100均で考えたこと〜anagonの日記 1/4〜
今日はダイソーに行って、必要なものを買って、靴屋さんで新しい革靴を買いました。
日本の100均って本当にすごいなぁって思って、
ほとんど何もかもが揃ってしまうんです。
クオリティの高いものが安く買えてしまう。
消費者としてこんなにありがたいことはないわけです。
嬉しいなぁ、ありがたいなぁと思いつつ、
その裏で、日本製のものが増えたことが少し気になってもいます。
日本製のものが安価なものに増えたということは、これまで発展途上国で人件費を抑えていて成り立っていたものが、日本でも作れてしまっていることなんじゃないか。
発展途上国の人々の賃金が上がったと見ることもできるけど、日本の賃金が上がっていなくて、結果日本で作った方が安くなってしまってるんじゃないか。
そんなに社会情勢に詳しくなくても、ちょっと考えたらそんなことが手に取った100均の商品から見えてくる。
一個の商品を作るのに、材料費があって、作る人の人件費があって、デザイン代があって、販売元に残すお金がある。それで100円。
大量に作って、売れなきゃ利益にならない。でもそれが利益になってるんだとしたら、100円の商品を大量に我々は買ってる。
安くてそれなりにいいものが手に入ってしまえば、高くていいものなんてそんなに買わない。
行くとこまで行けば、本当に妥当な価値がわからなくなってしまうじゃないか。
そしたら、音楽は無料で聴けるものだとか、そんなことをほざくやつが出てきちゃうのも至極当たり前なんじゃないか。
それに僕は少なからず加担してるんじゃないか。
でも高くていいものを買ってばかりもできないよなぁ。難しいなぁ。
本当に妥当な価値なのかってちゃんと考えながら、買い物したいなぁ。
そんなことを思いながらも、100均はやっぱすげえよと買い物カゴに入れるチグハグな僕。
しょうがないけど、ちゃんと勉強して考えることくらいはやめないでおこうと思いました。