だから今日も僕は歌を歌う〜anagonの日記 7/12〜
はじめに
音楽やっててよかったって改めて思うことができた素敵な1日でした。
①今日あったこと
・こばくんと電話した
・たくやと電話した
・和智の弟と歌った
・お酒買いに行った
・幸あれとMT
・anagonファンクラブMT
・ワードウルフで大盛り上がり
今日は本当に幸せな1日でした。
大好きな人たちとたくさん話せたり、音楽の素晴らしさを改めて実感できたり。
最高でした。
②今日思ったこと
1.僕の曲でしか連れてこれないものがあるって話
僕の苦しみと、捨て切れない希望を、抉って抉って書き上げた「龍と紅茶」という曲が、
今日確実に、あの人の過去の苦しみに寄り添い、希望を捨てなかった先の景色を連れてきたのを見ました。
僕と同じように「愛よ いつまでも冷めないで」と願い続けたやつの前に、優しい愛の景色が訪れたのを今日確かに見ました。
願い続ければ、その願いは虚しいものにはならないのだということの一つの証明がそこになされました。
美しい瞬間を、今日ぼくは自分の音楽で持って、感じることができました。
「なぜ僕は音楽をするのか」
そんなことをいつも考えて、いつも違う答えを出してきました。
それぞれきっとその時の自分には正解だし、今の自分に全く当てはまらなくなったなんて事はないです。
でも今日僕が導き出した一つの答えは、
「僕の曲でしか、連れてこれない人の人生の美しい瞬間があるから」
でした。
もしあのときに僕の曲がなかったら、あいつは自殺をしていたし、
もしあのときに僕の曲がなかったら、あの人はいつまでも過去を後悔し続けていたし、
もしあのときに僕の曲がなかったら、あの子達の笑顔は見れなかったし、
もし今日僕の曲がなかったら、あいつのもとに優しい愛がやってくるのはまだ先だった。
そんな僕が、苦しみを、喜びを、悲しみを、希望を、絶望を、込めた音楽を作っていなければ、
みることのできなかった美しい瞬間が、いくつもあるということが、
僕が音楽をする理由であり、僕の曲の存在意義なのだと思います。
だから今日も僕は曲を書き、歌を歌うのです。
僕の音楽を聴いてくれるすべての人に美しい瞬間をいつか訪れるように。
③今日の歌詞「メビウスの輪の上で」
龍と紅茶の続編というか、アンサーソングみたいな感じで書いた楽曲「メビウスの輪の上で」の歌詞を今日は載せたくなったので載せます。
龍と紅茶が過去の自分ならば、この曲は今の僕がその過去を振り返って今を見つめたときに出てきた言葉たちが詰め込まれています。
この曲のあなたはまさに「音楽」です。
音楽に出会えたからこそ、龍と紅茶という曲がかけて、そして音楽に出会えたからこそ、そこからたくさんの愛や感情を知ることができました。
そんな音楽への愛を歌った曲です。
「メビウスの輪の上で」
砂漠であって花だった
空であって星だった
反旗であって白旗だった
戒めであって道しるべだった
季節のように移り変わる
僕の強さと弱さを
祈りの鳥の足にくくって
あるべき場所に届けよう
あなたと会えて人生を美しいと思えた
あなたと会えてどんな自分も愛そうと思えた
出会ってくれてありがとう
許しであって解放だった
日常であって特別だった
癒しであって焦燥だった
周りであって真ん中だった
メビウスの輪の上の
多くの絶望と少しの希望を
この指と言葉の重みに託して
あなたのもとに届けよう
あなたと会えて響きあう色と理屈のない愛を知った
あなたと会えて僕の中の少年と大人を見た
出会ってくれてありがとう