【#バトリレ非公式】take-over 14.村山萌
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『はじめまして。
戸田有理の推薦で入所しました、#村山萌 と申します。
未経験の身ですので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
はい。学生ですが、遠慮せずにレッスンなど入れていただければ。
にわかの興味本位と思われるのは本意ではございません。
両立してみせます――』
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『はぁっ、はあっ……あ、あと……腹筋2セット……
くっ……私だけ筋力トレーニングが……多すぎやしないか……っ
サンプルを録る前にもう少し声量を上げたい……？
それは、わかるがっ……
休憩、終わり……くっ……今に見ていろ。
見違え……聞き違えるような声を出してやる……！』
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『ん…この書類か。私が書き連ねた"設定"だ。
フィクションといえど、その世界で生きている人物に変わりはない。
資料にないような過去や、些細な思考・理論も持ち得るだろう。
納得行くまで想像し、調べ、考えてきた。
この内容が正しいかは結果が示す――
さあ、テープを録ろうじゃないか』
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『なるほど。ここがオーディション会場か。
今まで何度か収録に参加させてもらったが、
こういう立場でスタジオへ来ると明らかに違って見えるな。
作戦？ 無いな。テープの時に全て出しつくした。
ベテランでも落ちることが多々なのだろう。私のような新人が気に病んではいられない』
『フィクションを追求できる、と誘われた意味がわかった。
一つの世界の事をこんなに想い続けた日々は、今まで無かった。
それが、これからも次々続いていく。
素敵な仕事だと思う。
何も考えず楽しんでくる。
――いってきます。ディレクター』
#たとえばこんな
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『～～ダンスは無理だ！ 無理！
ようやくボックス？を覚えたところだぞ！
デビュー記念の事務所イベントとはいえ――
先に決まった者の推薦？
神崎に、広瀬さんと…小見川……！
――こうなったら、とことん練習に付き合ってもらうぞ。
そこも！ ニヤニヤしてないで一緒に――モエモエはやめろ！』
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※このSSは #非公式 であり、BATON=RELAY本編とは無関係です。