保冷温庫、とは。
保温力、というのは何も温かさだけを保つだけではなく、冷たさも保つのである。
四季折々に車中泊を繰り返して感じることは、車内温度こというのは本当に外気温に左右されがちだということです。冬は温かいものが食べたいし、夏は冷たいものも飲みたい。特に冬場はペットボトルが凍っているのを見て湯沸し器を購入したくらいなので、冷凍庫を車載するかドリンクウォーマーを購入するか悩んだ末にたどり着いたのはクーラーボックスタイプの保冷温庫でした。
当初は4L位の冷蔵庫タイプを検討していて、ホームセンターとかも見て回ったのですが、重さや持ち運びを考えて結構長期間悩みました。
行着いた条件が500mlペットボトルが縦に入る深さで、蓋が上についている(冷蔵庫なら横に倒せる)もので、保温も保冷も出来るもの。何故かというと、田舎からの遠征なので山道のカーブが多く横揺れ程度で蓋が開くのは困るのと缶サイズだと飲みきれない時に保管が出来ない、本体を固定しても赤信号の短時間に片手で開閉出来るものがいいと思ったからです。
探してみたら、ネットの海にありました。容量24Lの冷温両対応クーラーボックス、温冷庫です。
普段は見た目通りクーラーボックスとして使っているのですが、お弁当を温めたり出来るらしいこの温冷庫、容量は2Lのペットボトルが縦に6本入る中々のデカブツです。家庭用電源が使えない12V車専用の代物らしく、冷蔵庫買うより安かったのでお試し感覚でポチりました。冷蔵庫ジャンルとしては軽いのかもしれませんが重さは6キロ位。中身満杯にしたら30キロはある計算か。遠征の車載時は助手席にお座り頂くのですが、まあ幅とるわとるわ。隣にポットやお茶道具を設置するとちょっと内側にずれただけで人間が乗車していると勘違いするのかシートベルトエラーの表示がカーナビに出るのでそのうち荷物用ベルトで固定しようと思います。(豪雨のジャンプフェスタ帰りにでっかい道路で突然警告出まくってパニックになった思い出)
因みに、クーラーボックスとしてとても優秀で、冬場に常温、夏でも温くない飲料が飲めることに満足してしまったが故に、まだ電源を入れて使ったことがありません。サブバッテリーにDC12Vのソケット口がついているので、いざという時には保冷温庫としても使えるだろうと思っています。