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人に任すということ〜anagonの日記 3/25〜
はじめに
今日は久々にDTMを開いて、編曲をしてました。
編曲してる時って、なんだか息子の洋服を選んでいるような気分になりますね。息子いねえけど。
①今日あったこと
1.編曲した
一昨日みんなで作った映画用の曲の編曲をしました。
自分じゃやらないようなコード進行だったり、手元にエレキギターや鍵盤がないなかでなかなか苦戦しましたが、なんとか完成させることができました。
完成したらどっかで見せられたらいいなあって思ってます。
2.同期の卒業を寂しく思う
ストレートに行けば本当は今日は自分は卒業式に参加してる予定でした。
それが休学で一年おくれ、せめてみんなの晴れ姿くらいはみたいなと思っていたらペルーで軟禁状態なのでとても複雑な心情です。
まあでも普通に寂しいよね、もう日本帰っても大学にはみんながいないんだもんね。
②今日思ったこと
1.人に任せるのって難しいなって話
なんでも自分でやってしまいたいという性格と、長男気質で、話し合いのファシリを回してしまったり、作品作りをどんどん自分の意見に人を賛同させて進めてしまったり、誰かの仕事に首を突っ込んでその人の仕事を結果的に奪ってしまったり、
と言うところが自分には昔からあります。
よくいえば、器用な人でスペックが高い人とかになるんだろうけど、それゆえに人の活躍の場を無意識に奪ってしまうテイカーでもあります。
もともと一人で作品とかが作るのが好きで、その結果作詞作曲からMV制作リリースまで全部一人でやるような人間になっているので、正直自分がやったほうが早いし、自分が納得できるものになると思ってしまいがちな自分に時々嫌気がさします。
と言うことで、今日は僕は一人で編曲作業をして、その間に脚本のイメージのすり合わせを残りのメンバーでやってもらいました。
多分僕が入ってしまうと、ガツガツ回してしまって、自分の意見を突き進めてしまうし、立場的にも僕の意見とかが鶴の一声みたいになってしまいそうだったので、そうしました。
実際、すごくうまく回ったわけではないんだろうけど、僕の中ではこれは一つ自分にとっても人にとっても成長のポイントになったんじゃないかと思います。
リーダーがいない状況で動けるチームというのはやっぱり強いと思います。そしてそういうチームのリーダーは人にものを任せることができるリーダーなんだなと学びました。
なかなかすぐに手を出してしまいがちな自分だけど、もっと人を信じて、人に任せていこうと思いました。
2.人のアイデアを形にするのは面白いって話
今日編曲した曲は一昨日みんなで伴奏とメロディを作った曲で、自分一人じゃ多分作らないであろうテイストの曲でした。
メロディも多分そんな優しいメロディは自分じゃ作れないだろうなって感じで、劇中では最後のクライマックスに使うような曲。
みんなのアイデアからできたこの曲を編曲しているときに、いつも一人で編曲している時とは少し違う面白さを感じました。
多分理由は、いつもは、自分の頭の中のイメージをどうやって表現していくかという視点で編曲をするのに対して、今回はみんなのイメージにどうやって合致させつつ、自分の色を出していくのかという視点で編曲したからだと思います。
いつもの自分の頭の中にはもはや編曲のくせ、作曲の癖というのができてしまっていて、ある程度もう編曲されて出てくるもののイメージがしっかりできてしまっている状態だけれど、
今回は、そういった癖がない状態で、みんなのイメージに思いを巡らせて、もやがかかったものに輪郭を与えていくような作業でした。
だからいつもと全然違うテイストの編曲になるし、いつもと全然違うものになります。
曲作りの癖が直ったみたいな感じで、定期的に誰かと一緒に曲を作りたいなって思いました。
3.一抹の寂しさを覚えた話
僕は2016年に筑波大学人間学群教育学類に入学しました。そこから学群の新歓委員長をやっていたり、サークルに入ってみたり、「世界一大きな授業」をつくばで実施するプロジェクトのチームの幹部をやってみたり、オープンキャンパスの部門長とかやってみたいり、同期のみんなと学類を超えて色々やって来た方だと思っています。
ただ3年次になる段階で一年の休学をして、大学から離れて、帰って来た頃には僕は同期よりも一つ下の学年になっていて、みんなは4年生になって卒論や就活で忙しくてあんまり会えなくて、
そのままとうとうみんなが今日卒業してしまいました。
もっとみんなと話したかったし、もっとみんなと色々やりたかったし、一緒に勉強したかったなって、今さら思っています。
別に休学をしたことを後悔してるわけではないけれど、やっぱり一緒に入った同期が自分よりも先に卒業して、自分はそこにいられなくて、ってなったらそりゃ寂しいです。
みんなとまた会える日を、酒をくみかわせる日を楽しみにしています。
とりあえず僕もみんなに負けないように、がんばろう。
終わりに
早く日本帰りてえなあっていう気持ちと、まあ別にいいかっていう気持ちが闘っています。