に優れたアーキテクチャでアクセスできます。
AWSとの統合: AWSの構築、ステージング、およびプロダクション環境とリポジトリを密接に維持します。
コードコラボレーション: デフォルトでコードレビューとフィードバックを含むワークフローを実装し、特定の分岐を変更できるユーザーをコントロールします。
AWS CodeDeploy
https://aws.amazon.com/jp/codedeploy/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon CodeDeployは、Amazon EC2、Amazon ECS、AWS Lambda、オンプレミスサーバーなどのコンピューティングサービスへのソフトウェアデプロイを自動化するフルマネージド型のデプロイサービスです。このサービスを使用することで、ソフトウェアのデプロイを自動化し、ミスが起こりやすい手動操作を排除することができます。
主な機能やメリット:
多彩なデプロイ先: Amazon EC2、ECS、Lambda、オンプレミスサーバーなど、さまざまなコンピューティングサービスへのデプロイが可能。
手動操作の排除: ソフトウェアのデプロイを自動化し、ミスが起こりやすい手動操作を不要にします。
高度なデプロイ手法: インプレース、canary、ブルー/グリーンデプロイなどの複数のデプロイタイプをサポート。
正常性とロールバックのモニタリング: ロールバックを開始するアラームの設定や、進行中のアプリケーションのデプロイの停止が可能。
既存のセットアップの再利用: 既存のソフトウェアリリースプロセスや継続的デリバリーツールチェインとの統合が容易。
AWS CodePipeline
https://aws.amazon.com/jp/codepipeline/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS CodePipelineは、迅速かつ確実性のあるアプリケーションとインフラストラクチャのアップデートを実現するフルマネージドの継続的デリバリーサービスです。このサービスを使用することで、ソフトウェアリリースプロセスをモデル化し、効率的なデプロイメントを実現することができます。また、各ステージの定義やカスタムアクションの統合など、柔軟なリリースワークフローの構築が可能です。
主な機能やメリット:
ソフトウェアリリースの自動化: ソフトウェアリリースプロセスをモデル化し、サーバーのセットアップやプロビジョニングの手間を軽減。
柔軟なリリースワークフロー: AWSマネジメントコンソールやAWS CLIを使用して、リリースプロセスのステージを簡単に定義。
迅速な新機能のリリース: 新しい機能や変更を素早くリリースし、フィードバックを取得してバグを早期に検出。
カスタムアクションの統合: 独自のシステムやツールをCodePipelineに統合し、カスタムアクションを実行。
アクセス権の管理: AWS IAMを使用して、リリースワークフローにアクセスできるユーザーや権限を詳細に制御。
AWS CodeStar
https://aws.amazon.com/jp/codestar/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS CodeStarは、アプリケーションの迅速な開発とAWSへのデプロイを可能にするサービスです。統合されたユーザーインターフェイスを持つため、ソフトウェア開発活動を一元的に管理できます。さらに、継続的デリバリーのツールチェーンを迅速に設定し、コードのリリースを容易に開始できます。チームの連携もセキュアに行え、プロジェクトの進行状況をリアルタイムで追跡することができます。
主な機能やメリット:
迅速なアプリケーション開発: AWS CodeStarを使用すると、アプリケーションの開発とAWSへのデプロイを迅速に行うことができます。
統合ユーザーインターフェイス: さまざまなソフトウェア開発活動を一元的に管理できる統合ユーザーインターフェイスを提供します。
継続的デリバリーのツールチェーン: 継続的デリバリーのツールチェーンを数分で設定でき、コードのリリースを迅速に開始できます。
セキュアなチーム連携: チーム全体でのプロジェクトへのアクセスをセキュアに管理できます。
プロジェクトテンプレート: ウェブサイト、ウェブアプリケーション、ウェブサービス、Alexaスキルなどのさまざまなアプリケーションを開発するためのテンプレートを提供します。
AWS Application Migration Service(AWS AMS)
https://aws.amazon.com/jp/application-migration-service/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Application Migration Service(AWS AMS)は、オンプレミスや他のクラウド環境からAWSへのアプリケーションの移行を容易にし、モダナイゼーションをサポートするサービスです。このサービスは、移行プロセスを自動化し、エラーのリスクを最小限に抑えることができます。また、組み込みの最適化オプションを利用して、アプリケーションの最新化をさらに簡単に行うことができます。
主な機能やメリット:
多様な移行元対応: サポートされているオペレーティングシステムを実行するどんな移行元インフラストラクチャからでもアプリケーションの移行が可能。
アプリケーションのモダナイゼーション: ディザスタリカバリやオペレーティングシステムの変換などのオプションを利用して、移行中にアプリケーションを最新化。
ビジネスオペレーションの継続: アプリケーションのレプリケーションプロセス中も、通常の業務を継続可能。
コスト削減: 1つのツールで様々なアプリケーションに対応するため、アプリケーション固有のスキルへの投資が不要。
自動変換: ソースサーバーをAWS上でネイティブに実行できるように自動変換し、手動プロセスを最小限に抑える。
AWS Database Migration Service(AWS DMS)
https://aws.amazon.com/jp/dms/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Database Migration Service(AWS DMS) は、データベースと分析のワークロードを迅速かつ安全に、ダウンタイムをゼロ、データ損失を最小限に抑えてAWSに移行するのを支援するマネージド移行およびレプリケーションサービスです。このサービスは、多様なデータベースと分析エンジン間の移行をサポートしており、効率的な移行プロセスを提供します。
主な機能やメリット:
最小限のダウンタイム: AWS DMSを使用すると、データベースの移行中もダウンタイムを最小限に抑えることができます。
多様なデータベースサポート: Oracle、SQL Server、PostgreSQL、MySQL、MongoDB、MariaDBなど、多くのデータベースやオープンソースデータベースエンジンからの同種および異種データベース移行をサポートしています。
コスト効率: テラバイトサイズのデータベースを低コストで移行でき、移行プロセス中に使用されたリソースとログストレージのみが課金されます。
高可用性: マルチAZと継続的なデータレプリケーション、およびモニタリングにより、移行プロセス中の高可用性を確保します。
【運用・管理】
AWS Auto Scaling
https://aws.amazon.com/jp/autoscaling/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Auto Scalingは、アプリケーションのパフォーマンスを最適化し、コストを抑えるためのサービスです。このサービスは、アプリケーションの動作をモニタリングし、必要に応じてリソースの容量を自動的に調整します。複数のAWSサービスにまたがるリソースのスケーリングを効率的に行うことができます。
主な機能やメリット:
迅速なスケーリング設定: AWS Auto Scalingは、単一のインターフェイスで複数のリソースのスケーリングを簡単に設定できます。
スマートなスケーリング判断: 需要の変化に応じて、リソースのグループのスケーリング方法を自動化します。これにより、パフォーマンスとコストのバランスを最適化できます。
パフォーマンスの自動維持: AWS Auto Scalingは、アプリケーションのパフォーマンスと可用性を継続的に監視し、最適な状態を維持します。
必要分のみのお支払い: 実際に必要なリソースの料金のみを支払うことができ、過度な支出を避けることができます。
AWS Budgets
https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/aws-budgets/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Budgetsは、AWSのコストと使用状況を効果的に管理するためのサービスです。ユーザーはカスタム予算を設定して、コストや使用状況を追跡することができます。特定のしきい値を超えると、EメールやSNS通知を通じてアラートを受け取ることができるため、コストの予測とコントロールが容易になります。
主な機能やメリット:
柔軟な予算設定: AWS Budgetsを使用すると、コスト、使用量、およびカバレッジをカスタム予算で追跡し、予測支出やリソース使用量の最新情報を入手できます。
アラート通知: 予算のしきい値を超えた場合、EメールまたはSNS通知を通じてアラートを受け取ることができます。
カスタムアクションの作成: 超過や非効率的なリソース使用、カバレッジの不足を防ぐためのカスタムアクションを設定できます。
スケジュールされたレポート: 実際のコストや予測コスト、使用量に関する情報を定期的に受け取ることができます。
AWS CloudFormation
https://aws.amazon.com/jp/cloudformation/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS CloudFormationは、インフラストラクチャをコードとして扱うことで、AWSおよびサードパーティのリソースをモデル化、プロビジョニング、管理するサービスです。インフラストラクチャの管理を効率化し、組織全体のリソース管理を自動化することを目的としています。このサービスを使用することで、インフラストラクチャの自動化、テスト、デプロイを効率的に行うことができます。
主な機能やメリット:
Infrastructure as Code: AWSおよびサードパーティのリソースをモデル化、プロビジョニング、管理することができます。
DevOpsでのインフラストラクチャ管理: 継続的インテグレーションとデリバリー(CI/CD)のオートメーションにより、インフラストラクチャテンプレートの自動化、テスト、デプロイを行います。
プロダクションスタックのスケーリング: 単一のAmazon EC2インスタンスから複雑なマルチリージョンアプリケーションまで対応可能。
ベストプラクティスの共有: Amazon VPCのサブネット定義や、AWS OpsWorks、Amazon ECSなどのプロビジョニングサービスを簡単に定義できます。
AWS CloudTrail
https://aws.amazon.com/jp/cloudtrail/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS CloudTrailは、AWSインフラストラクチャ全体のユーザーアクティビティとAPIの使用状況を追跡するサービスです。これにより、ユーザーアクティビティやイベントの監視、記録、および分析が可能となり、セキュリティやコンプライアンスの向上に寄与します。
主な機能やメリット:
規制へのコンプライアンス: SOC、PCI、HIPAAなどの規制へのコンプライアンスを証明するためにCloudTrailのログを使用し、罰則から組織を保護します。
セキュリティ体制の向上: ユーザーアクティビティやイベントを記録することで、セキュリティ体制を強化し、Amazon EventBridgeを使用して自動化されたワークフロールールを設定します。
一元管理されたプラットフォーム: AWSのリージョンやアカウント全体のユーザーアクティビティやAPI使用状況を、単一の一元管理されたプラットフォーム上で確認し、統合します。
アクティビティのモニタリング: AWS CloudTrailは、AWSインフラストラクチャ全体のアカウントアクティビティをモニタリングし、記録します。
マルチクラウドとマルチソース対応: AWSおよびAWS外のソースからのアクティビティイベントを取り込むことができます。
Amazon CloudWatch
https://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon CloudWatchは、AWS、オンプレミス、他のクラウド上のリソースとアプリケーションの監視と観察を提供するサービスです。リアルタイムのログ、メトリクス、イベントデータを収集し、自動化されたダッシュボードに視覚化することで、インフラストラクチャとアプリケーションのメンテナンスを合理化します。
主な機能やメリット:
強力な視覚化ツール: リソースとアプリケーションデータを収集、アクセス、分析することができます。
アラームと自動アクション: 事前に定義されたしきい値でアクティブ化するように設定されたアラームと自動アクションを使用して、運用パフォーマンスを向上させることができます。
70以上のAWSサービスとの統合: モニタリングとスケーラビリティを簡素化するためのシームレスな統合を提供します。
トラブルシューティングのインサイト: CloudWatchダッシュボードのログとメトリクスから得られる実用的なインサイトを使用して、運用上の問題のトラブルシューティングを行うことができます。
AWS Config
https://aws.amazon.com/jp/config/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Configは、AWSのリソース構成の変更を継続的に評価、モニタリング、記録するサービスです。これにより、変更管理を簡素化し、リソース構成が企業のポリシーに準拠しているかを継続的に監査および評価することができます。また、設定の変更を特定のイベントに関連付けることで、運用上のトラブルシューティングも簡素化されます。
主な機能やメリット:
リソース構成の継続的な評価: AWS Configは、リソースの設定と関係を継続的に評価、監査、評価します。
運用上のトラブルシューティングの合理化: アカウント内のリソースを特定し、その設定を記録・変更し、運用上の問題を迅速にトラブルシューティングできます。
Compliance-as-Code: コンプライアンス要件をAWS Configルールとしてコード化し、組織全体のリソース設定の評価を自動化します。
セキュリティの継続的なモニタリング: 潜在的な脆弱性についてリソース設定を評価し、インシデント発生時に設定履歴を確認してセキュリティ体制を調査します。
AWS Organizations
https://aws.amazon.com/jp/organizations/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Organizationsは、AWSリソースの一元管理を可能にするサービスです。このサービスを使用することで、新しいAWSアカウントをプログラムで迅速に作成し、ユーザーベースの権限管理を簡素化し、チームがガバナンスの境界内で自由に構築できるようになります。さらに、AWSアカウントとリソース全体のコストの管理と最適化、および全てのAWSアカウントにまたがる環境の一元的な保護と監査が可能となります。
主な機能やメリット:
新しいAWSアカウントの迅速な作成: 追加料金なしで新しいAWSアカウントをプログラムで作成でき、環境を迅速に拡張することが可能です。
ユーザーベースの権限管理の簡素化: チームがターゲットとするガバナンスの境界内で、自由に構築できるようになります。
コストの管理と最適化: AWSアカウントとリソース全体のコストを効果的に管理および最適化できます。
一元的な保護と監査: すべてのAWSアカウントにまたがる環境を一元的に保護、監査することができます。
アカウントのグループ化とガバナンスポリシーの適用: 組織内のアカウントを使用することで、リソースの割り当てやアカウントのグループ化、ガバナンスポリシーの適用を簡単に行うことができます。
AWS Secrets Manager
https://aws.amazon.com/jp/secrets-manager/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Secrets Managerは、データベース認証情報やAPIキーなどのシークレットを安全に暗号化し、一元的に管理するサービスです。このサービスを使用することで、シークレットのライフサイクルを通じての管理、取得、ローテーションが可能となります。また、AWS Identity and Access Management(IAM)やリソースベースのポリシーを活用して、シークレットへのアクセスを制御することができます。
主な機能やメリット:
シークレットの安全な保管: データベース認証情報、APIキー、その他のシークレットを一元的に保存および管理します。
アクセスの管理: AWS Identity and Access Management(IAM)やリソースベースのポリシーを利用して、シークレットへのアクセスを詳細に制御します。
シークレットの自動ローテーション: シークレットをオンデマンドまたはスケジュールに従って自動的にローテーションし、セキュリティとコンプライアンスの要件を満たします。
シークレットの使用状況の監査と監視: AWSのログ記録、モニタリング、通知サービスと統合し、シークレットの使用状況を監査および監視します。
マルチリージョンサポート: シークレットをレプリケートして、ディザスタリカバリシナリオやマルチリージョンアプリケーションをサポートします。
AWS Systems Manager
https://aws.amazon.com/jp/systems-manager/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Systems Managerは、AWS上、マルチクラウド、ハイブリッド環境内のリソースを一元的に管理するためのエンドツーエンドのソリューションを提供します。このサービスは、運用上の問題の検出と解決の時間を短縮し、アプリケーションとリソースの設定や継続的な管理を自動化することを目的としています。さらに、セキュリティとコンプライアンスの要件も満たすことができます。
主な機能やメリット:
可視性と制御性の向上: クラウド、オンプレミス、エッジ環境でのリソースの可視性と制御性を強化します。
運用上の問題の迅速な解決: 運用上の問題を素早く検出し、解決するための時間を短縮します。
コンプライアンスの維持: パッチ、設定、カスタムポリシーに対するインスタンスのコンプライアンスを維持します。
設定と管理の自動化: アプリケーションとリソースの設定や継続的な管理を自動化します。
セキュリティイベントの修復: セキュリティとコンプライアンスのプロファイルを適応させ、セキュリティイベントを事後的に分析して、再発を防ぐことができます。
AWS Trusted Advisor
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/technology/trusted-advisor/?did=ap_card&trk=ap_card
AWS Trusted Advisorは、お客様がAWSのベストプラクティスを遵守するためのレコメンデーションを提供するサービスです。このサービスは、お客様のAWSインフラストラクチャを最適化し、セキュリティ、パフォーマンスの向上、コスト削減を目的としています。Trusted Advisorは、お客様のアカウントを評価し、さまざまなチェックを行い、それに基づいてレコメンデーションを提供します。
主な機能やメリット:
コストの最適化: 使用状況、設定、支出を分析し、コスト削減のための実行可能なレコメンデーションを提供します。
パフォーマンスの向上: 使用状況や設定を分析し、サービスのパフォーマンスを向上させるための実行可能なレコメンデーションを提供します。
セキュリティの強化: セキュリティのベストプラクティスに基づいて、AWS環境のセキュリティ向上のためのレコメンデーションを提供します。
耐障害性の向上: サービスの信頼性を向上させるためのレコメンデーションを提供します。
サービスクォータの通知: サービスクォータの80%以上に達すると、お客様に通知し、リソースの最適化やクォータの増加要求のサポートを提供します。
【その他】
Amazon Simple Notification Service(Amazon SNS)
https://aws.amazon.com/jp/sns/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon SNS(Simple Notification Service) は、アプリケーション間(A2A)およびアプリケーションから人間へ(A2P)の通知を効果的に配信するためのフルマネージドのPub/Subメッセージングサービスです。このサービスは、分散型システムやマイクロサービスの統合、SMSテキストやプッシュ通知、Eメールを通じた通知の配信を容易にします。また、メッセージのフィルタリングやバッチ処理、順序付け、重複排除などの機能を提供し、アーキテクチャの簡素化とコスト削減を実現します。
主な機能やメリット:
アプリケーション間通知: 分散アプリケーションを統合および分離するためのA2A通知の配信。
A2P通知: SMS テキスト、プッシュ通知、Eメールを使用して、お客様に通知を配信。
メッセージの最適化: フィルタリング、バッチ処理、順序付け、重複排除によるアーキテクチャの簡素化とコスト削減。
メッセージの持続性: アーカイブ、配信再試行、デッドレターキュー(DLQ)によるメッセージの持続性の向上。
多様なイベントのキャプチャ: 60以上のAWSサービスからのイベントをキャプチャし、ファンアウトする能力。
Amazon Simple Queue Service(Amazon SQS)
https://aws.amazon.com/jp/sqs/?did=ap_card&trk=ap_card
Amazon SQS(Simple Queue Service) は、ソフトウェアコンポーネント間で任意の量のメッセージを送信、保存、受信することができる完全マネージド型のメッセージキューサービスです。このサービスは、メッセージを失わずに、他のサービスを利用することなく、効果的にメッセージングを実現します。また、高い費用対効果を実現しながら、時間どおりに作業が完了するように設計されています。
主な機能やメリット:
マイクロサービスの統合: キューを使用してマイクロサービスを分離および接続し、アプリケーションの信頼性とスケールを向上させます。
高い費用対効果: 自動スケーリングにより、使用量に基づいて弾力的かつコスト効率の高い方法でスケーリングが可能です。
メッセージの順序維持: 重複排除機能を使用して、メッセージの順序を維持しながら大規模にメッセージを処理します。
安全なデータ送信: アプリケーション間で機密データを安全に送信し、AWS Key Managementを使用してキーを一元管理します。
オーバーヘッドの排除: 初期費用やソフトウェアの管理、インフラストラクチャの保守などのオーバーヘッドを排除し、効率的なメッセージングを実現します。
GCP (Google Cloud Platform)
【コンピューティング・コンテナ】
Google Compute Engine(GCE)
https://cloud.google.com/compute?hl=ja
Google Compute Engineは、Googleのインフラストラクチャ上で仮想マシンを作成し、実行することができるサービスです。
主な機能やメリット:
仮想マシンの種類: Compute Engineは、様々なワークロードに対応するための多種多様な仮想マシンタイプを提供しています。これには、スケールアウトワークロード、汎用ワークロード、超高メモリワークロード、コンピューティング負荷の高いワークロード、特に要求の厳しいアプリケーションとワークロードに対応するタイプが含まれます。
コスト効率: Compute Engineは、カスタムマシンタイプと事前定義されたマシンタイプを提供しており、ユーザーは自分の要件に最適な仮想マシンを選択することができます。これにより、コストを大幅に削減することが可能です。また、Spot VMを使用することで、最大91%のコスト削減を実現できます。
セキュリティ: Compute Engineは、Confidential VMsという機能を提供しています。これは、使用中、つまり処理中もデータを暗号化できる画期的なテクノロジーで、データの機密性を保ちながら、誰とでも共同作業を行うことができます。
高可用性: Compute Engineは、インスタンスグループという機能を提供しています。これは、単一のアプリケーションを実行する仮想マシンの集合で、需要に応じた仮想マシンの作成と削除、ワークロードの障害からの復旧、更新を自動的に行います。
永続ディスク: Compute Engineは、VMインスタンス用の耐久性に優れ、高いパフォーマンスを誇るブロックストレージ、永続ディスクを提供しています。これはHDDまたはSSDで構成でき、スナップショットを取り、そのスナップショットに基づいた新しい永続ディスクを作成することもできます。
関連キーワード:
スポットVM(Spot VM): Compute Engineの余剰のキャパシティを使って動かせる、手頃な価格のコンピューティングエンジン。バッチジョブやフォールトトレラントなワークロードに適している。
プリエンプティブルVM(Preemptible VM): 先発のスポットVMに類似する、Compute Engineの余剰キャパシティを使って動かせるインスタンスサービス。ただし、スポットVMと違いがあり、Preemptible VMは最大起動時間が24時間で、24時間経過すると強制的に終了される一方、Spot VMには起動時間の制限は特に設けられていない(最大起動時間)。
確約利用割引(Committed Use Discounts: CUD): 長期的なリソースの利用契約に基づく割引プログラム。特定の期間やリソース量に対してコミットメント(1年利用、3年利用など)を約束し、仮想マシンなどのコンピューティングリソースを割引価格で利用できる。
永続ディスク(Persistent Disk): GCEと独立に持続可能なディスク。永続ディスクボリュームは VM とは独立して存在するため、インスタンスを削除した後であっても、ボリュームを接続解除または移動してデータを保持できる。(上記にも記載)
参考:
Google Kubernetes Engine(GKE)
https://cloud.google.com/kubernetes-engine?hl=ja
Google Kubernetes Engine(GKE)は、最もスケーラブルで完全に自動化されたKubernetesサービスです。
主な機能やメリット:
AutopilotでのKubernetesのサーバーレスエクスペリエンス: GKEのAutopilotモードは、人による操作が不要なフルマネージドのKubernetesプラットフォームです。クラスタの基盤となるコンピューティングインフラストラクチャを管理しながら、完全なKubernetesエクスペリエンスを実現します。料金はPodごとに請求され、リソースを最大で85%節約して運用効率を改善できます。
コンテナネイティブのネットワーキングとセキュリティ: GKEはプライベートエンドポイントまたは特定のアドレス範囲のみがアクセスできるパブリックエンドポイントに限定できます。また、GKEクラスタはKubernetesネットワークポリシーを本質的にサポートし、Podレベルのファイアウォールルールによりトラフィックを制限します。
事前に構築されたKubernetesアプリケーションとテンプレート: Google Cloud Marketplaceから、オンプレミスまたはサードパーティクラウド上にクリックでデプロイできます。
Podとクラスタの自動スケーリング: GKEは、完全なKubernetes API、4方向自動スケーリング、リリースチャンネル、マルチクラスタサポートを実装しており、最大15,000ノードまでスケールアップできます。
ワークロードを簡単に移行できる自動ツール: Migrate to Containersを使用すると、従来型のアプリケーションを仮想マシンからコンテナに移行し、迅速かつ簡単にモダナイズできます。
関連キーワード:
Node(ノード): コンテナを起動するマシン。GKEの場合、GCEインスタンスが該当する。
Pod(ポッド): 1つ以上のコンテナをグループ化して管理するための入れ物(単位)。
Google Cloud Marketplace: 様々なソリューションパッケージを検索し、デプロイできるサービス。
Google App Engine(GAE)
https://cloud.google.com/appengine?hl=ja
Google App Engineは、さまざまなプログラミング言語を使用して、高度なスケーラビリティを持つウェブやモバイルのバックエンドを構築するためのフルマネージド型のサーバーレスプラットフォームです。App Engineは開発者にとって効率的なアプリケーション開発とデプロイを実現します。
主な機能やメリット:
一般的なプログラミング言語のサポート: Node.js、Java、Ruby、C#、Go、Python、または PHP でアプリケーションを構築することができます。
フルマネージド: App Engineのフルマネージド環境により、インフラストラクチャの管理が行われるため、開発者はコーディングに集中できます。
高度なアプリケーション診断機能: Cloud Monitoring、Cloud Loggingを使用してアプリの正常性やパフォーマンスをモニタリングし、Error Reportingを利用してバグを迅速に診断、修正することができます。
アプリケーションのバージョニング: 異なるバージョンのアプリも簡単にホストでき、開発環境、テスト環境、ステージング環境、本番環境を簡単に構築することができます。
アプリケーションのセキュリティ: App Engineファイアウォールでアクセスルールを定義し、アプリケーションを保護することができます。さらに、マネージドSSL/TLS証明書をカスタムドメインで利用することができます。
サービスエコシステム: Google Cloudのサービスエコシステムを活用して、アプリケーションをさらに強化することができます。
Cloud VMware Engine
https://cloud.google.com/vmware-engine?hl=ja
Cloud VMware Engineは、VMwareワークロードをGoogle Cloudに移行し、ネイティブに実行するサービスです。このサービスを使用することで、アプリケーション、ツール、プロセスを変更することなく、VMwareベースのアプリケーションをGoogle Cloudに簡単にリフト&シフトできます。Google Cloudの専用のVMware SDDC で実行するためのハードウェアとVMwareライセンスがすべて含まれています。
主な機能やメリット:
完全に統合されたVMwareエクスペリエンス: 統合された ID、管理、サポート、モニタリングにより、VMwareサービスとツールの使用を簡素化しながら、必要なすべてのライセンス、クラウド サービス、請求を提供します。
迅速なプロビジョニングとスケーリング: クラウドの柔軟性や規模の利点を活用でき、約30分で新しいプライベート クラウドを起動できます。
使い慣れたサードパーティ製アプリをクラウドで使用: 中核となるエンタープライズ アプリをクラウドで変更せずにそのまま使い続けることができます。
高速ネットワーキングと高可用性: VMware Engineは、完全に冗長な100Gbpsの専用ネットワーキングを備え、99.99%の可用性を実現します。
統合されたGoogle Cloudエクスペリエンス: ネイティブVPCネットワーキングによって VMware環境と Google Cloudサービス間のプライベートなレイヤ3アクセスが可能です。
強力なVMwareエコシステム ソリューション: オンプレミス環境で使用していたIT管理ツールやサードパーティサービスを引き続き利用できます。
Artifact Registry
https://cloud.google.com/artifact-registry?hl=ja
Google Artifact Registryは、ビルドアーティファクトの保存、管理、保護を行う次世代のContainer Registryです。Artifact Registryはビルドアーティファクトの効率的な管理と保護を実現します。
主な機能やメリット:
あらゆるビルドのアーティファクト管理: Artifact Registryは、コンテナイメージや言語パッケージ(MavenやNPMなど)を一元的に管理する場所として提供されています。Google Cloudのツールやランタイムと完全に統合されており、ネイティブのアーティファクトプロトコルのサポートが付属しています。
セキュアで優れた一貫性: Google Cloud上でセキュアかつプライベートなビルドアーティファクトストレージを迅速に設定できます。IAMロールと権限を利用して、アーティファクトへのアクセスやダウンロードを許可するユーザーを管理できます。
ビルドとデプロイの自動化: コードのcommit時に、アーティファクトを自動的にビルドし、プライベートリポジトリにアップロードすることができます。また、Google Kubernetes Engine、Cloud Run、Cloud Functionsなどへの直接デプロイも可能です。
ネイティブのアーティファクトの形式をサポート: Dockerイメージ、Maven、npmパッケージなど、標準のコマンドラインインターフェースを使用して、Artifact Registryのプライベートリポジトリからのpushやpullが可能です。
高いパフォーマンスと可用性: 世界中のリージョンにプライベートリポジトリを作成することができ、Googleの高パフォーマンスなグローバルネットワークを利用して、高速なワークロードの配信が可能です。
脆弱性スキャンの分析情報: リポジトリにpushされたコンテナイメージ内の脆弱性を検出し、安全にデプロイできるかを確認できます。
リスクのあるイメージのデプロイを防止: Binary Authorizationを使用して、承認されたコンテナイメージのみがデプロイされるように設定できます。
関連キーワード:
Container Registry: Dockerイメージを管理を提供しており、Artifact Registryは従来のContainer Registryの機能を拡張したもので、Dockerイメージに加え、言語・OSパッケージ管理も提供している。
Artifact(アーティファクト): そのままの人工物(成果物)という意味で捉えて問題なく、Artifact Registryでは様々なアーティファクト形式(Dockerイメージ、Maven、npm、Pythonなど)をリポジトリに管理する。
Repository(リポジトリ): アーティファクトを管理する単位。
【ストレージ・データベース】
Cloud Storage
https://cloud.google.com/storage?hl=ja
Google Cloud Storageは、非構造化データを保存するためのマネージドサービスで、保存できるデータ量に制限はありません。
主な機能やメリット:
自動的なストレージクラスの移行: Google Cloud Storageは、オブジェクトのライフサイクル管理やAutoclassなどの機能を使用して、オブジェクトを別のストレージクラスに配置することで、費用を最適化できます。
大陸規模のレプリケーション: Google Cloud Storageは、業界をリードするデュアルリージョンバケットを提供しており、広範なリージョンをサポートしています。これにより、サービスが停止した場合でも、アプリケーションは代替リージョンのデータにシームレスにアクセスできます。
高速で柔軟な転送サービス: Google Cloud Storageは、Storage Transfer Serviceを提供しており、これにより高パフォーマンスのオンラインデータ転送経路が提供されます。
データセキュリティ: Google Cloud Storageは、アクセス制御ポリシー、データ暗号化、保持ポリシー、保持ポリシーのロック、署名付きURLなどのセキュリティ機能を提供しています。
分析ツールとML/AIツールの接続: Google Cloud Storageに保存したデータは、Google Cloudの優れたツールに接続して活用できます。たとえば、BigQueryでデータウェアハウスを作成したり、Vertex AIでMLモデルを構築してデプロイしたりすることが可能です。
様々なストレージオプション: アクセス頻度の高いデータ用のStandard Storage、アクセス頻度の低いデータの保存に適したNearline StorageとColdline Storage、データアーカイブやオンラインバックアップ、障害復旧に最適なArchive Storageが選択できます。
関連キーワード:
リクエスト元による支払い(Requester Pays): リクエスト元による支払い機能を有効にすると、ユーザーがバケットやオブジェクトなど Cloud Storage のリソースにアクセスするたびに、リクエストの作成と実行に関連する料金が発生する。
Cloud SQL
https://cloud.google.com/sql?hl=ja
Google Cloud SQLは、MySQL、PostgreSQL、SQL Server向けのフルマネージドリレーショナルデータベースサービスです。
主な機能やメリット:
フルマネージド: Cloud SQLはデータベースの管理を全て行い、ユーザーはビジネス運営に注力できます。バックアップ、レプリケーション、パッチ適用、暗号化、ストレージ容量の増加などを自動的に行い、信頼性、スケーラビリティ、セキュリティを提供します。
オープン標準ベース: Cloud SQLは、MySQL、PostgreSQL、SQL Serverなどの広く使われているオープンソースエンジンと商用エンジンをサポートしており、拡張機能、構成フラグ、一般的なデベロッパーツールのサポートも充実しています。
優れた費用対効果: IDCの調査によると、Cloud SQLのお客様は3年間で246%のROIと11ヶ月の投資回収期間を達成しました。アプリケーションの成長に合わせてスケールし、マシンタイプをカスタマイズして、さまざまなレベルのパフォーマンスと可用性(最大99.99%の可用性SLA)を選択できます。
ジェネレーティブAIのサポート: pgvector PostgreSQL拡張機能、LangChain、LLMを使用してデータベースアプリケーションを拡張し、AIを活用したエクスペリエンスを実現します。Cloud SQL for PostgreSQLは、MLモデルから得られたベクトルエンベディングを保存するのに最適なサービスです。
容易な移行: Database Migration Service(DMS)を使用することで、最小限のダウンタイムでデータベースを安全に移行できます。DMSは、ソースデータベースのネイティブなレプリケーション機能を活用して、移行の信頼性を最大化します。また、Cloud SQLへの移行には追加料金は発生しません。
Cloud Spanner
https://cloud.google.com/spanner?hl=ja
Cloud Spannerは企業が大規模なデータベースを効果的に管理し、高いパフォーマンスと可用性を実現するための強力なツールとなっています。
主な機能やメリット:
読み取りと書き込みのスケーラビリティ:Spannerは、コンピューティングリソースとデータストレージを切り離し、透過的なスケールインとスケールアウトを可能にします。これにより、水平方向のスケーラビリティが容易に実現されます。小規模から始めて、制限や再設計なしでスケールアップすることができます。
自動メンテナンス:同期レプリケーションとメンテナンスが組み込まれ、自動で実行されます。これにより、ゼロダウンタイムでのスキーマ変更とメンテナンスが可能です。
PostgreSQL Interface:Spannerのスケーラビリティと信頼性を、PostgreSQLの使いやすさとポータビリティと組み合わせることができます。
データベースの自動シャーディング:手動での再シャーディングの必要がなく、データを自動的に分散してパフォーマンスと可用性を最適化します。
トランザクションの強整合性:スケーラビリティや可用性を損なうことなく、業界トップクラスの外部整合性を利用できます。
妥協のないデータベース:リレーショナルか非リレーショナルかを考える必要がなく、実質無制限のスケールで高いパフォーマンスと可用性を実現します。
関連キーワード:
ノード: データ管理を行うためのコンピューティングリソース。
スプリット: データストレージを担う。
Cloud Bigtable
https://cloud.google.com/bigtable?hl=ja
Cloud Bigtableは、高速でフルマネージドなNoSQLデータベースサービスとして、多様なユースケースに対応するための機能とメリットを提供しています。
主な機能やメリット:
高速かつ高パフォーマンス: Cloud Bigtableは、ギガバイトからペタバイト規模のデータを低レイテンシで処理することができ、高スループットのデータ処理や分析にも適しています。
シームレスなスケーリングとレプリケーション: クラスタは単一のノードから始めて、ピーク時の需要に対応するために数百のノードまでスケールすることができます。また、リアルタイムのアプリケーション向けの高可用性とワークロードの分離もレプリケーションにより可能です。
オープンかつ統合型: Apache HBase APIを使用してオープンソースのエコシステムに接続することができ、Hadoop、Dataflow、Dataproc、BigQueryなどとの統合が容易です。
高スループットと低レイテンシ: Bigtableはワイドカラム型のKey-Valueストアで、大量の構造化データ、半構造化データ、非構造化データに高いスループットでアクセスすることができます。また、Googleの多くのコアサービスのバックエンドとしても利用されています。
ダウンタイムなしのスケーリング: Bigtableのスループットは、クラスタノードの追加や削除により、ダウンタイムなしで動的に調整することができます。
簡単な移行: Apache HBaseやCassandraからBigtableへの移行が容易で、ライブマイグレーションもサポートされています。
エンタープライズ クラスのセキュリティ: External Key Managerのサポート、IAMの統合、VPC-SCのサポートなど、高度なセキュリティ機能が提供されています。
関連キーワード:
インスタンス: Bigtableインスタンス=データのコンテナ。インスタンスには1つ以上のクラスタがあり、別のゾーンに配置される。
クラスタ: 各クラスタは1つのBigtableインスタンスに属し、1つのインスタンスには最大8つのリージョンにクラスタがある。アプリケーションがBigtableインスタンスにリクエストを送信すると、それらのリクエストはインスタンスのクラスタのいずれかによって処理される。各クラスタは1つのゾーンに配置されており、Bigtableインスタンスはリージョンを8個まで使用可能。各リージョン内のそれぞれのゾーンに配置できるクラスタは1つのみであり、たとえば、インスタンスのクラスタがus-east1-bにある場合は、同じリージョン内の別のゾーン(例us-east1-c)、または別のリージョンのゾーン(例:europe-west2-a)にクラスタを追加できる。
ノード: Bigtableがデータを管理するときに使用するコンピューティングリソース。インスタンス内の各クラスタにノードが1つ以上あてられる。
Bare Metal Solution
https://cloud.google.com/bare-metal?hl=ja
Bare Metal Solutionは、Google Cloudで特殊なワークロードを低レイテンシで実行するためのハードウェアを提供するサービスです。このサービスは、OracleワークロードをGoogle Cloudに移行することを主眼としており、クラウド導入を最小限のリスクで迅速に開始することができます。
主な機能やメリット:
フルマネージドの認定データベース インフラストラクチャ: コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングなどのエンドツーエンドのインフラストラクチャ管理を提供。
最新のハードウェア体験: Intel Cascade Lakeサーバー上のワークロードを業界最高レベルのDRAM密度で統合。
Google Cloudのすべてのサービスへのシームレスなアクセス: Oracleワークロードにシームレスにアクセスでき、Oracle Data Guardを簡単にセットアップできる。
Oracleワークロード向けの高度なデータベース インフラストラクチャ: Oracleの全機能にシームレスにアクセスし、オンプレミスと同様に実行可能。
サポートと課金機能の統合: インフラストラクチャのサポートによりシームレスなエクスペリエンスを提供。
業界トップクラスのデータ保護: ISO、PCI DSS、HIPAAなどの業界の認定資格を取得。
オペレーションを簡素化するツールとサービス: GoogleのオープンソースのAnsibleベースツールキットやGoogle CloudのOracle向けKubernetesオペレータを使用して、データベース管理を自動化。
Cloud Memorystore
https://cloud.google.com/memorystore?hl=ja
Cloud Memorystoreは、RedisとMemcached向けのフルマネージドのインメモリデータストア サービスで、ミリ秒未満のデータアクセスを実現するアプリケーションキャッシュを構築することができます。
主な機能やメリット:
オープンソースの完全互換: Memorystoreは、オープンソースのRedisとMemcachedと完全に互換性があり、コードの変更なしにキャッシュレイヤをクラウドに移行できます。
フルマネージドのサービス: 複雑なタスク、例えば高可用性の実現、フェイルオーバー、パッチ適用、モニタリングなどが自動化されており、開発者はコーディングに集中できます。
スケーラビリティ: アプリケーションの成長に合わせてスケールが可能で、Redis 6とリードレプリカを使用して、読み取りを100万QPS以上にスケールできます。
高いセキュリティ: VPCネットワークとプライベートIPによって保護され、IAMとも統合されており、24時間365日のモニタリングによってアプリケーションとデータを確実に保護します。
高可用性: Memorystore for Redisは、ゾーン間でのレプリケーションや自動フェイルオーバーをサポートし、99.9%の可用性SLAを提供します。
Cloud Datastore
https://cloud.google.com/datastore?hl=ja
Cloud Datastoreは、ウェブアプリケーションとモバイルアプリケーション向けの高度にスケーラブルなNoSQLデータベースサービスです。このデータベースは、シャーディングとレプリケーションを自動で処理し、負荷に応じて自動的にスケールします。ACIDトランザクション、SQLライクなクエリ、インデックスなど、多くの高度な機能を提供しています。これにより、開発者はプロビジョニングや負荷の予測について心配することなく、アプリケーションの構築に集中できます。
主な機能やメリット:
自動スケーリング: Cloud Datastoreは、アプリケーションの負荷に応じて自動的にスケールするため、高いパフォーマンスが維持されます。
ACIDトランザクション: 単一のトランザクションで複数のデータストアオペレーションを実行し、データの整合性を確保します。
多様なデータ型: 整数、浮動小数点数、文字列、日付、バイナリデータなど、多様なデータ型をサポートしています。
高度なクエリエンジン: 複数のプロパティにまたがってデータを検索し、必要に応じて並べ替えることができます。
RESTful インターフェース: どのデプロイ先からでもデータに簡単にアクセスできます。
フルマネージドサービス: シャーディングとレプリケーションはGoogleで自動的に処理され、高い可用性と一貫性のあるデータベースが提供されます。
【機械学習・ビッグデータ・AI・IoT】
Google BigQuery
https://cloud.google.com/bigquery?hl=ja
Google BigQueryは、ビッグデータから価値あるビジネス分析情報を得るために設計された、サーバーレスで費用対効果に優れたエンタープライズ データ ウェアハウスです。BigQueryはビジネスのデータ分析ニーズを幅広くカバーし、データ駆動の意思決定を支援します。
主な機能やメリット:
優れた柔軟性、予測可能な費用、最良のコスト パフォーマンス: BigQueryには複数のエディションがあり、個々のワークロード要件に合った機能セットを好きな組み合わせで選択できます。コンピューティング容量の自動スケーリングでは、ワークロードの需要に応じてコンピューティング リソースをきめ細かくリアルタイムで管理できます。
組み込みの ML: BigQuery MLを使用すると、データ サイエンティストやデータ アナリストは、世界規模の構造化データ、半構造化データ、非構造化データに基づいた ML モデルを構築し運用化できます。
各種クラウドでデータを分析し、共有する: BigQuery Omniは、フルマネージドのマルチクラウド分析ソリューションです。費用対効果の高い安全な方法でさまざまなクラウドのデータを分析し、結果を1つの画面に表示して共有できます。
ストリーミング データ パイプラインによるリアルタイム分析: BigQueryには、ストリーミング データを取り込んですぐにクエリできるようにする機能や、Dataflow などのストリーミング プロダクトとのネイティブなインテグレーションが組み込まれています。
あらゆる種類のデータを統合、管理、統制する: BigQueryでは、構造化、半構造化、非構造化のすべてのデータ型をクエリできます。BigLakeを使用すると、さまざまなデータ型の統合と探索、高度なモデルの構築が可能です。
Cloud Dataflow
https://cloud.google.com/dataflow?hl=ja
Cloud Dataflowは、自動スケーリングとバッチ処理を活用したフルマネージドのストリーミング分析サービスで、レイテンシ、処理時間、コストを最小限に抑えることができます。Cloud Dataflowはデータ処理の効率と柔軟性を大幅に向上させることができます。
主な機能やメリット:
高速なストリーミング データ分析: Dataflowを使用すると、データ転送のレイテンシを抑えた高速なストリーミングデータパイプラインの開発が可能です。
操作と管理の簡素化: サーバーレスのアプローチにより、運用上のオーバーヘッドが取り除かれ、データエンジニアリングのワークロードから解放されます。
総所有コストの低減: リソースの自動スケーリングとコスト最適化されたバッチ処理機能により、大量のデータ処理も過剰な費用をかけずに対応可能です。
リソースの自動スケーリング: パイプラインのレイテンシを最小化し、リソース使用率を最大化することができます。
柔軟なスケジューリングと料金: 深夜のジョブなど、スケジュールに柔軟性があるジョブの処理に低料金のバッチ処理が可能です。
リアルタイムのAI機能: 予測分析や異常検出から、リアルタイムのパーソナライズなどの高度な分析のユースケースが実現可能です。
Cloud Dataproc
https://cloud.google.com/dataproc?hl=ja
Cloud Dataprocは、Apache Hadoop、Apache Spark、Apache Flink、Prestoなど、30以上のオープンソースツールやフレームワークを実行するためのフルマネージドでスケーラビリティの高いサービスです。Google Cloudとの統合を活用して、データレイクのモダナイゼーション、ETL、安全なデータサイエンスを低コストで実現することができます。
主な機能やメリット:
オープンソースのデータ処理のモダナイゼーション: Dataprocは、オンデマンドの専用環境やサーバーレス環境でデータ処理と分析処理の速度を向上させることができます。
データサイエンス向けのインテリジェントな統合: BigQuery、Dataplex、Vertex AIとのネイティブな統合を利用して、データサイエンスのタスクをシームレスに実行できます。
高度なセキュリティとガバナンス: Dataprocを使用することで、行レベルと列レベルの詳細なアクセス制御や、KerberosポリシーやApache Rangerポリシーを利用したユーザー認証・認可の管理が可能です。
フルマネージドでのオープンソースソフトウェアの提供: Dataprocは、オープンソースツールやプログラミング言語をクラウド規模のデータセットに簡単に適用でき、Google Cloudの各種サービスとの統合が容易です。
コスト効率: Dataprocを使用することで、オンプレミスのデータレイクと比較して、総所有コストが大幅に削減されることが示されています。
Cloud Pub/Sub
https://cloud.google.com/pubsub?hl=ja
Cloud Pub/Subは、イベントを取り込み、BigQuery、データレイク、オペレーショナル データベースにストリーミングするためのメッセージングミドルウェアです。このサービスは、リアルタイムおよびバッチのデータ処理と分析を効率的に行うためのツールを提供します。
主な機能やメリット:
高可用性: 同期されたゾーン間メッセージ レプリケーションとメッセージごとの受信トラッキングにより、あらゆる規模で信頼性の高い配信が可能です。
プランニング不要の自動処理: パーティションのない自動スケーリングと自動プロビジョニングにより、初日からワークロードに対応可能。
リアルタイム データ システム向けの基盤: 小規模レコードを迅速に配置し、BigQueryやデータレイクなどにリアルタイムおよびバッチ パイプラインのエントリ ポイントとして機能します。
ストリーム分析とコネクタ: Dataflowとのネイティブな統合により、Java、Python、SQLでのイベント ストリームの統合が可能。
配信順序指定のスケーリング: オプションのキーごとの順序指定を使用することで、水平スケールを損なわずにステートフルなアプリケーション ロジックを簡素化できます。
低コストの取り込み: Pub/Sub Liteを使用することで、大量のイベントを最も低コストで取り込むことができます。
Cloud Composer
https://cloud.google.com/composer?hl=ja
Cloud Composerは、Apache Airflowをベースに構築されたフルマネージドのワークフローオーケストレーションサービスです。このサービスは、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境にまたがるパイプラインの作成、スケジューリング、モニタリングを容易に行うことができます。
主な機能やメリット:
フルマネージドのワークフローオーケストレーション: Cloud Composerはフルマネージドサービスであり、Apache Airflowとの互換性が高いため、リソースのプロビジョニングに気をとられず、ワークフローの作成、スケジューリング、モニタリングに専念できます。
他のGoogle Cloudプロダクトとの統合: BigQuery、Dataflow、Dataprocなどの Google Cloud プロダクトとの統合が可能で、エンドツーエンドのワークフローを実現できます。
ハイブリッドとマルチクラウドに対応: オンプレミスや複数のクラウド環境にまたがるワークフローを一つのオーケストレーションツールで管理できます。
オープンソース: Apache Airflowをベースにしており、特定のベンダーに依存せず、多様なプラットフォームとの組み合わせが可能です。
容易なオーケストレーション: Pythonを使用したワークフローの作成が可能で、グラフィカルな表示やトラブルシューティングが容易です。
Looker
https://cloud.google.com/looker?hl=ja
Lookerは、ビジネスインテリジェンス、組み込み型分析、データアプリケーションのためのエンタープライズプラットフォームです。このプラットフォームを使用することで、リアルタイムの分析情報を調査し、共有することができます。信頼性の高い最新のデータにアクセスし、分析と対応を迅速に行うことが可能となります。
主な機能やメリット:
意思決定の向上: 最新のインデータベースアーキテクチャとリアルタイムで適用される指標を提供し、信頼できる最新の分析情報に基づいて行動することができます。
BIを超えるデータの豊富なエクスペリエンス: APIファーストのプラットフォームを活用して、統合された分析情報やデータ駆動型ワークフローを組織全体に提供します。
データ駆動型のワークフロー: 繰り返し実行されるタスクを自動化し、ビジネスプロセスを最適化して効率を高めることができます。
LookML: Lookerの強力なSQLベースのモデリング言語で、ビジネスルールや定義を一元的に管理できます。
組み込み型分析: カスタムアプリケーションを迅速に作成し、既存のアプリケーションやウェブサイトに分析を組み込むことができます。
データの可視化、ダッシュボード、コンポーネント: Lookerのインタラクティブなダッシュボードを使用して、リアルタイムのデータエクスペリエンスを実現できます。
Looker API: カスタムアプリケーションやデータ駆動型ワークフローを作成するためのAPIを提供します。
Looker Studio
https://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja
Looker Studioは、ビジネスの意思決定をサポートするためのセルフサービスのビジネスインテリジェンスツールです。このツールを使用することで、さまざまなデータソースからの情報を魅力的なレポートやダッシュボードに変換し、共有することができます。直感的なインターフェースと多様な機能を備えており、データの持つ力を最大限に引き出し、ビジネス上の意思決定をよりスマートに行うことができます。
主な機能やメリット:
データ活用: Looker Studioを使用すると、さまざまなソースからのデータをインタラクティブなダッシュボードや説得力のあるレポートに変換し、データの持つ力を最大限に活用できます。
データ接続: 600種類以上のパートナーコネクタを通じて、多様なデータソースにアクセスできます。
データ共有: 魅力的なレポートをリアルタイムで共同編集したり、ウェブに埋め込んで共有することができます。
容易なウェブインターフェース: ドラッグ&ドロップのオブジェクト機能やカスタム化されたプロパティパネルを備えた直感的なレポートエディタが提供されます。
レポートテンプレート: 既存のテンプレートを使用して、データを迅速に可視化し、カスタマイズすることができます。
データコネクタ: 各データソースには、事前構築されたコネクタが含まれており、データに簡単にアクセスして使用することができます。
Looker Studio API: Looker Studioのアセットの管理や移行を自動化するためのAPIが提供されます。
レポートの埋め込み: Lookerレポートを任意のウェブページやイントラネットに埋め込むことができます。
Google Dialogflow
https://cloud.google.com/dialogflow?hl=ja
Dialogflowは、企業や開発者が効率的に会話型AIを構築・運用するための強力なツールです。直感的で高度な仮想エージェントを使用して、ウェブサイト、アプリケーション、メッセージング プラットフォーム、コンタクト センターに自然な会話型 AI を簡単に追加できるサービスです。
主な機能やメリット:
自然で正確なやりとり: Google アシスタントにも採用されているディープ ラーニング技術を使用し、自然なカスタマー エクスペリエンスを実現。マルチターンの会話にも対応可能。
迅速な構築とユニバーサルデプロイ: ビジュアル ビルダーやビルド済みエージェントを使用して開発時間を短縮。コンタクト センターやデジタル チャネルに簡単にデプロイ可能。
手軽な管理とスケーリング: CI/CDとフローベースのモジュールを使用して仮想エージェントの管理を容易にし、大規模なスケールアップが可能。
オムニチャネルの実装: 一度の構築で、さまざまなプラットフォームやテレフォニー パートナーにエージェントを統合可能。
高度な AI: BERT ベースの自然言語理解(NLU)モデルを使用し、複雑なユースケースでもインテントとコンテキストを正確に認識。
エンドツーエンドの管理: Dialogflow内でCI/CD、分析、テストなど、エージェント管理の全てのニーズに対応。
Google Vertex AI
https://cloud.google.com/vertex-ai?hl=ja
Vertex AIは、高速でスケーラブルかつ使いやすいAIテクノロジーを提供するGoogle Cloudのサービスです。このサービスは、機械学習(ML)ツールをフルマネージドで提供し、MLモデルの構築、デプロイ、スケーリングを高速化することができます。
主な機能やメリット:
ジェネレーティブAIでの構築: Model GardenのAPIを通じて、さまざまな基盤モデルにアクセスし、Generative AI Studioを使用してモデルをカスタマイズ、アップトレーニング、微調整が可能。
本番環境への移行を加速: データサイエンティストは、特化したツールでMLモデルのトレーニング、調整、デプロイを迅速に行い、最適化されたAIインフラでトレーニングの時間と費用を削減。
自信を持ってモデルを管理: Vertex AI PipelinesなどのMLOpsツールを使用して、モデルのメンテナンスを簡素化し、MLパイプラインの実行を合理化。Vertex AI Feature Storeで、AI機能を提供、使用が可能。
エンドツーエンドMLOps: 開発ライフサイクル全体でMLプロジェクトを効率的に自動化、標準化、管理する専用ツールが提供される。
データとAIの統合: Vertex AI Workbenchを使用して、BigQuery、Dataproc、Sparkとネイティブに統合。
ローコードおよびノーコードツール: 幅広い専門知識を持つ実務担当者がMLワークロードを利用可能。Generative AI Studioや既製のAPIを使用して、モデルを迅速にデプロイや調整が可能。
オープンで柔軟なAIインフラストラクチャ: MLモデルを簡単にデプロイし、最高の価格性能比で予測を行うことができる。MLOpsツールと統合されており、効果的なモデルの管理や運用負荷の軽減が可能。
Google AutoML
https://cloud.google.com/automl?hl=ja
AutoMLは、機械学習の専門知識が限られているユーザーでも、高品質なカスタム機械学習モデルを簡単に構築できるように設計されています。
主な機能やメリット:
カスタム機械学習モデルのトレーニング: AutoMLを使用すると、機械学習の専門知識が限られていても、ビジネスニーズに合った高品質のモデルをトレーニングできます。数分で独自のカスタム機械学習モデルを構築することが可能です。
操作性に優れたグラフィカル インターフェース: お客様独自の機械学習モデルを作成するためのインターフェースを提供。
構造化データ: AutoML Tabularは、構造化データに対する最先端の機械学習モデルを自動的にビルドしてデプロイします。
視覚認識: AutoML Imageは、クラウドやエッジでのオブジェクト検出と画像分類から、有用な分析情報を引き出す機能を提供します。
言語: AutoML Textは、機械学習によってテキストの構造と意味を明らかにする機能を持っています。カスタム エンティティの抽出やカスタム感情分析などの機能が含まれます。
翻訳: AutoML Translationは、言語を動的に検出し、翻訳する機能を提供します。
関連キーワード:
Vertex AI: より多くの AI モデルを構築、デプロイ、スケールするための統合プラットフォーム。Google のサービスを実現している ML ツールへのアクセスや、モデルのテストとデプロイを迅速化する機能が含まれる。AutoMLもVertex AIに内包される一つのツール。
Cloud Natural Language AI
https://cloud.google.com/natural-language?hl=ja
Natural Language AIを使用することで、非構造化テキストの深い理解と分析が可能となり、ビジネスや研究において有益な情報を得ることができます。Googleの機械学習を使用して非構造化テキストから分析情報を引き出すことができます。テキストの抽出、分析、保存を行い、示唆に富んだテキスト分析を提供します。また、AutoMLを使用して、コードを一切記述せずに高品質な機械学習カスタムモデルのトレーニングが可能です。
主な機能やメリット:
お客様から有用な情報を得る: エンティティ分析を使用してドキュメントの中でフィールドを検索・ラベル付けし、感情分析を使用して顧客の意見を把握することができます。
コンテンツ ターゲティングと状況把握: Googleの最先端の言語テクノロジーを使用して、メディア全体のコンテンツを分類し、おすすめコンテンツや広告のターゲット設定を改善します。
テキストを扱う3種類の自然言語ソリューション: AutoMLを利用した自然言語対応のVertex AI、Natural Language API、そしてHealthcare Natural Language AIを提供。
多言語対応: 英語、スペイン語、日本語、中国語(簡体字、繁体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語のテキストを分析できます。
Cloud Speech-to-Text
https://cloud.google.com/speech-to-text?hl=ja
Speech-to-Textは、Googleの先進的なMLモデルを活用して、125以上の言語や言語変種の音声を正確にテキストに変換するサービスです。このAPIは、さまざまなアプリケーションやデバイスでの音声認識ニーズに対応しています。ビジネスやエンターテインメント、教育などのさまざまな分野での音声認識ニーズに対応するため機能を備えています。
主な機能やメリット:
最先端の精度: Googleの最新のディープラーニングニューラルネットワークアルゴリズムを使用して、高精度の自動音声認識(ASR)を提供します。
モデルのカスタマイズ: Speech-to-Text UIを使用して、カスタムリソースのテスト、作成、管理が可能です。
柔軟なモデルのデプロイ: クラウドやオンプレミス環境でのASRデプロイが可能です。
音声適応: 分野特有の単語やフレーズの音声文字変換の精度を向上させるためのヒント提供機能があります。
分野固有モデル: 音声操作や通話、動画の音声文字変換のための特定分野に最適化されたトレーニング済みモデルを提供しています。
オンデバイス音声: インターネット接続なしで、任意のデバイスでローカルに音声認識を実行することができます。
Cloud Text-to-Speech
https://cloud.google.com/text-to-speech?hl=ja
Text-to-Speechは、Googleの最先端のAI技術を活用してテキストを自然な音声に変換するAPIを提供しています。40以上の言語と言語変種に対応し、220種類以上の音声から選択することができます。
主な機能やメリット:
忠実度の高い音声: Googleの画期的なテクノロジーを導入することで、人間のような自然なイントネーションの音声を生成できます。
豊富な音声の種類: 50以上の言語と言語変種、380種類以上の音声から選択可能。
独自の音声・カスタム: 一般的な音声の代わりに、ブランドを代表するオリジナルの音声を作成可能。独自の音声録音を使用してカスタム音声モデルをトレーニングし、より自然なオリジナルの音声の作成も可能。
Neural2音声: 最新の研究に基づく音声を使用して、音声エクスペリエンスを多言語化。
音声のチューニング: 音声の高さや発話速度を調整可能。
SSMLのサポート: SSMLタグを使用して、息つぎや数字、日時形式などの発音上の指示を追加して発話をカスタマイズ。
Cloud Translation AI
https://cloud.google.com/translate?hl=ja
Cloud Translation AIは、コンテンツのニーズに基づいて事前トレーニング済み ML モデルやカスタム ML モデルを使用して、言語間の翻訳を動的に行うサービスです。このサービスは、高速で動的な機械翻訳機能を提供し、コンテンツやアプリケーションを多言語に対応させることができます。これにより、多言語コンテンツの生成や管理において、高い柔軟性と精度を提供します。
主な機能やメリット:
優れた言語サポート: アフリカーンス語からズールー語まで、100を超える言語を検出でき、50を超える言語ペアでカスタムモデルを構築することができます。
最高水準の品質: Googleが提供する実績あるモデルとツールにより、業界最高水準の翻訳精度を実現します。
さまざまな分野に対応: 業界用語や分野固有の用語に対応し、専門文書や商品説明書、ソーシャルコンテンツの翻訳時にコンテキストと意味を正しく維持します。
お客様のニーズに合わせた翻訳プロダクト: Translation Hub、AutoML Translation、Translation APIなど、さまざまな翻訳ニーズに対応するプロダクトを提供しています。
Cloud Vision AI
https://cloud.google.com/vision?hl=ja
Vision AIは、Google Cloudのコンピュータービジョン関連のサービスです。このサービスを使用することで、独自のコンピュータービジョンアプリケーションの作成や、事前トレーニング済みのAPI、AutoML、カスタムモデルを使った画像や動画からの分析情報の取得が可能となります。
主な機能やメリット:
Vertex AI Vision: フルマネージドのエンドツーエンドアプリケーション開発環境で、お客様固有のビジネスニーズに合わせたコンピュータービジョンアプリケーションを簡単に構築、デプロイ、管理できます。
カスタム ML モデル: 画像や動画をアップロードするだけで、AutoMLの使いやすいグラフィカルインターフェースでカスタムの画像モデルや動画モデルをトレーニングできます。
Vision API: 事前トレーニング済みMLモデルを提供し、画像にラベルを割り当てることで、事前定義済みの数百万のカテゴリに画像を高速に分類できます。
複雑さを軽減: 事前トレーニング済みのAPI、AutoML、カスタムモデルを使用して、お客様固有のビジネスニーズに合わせてコンピュータービジョンアプリケーションを簡単に構築、デプロイ、管理できます。
さまざまなユースケースと専門レベルの問題を解決: APIを使用した分析をすぐに行いたい、カスタムMLモデルを使用したい、エンドツーエンドの開発環境を使用したいなど、Googleのビジョンポートフォリオにはさまざまな状況に合ったソリューションが用意されています。
Cloud Video AI
https://cloud.google.com/video-intelligence?hl=ja
Cloud Video AIは、Google Cloudの動画分析関連のサービスです。このサービスを使用することで、動画コンテンツの分析を行い、コンテンツを発見しやすくし、魅力的な動画体験の提供が可能となります。
主な機能やメリット:
正確な動画分析: 20,000を超えるオブジェクト、場所、アクションを認識し、動画レベル、ショットレベル、フレームレベルで豊富なメタデータを抽出します。
メディア管理の簡略化: メタデータを抽出し、それを動画コンテンツのインデックス作成、整理、検索に利用できます。
インテリジェントな動画アプリの作成: ストリーミング動画アノテーションを使用して、動画からほぼリアルタイムで有用な情報を入手し、検出されたオブジェクトに基づいてイベントをトリガーします。
AutoML Video Intelligence: 動画内のオブジェクトを分類し、追跡するカスタムモデルのトレーニングが可能です。
Video Intelligence API: 保存済み動画およびストリーミング動画に含まれる多数のオブジェクト、場所、アクションを自動的に認識する事前トレーニング済みの機械学習モデルを提供します。
ユースケースの多様性: コンテンツの管理、おすすめのコンテンツ、メディアアーカイブ、広告のマッチングなど、多岐にわたるユースケースに対応しています。
Lending DocAI
Lending DocAIは、住宅ローン業界の文書処理を効率化するためのAIソリューションで、ローンの申し込みや関連するドキュメントの処理を迅速化し、データの精度と幅を確保することを目的としています。住宅ローンの手続きを効率的に行い、借主と貸付機関のエクスペリエンスを向上させるためのものです。
主な機能やメリット:
ローンの処理業務の効率化: 住宅ローンのワークフロープロセスを迅速化し、ドキュメントデータのキャプチャを自動化。さまざまなドキュメント(税務、収入、資産関連など)の精度と幅を確保し、エンタープライズ向け機能をサポート。
住宅ローンのエクスペリエンス向上: ドキュメント処理の自動化により、住宅ローンの申し込みを簡単に処理し、ローンの処理完了までの時間を短縮。
規制要件とコンプライアンス要件のサポート: AI戦略を導入するリスクを軽減するテクノロジースタックを活用し、コンプライアンス体制を強化。ドキュメントの検証や融資審査などの住宅ローンの主要処理におけるデータキャプチャを合理化。
GoogleのDeployed AIとの連携: ビジネス上の課題を解決するためのソリューションを提供。ローンの申し込み手続きのさまざまなフェーズでパートナーのネットワークと連携。
Roostifyとの提携: Google CloudのLending DocAIを使用して、住宅ローンのドキュメント処理を高速化するPOSデジタル貸付プラットフォームを作成。
Document AI
https://cloud.google.com/document-ai?hl=ja
Document AIは、非構造化のドキュメントデータを構造化し、保存、分析、検索、使用を自動化するためのソリューションです。事前トレーニング済みのモデルやカスタムモデルを使用して、ドキュメントからのデータ抽出、分類、分割を行い、最終的にはウェアハウスを利用してドキュメントの検索や保存を行います。
主な機能やメリット:
優れた費用対効果と柔軟性: 非構造化ドキュメントから構造化データを抽出し、ビジネス向けアプリやユーザーが利用できるようにして業務効率を向上させる。
データの正確性とコンプライアンスの確保: 全ドキュメントの自動化と検証により、コンプライアンスワークフローの効率化やデータの正確性を実現する。
データ活用による顧客の期待への対応: 分析情報を活用して顧客の期待に応え、顧客満足度やライフタイムバリューを改善する。
Googleの最先端AI技術の活用: Googleのコンピュータビジョンや自然言語処理技術を基にした高価値なドキュメント処理モデルを提供。
データ拡充による利便性の向上: Googleナレッジグラフ技術を用いて解析された情報を拡充し、データの利便性を高める。
人間参加型AIの統合: 人間による審査とMLの予測を組み合わせ、ドキュメント処理の精度を向上させる。
【サーバーレス】
Cloud Functions
https://cloud.google.com/functions?hl=ja
Cloud Functionsは、スケーラブルな従量課金制 Functions as a Service(FaaS)プロダクトで、サーバーやコンテナの管理なしにクラウド上でコードを効率的かつ簡単に実行することができます。
主な機能やメリット:
デベロッパー エクスペリエンスの簡素化、開発速度の向上: Cloud Functionsのデベロッパー エクスペリエンスはシンプルかつ直感的で、イベントに反応する小さなコード スニペットを作成して実行することで、開発を加速できます。
支払いは従量制: 使用量は関数の実行時間に対してのみ計測され、関数がアイドル状態の場合は料金が発生しない。
オープン テクノロジーでロックインを回避: オープンソースの FaaSフレームワークを使用して複数の環境で関数を実行し、ロックインを回避できる。
ローカルでの開発、グローバルなスケーリング: アプリケーションの規模がゼロから地球規模に拡大しても、インフラストラクチャについて悩む必要はない。
サーバー管理が不要: コードの実行とスケーリングはGoogleにお任せで、基盤となるインフラストラクチャが完全に抽象化されているため、コードに集中してアプリケーションを構築できる。
Cloud Run
https://cloud.google.com/run?hl=ja
Cloud Runは、フルマネージドのサーバーレスプラットフォームで、様々なプログラミング言語で記述されたスケーラブルなコンテナ型アプリケーションを構築してデプロイすることができます。
主な機能やメリット:
任意の言語、ライブラリ、バイナリのサポート: Cloud Runは、Node.js、Go、Java、Kotlin、Scala、Python、.Net、Dockerなどの組み込みサポートを提供しています。
コンテナのワークフローと標準を活用: Cloud Runは、Cloud Build、Artifact Registry、Dockerなどのコンテナエコシステムとの高い親和性を持つサービスです。
従量課金: コードが実行されている間のみ料金が発生し、使用時間は100ミリ秒単位に丸められます。
高速な自動スケーリング: Cloud Runは、トラフィックに応じてゼロから任意の規模まで自動的にスケーリングします。
セキュリティ: Secret Managerのシークレットをマウントでき、Binary Authorizationを使用して信頼できるコンテナイメージのみをデプロイできます。
ポータビリティ: Cloud Runは、オープンソースプロジェクトであるKnativeを基盤としており、プラットフォーム間でのワークロードの移植が可能です。
HTTPS URL: 各Cloud Runサービスには安定したHTTPSエンドポイントが付属しています。
【ネットワーキング】
Cloud VPN
https://cloud.google.com/vpc?hl=ja
Could VPN(Virtual Private Network)は、Google Cloud VPCが提供するグローバルなサービスで、スケーラビリティと柔軟性に優れています。Compute Engine VM、GKE コンテナ、App Engine環境にネットワーキング機能を提供します。
主な機能やメリット:
VPCネットワーク: 仮想トポロジを自動的に設定し、サブネットやネットワーク ポリシーに応じたプレフィックス範囲を構成できます。ダウンタイムなしでCIDR範囲を拡張することも可能。
VPCフローログ: Compute Engineのネットワーク インターフェースを経由する IP トラフィック情報を記録し、ネットワーク モニタリングやセキュリティ分析に応用できます。
VPCピアリング: 同一または異なる組織間のプライベート通信を構成し、帯域幅のボトルネックや単一障害点を排除。
共有VPC: 1つのVPCネットワークを組織内の複数のプロジェクトで共有し、関連する接続ルートとファイアウォールを集中管理できます。
お客様所有 IP の使用: すべてのリージョンでGoogleのネットワークにお客様所有のIPアドレスを使用し、移行中のダウンタイムを最小化し、ネットワーク インフラストラクチャ費用を軽減できます。
Cloud Armor
https://cloud.google.com/armor?hl=ja
Cloud Armorは、Google Cloudのセキュリティサービスで、サービス拒否攻撃やウェブ攻撃からのアプリケーションとウェブサイトの保護を提供します。Googleの経験を活かし、高度なDDoS対策やWAF機能を持つこのサービスは、安全なオンライン環境の実現をサポートします。
主な機能やメリット:
エンタープライズ級のDDoS防御: Googleの主要なインターネット資産を保護する経験を活かし、L3とL4に対するDDoS攻撃の組み込みの防御機能を提供。
OWASPの10大リスクを軽減: Cloud Armorの事前設定されたルールを使用して、クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどの攻撃を防御。
適応型保護: アプリケーション上でローカルにトレーニングされたMLシステムを使用して、レイヤ7DDoS攻撃を自動的に検出し、軽減。
ハイブリッドとマルチクラウドでのデプロイ向けサポート: どのようなデプロイ環境でも、DDoS攻撃やウェブ攻撃からアプリケーションを防御し、レイヤ7セキュリティ ポリシーを適用。
事前構成されているWAFルール: 一般的なウェブ アプリケーションの脆弱性を緩和し、OWASP からの保護を提供。
bot管理: reCAPTCHA Enterpriseとの統合により、botからの攻撃を自動的に防御。
レート制限: 大量のリクエストからアプリケーションを保護するためのレートベースのルールを提供。
関連キーワード:
クロスサイトスクリプティング(XSS): Webサイトの脆弱性のある掲示板や入力フォームに対して、悪意のあるスクリプトを投稿しWebサイトページ内に埋め込む攻撃手法。
SQLインジェクション: 検索ボックスや入力フォームなどに記入する文字列に不正な操作を行うSQL分を意図的に「注入(インジェクション)」することにより、データベース内のデータの消去や改ざん、盗用を図る攻撃手法。
DDoS(Distributed Denial of Service): Webサーバーなどに対して、大量の通信を発生させることで正常なサービス提供を妨げることをDoS攻撃と呼び、複数の場所から大量の通信を発生させる攻撃をDDoS攻撃と呼ぶ。
Cloud CDN
https://cloud.google.com/cdn?hl=ja
Cloud CDNは、Googleの高パフォーマンスな分散型インフラストラクチャを活用して、ウェブアプリケーションや動画ストリーミングの高速化を実現するコンテンツ配信ネットワークサービスです。このサービスは、ユーザーの近くにコンテンツを配置することで、レイテンシを短縮し、バックエンドサーバーの負荷を軽減します。
主な機能やメリット:
グローバルエッジネットワーク: Cloud CDNはGoogleのグローバルエッジネットワークを使用して、ウェブアプリケーションを高速化し、Media CDNはYouTubeのインフラストラクチャを使用して動画ストリームや大きなファイルのダウンロードを高速化します。
ユニバーサルサポート: Compute Engine、Cloud Storage、Google Kubernetes Engineのバックエンドや、Google Cloud以外の送信元など、HTTP対応のあらゆる送信元からコンテンツを取り込むことができます。
多層的なセキュリティ: Cloud Armorとの統合が可能で、DDoS攻撃からの保護を提供します。
きめ細かなキャッシュ制御: キャッシュキー、TTL、その他のキャッシュ機能をきめ細かくコントロールできます。
高度なHTTPルーティング: トラフィックを特定のエッジ構成と送信元にきめ細かくマッピングする機能を提供します。
Cloud Load Balancing
https://cloud.google.com/load-balancing?hl=ja
Cloud Load Balancingは、Google Cloud Platform上で高いパフォーマンスとスケーラビリティを持つ負荷分散を提供するサービスです。このサービスは、グローバルなスケールでのロードバランシングを実現し、ユーザーやトラフィックの増加に応じてスケーリングが可能です。
主な機能やメリット:
グローバルなロードバランシング: 単一のエニーキャストIPを使用して、クロスリージョンのロードバランシングを提供。ユーザー、トラフィック、ネットワークの変化に迅速に対応。
柔軟性のあるソフトウェア定義: すべてのトラフィック(HTTP(S)、TCP/SSL、UDP)に対応する完全分散型のマネージドサービス。
シームレスな自動スケーリング: トラフィックの急増にも対応可能。ゼロからフル稼働までわずか数秒。
HTTP(S) ロードバランシング: 複数のリージョンとバックエンドインスタンス間でHTTP/HTTPSトラフィックを分散。コンテンツベースのロードバランシングも可能。
TCP/SSL/UDP ロードバランシング: レイヤ4のネットワークロードバランサで、複数のリージョンのバックエンドにトラフィックを分散。
SSL オフロード: SSL証明書の集中管理と、負荷分散レイヤとバックエンド間の暗号化を提供。
Cloud CDN との統合: アプリケーションロードバランサでCloud CDNを簡単に有効化し、アプリケーションの配信を最適化。
【セキュリティ・ID】
Cloud IAM
https://cloud.google.com/iam?hl=ja
Cloud IAMは、きめ細かいアクセス制御と可視化を活用して、クラウドリソースの一元管理を実現するサービスです。このサービスは、エンタープライズ向けのクラウド リソースを効果的に管理するためのツールを提供します。
主な機能やメリット:
エンタープライズクラスのアクセス制御: 特定のリソースに対するアクションの実行を、承認を受けたユーザーのみに許可し、Google Cloudリソースを集約して可視化することができます。
シンプルな構造: IAMはシンプルな構造を持ち、Google Cloudのすべてのリソースに対するアクセスを一貫した方法で管理できます。
適切なロール: ユーザーは自分の行うべきジョブにのみアクセスでき、管理者はユーザー グループ全体に対してデフォルトの権限を簡単に付与できます。
スマートアクセス制御: Recommenderの機械学習を利用して、不要なアクセスを排除し、制限の緩すぎるアクセス権設定を自動的に検出できます。
コンテキストアウェアアクセス: デバイスのセキュリティステータスやIPアドレスなどの属性に基づいて、リソースへのアクセス制御ポリシーを作成できます。
組み込み監査証跡: 管理者が権限の認可、解除、委任に関する監査証跡の履歴を自動的に表示でき、コンプライアンスへの適合が容易になります。
Cloud Identity
https://cloud.google.com/identity?hl=ja
Cloud Identityは、ID、アクセス、アプリ、エンドポイント管理の統合プラットフォームで、企業データの保護とIT効率の最大化を目指します。
主な機能やメリット:
Google レベルのセキュリティ: BeyondCorpとGoogleの脅威インテリジェンス シグナルを利用して組織を守り、SaaSアプリへのアクセス制御や多要素認証、エンドポイントの管理などを行います。
ユーザーとIT部門の利便性: エンドポイントデバイスでの直感的なユーザーエクスペリエンスを提供し、多数のアプリへのシングルサインオンが可能です。
既存の環境を変えずに機能を拡張: Directory Syncを利用してオンプレミスのディレクトリをクラウドに拡張し、安全なLDAPを使用して従来のアプリやインフラへのアクセスが可能です。
多要素認証: プッシュ通知やGoogle認証システム、Titanセキュリティキーなどの多様なMFA検証手法を提供し、ユーザーアカウントと企業データの保護をサポートします。
エンドポイント管理: Android、iOS、Windowsデバイスのセキュリティを強化し、セキュリティポリシーの適用やデータの消去、アプリのデプロイなどが可能です。
シングルサインオン: 従業員はクラウドとオンプレミスのアプリにシングルサインオンでき、どのデバイスからでも作業が可能です。
Security Command Center
https://cloud.google.com/security-command-center?hl=ja
Security Command Centerは、Google Cloud 向けの組み込みのセキュリティおよびリスク管理ソリューションです。このサービスは、セキュリティの脆弱性を検出し、それに対処するためのプラットフォームを提供します。
主な機能やメリット:
セキュリティ対策の改善: Google Cloud環境におけるセキュリティの構成ミスや脆弱性を特定し、解決のための実行可能な推奨事項を提供します。
脅威を検出: Google Cloudインフラストラクチャの専用の検出機能を利用して、データの引き出しやIDの侵害、暗号通貨のマイニングなどの脅威を検出します。
リスクの評価と管理: 攻撃パス シミュレーションを使用して、攻撃者がクラウド リソースにアクセスして不正使用できる可能性のある経路を特定し、それを遮断します。
脅威の予防: Google Cloud環境の安全性を評価し、一般公開ストレージ バケットや開いているファイアウォール ポートなどの構成ミスを検出します。
攻撃パスシミュレーション: Google Cloud環境の攻撃される場所と方法を特定し、攻撃の発生可能性スコアを使用して、セキュリティの対策を優先的に行います。
クリプトマイニング保護プログラム: 検出されないクリプトマイニング攻撃に対して最大100万ドルの金銭的保護を提供します。
SIEMとSOARの統合: Security Command CenterのデータをSIEM/SOARプラットフォームに自動的に送信し、セキュリティの検出結果への対応を管理することができます。
リアルタイムの通知と修復: 新しい知見や更新に関する通知をリアルタイムで受信し、迅速に対応することができます。
Cloud Key Management
https://cloud.google.com/security-key-management?hl=ja
Cloud Key Managementは、Google Cloudでの暗号鍵の一元的な管理を実現するサービスです。このサービスは、データのセキュリティとプライバシーを強化するための鍵管理を提供し、特に機密性の高いデータに対して高度なセキュリティ対策を提供します。
主な機能やメリット:
暗号鍵を一元管理: クラウドでホストされた鍵管理サービスを使用して、対称暗号鍵および非対称暗号鍵を管理できます。
HSMでのハードウェアキーセキュリティ: ソフトウェア保護とハードウェア保護の切り替えが可能で、FIPS 140-2 レベル3検証済みのHSMで暗号鍵を保護できます。
EKMを利用した外部鍵サポート: BigQueryやCompute Engineのデータを、外部の鍵管理システムで保管・管理されている暗号鍵で暗号化します。
データへのアクセスを完全に管理: Key Access Justificationsを使用して、暗号鍵へのすべてのリクエストを可視化し、リクエストの理由に基づいて承認または拒否することができます。
グローバルなスケールでのセキュリティ: アプリケーションをGoogleのグローバル規模でスケールアウトでき、鍵管理の課題をGoogleに委ねることができます。
関連キーワード:
Google-managed encryption keys (GMEK): Googleがデフォルトで提供する暗号化方法。Googleによって保存されているすべてのデータは、追加のアクションなしでGoogleが管理するキーを使用して暗号化される。これらのキーはGoogleによって保存および管理されており、Googleが管理する暗号化キーの使用には追加のコストはかからない。
Customer-managed encryption keys (CMEK): 顧客がGoogle Cloud KMSで自分の暗号化キーを作成および管理する方法。これらのキーは、Google Cloud Storage、Google BigQuery、Google Cloud SQLなど、CMEKをサポートするその他のサービスでのデータの暗号化に使用される。
Customer-supplied encryption keys (CSEK): 顧客が自分の暗号化キーを使用してGoogle Cloud StorageおよびGoogle Computeディスクでのデータの暗号化を行う方法。キーは顧客によって生成および管理され、Google Cloudには保存されない。CSEK機能はオブジェクトレベルで利用可能であり、特定の国のプロジェクト(インドやブラジル)では利用できないことが指摘されている。
Cloud Data Loss Prevention
https://cloud.google.com/dlp?hl=ja
Cloud Data Loss Preventionは、特に機密性の高いデータを自動的に検出、分類、保護するためのフルマネージドサービスです。このサービスは、クラウド内外のデータの管理やリスクの可視化、データの難読化と匿名化を通じてデータのリスクを軽減する機能を提供します。
主な機能やメリット:
データの管理: クラウド内外のデータを管理し、組織全体の機密データのリスクを可視化します。
データの難読化と匿名化: マスキングやトークン化などの方法でデータのリスクを軽減し、構造化データと非構造化データをシームレスに検査、変換します。
データの詳細な把握: 保存、処理するデータを詳細に把握し、得られた情報に基づいてタグ付け、改善措置、ポリシーを自動化できます。
データの検査やモニタリング: BigQuery フットプリント全体で機密データの保護を有効にすると、データを自動的に検出、検査、分類できます。
リスクの軽減: 個人を特定できる情報(PII)などの機密データの保護はビジネスにとって不可欠であり、移行やデータワークロード、リアルタイムデータ収集および処理に匿名化のステップを組み込むことができます。
【デベロッパー・マルチクラウド・移行】
Cloud Build
https://cloud.google.com/build?hl=ja
Cloud Buildは、継続的インテグレーション、デリバリー、デプロイのためのフルマネージド プラットフォームです。このサービスを使用することで、高速かつ一貫性のある信頼性の高い自動ビルドが行われ、開発者はコーディングに集中することができます。
主な機能やメリット:
非常に高速なビルド: Googleのグローバル ネットワークを利用し、ビルド時間を大幅に短縮。キャッシュを活用してさらに高速化が可能。
デプロイを自動化: ビルドステップの一部としてデプロイを自動化し、Google Kubernetes Engine、Cloud Run、App Engineなどへのデプロイが可能。
大規模なネットワーク全体のCI/CD: デフォルトまたはプライベート プールから選択し、ビルド環境に対する柔軟性を向上。
SLSAレベル3への準拠: ソフトウェアの来歴のメタデータと証明書を生成し、改ざんを防止。
ネイティブDockerサポート: 既存のDockerファイルをインポートし、Docker HubやContainer Registryへのイメージのデプロイを自動化。
詳細な分析情報: ビルドのエラーや警告に加えて、デバッグを容易にする詳細な分析情報を提供。
Google Anthos
https://cloud.google.com/anthos?hl=ja
Google Anthosは、ハイブリッドクラウドとマルチクラウド環境を一貫して管理するためのプラットフォームです。このサービスは、さまざまな環境での運用の一貫性を確保し、アプリケーションとインフラストラクチャのモダナイゼーションをサポートします。企業がハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境でのアプリケーションの運用を効率的に行うためのさまざまな機能を提供します。
主な機能やメリット:
アプリケーションとインフラストラクチャのモダナイズ: Anthosを使用すると、データセンターやエッジロケーションなど、場所を問わずに最新のアプリケーションを構築してデプロイできます。
大規模なマルチクラスタアプリケーションのスケーリング: セキュリティと運用効率を高め、グローバルなフリートをサービスメッシュに接続して高度なネットワーキングとオブザーバビリティを実現します。
一貫したガバナンスとセキュリティ: Kubernetesクラスタのフリート全体で統合されたクラウドベースの管理を提供し、セキュリティポリシーとコンプライアンスポリシーを適用できます。
エンタープライズクラスのコンテナオーケストレーション: Anthosを使用すると、仮想マシンで実行されているGKEクラスタとワークロードを一貫して管理できます。
ポリシーとセキュリティの自動化: 組織固有のセキュリティ要件とコンプライアンス要件に対応するためのポリシーを定義、自動化、適用します。
Migrate to Containers
https://cloud.google.com/migrate/containers?hl=ja
Migrate to Containersは、従来のアプリケーションを仮想マシンからネイティブコンテナに迅速かつ簡単に変換するサービスです。Googleの独自の自動化アプローチを使用して、重要なアプリケーション要素をVMから抽出し、それらをGoogle Kubernetes Engine、Cloud Run、Anthos clustersのコンテナに簡単に挿入します。
主な機能やメリット:
モダナイゼーションの容易さ: 従来のアプリケーションを仮想マシンからネイティブコンテナに迅速かつ簡単に変換できます。この変換により、手動のアプリケーションモダナイゼーションプロジェクトと比べて、費用と労力が大幅に削減されます。
自動化されたアプローチ: 重要なアプリケーション要素をVMから抽出し、それらをGoogle Kubernetes Engine、Cloud Run、Anthos clustersのコンテナに簡単に挿入します。このとき、コンテナでは不要となるVMレイヤ(ゲストOSなど)は含まれません。
モダナイゼーションを促進: 最新のプラットフォームの移行と導入を加速することで、既存のアプリケーションと新たに開発されたアプリケーション間で統合ポリシー、管理、スキルセットを使用することができます。
Day 2 運用の加速: 最新式のCI/CDパイプライン、イメージベースの管理、"望ましい状態"構成に切り替えることで、VMと物理サーバーの維持、パッチ、更新にかかる労力と費用を節約します。
Migrate for Compute Engine (Migrate to Virtual Engines)
https://cloud.google.com/migrate/virtual-machines?hl=ja
Migrate for Compute Engineは、Google Cloudでエンタープライズワークロードを迅速かつ安全に立ち上げることができるサービスです。このサービスは、オンプレミスのアプリケーションやデータセンターのワークロードを、どんな規模でもGoogle Cloudに移行する際のサポートを提供します。
主な機能やメリット:
迅速かつ効率的な移行: シンプルな「as a service」インターフェースと柔軟な移行オプションにより、移行にかかる時間と労力を削減。
大規模な簡素化: Migrate for Compute Engineのスピード、スケーリング、柔軟性を活用して、移行プログラムを加速。
最小限のダウンタイムとリスク: 組み込みのテスト機能で移行前に検証が可能。ソースシステムを稼働せずに移行を完了し、ダウンタイムを最小限に抑える。
コスト削減とスタッフの生産性向上: 移行の労力と複雑さを軽減し、オンプレミスのコストを削減。
高度なレプリケーション技術: 実行中のソースのワークロードが中断されることなく、Google Cloudにインスタンスデータをコピー。
移行先の柔軟性: ネットワークやディスクのカスタマイズをサポートし、柔軟なクラウドターゲットに直接移行。
移行前の検証とテスト: 本番環境や稼働中のシステムに影響しない隔離された環境でのテストが可能。
自動かつシームレスな適用: オペレーティングシステムやバージョンの移行で、アプリケーションやネットワークの手動変更がほとんど不要。
【運用・管理】
Cloud Operation Suite
https://cloud.google.com/products/operations?hl=ja
Cloud Operation Suiteは、Google Cloudおよびそれ以降で稼働するアプリケーションやシステムのための統合モニタリング、ロギング、トレースマネージドサービスです。アプリケーションやシステムの監視、分析、トラブルシューティングを効果的に行うためのものであり、ユーザーにとってのオペレーションの効率と信頼性を向上させることを目的としています。
主な機能やメリット:
リアルタイムでログを管理して分析: Cloud Loggingは、アプリケーションやプラットフォームのログデータ、GKEやVMなどの環境からのカスタムログデータを取り込むことができます。
大規模な組み込みの指標オブザーバビリティ: Cloud Monitoringを使用すると、Google Cloudサービスやアプリケーションコンポーネントからの指標やイベントを収集し、これらのデータを可視化できます。
Prometheusでの実行とスケーリング: Prometheus用のマネージドサービスは、Cloud Monitoringと同じデータストアを基盤にしており、既存の可視化やアラートサービスを利用できます。
アプリケーションのパフォーマンスモニタリング: アプリケーションパフォーマンス管理(APM)は、Cloud LoggingとCloud Monitoringの機能を組み合わせて、アプリケーションの効率を向上させるためのツールを提供します。
データガバナンス: ログの保護と管理の原則を提供し、データのセキュリティとコンプライアンスを強化します。
Cloud Logging
https://cloud.google.com/logging?hl=ja
Cloud Loggingは、エクサバイト規模でのストレージ、検索、分析、アラートを提供するフルマネージドでリアルタイムなログ管理サービスです。Cloud Loggingによって、ログデータの管理、分析、モニタリング、さらにはリアルタイムでの分析情報の収集が実現され、システムの運用やトラブルシューティングの効率が向上します。
主な機能やメリット:
プラットフォーム ログの自動取得: Google Cloudサービスからのログは自動的に取り込まれ、安全に保存される。
問題の迅速な解決: Cloud Monitoring、Error Reporting、Cloud Traceとの統合により、サービス全体での問題解決が可能。
リアルタイムの分析情報: リアルタイムでのログ取り込みにより、異常を迅速に検出し、ログベースの指標を使用してCloud Monitoringダッシュボードを構築できる。
ログ エクスプローラ: 柔軟なクエリを使用してログの検索、分析が可能。また、アラート設定やヒストグラムの可視化などの機能も提供。
リージョン ログバケット: ローカルや業界固有のコンプライアンス要件に対応するためのログバケットを提供。
エラーレポート: ログの例外を自動的に分析し、エラーグループに集約。
Cloud Audit Logs: Google Cloudの監査証跡を維持するための機能。
ログルーター: ログエントリの取り込みやエクスポートのルーティングを管理。
参考:
Cloud Monitoring
https://cloud.google.com/monitoring?hl=ja
Cloud Monitoringは、Google Cloudや他のクラウド環境、オンプレミス環境に存在するクラウド対応アプリのパフォーマンス、稼働時間、全体的な健全性を把握するためのサービスです。
主な機能やメリット:
Google Cloudとその他の環境向け: Cloud Monitoringは、Google Cloudサービス用のダッシュボードを自動で提供し、ハイブリッドやマルチクラウド環境のモニタリングもサポートします。
傾向の特定と問題の防止: 豊富なクエリ言語を使用して指標、イベント、メタデータを表示し、問題の特定やパターンの発見を支援します。
モニタリングのオーバーヘッドを低減: 指標、ダッシュボード、稼働時間モニタリング、アラートなどが一つのサービスに統合されているため、システム間のアクセス時間を短縮できます。
SLOモニタリング: アプリケーションのサービスレベル目標(SLO)を自動推定またはカスタム定義し、SLO違反時に通知を受け取ることができます。
Kubernetesと仮想マシン向けのマネージド指標収集: Kubernetes環境向けのPrometheus向けマネージドサービスを提供し、指標の収集、保存、クエリを簡素化します。
Google Cloudとの統合: 追加設定なしで、すべてのGoogle Cloudリソースとサービスを検出してモニタリングします。
Cloud Trace
https://cloud.google.com/trace?hl=ja
Cloud Traceは、アプリケーションからのレイテンシデータを収集し、Google Cloud Consoleに表示する分散トレースシステムです。アプリケーション内でのリクエストの伝播方法を追跡し、ほぼリアルタイムでパフォーマンスに関する分析情報を受信できます。また、アプリケーションのすべてのトレースを自動的に分析し、パフォーマンス低下の原因となるレイテンシの詳細レポートを生成します。
主な機能やメリット:
パフォーマンスのボトルネックの検出: リクエストごとの詳細なレイテンシ情報を分析し、アプリケーション全体のレイテンシを確認できます。
問題の迅速かつ自動的な検出: データを継続的に収集・分析し、アプリケーションのパフォーマンスにおける最近の変化を自動的に特定します。
幅広いプラットフォームのサポート: VMやコンテナ、App Engine プロジェクトからもトレースを取得可能。また、言語別のSDKやTrace APIを提供。
レイテンシの変化の検出: アプリケーションのパフォーマンスレポートを時系列で評価し、レイテンシの悪化を特定します。
簡単な設定: Cloud Run、Cloud Functions、App Engine スタンダードアプリケーションは自動的にトレースされ、それ以外のアプリケーションも簡単な設定でトレース可能。
パフォーマンス分析情報: エンドポイントごとにトレース結果を自動的に評価し、ボトルネックを検出します。
Apigee API
https://cloud.google.com/apigee?hl=ja
Apigee API 管理は、あらゆるユースケース、環境、規模でAPIを構築、管理、保護するためのGoogle CloudのネイティブAPI管理ツールです。これにより、高いパフォーマンスとセキュリティを持つAPIを提供し、ビジネスのニーズに応じて柔軟に対応することが可能となります。
主な機能やメリット:
高パフォーマンスのAPIプロキシ: Apigeeは、REST、gRPC、SOAP、GraphQLなどのアーキテクチャスタイルをサポートし、サービスメッシュで管理される内部マイクロサービスをREST APIとしてプロキシ化することでセキュリティを強化します。
MLベースの不正行為検出: Advanced API Securityを使用して、構成ミスや悪意のあるbot攻撃からAPIを保護し、セキュリティ基準を満たしていないAPIプロキシを特定します。
組み込みのカスタムAPI分析ダッシュボード: APIトラフィックの分析やパフォーマンスの向上、改善の機会の特定が可能です。
トラフィックの管理ポリシーと制御ポリシー: ApigeeはAPIプロキシのポリシーを使用して、セキュリティ、レート制限、変換などの一般的な機能を追加できます。
APIライフサイクルに統合されたデベロッパー ポータル: APIやリソースをAPIプロダクトにバンドルし、デベロッパーポータルで公開することで、APIの導入を促進します。
【その他】
Google Firebase
https://firebase.google.com/?hl=ja
Google Firebaseは、Googleが提供しているモバイル・Webアプリケーション向けのプラットフォームで、全ての機能がGoogleのインフラ技術に支えられており、大規模なアプリケーションも構築することができます。
主な機能やメリット:
Firebase Analytics:アプリケーションを利用するユーザの行動をデータ化し、プロダクトとマーケティングの最適化をするための判断材料に役立てることができる機能。
Firebase Hosting:Webページやランディングページなどを素早くインターネット上に公開することができる機能。コンテンツはCDNにキャッシュされ、高速に配信される。
Firebase Cloud Messaging:モバイルへの通知などを始めとした、メッセージをアプリケーションに配信する機能。
Cloud Firestore:グローバルなアプリケーション用に構築されたNoSQLデータベース。
Cloud Functions for Firebase:サーバーレスでバックエンドを開発。
Firebase Authentication:安全な認証システムを簡単に構築する機能。
Cloud Storage for Firebase:ユーザが作成した写真や動画などのコンテンツを保存・管理する機能。
プラットフォームで管理:Firebaseを利用したアプリケーションは、全ての機能がFirebaseというプラットフォームで動作するため、アプリケーションを構築するために必要な機能を完備しており、高速にデプロイ、簡単に管理が可能。
データの同期が可能:Firestoreでは、モバイル間でのデータの同期を簡単に行うことができる。
モダンなフレームワークとの相性が良い:Vue.JS、Nuxt.JS、Reactなどのモダンフレームワークとの相性が良い。
関連キーワード:
Firebase Crashlytics: Apple、Android、Flutter、Unityで動作する強力なクラッシュ レポート ソリューションを使用して、アプリの問題を明確かつ実践的に把握する機能。Firebase Crashlyticsは軽量なリアルタイムのクラッシュレポートツールで、アプリの品質を低下させる安定性の問題を追跡し、優先順位を付け、修正するのに役立つ。
Azure (Microsoft Azure)
【コンピューティング・コンテナ】
Azure Virtual Machines
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/virtual-machines/
Azure Virtual Machinesは、LinuxおよびWindowsの仮想マシンを提供するサービスです。多様なビジネスニーズに対応する強力な仮想化ソリューションを提供しています。Azure Reserved Virtual Machine InstancesとWindows Server向けAzureハイブリッド特典を組み合わせることで、コストを大幅に節約することができます。
主な機能やメリット:
ワークロード対応: SQL Server、SAP、Oracle®ソフトウェア、ハイパフォーマンスコンピューティングアプリケーションなどのビジネスおよびミッションクリティカルなワークロードをAzure VM上で実行可能。
高性能: 最大416個のvCPUと12TBのメモリを持つVMをデプロイ可能。最大370万ローカルストレージIOPSと、最大30GbpsのEthernetを提供。
コスト削減: Azure Reserved Virtual Machine Instancesを使用することで、従量課金制と比較して最大72%のコスト削減が可能。さらに、Azureハイブリッド特典を使用することで、最大80%の節約が実現可能。
スケーラビリティ: Azure Virtual Machine Scale Setsを使用して、1台から数千台までのVMインスタンスを数分でスケーリング可能。
セキュリティ: 機密データの暗号化、VMの保護、ネットワークトラフィックのセキュリティ保護などのセキュリティ機能を提供。
関連キーワード:
リザーブドVM(Reserved VM): Azureの仮想マシン(VM)を前もって予約することで、コストを大幅に節約することができるサービスです。具体的には、1年または3年分のWindowsおよびLinux VMを前払いすることで、従量課金制の料金に比べて最大72%のコスト削減が可能です。さらに、Azureハイブリッド特典を組み合わせることで、最大80%の節約が実現できます。このサービスは、ビジネスの変更が必要な場合でも柔軟に対応できるように設計されており、例えば、予約インスタンスをキャンセルすることも、予約のスコープを変更することも可能です。
スポットVM(Spot VM): 未使用のAzureコンピューティング容量を大幅な割引価格で利用するためのサービスです。これにより、特定の期間内に完了する必要のない中断可能なワークロードをデプロイすることができます。具体的には、開発、テスト、品質保証、高度な分析、ビッグデータ、機械学習、AI、バッチジョブ、ビデオ、グラフィックスのレンダリングとコード変換などのワークロードを非常に低コストで実行することができます。また、Spot VMを使用すると、未使用のAzureコンピューティング容量を従量課金制の価格と比較して最大90%の割引価格でプロビジョニングすることができます。これは、ワークロードの中断が許容され、その実行時間に柔軟性がある場合に特に有効です。
Azure Kubernetes Service(AKS)
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/kubernetes-service/
Azure Kubernetes Service(AKS)は、マネージドKubernetesサービスとして提供され、セキュリティが強化され、迅速に配信される特徴を持っています。AKSを使用することで、コンテナー化されたアプリケーションのデプロイおよび管理が容易になります。
主な機能やメリット:
クラウドネイティブ アプリの開発とデプロイ: AKSは、Azure、データセンター、またはエッジでのクラウドネイティブアプリの開発とデプロイをシームレスにサポートします。
エンタープライズ レベルのコンテナー オーケストレーション: Kubernetes クラスターの自動管理とスケーラビリティを提供。
開発者の生産性向上: デバッグ、CI/CD、ログ記録、自動化されたノードメンテナンスを通じてエンドツーエンドの開発者の生産性を強化。
高度なセキュリティとアクセス管理: コンテナーのセキュリティを監視および維持するための高度なIDとアクセス管理機能。
Azure Arcのサポート: 任意のインフラストラクチャにAKSデプロイを使用したLinux、Windows Server、IoTリソースのサポート。
統合されたCI/CDパイプライン: Microsoft Visual StudioやVisual Studio Codeの拡張機能を使用して、マイクロサービスアプリケーションの開発とデバッグを効率化。
信頼性とセキュリティ: Azure PolicyやAzure Active Directoryを使用して、詳細なIDとアクセス制御やセキュリティを強化。
Azure Container Registry
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/container-registry/
Azure Container Registryは、DockerイメージとOpen Container Initiative (OCI)イメージのレジストリとして機能し、すべてのOCI成果物をサポートしています。このサービスは、コンテナーイメージと成果物のビルド、保存、保護、スキャン、レプリケーション、管理を簡素化するためのツールを提供します。
主な機能やメリット:
コンテナーのライフサイクル管理: OCI配布のgeoレプリケートされたフルマネージドインスタンスを使用して、コンテナーイメージと成果物のビルド、保存、保護、スキャン、レプリケーション、管理が可能。
geoレプリケーション: 複数のリージョン間で単一のレジストリを効率的に管理。
OCI成果物リポジトリ: Helm Chart、Singularityのサポートや、新しい形式のOCI成果物を追加可能。
自動化されたコンテナービルド: 基本イメージの更新やタスクスケジューリングを含む、コンテナーのビルドと修正プログラムの適用を自動化。
統合セキュリティ: Azure AD認証、ロールベースのアクセス制御、Dockerのコンテンツの信頼、仮想ネットワーク統合を提供。
コンテナーイメージの多様な格納: Azure Container Registryでは、プライベートDockerコンテナーイメージ、関連コンテンツの形式、OCI成果物、OCIイメージ形式の仕様に従ったイメージを処理。
開発と修正プログラムの適用の効率化: Azure Container Registryタスクを使用して、イメージのビルド、テスト、プッシュ、Azureへのデプロイを効率化。
プライベートネットワーク上のイメージ配置: Azure Virtual Networkの統合とファイアウォール規則を使用して、プライベートネットワーク上のセキュリティと堅牢性を実現。
Azure Virtual Machine Scale Sets
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/virtual-machine-scale-sets/
Azure Virtual Machine Scale Setsは、大規模なサービスを構築するためのツールとして提供され、何千もの仮想マシンを効率的に作成および管理することができます。このサービスを使用すると、負荷分散された仮想マシンのグループを作成・管理し、需要や定義されたスケジュールに基づいてVMの数を自動的に調整することができます。これにより、アプリケーションの高可用性とセキュリティを実現することができます。
主な機能やメリット:
大規模なVMの作成・管理: Azure Virtual Machine Scale Setsを使用して、何千もの仮想マシンを効率的に作成および管理できます。
自動スケーリング: 需要やカスタマイズ可能なメトリックに基づいてVMの数を自動的に増減することができます。
高可用性: 可用性ゾーンや障害ドメインを越えて、アプリケーションの可用性を向上させることができます。
VMの全面的な制御: スケールセット内の各VMを完全に制御し、高可用性を大規模に実現できます。
コスト最適化: 需要が少ないときに不要なVMインスタンスの数を最小化し、コストを最適化することができます。
ネットワーク管理の簡素化: Azureのネットワークリソースとの統合を活用して、クラウドインフラストラクチャの管理コストを削減します。
包括的なセキュリティ: Microsoftのセキュリティエキスパートによるサポートと、Azureのセキュリティ機能を活用して、データのセキュリティとプライバシーを確保します。
Azure App Service
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/app-service/
Azure App Serviceは、エンタープライズ対応のWebアプリやモバイルアプリを迅速に作成し、拡張性や信頼性の高いクラウドインフラストラクチャ上でデプロイするためのサービスです。このサービスを使用することで、WebアプリやAPIを条件に合わせて迅速に構築、デプロイ、スケーリングすることが可能となります。また、Azure App Serviceは、さまざまなプログラミング言語やフレームワークに対応しており、高い信頼性とセキュリティを提供します。
主な機能やメリット:
多様なプログラミング言語対応: .NET、.NET Core、Node.js、Java、Python、PHPなど、多くの言語やフレームワークをサポート。
高い信頼性: 1日あたり600億件を超える要求を処理する能力を持つフルマネージドサービス。
組み込みのCI/CD: 継続的インテグレーションと継続的デリバリーをサポートし、ダウンタイムなしでのデプロイが可能。
高度なセキュリティ: SOCやPCIなどの厳格なセキュリティとコンプライアンスの基準を満たす機能を提供。
柔軟なデプロイ: クラウド、オンプレミス、Azure Arcを通じてのデプロイが可能。
開発者の生産性向上: Visual Studio CodeやVisual Studioとの統合、GitやGitHub Actionsなどのツールとの連携により、開発プロセスを効率化。
高可用性: SLAに基づく99.95%のアップタイムを提供。
自動化されたセキュリティ修正: プラットフォームのメンテナンスやセキュリティ修正が自動化され、運用が簡単に。
Azure Virtual Desktop
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/virtual-desktop/
Azure Virtual Desktopは、AzureとMicrosoft 365のスケーリング、セキュリティ、コストのメリットを活用して、事実上どこからでも安全なリモートデスクトップエクスペリエンスを提供するサービスです。このサービスは、リモートワークのニーズに対応するための強力なツールとして、多くの企業や組織に採用されています。
主な機能やメリット:
デスクトップとアプリケーションへのアクセス: Azure Virtual Desktopを使用すると、Windows 11やWindows 10のデスクトップとアプリケーションに事実上どこからでもアクセスできます。
組み込みのインテリジェントセキュリティ: アプリケーションやデータの安全性やコンプライアンスを維持するための積極的な脅威検出と改善策を提供します。
迅速なデプロイとスケーリング: インフラストラクチャのデプロイと管理を簡素化し、ビジネスニーズに応じて迅速にスケーリングできます。
既存のライセンスを活用: 最新のクラウドベースの仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)で、既存の対象ライセンスを使用してコストを削減します。
多様なデバイスからのアクセス: Windows、Mac、iOS、Android、HTML5などのAzure Virtual Desktopクライアントを使用して、インターネット経由でデスクトップとアプリケーションにアクセスできます。
Microsoft TeamsとOfficeの統合: Microsoft TeamsやOfficeとのシームレスな統合により、ローカルのデスクトップやノートPCと同じエクスペリエンスを提供します。
【ストレージ・データベース】
Azure Blob Storage
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/storage/blobs/
Azure Blob Storageは、クラウドベースのオブジェクトストレージサービスであり、大規模な非構造化データの格納とアクセスを可能にします。このサービスは、クラウドネイティブのワークロード、アーカイブ、データレイク、ハイパフォーマンスコンピューティング、機械学習などの用途に適しています。Azure Blob Storageを使用することで、データの保存、アクセス、管理が効率的に行えます。
主な機能やメリット:
大規模な非構造化データの格納とアクセス: 分析のニーズに合わせてデータレイクを作成し、クラウドネイティブおよびモバイルアプリのストレージを提供。
スケーラビリティと持続性: 必要に応じて柔軟に拡張し、geoレプリケーションを備えた高い持続性を提供。
セキュリティ保護: Azure Active DirectoryとRBACを使用した認証、保存時の暗号化、および高度な脅威対策を提供。
データレイク用に最適化: ファイルの名前空間とマルチプロトコルアクセスがサポートされ、データ分析のワークロードを実現。
包括的なデータ管理: ライフサイクル管理、ポリシーベースのアクセス制御、不変(WORM)ストレージを提供。
強力なクラウドネイティブアプリケーションの構築: スケーリング、セキュリティ、可用性のニーズに対応し、Java、.NET、Python、Node.jsなどの開発フレームワークをサポート。
ペタバイト規模のデータのコスト効率の良い保存: 複数のストレージ層と自動ライフサイクル管理を使用して、大量のデータを効率的に保存。
強力なデータレイクの構築: Azure Data Lake Storageを使用して、ビッグデータ分析用の高性能なデータレイクを作成。
Azure Archive Storage
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/storage
Azure Archive Storageは、アクセス頻度が非常に低いデータのためのクラウドストレージサービスであり、持続性があり、高い可用性を持ちながらも低コストで提供されます。長期間のデータ保持が必要な場合や、コンプライアンス要件を満たすためのデータアーカイブに最適なソリューションを提供します。このサービスは、急激なデータ増加にも関わらず、データストレージやデータ管理のコストを抑えることができるため、多くの企業や組織に選ばれています。
主な機能やメリット:
低コストで高い価値: アクセスの頻度が非常に低いデータを、待機時間の要件を柔軟に設定しながらも、高い持続性と安全性で低コストで保存できます。
開始時からの安全性: 保存データは自動的に256ビットのAESキーを使用して暗号化され、HTTPSを使用した安全なデータ転送が提供されます。
より簡単なデータ管理: Azure Archive StorageはBlob Storageの一部として提供され、ホット、クール、アーカイブのオブジェクトが同じアカウント内で共存できます。BLOBレベルでの階層制御もサポートされています。
アーカイブストレージの多様なユースケース: 長期的なバックアップの保持、ビジネスポリシーに基づくデータアーカイブ、医療データのアーカイブ、磁気テープの代替、デジタルメディアコンテンツの保持、セキュリティや公共の安全に関するデータの保持など、多岐にわたる用途が考慮されています。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftはデータセキュリティとプライバシーの専門家を持ち、Azureのセキュリティに大きな投資をしています。
Azure Database for MySQL
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/mysql/
Azure Database for MySQLは、アプリケーション開発者向けのフルマネージドMySQLデータベースサービスです。このサービスを使用することで、データベース管理の手間をかけずに、アプリケーション開発に集中できます。高度なセキュリティ、高可用性、およびサービスレベルアグリーメント(SLA)の提供により、信頼性と効率性が向上します。
主な機能やメリット:
フルマネージドのMySQL: データベースの設定、運用、スケーリングが簡単で、高度なセキュリティと高可用性を提供します。
コスト効率: Azure Database for MySQLに移行することで、時間、コスト、リソースを節約できます。総所有コストを最大48%削減できると報告されています。
インテリジェントなパフォーマンス最適化: カスタムの分析と推奨事項により、MySQLデータベースのパフォーマンスを最適化します。
シンプルな開発エクスペリエンス: Azure App ServiceやAzure Kubernetes Service(AKS)との緊密な相互運用性を持っています。
企業向けのセキュリティ: Microsoft Defender for Identityの強化されたセキュリティ機能や、組み込みの暗号化とセキュリティレイヤーを提供します。
高速なプロビジョニングとスケーリング: 2分未満でデータベースをプロビジョニングし、AIを活用した最適化機能でクエリの速度を向上させることができます。
ビジネス継続性の強化: Azureでのミッションクリティカルなアプリケーションのビジネス継続性を向上させる機能を提供します。
Azureエコシステムの活用: Azureのさまざまなサービスとの統合により、迅速なアプリケーションのデプロイが可能です。
Azure Database for PostgreSQL
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/postgresql/
Azure Database for PostgreSQLは、フルマネージドのインテリジェントなデータベースサービスであり、アプリケーションの革新に専念することができます。このサービスは、簡単にワークロードをスケーリングし、最大99.99%のアップタイムのSLA、高可用性、AIを活用したパフォーマンスの推奨事項、および組み込みのエンタープライズセキュリティを提供します。
主な機能やメリット:
フルマネージドのPostgreSQL: データベースの管理の手間を省き、アプリケーションの革新に集中できます。高可用性と自動化されたメンテナンス、修正プログラムの適用、更新が提供されます。
コスト効率: Azure Database for PostgreSQLに移行することで、コスト、時間、リソースを節約でき、総所有コストが最大62%削減されると報告されています。
使い慣れた機能: JSONB、地理空間サポート、豊富なインデックス作成、多数の拡張機能などのPostgreSQLの機能を提供します。
高可用性: ゾーン冗長の高可用性と簡素化されたユーザーエクスペリエンスが実現されます。
インテリジェントなパフォーマンス最適化: AIを活用したデータベースの構築とスケーリングのための最適化とクエリストアを提供します。
高度なセキュリティ: Azure IP AdvantageとMicrosoft Defender for open-sourceリレーショナルデータベースを使用してデータを保護します。
迅速なアプリケーションのデプロイ: PostgreSQL拡張機能との緊密な統合、およびAzure Kubernetes Service(AKS)、Azure App Service、Power BIとの相互運用性を利用して、市場投入までの時間を短縮します。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: MicrosoftのセキュリティエキスパートチームとAzureのセキュリティ機能を活用して、データのセキュリティとプライバシーを確保します。
Azure SQL Database
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-sql/database/
Azure SQL Databaseは、クラウド向けに設計されたフルマネージド型のリレーショナルデータベースサービスです。このサービスを使用することで、アプリケーションの構築、スケーリング、管理が容易になります。Azure SQL Databaseは、最新のSQL Serverの機能を提供し、アプリケーション開発を加速させることができます。
主な機能やメリット:
フルマネージドデータベース: 更新、プロビジョニング、バックアップが自動化され、アプリケーション開発に集中できます。
柔軟性と応答性: サーバレスコンピューティングとHyperscaleストレージを使用して、変化する要件に迅速に対応します。
高度なセキュリティ: 保護レイヤー、組み込みの制御、インテリジェントな脅威検出によりデータを安全に保護します。
高可用性: 組み込みのAIと高可用性により、最大99.995%のSLAでのパフォーマンスと持続性を確保します。
サーバレスオプション: Azure SQL Databaseサーバレスは、パフォーマンス管理を簡素化し、ワークロードの需要に応じて自動的にスケーリングします。
コスト削減: SQL Server向けのAzureハイブリッド特典を利用して、ライセンス投資の価値を最大化し、コストを節約できます。
Azure Cosmos DB
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cosmos-db/
Azure Cosmos DBは、最新のアプリ開発に適したフルマネージドのNoSQLおよびリレーショナルデータベースサービスです。このサービスは、オープンソースのPostgreSQL、MongoDB、Apache Cassandraをサポートし、高速で分散化されたデータベース機能を提供します。これにより、あらゆる規模の高パフォーマンスアプリケーションの開発が可能となります。
主な機能やメリット:
オープンソースのサポート: PostgreSQL、MongoDB、Apache Cassandraをサポートするフルマネージドのサーバーレス分散型データベースを提供。
高速なパフォーマンス: SLAに基づく10ミリ秒未満の読み取りと書き込み、NoSQLデータの99.999%の可用性を実現。
瞬時かつ無制限の弾力性: 高速な読み取りと複数リージョンの書き込みを世界中で提供。
開発/テスト オプション: 無料の開発/テストオプション、複数のSDK、オープンソースのサポートを備えた高速で柔軟なアプリ開発。
高度なセキュリティ: 99.999%の可用性、継続的バックアップ、企業向けのセキュリティ機能を提供。
コスト効率: 使用した分だけの料金、サーバーレスデータベースによる柔軟なスケーリングが可能。
リアルタイムデータ分析: Azure Synapse LinkとAzure Synapse Analyticsを使用して、運用データに対するリアルタイムの分析とAIを実行。
包括的なセキュリティ: Microsoftのセキュリティ研究と開発による強固なセキュリティとコンプライアンスを提供。
Azure Data Lake Storage
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/storage/data-lake-storage/
Azure Data Lake Storageは、ビッグデータ分析のための高パフォーマンスなクラウドベースのストレージソリューションです。このサービスは、データのスケーラビリティ、セキュリティ、およびコスト効率を最適化することを目的としています。Azure Data Lake Storageは、さまざまな分析ツールとの統合、高度なセキュリティ機能、およびデータの効率的な管理を提供することで、企業がデータの価値を最大限に引き出すのを支援します。
主な機能やメリット:
データ サイロの解消: 単一のストレージ プラットフォームを使用してデータの断片化を排除。
高度なセキュリティ機能: Azure ADとRBACを使用したデータ認証、保存時の暗号化、および高度な脅威対策を提供。
無制限のスケール: 自動geoレプリケーションにより、データの持続性とスケーラビリティを実現。
柔軟なセキュリティ メカニズム: データ アクセス、暗号化、ネットワークレベルの制御を通じてデータを保護。
分析のスケーラブルな基盤: Azure Databricks、Azure Synapse Analytics、Azure HDInsightなどのツールとの統合を提供。
コスト効率: ストレージとコンピューティングの独立したスケーリングにより、コストを最適化。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftのセキュリティ研究と開発に基づく強固なセキュリティ対策。
柔軟な価格設定: 階層化、予約、ライフサイクル管理などのオプションを提供。
Azure Event Hubs
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/event-hubs/
Azure Event Hubsは、シンプルで信頼性と拡張性の高いフルマネージド型のリアルタイムデータインジェストサービスです。このサービスは、大量のデータをリアルタイムで取り込み、分析や処理を行うための強力なツールとして、多くの企業や組織に利用されています。任意のソースから毎秒数百万のイベントをストリーミングし、動的なデータパイプラインを構築することで、ビジネスの課題に迅速に対応することが可能です。
主な機能やメリット:
シンプル: リアルタイムデータパイプラインを数回のクリックで構築し、Azureデータサービスとのシームレスな統合により迅速に分析情報を得ることができます。
セキュア: Event Hubsは、多数の認証基準(CSA STAR、ISO、SOC、GxP、HIPAA、HITRUST、PCI)に準拠しており、リアルタイムデータを保護します。
スケーラブル: 使用状況に応じてスループットを動的に調整し、使用分だけを支払うことができます。
オープン: AMQP、HTTPS、Apache Kafka®などの一般的なプロトコルがサポートされており、あらゆる場所からデータを取り込むことができます。
Apache Kafkaエコシステムとの接続: Azure Event Hubs for Apache Kafka®を使用することで、KafkaのアプリケーションやクライアントをEvent Hubsにシームレスに接続できます。
サーバーレスのストリーミングソリューション: Stream Analyticsにネイティブに接続し、エンドツーエンドのサーバーレスストリーミングソリューションを構築することができます。
Azure Files
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/storage/files/
Azure Filesは、シンプルで安全なサーバーレスのエンタープライズグレードのクラウドファイル共有サービスです。このサービスは、業界標準のSMBおよびNFSプロトコルを使用して、クラウド内でのフルマネージドのファイル共有を提供します。Azure Filesは、Windows、Linux、macOSのクラウドやオンプレミスのデプロイで同時にマウント可能で、Azure File Syncを使用することで、データのローカルアクセスを高速化することができます。
主な機能やメリット:
フルマネージドのサーバーレスファイル共有: SMBおよびNFSプロトコルを介してクラウド内でのアクセスが可能。
Azure File Syncのサポート: WindowsサーバーにAzure Files共有をキャッシュし、高速なローカルアクセスを実現。
サーバーレスのファイル共有: 高可用性と耐久性を持つ分散ファイルシステムを提供。
最適化されたTCO: パフォーマンスの要件に合わせて共有をカスタマイズ可能。
複数のプロトコルのサポート: 異なるソースからのデータを格納可能。
簡単なWindowsファイルサーバーの移行: ダウンタイムなしでファイル共有をクラウドに移行。
ハイブリッドクラウドファイル共有: オンプレミスからクラウドまでの真のハイブリッドエクスペリエンスを提供。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftのセキュリティ研究と開発に基づく強固なセキュリティ対策。
Azure Data Box
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/databox/
Azure Data Boxは、大量のデータをAzureに安全に転送するためのデバイスおよびソリューションを提供するサービスです。ネットワークが混雑している場合や利用できない場合でも、Data Boxデバイスを使用することで、Azureにデータを迅速かつ効率的に移動することができます。また、データはAESで暗号化され、アップロード後にはデバイスが完全にワイプされるため、セキュリティも確保されています。
主な機能やメリット:
迅速なデータ移動: ネットワークの制約がある場合でも、Data Boxを使用してAzureにデータを迅速に移動できます。
高度なセキュリティ: データはAESで暗号化され、アップロード後にはデバイスが完全にワイプされる。
Data Boxのバリエーション: 100TBの容量を持つData Box、8TBのSSDを持つData Box Disk、1PBのデータを持つData Box Heavyなど、ニーズに合わせて選択可能。
Data Box Gateway: Azureとの間でデータを転送する仮想アプライアンス。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftのセキュリティ研究と開発に基づく強固なセキュリティ対策を提供。
【機械学習・ビッグデータ・AI・IoT】
Azure Synapse Analytics
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/synapse-analytics/
Azure Synapse Analyticsは、エンタープライズ向けの分析サービスで、データウェアハウスとビッグデータシステムを統合して、迅速に分析情報を取得することができます。SQLテクノロジー、Apache Sparkテクノロジー、Azure Data Explorerの特長を組み合わせて提供されています。このサービスは、データの準備から分析、AIタスクまでの一連の作業をサポートするワークスペースを提供します。
主な機能やメリット:
制限のないスケーリング: データウェアハウスやビッグデータ分析システム全体のデータから迅速に分析情報を取得できる能力。
機械学習モデルの統合: すべてのデータから得られる強力な分析情報を利用して、インテリジェントなアプリケーションを強化。
統合エクスペリエンス: エンドツーエンドの分析ソリューションの開発をサポートし、プロジェクトの開発時間を大幅に短縮。
高度なセキュリティ: 列および行レベルのセキュリティ、動的データマスキングなど、先進的なセキュリティとプライバシー機能を提供。
Azure Synapse Link: オペレーショナルデータベースとビジネスアプリケーションのデータをリアルタイムで分析する能力。
Power BI
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/
Power BIは、Microsoftが提供するエンドツーエンドのBIプラットフォームで、信頼性の高いソースに情報を一元化し、強力なインサイトを導き出すことができます。このプラットフォームを使用することで、組織内のデータを効果的に活用し、少ないリソースで最大の成果を実現することが可能となります。また、Power BIは次世代のAIツールを活用し、データの可能性を最大限に引き出すことができます。
主な機能やメリット:
Copilotの搭載: Power BIに搭載されているCopilotを使用すると、データに関する質問やインサイトの要求を簡単に行い、適切なデータを分析してレポートにまとめることができます。
全員が活用できるBI: 組織内のすべてのメンバーが最新の分析を活用し、信頼性の高いセキュアなハブにデータを一元化することで、自信を持って意思決定を行うことができます。
実用的なビジュアルインサイト: ドラッグアンドドロップのレポートキャンバスやAIを活用したデータ分析ツールを使用して、生データから魅力的なビジュアルを生成することができます。
Microsoft 365との連携: Microsoft 365などの既存アプリにインサイトを適用し、データを保護しながら意思決定を加速することができます。
以上の機能やメリットを持つPower BIは、データを効果的に活用し、組織全体の意思決定をサポートする強力なツールとして、多くの企業や組織で利用されています。
Azure Stream Analytics
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/stream-analytics/
Azure Stream Analyticsは、クラウドからエッジまでのストリーミングデータのリアルタイム分析を簡単に開発して実行するためのサービスです。このサービスは、ミッションクリティカルなワークロードに対応するためのリアルタイム分析サービスとして設計されており、エンドツーエンドのサーバーレスストリーミングパイプラインの構築が可能です。また、SQLを使用して短時間で実稼働に移行することができ、カスタムコードや組み込みの機械学習機能を使用してさらに高度なシナリオに拡張することができます。
主な機能やメリット:
使いやすさ: 使い慣れたSQL構文を使用して数分で運用環境に対応。JavaScriptやC#のカスタムコードで拡張が可能。
迅速なスケーラビリティ: 堅牢なストリーミングデータパイプラインを構築し、1秒未満の遅延で何百万ものイベントを分析する能力。
ハイブリッドアーキテクチャ: クラウドとエッジで同じクエリを実行可能なストリーム処理のハイブリッドアーキテクチャ。
組み込みの機械学習機能: 高度なシナリオ向けの組み込みの回復機能と機械学習機能を提供。
セキュリティ: Microsoftが提供する包括的なセキュリティとコンプライアンスの組み込み。
Azure Data Lake Analytics
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/data-lake-analytics/
Azure Data Lake Analyticsは、ビッグデータの処理を簡素化するオンデマンド分析ジョブサービスです。ペタバイト規模の超並列データ変換処理プログラムを、U-SQL、R、Python、.NETで容易に開発および実行できます。インフラストラクチャの管理は不要で、データ処理はオンデマンドで瞬時にスケーリング可能。料金はジョブ単位の従量課金制となっています。
主な機能やメリット:
瞬時のスケーリング: Azure Data Lake Analyticsでは、ビッグデータのジョブを数秒で処理可能。管理や調整が必要なサーバーや仮想マシン、クラスターは不要。
超並列プログラムの簡単な開発: U-SQLはシンプルで表現力が高く、一度のコード記述で必要なスケールで自動的に並列化できます。また、.NET、R、Pythonなどの既存ライブラリを活用してペタバイト規模のデータを処理可能。
デバッグと最適化の容易さ: クラウドでのプログラムのエラーデバッグが簡単に行え、実行環境でのアクティブな分析により、パフォーマンス向上やコスト削減の推奨事項が提供される。
企業向けのセキュリティとサポート: オンプレミスのセキュリティとガバナンス制御をクラウドに拡張し、Azure Active Directoryの機能やロールベースのアクセス制御、監査機能などが提供される。
Azure HDInsight
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/hdinsight/
Azure HDInsightは、オープンソース分析用のカスタマイズ可能なエンタープライズレベルのサービスで、Apache Hadoop、Spark、Hive、Kafkaなどの人気のあるオープンソースフレームワークを実行できます。Azureの世界的な規模を活用して、大量のデータを効率的に処理し、オープンソースプロジェクトエコシステムの全てのメリットを享受できます。これにより、ビッグデータのワークロードと処理をクラウドに容易に移行することが可能です。
主な機能やメリット:
オープンソースのサポート: Apache Hadoop、Spark、Hive、Kafkaなどの人気のあるオープンソースフレームワークを実行できます。
クラウドのスケーラビリティ: Azureの規模を活用して、大量のデータを効率的に処理できます。
コスト効率: 使用した分だけの支払いが可能で、ビッグデータクラスターの自動スケールと価格レベルによってコストを削減できます。
統合されたセキュリティ: 30以上の認定を受けた企業向けのセキュリティと業界最高レベルのコンプライアンスが提供されます。
Azureサービスとの統合: Azure Synapse Analytics、Azure Cosmos DBなどのAzureのデータストレージソリューションやサービスとシームレスに統合できます。
Azure Applied AI Services
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/applied-ai-services/
Azure Applied AI Servicesは、Azure AIサービスファミリーの一つであり、ビジネスプロセスを高速化し、AIを短期間で実装するためのサービス全般を表します。このサービスは、Azure Cognitive Services、タスク固有のAI、ビジネスロジックを統合して、一般的なビジネスプロセスに対応するAIソリューションを提供します。ドキュメントの自動処理、カスタマーサービスの向上、異常の根本原因の特定、コンテンツからの情報抽出などが可能です。
主な機能やメリット:
Azure Bot Service: ボットを作成してさまざまなチャネルで接続できます。詳細は後述。
Azure Form Recognizer: わずかな時間とコストで、ドキュメントを使用可能なデータに変換できます。詳細は後述。
Azure Cognitive Search: AIを利用したクラウド検索をモバイルおよびWebアプリで実現できます。詳細は後述。
Azure Metrics Advisor: プロアクティブにメトリクスを監視し、問題を診断できます。詳細は後述。
Azure Video Indexer: メディアAIを利用して、オーディオとビデオの各ファイルに含まれる有意義なインサイトを簡単に抽出できます。詳細は後述。
Azure Immersive Reader: テキストを読み理解できるようユーザーを支援します。詳細は後述。
Azure Bot Service
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/bot-services
Azure Bot Serviceは、エンタープライズレベルの会話型AIボットを設計、構築、管理、接続、デプロイするためのサービスです。このサービスは、完全にホストされたローコードプラットフォームであるPower Virtual Agentsと統合されており、開発者はコードを書かずに会話型AIボットを構築できます。また、多様なチャネルと言語で顧客や従業員と交流することが可能です。
主な機能やメリット:
ローコードの開発: Power Virtual Agentsとの統合により、コードを書かずにボットを構築できます。
マルチチャネル対応: Webサイト、モバイルアプリ、Facebook、Microsoft Teamsなど、多様なチャネルでボットをデプロイできます。
テレメトリ追跡: 重要なボットテレメトリを自動的に追跡し、改善のためのデータを提供します。
セキュリティとコンプライアンス: Microsoftの包括的なセキュリティとコンプライアンス対策が組み込まれています。
スケーラビリティ: 一元管理により、ボットを安全にスケーリングできます。
多分野のチーム対応: さまざまな専門知識と能力を持つチームが単一のサービス内でボットを構築できます。
Azure Form Recognizer
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/form-recognizer/
Azure Form Recognizerは、高度な機械学習とOCR(光学文字認識)を活用して、ドキュメントからテキスト、キーと値のペア、テーブル、構造などを自動的に抽出するAIサービスです。このサービスは、手作業によるラベリングや集中的なコーディングが不要で、事前構築済みモデルまたはカスタムモデルを使用してデータの抽出が可能です。また、クラウド、エッジ、オンプレミスでのデプロイが可能で、高度なセキュリティとプライバシー対策が組み込まれています。
主な機能やメリット:
簡単なテキスト抽出: 事前構築済みの機能とカスタム機能を使用して、データの抽出と整理が容易です。
カスタマイズされた結果: 自動カスタム抽出でレイアウトに合わせた出力が可能で、人間のフィードバックによって結果を改善できます。
柔軟性の高いデプロイ: クラウド、エッジ、オンプレミスでのデプロイが可能です。
組み込みのセキュリティ: 企業向けの高度なセキュリティとプライバシー対策が提供されます。
多様なドキュメント対応: フォーム、レシート、請求書など、さまざまな種類のドキュメントから情報を抽出できます。
費用対効果: 手動抽出に比べて低コストで高品質なデータ抽出が可能です。
Azure Cognitive Search
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/search
Azure Cognitive Searchは、AI搭載のクラウド検索サービスであり、開発者が豊富な検索エクスペリエンスをアプリケーションに組み込むのに役立つプラットフォームです。このサービスは、自然言語処理、画像分析、翻訳などの多様なカスタマイズ可能な機能を提供し、高度なセキュリティとスケーラビリティを備えています。Azure Cognitive Searchは、Webサイト、Eコマース、SaaSアプリケーションなど、多くの用途で使用できます。
主な機能やメリット:
豊富な検索エクスペリエンス: 自然言語処理とAIを活用して、ユーザーに関連性の高い検索結果を提供します。
高度なカスタマイズ: キーフレーズ抽出、言語検出、OCR、画像分析などの多様な機能で検索エクスペリエンスをカスタマイズできます。
スケーラビリティ: 大量のデータと高トラフィックの負荷を処理する能力があり、組織の成長に合わせてスケーリングが可能です。
セキュリティとコンプライアンス: 高度なセキュリティ対策とデータプライバシーが確保されています。
柔軟なデプロイ: クラウド、オンプレミス、エッジでのデプロイが可能です。
コスト効率: 組み合わせ可能な検索ユニットで、必要に応じてスケーリングとコスト管理ができます。
Azure Metrics Advisor
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/metrics-advisor
Azure Metrics Advisorは、AIを活用したメトリクス監視と問題診断のサービスです。このサービスは、組織の成長要因のパフォーマンスをほぼリアルタイムで監視し、問題を迅速に特定して修正する能力を提供します。Anomaly Detectorを基盤としており、機械学習の専門知識は不要です。さらに、根本原因分析、診断、アラート送信などの詳細な分析が組み合わされています。
主な機能やメリット:
AI搭載の監視: 機械学習を用いて、異常やパフォーマンスの問題を自動的に検出します。
根本原因分析: 問題が発生した場合、その根本原因を自動的に分析し、対策を提案します。
高度なカスタマイズ: 独自のニーズに合わせてサービスを調整することができ、ガイド付きの自動調整エクスペリエンスが提供されます。
リアルタイム監視: データはほぼリアルタイムで検査され、問題が発生した瞬間を特定します。
包括的なセキュリティ: Microsoftの高度なセキュリティとコンプライアンス対策が組み込まれています。
コスト効率: 初期コストは不要で、使用した分だけ料金が発生します。
Azure Video Indexer
https://azure.microsoft.com/ja-JP/products/video-indexer/#overview
Azure Video Indexerは、ビデオとオーディオファイルから有用なインサイトを抽出するためのAI搭載のビデオ分析サービスです。このサービスは、広告挿入、デジタル資産管理、メディアライブラリの強化などに利用できます。機械学習の専門知識は必要ありません。マルチチャネルパイプラインを通じて視覚的および聴覚的な手がかりが調整され、分析情報が共有タイムラインに組み込まれます。さまざまなコンプライアンス義務にも対応しています。
主な機能やメリット:
AI搭載のビデオ分析: ビデオとオーディオのコンテンツをAIを用いて分析し、有用なインサイトを提供します。
マルチチャネルパイプライン: 視覚的および聴覚的な手がかりを調整し、分析情報を共有タイムラインに組み込みます。
高度なカスタマイズ: 選択したAIモデルのトレーニングと微調整が可能で、コンテンツの精度を向上させます。
コンプライアンス対応: HIPAA、SOC、ISO、FedRAMP、HITRUST、PCIなど、多くのコンプライアンス義務に対応しています。
ユーザーエンゲージメントの促進: 抽出されたメタデータを適用して、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
コスト効率: 無料試用版アカウントやクォータ制限のない有料オプションがあり、開発者ポータルで最大600分の無料インデックス作成が可能です。
Azure Immersive Reader
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/immersive-reader
Azure Immersive Readerは、テキストの読解を支援するAIサービスです。このサービスはAzure Cognitive Services上に構築されており、読み上げ機能、翻訳機能、ハイライト表示などの多様な機能を提供しています。特に教育分野での利用が考慮されており、あらゆる年齢や能力のユーザーに対応しています。機械学習の専門知識は不要で、単一のAPI呼び出しで簡単に組み込むことができます。また、セキュリティとコンプライアンスも高度に保たれています。
主な機能やメリット:
多機能な読解支援: 読み上げ、翻訳、ハイライト表示など、多様な機能で読解を支援します。
広範な対応: あらゆる年齢や能力のユーザーに適応する柔軟性があります。
簡単な組み込み: 単一のAPI呼び出しでサービスを埋め込むことができ、開発が容易です。
高度なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftのセキュリティ基準に準拠しており、データ保護が確保されています。
実証済みの効果: 大規模な調査により、読解力の向上と教育の公平性に貢献していることが報告されています。
無料試用可能: 300万文字の使用を無料で開始できます。
Azure Cognitive Services
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services
Azure Cognitive Servicesは、Azure AIサービスファミリーの一つであり、AIと機械学習を活用してアプリケーションに高度な認知機能を追加するための一連のAPIとサービスです。このプラットフォームは、視覚、言語、音声、決定などの多様な能力を提供し、開発者やデータサイエンティストが簡単にAI機能を組み込むことができます。業界トップのモデルとツールを使用して、信頼性とセキュリティが確保されています。また、クラウドからエッジまで柔軟にデプロイできるため、多くのユースケースに適応可能です。
主な機能とメリット:
Azure Cognitive Service for Speech: 音声テキスト認識、テキスト読み上げ、音声翻訳、話者認識などのサービスを提供する。詳細は後述。
Azure Cognitive Service for Language: エンティティの認識、評判分析、質問応答、会話言語理解、翻訳などのサービスを提供する。詳細は後者。
Azure Cognitive Service for Vision: 画像やビデオ内のコンテンツを特定して分析します。詳細は後者。
Azure Custom Vision: 画像認識をビジネス ニーズに合わせてカスタマイズします。詳細は後者。
Azure Computer Vision: 画像とビデオのコンテンツを分析します。詳細は後者。(Azure Cognitive Service for Visionとの違いが不明)
Azure Anomaly Detector: 異常検知サービスを提供する。詳細は後者。
Azure AI Content Safety: 不快または望ましくない可能性のあるコンテンツを検出します。詳細は後者。
Azure Personalizer: すべてのユーザー向けに、パーソナライズされ、優れたエクスペリエンスを提供します。詳細は後者。
Azure Cognitive Service for Speech
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/speech-services/
Azure Cognitive Service for Speechは、音声テキスト変換、テキスト読み上げ、音声翻訳、話者認識など、多様な音声機能を提供するマネージドサービスです。このサービスは、高い精度での音声テキスト変換や自然な音声でのテキスト読み上げ、音声の翻訳、会話中の話者認識が可能です。さらに、カスタムモデルの作成や、クラウドとエッジでの柔軟なデプロイも可能です。セキュリティとコンプライアンスも高度に確保されています。
主な機能やメリット:
高精度な音声テキスト変換: 音声をテキストに高精度で変換し、分析や記録が可能です。
自然なテキスト読み上げ: テキストを自然な音声で読み上げ、アクセシビリティを向上させます。
音声翻訳: 30以上の言語で音声をリアルタイムで翻訳が可能です。
話者認識: 会話中の話者を認識し、身元を確認したり議論を記録したりすることができます。
カスタマイズ可能: カスタムモデルの作成や特定の単語の追加が可能です。
柔軟なデプロイ: クラウドとエッジでのデプロイが可能です。
セキュリティとコンプライアンス: 高度なセキュリティとコンプライアンスが確保されています。
Azure Cognitive Service for Language
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/language-service/
Azure Cognitive Service for Languageは、自然言語処理(NLP)を活用してインテリジェントなアプリケーションを開発するためのマネージドサービスです。このサービスは、テキストの要約、センチメント分析、会話インターフェイスの構築、多言語モデルのカスタマイズなど、多様な機能を提供します。機械学習の専門知識がなくても、高度な自然言語処理機能を簡単にアプリケーションに組み込むことができます。
主な機能やメリット:
多言語モデルのカスタマイズ: 一つの言語でトレーニングしたモデルを他の複数の言語で使用できます。
センチメント分析: 顧客の感情や意見を分析し、ビジネス戦略に活かすことができます。
テキスト要約: ドキュメントや会話を短縮形で理解することができます。
名前付きエンティティ認識(NER): テキストから重要な情報や個人を特定できる情報を抽出します。
医療テキスト分析: 診断、症状、回復に関する医療文書を分析できます。
質問応答機能: 企業データから質問に安全に回答することができます。
セキュリティとプライバシー: データのセキュリティとプライバシーが高度に確保されています。
Azure Cognitive Service for Vision
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/vision-services/
Azure Cognitive Service for Visionは、画像とビデオの分析に特化したAIサービスです。このサービスは、光学式文字認識(OCR)、物体検出、画像分析など、多様なビジョン関連の機能を提供します。機械学習の専門知識がなくても、事前構築済みの機能を使用してアプリケーションにビジョン機能を迅速に組み込むことができます。さらに、空間分析や顔認識などの高度な機能も提供されており、リアルタイムでの環境分析や身元認証が可能です。
光学式文字認識(OCR): 画像から印刷されたテキストや手書きのテキストを抽出できます。言語や書き方が混在していても対応可能。
物体検出と画像分析: 10,000以上の概念とオブジェクトから検出、分類、キャプション、分析情報の生成が可能。
顔認識: 人間の身元を認識して検証するインテリジェントなアプリケーションの作成が可能。
空間分析: 物理的な領域内の人々の存在と動きをリアルタイムで把握できます。
カスタムモデルのトレーニング: 少数の画像でニーズに合わせて画像分類と物体検出をカスタマイズできます。
セキュリティとコンプライアンス: Microsoftはサイバーセキュリティに年間USD10億以上を投資しており、データのセキュリティとプライバシーが高度に確保されています。
Azure Custom Vision
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/custom-vision-service
Azure Custom Visionは、特定のドメイン用に最先端のコンピュータービジョン画像分析をカスタマイズできるサービスです。機械学習の専門知識は不要で、数分でカスタムComputer Visionモデルを作成できます。このサービスは、製造プロセスの最適化、デジタルマーケティングキャンペーンの促進、スムーズなカスタマーエクスペリエンスの構築などに利用できます。柔軟なデプロイオプションとエンタープライズレベルのセキュリティが提供されています。
主な機能やメリット:
特定のオブジェクト認識: ユースケースに応じて特定のオブジェクトを認識するようにモデルを設定できます。
直感的なモデル作成: シンプルなインターフェイスを使用して、画像識別モデルを簡単に作成できます。
柔軟なデプロイ: クラウドまたはエッジで、Custom Visionをコンテナーで実行できます。
高度なセキュリティ: データとトレーニング済みのすべてのモデルには、エンタープライズレベルのセキュリティとプライバシーが適用されます。
継続的な精度向上: 画像を追加すると、フィードバックループによって継続的に精度が向上します。
従量課金制: 初期コストは不要で、料金は使用した分だけ発生します。
Azure Computer Vision
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/computer-vision/
Azure Computer Visionは、画像やビデオから有益な情報を抽出するAIサービスです。このサービスを使用すると、テキスト抽出、リアルタイムのビデオ分析、オブジェクトや概念の識別などが可能になります。機械学習の専門知識は不要で、多様なビジネスニーズに対応する柔軟なデプロイオプションがあります。さらに、物理空間内の人物の動きをリアルタイムで分析する機能もあり、店舗やオフィスの運営に役立ちます。
主な機能やメリット:
テキスト抽出(OCR): 印刷されたテキストや手書きのテキストを画像やドキュメントから抽出できます。
画像解釈: 10,000以上の概念とオブジェクトを識別し、ビジュアル資産から価値を生み出します。
空間分析: 物理空間内での人の動きをリアルタイムで分析し、収容人数やソーシャルディスタンス、マスク着用の検出が可能です。
柔軟性の高いデプロイ: クラウドまたはエッジで、Computer Visionをコンテナーで実行できます。
プロセスの合理化: ロボットプロセスの自動化やデジタル資産管理などのプロセスを効率化します。
セキュリティとコンプライアンス: Microsoftはデータセキュリティとプライバシーに高い投資をしており、信頼性があります。
Azure Anomaly Detector
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/anomaly-detector/
Azure Anomaly Detectorは、時系列データを用いて異常を自動的に検出するAIサービスです。Azure Anomaly Detectorは多様な用途で高度な異常検出機能を提供し、ビジネスプロセスを効率化します。このサービスは、スパイク、低下、周期的パターンからの逸脱、傾向の変化などを一変量および多変量のAPIで検出できます。自動検出機能により、ラベル付けされたトレーニングデータが不要で、問題が発生した際に即座に解決に集中できます。また、クラウドやエッジでデプロイ可能であり、IoTデバイスの監視や不正行為の管理など、多様な用途で高い精度を保証します。
主な機能やメリット:
高精度の異常検出: 一変量および多変量のAPIを使用して、時系列データから様々な種類の異常を検出します。
自動検出: ラベル付けされたトレーニングデータが不要で、時間を節約し、問題解決に集中できます。
柔軟なデプロイ: クラウドまたはエッジで、必要な場所に異常検出サービスをデプロイできます。
カスタマイズ可能: 潜在的な異常に対する感度をビジネスのリスクプロファイルに基づいて調整できます。
多様な用途: IoTデバイスの監視、不正行為の管理、市場への変化への対応など、多様なシナリオで使用可能です。
セキュリティとコンプライアンス: Microsoftはデータセキュリティとプライバシーに高い投資をしており、信頼性があります。
Azure AI Content Safety
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/ai-content-safety/
Azure AI Content Safetyは、AIを活用したコンテンツモデレーションプラットフォームです。企業がオンラインコンテンツを安全に管理するための強力なツールを提供します。このサービスは、高度な言語と視覚モデルを使用して、テキストや画像内の不適切なコンテンツを迅速かつ効率的に検出します。多言語対応があり、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、中国語でのコンテンツモデレーションが可能です。さらに、AIモデルが責任を持って使用されるように、ユーザー生成コンテンツとAI生成コンテンツの両方を監視します。
主な機能やメリット:
高度なコンテンツモデレーション: AIを使用して、不適切なテキストや画像を効率的に検出し、ユーザーに安全なオンラインエクスペリエンスを提供します。
多言語対応: 英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、中国語でのコンテンツモデレーションが可能です。
リアルタイムの重大度スコア: 安全でないコンテンツや不適切なコンテンツを正確に検出し、リアルタイムで重大度スコアを自動的に割り当てます。
責任あるAIプラクティス: ユーザーが生成したAIコンテンツと生成されるAIコンテンツの両方を監視し、責任あるAIプラクティスを確立します。
高度なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftは、データセキュリティとプライバシーに年間USD10億以上を投資しています。
Azure Personalizer
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/personalizer/
Azure Personalizerは、Microsoft Azure Cognitive Servicesの一部として提供されるAIパーソナライズソリューションです。このサービスは、強化学習を用いてユーザーエクスペリエンスを最適化し、コンバージョンとエンゲージメントを向上させます。特に、リアルタイムで製品のおすすめ候補に関連性を追加したり、オファーをパーソナライズすることができます。機械学習の専門知識は必要ありません。
主な機能やメリット:
リアルタイムパーソナライゼーション: 2回のAPIコールでヒーローコンテンツの選択、レイアウトの最適化、オファーのパーソナライズが可能です。
見習いモード: このモードを使用して、Personalizerが既存のソリューションの結果に対応できるかどうかを検証できます。
ユーザーフレンドリーなインターフェイス: パラメーターとKPIに従って学習ループを監視および調整することができます。
柔軟な価格設定: 初期コストは不要で、料金は使用した分だけ発生します。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftには、データセキュリティとプライバシーを専門とする3,500人を超えるセキュリティエキスパートがいます。
Azure Machine Learning
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/machine-learning/
Azure Machine Learningは、Azure AIサービスファミリーの一つであり、データサイエンティストと開発者が高品質のモデルを迅速かつ確実に構築、デプロイ、管理できるように設計されたプラットフォームです。このプラットフォームは、業界をリードする機械学習の運用(MLOps)、オープンソースの相互運用性、統合ツールを提供しており、価値実現までの時間を短縮します。さらに、責任あるAIアプリケーションにも対応しています。
主な機能とメリット:
迅速なモデル開発: Azure Machine Learningは、柔軟で強力なAIインフラストラクチャを提供し、カスタマイズされた迅速なモデル開発を可能にします。
MLOpsとの統合: ワークスペース間でのコラボレーションとMLOpsのための迅速なMLモデルのデプロイ、管理、共有が可能です。
セキュリティとコンプライアンス: 組み込みのガバナンス、セキュリティ、コンプライアンス機能を提供し、どこでも安全に機械学習ワークロードを実行できます。
責任あるAI: 透明性とアカウンタビリティに関するデータドリブンの決定を使用して説明可能なモデルを構築するための機能があります。
スケーラビリティ: 最新のNVIDIA GPUとInfiniBandネットワークソリューションを組み合わせ、前例のないスケールに対応します。
多様な開発環境とフレームワーク対応: PyTorch、TensorFlow、Visual Studio Code、Jupyter Notebookなど、多くの開発環境とフレームワークに対応しています。
自動機械学習: 表形式、テキスト、画像のモデルに対応した自動機械学習で、正確なモデルをすばやく作成できます。
組織全体のリポジトリ: モデル、パイプライン、コンポーネント、データセットを保存および共有するための組織全体のリポジトリがあります。
【サーバーレス】
Azure Functions
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/functions/
Azure Functionsは、イベントドリブン型のサーバーレスコンピューティングプラットフォームで、開発者が任意のプログラミング言語を使用して効率的にアプリケーションを開発するのを支援します。このサービスは、ビジネスロジックの中心に焦点を当て、複雑なオーケストレーションを簡素化し、Azureサービスへのシームレスな接続を可能にします。
主な機能やメリット:
イベントドリブン型サーバーレス: Azure Functionsは、イベントに基づいて動作するサーバーレスアプリケーションの開発を迅速化・簡素化します。
多言語対応: 主要なプログラミング言語から選択し、Azureサービスにシームレスに接続するための統合プログラミングモデルを提供します。
組み込みのサーバーレスの弾力性: 信頼性の高いアプリケーションを大規模に構築する能力を提供します。
柔軟なホスティングオプション: 従量課金制モデルを使用して、運用効率を向上させることができます。
Azure DevOpsツール: エンドツーエンドの開発エクスペリエンスを提供し、アプリケーションのデプロイと監視をサポートします。
セキュリティ: Azure Key Vaultやネットワーク分離などの組み込みのセキュリティ機能を利用してアプリケーションを保護します。
【ネットワーキング】
Azure VPN Gateway
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/vpn-gateway/
Azure VPN Gatewayは、オンプレミスのネットワークをAzureに接続するためのサービスです。これにより、遠隔地の支社をセットアップして接続するのと同じような方法で、サイト間VPNを介してAzureに接続することができます。接続のセキュリティは、業界標準のプロトコルであるIPsecとIKEによって保護されています。
主な機能やメリット:
業界標準のサイト間 IPsec VPN: Azure VPN Gatewayを使用すると、サイト間VPNを介してオンプレミスのネットワークをAzureに簡単に接続できます。
どこからでもの接続: ポイント対サイトVPNを使用すると、移動中やカフェなど、どこからでもAzure Virtual Networkの仮想マシンに接続し、デプロイの管理やデモの表示が可能です。
高い可用性と簡単な管理: VPN Gatewayは99.9%のアップタイムSLAを提供し、高い可用性と簡単な管理を実現しています。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftはサイバーセキュリティの研究と開発に大きな投資をしており、Azureのセキュリティは業界トップクラスです。
Azure Load Balancer
https://azure.microsoft.com/ja-jp/solutions/load-balancing-with-azure/
Azure Load Balancerは、Azureの負荷分散サービスの一部として提供されています。これにより、アプリケーションのスケーラビリティ、可用性、およびセキュリティを向上させることができます。Azureの負荷分散サービスは、アプリケーションを即座にスケーリングして、高可用性とハイパフォーマンスを実現するためのものです。
主な機能やメリット:
Azure Traffic Manager: DNSベースのトラフィックロードバランサーで、世界中のAzureリージョンにわたるサービスへのトラフィックを最適に分散できます。
Azure Load Balancer: ネットワークレイヤーのロードバランサーで、低遅延のレイヤー4の負荷分散機能を利用して、アプリケーションに高可用性とネットワークパフォーマンスを組み込むことができます。
Azure Application Gateway: レイヤー7の負荷分散機能を使用して、Webフロントエンドをスケーラブルで可用性の高いアプリに変えることができます。
Azure Front Door: Microsoftのグローバルエッジネットワークを使用して、グローバルWebアプリケーションのリアルタイムのパフォーマンスを実現できます。
Azure DNS
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/dns/
Azure DNSは、ドメインネームシステム(DNS)をAzureでホストするためのサービスです。Microsoftのネームサーバーのグローバルネットワークを活用して、ドメインの高い可用性とパフォーマンスを実現します。このサービスは、アプリケーションの高速化、DNSレコードの迅速な更新、一般的なDNSレコードタイプのサポートなど、多くの機能とメリットを提供します。
主な機能やメリット:
DNS ドメインのホスティング: Azure DNSでは、DNSレコードを他のAzureサービスと同じ資格情報、支払い方法、サポート契約で管理できます。これにより、Azureサービスとの統合が容易になります。
高速なDNSクエリ: ネームサーバーのグローバルネットワークを使用して、DNSクエリの応答を高速化します。最も近いネームサーバーを自動的に経由して、最大のパフォーマンスを実現します。
高い可用性: Microsoftのネームサーバーのグローバルネットワークを利用して、ドメインの高い可用性を確保します。
迅速なDNSレコードの更新: 新しいDNSレコードを追加すると、Azure DNSネームサーバーはわずか数秒で更新されます。
Azure DNS Private Zones: 仮想ネットワーク内で名前を管理および解決するためのサービスを提供します。独自のドメイン名を使用して、仮想ネットワーク内の名前解決が可能です。
Azure Front Door
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/frontdoor/
Azure Front Doorは、高パフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティを兼ね備えたユーザーエクスペリエンスを提供する最新のクラウドコンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスです。このサービスは、コンテンツとアプリケーションの配信を高速化し、さまざまなセキュリティ機能を提供して、デジタル資産を脅威から保護します。
主な機能やメリット:
高度なルーティング機能: 完全にカスタマイズ可能なルールエンジンを備えており、グローバルHTTP負荷分散とフェールオーバーによる瞬時のスケーラビリティを提供します。
統合されたセキュリティ: Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、DDoS保護、ボット保護などのセキュリティ機能をシームレスに統合して、アプリとコンテンツを保護します。
動的・静的コンテンツ配信の高速化: 低待機時間と高スループットで、クラウドまたはオンプレミスのインフラストラクチャからユーザーにコンテンツを大規模に提供します。
シンプルな価格モデル: 透過的な従量課金価格を提供し、AzureデータセンターからAzure Front Doorエッジまでのデータ転送の追加料金は発生しません。
包括的なセキュリティとコンプライアンス: Microsoftはサイバーセキュリティの研究と開発に大きな投資をしており、Azureのセキュリティエキスパートチームがデータセキュリティとプライバシーを専門としています。
Azure ExpressRoute
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/expressroute/
Azure ExpressRouteは、Azureデータセンターとオンプレミスまたはコロケーション環境のインフラストラクチャとの間でのプライベート接続を提供するサービスです。この接続はパブリックインターネットを経由しないため、高信頼、高速、低遅延を実現します。オンプレミスのシステムとAzure間のデータ転送にExpressRouteを使用することで、コスト効率のメリットも得られます。
主な機能やメリット:
Azureへのプライベートクラウド接続: Azureとオンプレミスのデータセンター間での高速で信頼性のあるプライベート接続を提供します。
高信頼性と高速化: ExpressRouteは、一般的なインターネット接続よりも高信頼、高速、低遅延を提供します。
最大100Gbpsの帯域幅: 大量のデータ移行やビジネス継続性のためのレプリケーションなどのシナリオに適しています。
データセンターの拡張: 高スループットと低遅延の接続を提供し、データセンターの自然な拡張をサポートします。
ハイブリッドアプリケーションの構築: オンプレミスのインフラストラクチャとAzureを組み合わせたアプリケーションの構築が可能です。
包括的なセキュリティ: Microsoftのセキュリティエキスパートによるデータセキュリティとプライバシーのサポートがあります。
Azure Bastion
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-bastion/
Azure Bastionは、Azure portalを介して直接、お客様の仮想マシンへの安全なリモートデスクトッププロトコル(RDP)およびSecure Shellプロトコル(SSH)アクセスを提供するフルマネージドサービスです。このサービスは、公開されることなく、お客様のローカルまたはピアリングされた仮想ネットワークで直接プロビジョニングされ、その中のすべてのVMがサポートされます。
主な機能やメリット:
シームレスなリモートアクセス: Azure Bastionは、RDPおよびSSHによる仮想マシンへのより安全でシームレスなアクセスを提供します。公開されることなく、仮想ネットワーク内のすべてのVMにアクセス可能です。
安全性の強化: パブリックIPアドレスを使用せず、プライベートIPアドレスを使用して、より安全なRDP/SSH接続を開くことができます。ゼロデイ攻撃からの保護も提供されます。
簡単なデプロイ: Azure Bastionは、手動でのジャンプサーバーのデプロイや管理の代わりに、統合プラットフォーム代替手段を提供します。数回のクリックでデプロイ可能です。
どこからでも接続: Azure portalを介して、SSLとポート443を使用して、ローカルおよびピアの仮想ネットワーク内のVMに直接接続できます。エージェントの追加や特定のクライアントソフトウェアは不要です。
包括的なセキュリティ: Microsoftのセキュリティ研究と開発への投資や、データセキュリティとプライバシーの専門家チームにより、高度なセキュリティとコンプライアンスが組み込まれています。
【セキュリティ・ID】
Azure Active Directory(Azure AD)
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/active-directory/
Azure Active Directory(Azure AD)は、Microsoft Entraの一部として提供されるエンタープライズIDサービスです。シングルサインオン、多要素認証、条件付きアクセスを提供し、サイバーセキュリティ攻撃の99.9%を防御する能力を持っています。また、ユーザーとデータの保護、シームレスなユーザーエクスペリエンスの提供、ID管理の統合、IDガバナンスの簡素化など、多岐にわたる機能を備えています。
主な機能やメリット:
シングルサインオン: どこからでもアプリに簡単にアクセスできる機能。
条件付きアクセスと多要素認証: データの保護を強化するための機能。
IDコントロールプレーン: 環境の完全な可視化と制御を実現。
ガバナンス: 適切な人が必要なときにのみ適切なリソースにアクセスできるようにする機能。
適応性の高いアクセス: 強力な認証とリスクベースの適応性の高いアクセスポリシーを使用して、リソースとデータへのアクセスを保護。
ID管理の統合: クラウドやオンプレミスに関わらず、すべてのIDとアプリケーションへのアクセスを一元管理。
IDガバナンスの簡素化: 許可されているユーザーのみがアクセスできるようにする効率的なIDガバナンス。
Azure Active Directory Domain Services(Azure AD DS)
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/active-directory/ds/
Azure Active Directory Domain Services(Azure AD DS)は、クラウドでのドメインコントローラー管理を提供するサービスです。このサービスを使用することで、従来のドメイン関連の機能(Windowsドメイン参加、グループポリシー、LDAP、Kerberos認証など)を利用できるようになりますが、ドメイン コントローラーのデプロイや管理、パッチ適用の手間が不要となります。
主な機能やメリット:
マネージドドメインサービスの利用: Windowsドメイン参加、グループポリシー、LDAP、Kerberos認証などの従来のドメイン関連の機能を利用可能。
ドメインコントローラー不要: Azure仮想マシンをマネージドドメインに参加させることができ、ドメインコントローラーのデプロイや管理が不要。
Azure AD資格情報の利用: マネージドドメインに接続されたアプリにAzure AD資格情報を使用して簡単にサインイン可能。
レガシーアプリケーションの移行: オンプレミス環境からのレガシーアプリケーションのリフトアンドシフト移行が容易。
高可用性: 複数のドメインコントローラーが用意されており、高い可用性とビジネスの継続性が確保されています。
IDインフラストラクチャの統合管理: Azure AD DSを含むID インフラストラクチャ全体の管理が簡素化される。
【デベロッパー・マルチクラウド・移行】
Azure DevOps
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/devops/
Azure DevOpsは、開発プロセスを効率化し、スムーズに進めるための一連の開発サービスを提供します。これにより、計画の立案から製品の出荷まで、より迅速かつ効果的に作業を進めることができます。Azure DevOpsは、アジャイルツールやCI/CDなどの機能を備えており、開発チームが必要とするすべてのツールを一元的に提供します。
主な機能やメリット:
Azure Boards: 実績のあるアジャイルツールを使用して、チームの垣根を越えて作業を計画、追跡し、相談することができます。
Azure Pipelines: あらゆる言語、プラットフォーム、クラウドに対応したCI/CDを提供し、ビルド、テスト、デプロイを効率的に行うことができます。
Azure Repos: クラウドでホストされる無制限のプライベートGitリポジトリを提供し、高度なファイル管理と共同作業をサポートします。
Azure Test Plans: 手動および探索的テストツールを使用して、品質の高い製品を出荷することができます。
Azure Artifacts: パッケージの作成、ホスティング、共有が可能で、CI/CDパイプラインに簡単に統合できます。
Marketplace: 1,000以上のアプリやサービスにアクセスでき、拡張機能を追加することができます。
【運用・管理】
Azure Monitor
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/monitor/
Azure Monitorは、クラウドとハイブリッド環境のアプリケーション、インフラストラクチャ、ネットワークをエンドツーエンドで監視するためのツールです。ビジネスの監視ニーズを満たすための包括的なツールセットを提供し、効果的な運用管理をサポートします。このサービスは、リソースのパフォーマンスと可用性を最大化し、問題を事前に特定することで、大規模な運用をサポートします。
主な機能やメリット:
テレメトリ データの収集、分析、操作: クラウドとハイブリッド環境からのデータを効果的に管理し、リソースのパフォーマンスを最適化します。
視覚化ツール: 分散環境からのデータを一つのウィンドウで観察し、深いトラブルシューティングや分析をサポートする強力なデータプラットフォームを提供します。
リアルタイムのアラート: 負荷の増加時にリソースを自動スケーリングし、重大な状況に迅速に対応します。
シンプルさとハイブリッド対応: Azure Monitorを簡単に有効にし、Azure Arcを使用してハイブリッド環境に拡張します。
セキュリティとコンプライアンス: Azure Key Vaultを使用したデータ暗号化やAzure Private Linkのサポートなど、高度なセキュリティ機能を提供します。
Azure Advisor
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/advisor/
Azure Advisorは、お客様のAzureの構成と使用法を分析し、Azureのベストプラクティスに従ってデプロイを最適化するための推奨事項を提供するサービスです。このサービスは、信頼性、セキュリティ、オペレーショナルエクセレンス、パフォーマンス、コストの5つのカテゴリに関する最適化推奨事項を提供し、Azureリソースの効果的な使用をサポートします。
主な機能やメリット:
信頼性、セキュリティ、オペレーショナル エクセレンス、パフォーマンス、コストの最適化: Azure Advisorはこれらの5つのカテゴリに関する推奨事項を提供し、Azureリソースの最適化を支援します。
パーソナライズされた推奨事項: Advisorは、特定のサブスクリプションやリソースグループに関連するベストプラクティスを提供し、最適化の焦点を絞り込むことができます。
Advisorスコア: Azureのベストプラクティスにどれだけ従っているかを示すスコアを提供し、最も影響の大きい推奨事項を優先的に実行できます。
一元化された推奨事項: Azureの他のサービスからの推奨事項もAdvisorに統合され、一元的に確認やアクションの実行が可能です。
クイック修正: 複数のリソースに対する推奨事項を簡単に修正できる機能を提供します。
Azure Service Health
https://azure.microsoft.com/ja-jp/get-started/azure-portal/service-health/#overview
Azure Service Healthは、Azureサービスのインシデントや計画メンテナンスに関する情報を提供し、ダウンタイムの軽減をサポートするサービスです。このサービスを使用すると、Azureのサービスの正常性に関する最新情報をリアルタイムで取得し、迅速な対応が可能となります。また、Azureのサブスクリプション、サービス、リージョンに基づいてパーソナライズされた情報を提供するため、特定のリソースが影響を受ける可能性があるかどうかを確認することができます。
主な機能やメリット:
パーソナライズされたダッシュボード: Azureのサービスの正常性に関する情報を一元的に確認できるダッシュボードを提供します。
カスタマイズ可能なクラウドアラート: サービスの問題や計画メンテナンスに関する通知を受け取るためのアラートを設定できます。
インシデントの詳細情報: インシデントの根本原因分析を含む詳細な情報を提供し、共有することができます。
多様な通知チャネル: サービスの問題に関する通知をメール、SMS、プッシュ通知、Web hookなどの方法で受け取ることができます。
Azureサポートとの連携: サービスインシデントが発生した場合、Azureサポートに直接連絡することができます。
Azure Blueprints
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/blueprints/
Azure Blueprintsは、エンタープライズ環境の作成と管理のテンプレートを使用して、クラウドガバナンスを大規模に実現するサービスです。Azure Resource Managerテンプレート、ロールベースのアクセス制御、ポリシーなどの環境成果物をブループリント定義にまとめて、Azureのデプロイを効率化します。新しいサブスクリプションや環境にブループリントを適用し、バージョン管理を通じて制御と管理を行うことができます。
主な機能やメリット:
環境の簡略化: Azure Resource Managerテンプレート、ロールベースのアクセス制御、ポリシーなどの重要な環境成果物を単一のブループリント定義にまとめ、Azureのデプロイを簡略化します。
組み込みのブループリント: NIST SP 800-53を含む、新しい組み込みのブループリントが利用可能で、一般的なシナリオや外部規制へのコンプライアンスに対応します。
リソースの保護: 望ましくない変更や設定ミスを防ぐためのリソースロック機能を提供し、重要なインフラストラクチャへのアクセスを制限します。
クラウドガバナンステンプレート: クラウドガバナンステンプレート、アクセス制御、ポリシーを準拠した単一のパッケージとして簡単に作成し、環境を構成する準備をします。
セキュリティとコンプライアンス: Microsoftはサイバーセキュリティの研究と開発に大規模な投資を行っており、Azure Blueprintsもこれを活用して高度なセキュリティを提供します。
Azure Policy
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-policy/
Azure Policyは、Azureリソースの一貫性を確保し、クラウドコンプライアンスをリアルタイムで実現するためのサービスです。このサービスは、組織全体のリソースガバナンスを強化し、誤った設定を回避することで、安全で一貫したクラウド環境を提供します。また、Azure Policyは開発者の生産性を向上させ、クラウドのコストを最適化する機能も持っています。
主な機能やメリット:
リアルタイムのポリシー適用: Azure Policyを使用すると、リアルタイムでのポリシーの適用と評価が可能です。
大規模なクラウドポリシー管理: セキュリティやコンプライアンスの要件を満たすための大規模なポリシー管理が可能です。
自動修復: 非準拠のリソースを自動的に修復し、コンプライアンスを確保します。
包括的なコンプライアンスビュー: すべてのリソースのコンプライアンス状態を一元的に確認できます。
AKSクラスターのセキュリティ: AKSクラスター内のリソースに対してポリシーを適用し、セキュリティとコンプライアンスを強化します。
組み込みのセキュリティとコンプライアンス: Microsoftのセキュリティ専門家によるサポートと、Azureのセキュリティ機能を活用して、リソースのセキュリティを強化します。
Azure Backup
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/backup/
Azure Backupは、一元化されたバックアップサービスとソリューションを提供し、ランサムウェアからの保護を強化します。このサービスは、コスト効率の高い、セキュリティで保護された、ワンクリックで利用できるバックアップソリューションとして設計されています。Azure Backupを使用すると、Azure Virtual Machines、SQL、SAPデータベース、Azureファイル共有など、さまざまなエンタープライズワークロードのバックアップが簡単になります。
主な機能やメリット:
一元化された管理: Backup Centerを使用して、データ保護の監視、運用、管理、最適化を効率的に行うことができます。
アプリケーションの整合性: WindowsのVSSやLinuxのスクリプトを使用して、アプリケーションの整合性を保ちながらデータのバックアップと復元が可能です。
複数ワークロードのサポート: Azure Virtual Machinesやオンプレミスサーバー、SQL Server、SAP HANAなど、多岐にわたるワークロードをAzureにバックアップできます。
持続性のあるストレージオプション: LRS、GRS、ZRSなど、さまざまなストレージオプションでバックアップを保存することができます。
セキュリティでの保護: RBACを使用したアクセス制御や、論理的な削除、複数ユーザー認証、AES暗号化などのセキュリティ機能を提供しています。
コスト削減: バックアップインフラストラクチャのコストやストレージのスケーリングコストを削減し、バックアップコストを最適化することができます。
Azure Arc
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-arc/
Azure Arcは、Azureのプラットフォーム拡張を提供し、データセンター、エッジ、マルチクラウド環境でのアプリケーションとサービスの柔軟な実行をサポートします。Azure Arcは企業のハイブリッドおよびマルチクラウド環境の管理とソリューションの提供を強化します。Azure Arcを使用すると、一貫した開発、運用、セキュリティモデルを活用してクラウドネイティブアプリケーションを開発できます。さらに、新旧のハードウェアや仮想化、Kubernetesプラットフォーム、IoTデバイス、統合システムなど、さまざまな環境での実行が可能です。
主な機能やメリット:
柔軟な実行: データセンター、エッジ、マルチクラウド環境でのアプリケーションとサービスの実行をサポート。
一貫した開発と運用: クラウドネイティブアプリケーションの開発において、一貫した開発、運用、セキュリティモデルを提供。
広範な対応: 新旧のハードウェア、仮想化、Kubernetes、IoTデバイス、統合システムでの実行が可能。
クラウドネイティブアプリの実行: どのKubernetesプラットフォームでも、クラウドネイティブアプリの一貫した開発と運用エクスペリエンスを提供。
データサービスのデプロイ: SQLやPostgreSQLなどのデータサービスをクラウドネイティブサービスとして適切な環境にデプロイ。
セキュリティとガバナンス: さまざまな環境にわたるアプリケーション、データ、インフラストラクチャのAzureのセキュリティとガバナンスを提供。
【その他】
Power Platform
Microsoft Power Platform は、Power BI、Power Apps、Power Automate、Power Virtual Agents を活用し、データ主導のビジネス ソリューションを迅速に構築するローコードツールプラットフォームです。このプラットフォームは、AzureやMicrosoft 365、Dynamics 365などの他のサービスやアプリともシームレスに統合され、ビジネスソリューション全体の構築をサポートします。このプラットフォームを使用することで、データの分析、プロセスの自動化、アプリケーションや Web サイト、仮想オペレーターの構築が可能となり、コスト削減やイノベーションを加速することができます。
主な機能やメリット:
データ駆動型のインサイト: Power BIを使用して、情報に基づき自信を持ってビジネスの意思決定を下すことができます。
カスタムアプリの作成: Power Appsを利用して、ビジネスの課題を解決するカスタムアプリを誰もが作成できます。
ビジネス Web サイトの構築: Power Pagesを使用して、ビジネス Web サイトを迅速にローコードで構築し、顧客に重要な情報とサービスを提供します。
プロセスの自動化: Power Automateを利用して、組織のプロセスを自動化し、ビジネスの生産性を向上させることができます。
チャットボットの構築: Power Virtual Agentsを使用して、簡単にチャットボットを構築し、顧客や従業員とのコミュニケーションを強化します。
Power Apps
Power Appsは、MicrosoftのPower Platformの製品の一つで、ローコードの開発手法を用いて短時間・低コストでWebサイトを作成することができるサービスです。特に、組織内外のユーザーに向けて情報を公開するウェブサイトを簡単に構築・管理することが可能です。
主な機能やメリット:
組織内外に公開可能なウェブサイトの構築・管理: Power Appsを使用すると、組織内外に公開できるウェブサイトを簡単に構築・管理することができます。特に、Dataverseで管理しているデータを外部の人にも公開することが可能です。
アクセス権限の設定: Power Appsでは、アクセス権限の設定が可能で、ウェブページごとやデータごとにアクセス権限を付与することができます。これにより、特定のユーザーグループにのみ情報を公開するなどの柔軟な情報共有が実現できます。
Dataverseでのデータ公開: 既存のDynamics 365やPower Appsのキャンバスアプリ、モデル駆動型アプリで利用しているDataverse内のデータを簡単に公開することができます。
ローコードでのウェブページ作成: Power Appsはローコードで作成できるため、非技術者でも簡単にウェブページを作成することができます。
30日間の無料利用: ポータルを作成してから30日間は無料で利用することができます。
Power Automate
https://powerautomate.microsoft.com/ja-jp/
Power Automateは、繰り返しの作業や業務プロセスを効率的に自動化することで、生産性を向上させ、コストを削減するためのツールです。ユーザーは、ローコードのドラッグアンドドロップツールを使用して、簡単に自動化プロセスを構築できます。また、Power Automateは、エンドツーエンドのプロセスをビジュアル化し、自動化する内容の憶測を取り除くためのガイド付きレコメンデーションを提供します。
主な機能やメリット:
効率的な自動化: 繰り返しの作業や業務プロセスを効率的に自動化し、生産性を向上させることができます。
ローコード開発: ドラッグアンドドロップのツールを使用して、誰もが簡単に自動化プロセスを構築できます。
プロセスのビジュアル化: Power Automate Process Miningを使用して、エンドツーエンドのプロセスをビジュアル化し、自動化する内容の憶測を取り除くことができます。
AIとの統合: AI BuilderやGPTを使用して、高度な自動化を実現し、テキスト生成や要約などのタスクを効率的に行うことができます。
多様なデバイス対応: Power Automateアプリを使用して、デスクトップ、Web、モバイル環境で自動化機能を拡張できます。
Power Virtual Agents
https://powervirtualagents.microsoft.com/ja-jp/
Power Virtual Agentsは、Microsoftが提供するインテリジェントな会話型ボット作成サービスです。このサービスを使用すると、ユーザーは簡単に対話型のボットを作成し、顧客や従業員のニーズを迅速に満たすことができます。特にコーディングの経験がないユーザーでも、視覚的なインターフェイスを使用してボットを構築することが可能です。
主な機能やメリット:
会話機能の向上: 高性能なボットを迅速に構築し、複雑な会話内容にも対応可能。
生成 AI によるボットの構築加速: 視覚的なインターフェイスを持つローコード環境でAIを活用し、ボットの作成、テスト、公開を迅速化。
複数のチャネルと言語での展開: Webサイト、モバイルアプリ、Facebook、Microsoft Teamsなど、多様なチャネルで顧客や従業員と複数の言語で対話が可能。
一元管理とセキュアなスケーリング: 組み込みのセキュリティ機能と一元管理により、ボットを安全に展開し、コンプライアンスとガバナンスを維持。
時間とともにボットの改善: 重要なKPIの追跡や必要なボットトピックの特定を自動で行い、自然言語処理を搭載した自己学習型AIでボットを継続的に改善。
【Azure特有ワード】
Azure portal
Microsoft Azureの統合コンソールです。Webアプリから複雑なクラウドアプリケーションまでの構築、管理、監視が可能です。この統合ハブは、お客様のすべてのアプリケーションを一元管理し、柔軟な操作エクスペリエンスを提供します。
プライベートプレビュー / パブリックプレビュー / 一般提供開始(GA)
Microsoftでは、フィードバックや評価の目的で、サービスの一般提供開始前にAzureのプレビューやベータ、その他のリリース前の機能、サービス、ソフトウェア、リージョンにアクセスできるようにすることがあります。Azureには、サービスの可用性とプログラムのアクセスによって区別される以下の3種類のプレビューがあります。
プライベートプレビュー(Private Preview):
新しいサービスを提供する際の最初のステップ。
Azureエンジニアリングと直接連絡を取り合っている一部のユーザーのみに公開される。
事前の申し込みや秘密保持契約(NDA)の締結が必要な場合がある。
パブリックプレビュー(Public Preview):
プライベートプレビューの次のステップ。
すべてのユーザー(Azureサブスクリプションユーザー)に公開される。
多くのユーザーに試してもらうため、無料や半額などの特別な価格で提供されることがあるが、サービスレベルアグリーメント(SLA)は適用されない。
Azure Portalから操作が可能。
一般提供開始(General Availability: GA):
正式なリリース。
すべてのユーザーに公開される。
標準料金で提供され、SLAの対象となり、正式なサポートを受けることができる。
ジオ / リージョン / リージョンペア
Azureのデータセンターは、ジオやリージョンといった地理的な概念でグループ化されています。
ジオ(geo): ジオはほとんどの場合、国の名前を指します。例として、日本、中国、イギリスなどがジオに当たります。ジオはリージョンをグループ化したものとして考えられます。
リージョン(Region): リージョンはデータセンターの地理的な場所を指します。Azureでは60か所以上のリージョンが存在(2022年時点)しており、各リージョンには少なくとも1つ以上のデータセンターが含まれています。
リージョンペア(Region Pair): 各リージョンは同じジオ内の別のリージョンとペアになっています。これを「リージョンペア」と呼びます。リージョンペアは、リージョン規模の障害の対策として考えられます。
可用性ゾーン / 可用性セット
可用性ゾーンは、リージョン内のデータセンター規模の障害があっても別のデータセンターでサービスを継続するための仕組みです。(リージョンペアの範囲を小さくしたようなもの)
可用性ゾーン(Availability Zone): 可用性ゾーンはリージョン内のデータセンター規模の障害があっても別のデータセンターでサービスを継続するための仕組みです。各リージョンには少なくとも1つ以上のデータセンターが含まれる点を考慮して、データセンター規模の障害の対策として考えられます。1つのリージョンの中では、数km~数十km離れた3つ以上の可用性ゾーン(データセンター)で構成されます。それぞれ物理的に分離されたデータセンターで構成されるため、電源や冷却装置、ネットワークなども独立して提供されます。
可用性セット(Availability Set): 可用性セットは、仮想マシンをグルーピングして障害やメンテナンスによる影響を最小限にするための仕組みです。データセンター内のラック単位の障害や更新プログラム適用による再起動の対策として考えられます。
ソブリンリージョン
Azureには、コンプライアンスまたは法的な目的に合致したアプリケーションを構築する場合に使用できる特別なクラウド環境(リージョン)があり、これを「ソブリンリージョン(Sovereign Regions)」と呼びます。
Azure Government: 米国政府向けのリージョンで、米国政府のコンプライアンスとセキュリティの要件を満たすために特別に構築されたクラウド環境です。
Azure China: 中国向けのリージョンで、中国のサービスプロバイダー「21Vianet」によって運営されています。中国では、国外のクラウド事業者が中国にデータセンターを所有したり運用することは基本的に認められていないため、中国のリージョンはグローバルなAzureリージョンからは独立して21Vianetによって運営されています。
サブスクリプション / リソースグループ
Azureのリソース管理に関する階層構造には、管理グループ、サブスクリプション、リソースグループ、リソースという4つの要素があります。
リソース: Azureのサービスや機能の実体。例として、仮想マシンやストレージ、SQL Databaseなどが挙げられます。これはAzureで具体的に作成や利用するものを指します。
リソースグループ: 複数のリソースをグループ化して一元的に管理するための「入れ物」。すべてのリソースは必ずどれか1つのリソースグループに所属します。リソースグループを使用することで、リソースの見通しを改善したり、不要になったリソースをまとめて削除したり、権限やポリシーを一括で適用したりすることができます。
サブスクリプション: Azureの利用契約の単位であり、リソースの管理の単位でもあります。サブスクリプションはリソースグループの上の階層に位置します。サブスクリプションを利用することで、リソースの権限やポリシーを一括で設定したり、請求情報を管理したりすることができます。
管理グループ: 複数のサブスクリプションをグループ化して一元的に管理するための「入れ物」。管理グループはサブスクリプションの上の階層に位置します。管理グループを使用することで、複数のサブスクリプションに対して一括で権限やポリシーを設定することができます。
Azureサポートプラン
AzureサポートプランにはBasic、Developer、Standard、Professional Directの4つのプランがあります。
Basic: Azureのすべてのお客様を対象として無料で提供。24時間年中無休のセルフヘルプリソース(Microsoft Learn、Azure portal使用方法のビデオ、ドキュメント、コミュニティサポート)
Developer: 1か月あたりUSD$29。営業時間中にメールのみでのテクニカルサポートへのアクセス。事業に軽微な影響が及ぶ場合の応答時間は8営業時間以内。
Standard: 1か月あたりUSD$100。事業に軽微な影響が及ぶ場合の応答時間は8営業時間以内。事業に部分的な影響が発生する場合の応答時間は4時間以内。
Professional Direct: 1 か月あたりUSD$1,000。事業に大きな影響が発生する場合の応答時間は1時間以内。ProDirectデリバリーマネージャーのプールからのガイダンスやサービスレビューおよびアドバイザリコンサルテーションが提供される。
Azure Activity Log
このアクティビティログには、リソースが変更されたときや仮想マシンが起動されたときなどの情報が含まれます。 Azure portalでアクティビティ ログを表示したり、PowerShellとAzure CLIを使用してエントリを取得したりすることができます。ログはAzureで90日間保持された後、削除されます。 ボリュームに関係なく、この期間中のエントリに対して料金は発生しません。 保持期間の延長など、より多くの機能を使用するには、診断設定を作成し、必要に応じてエントリを別の場所にルーティングします。