詩 17

細く白い身体で 踊る

伸ばした指

空を切り裂く

しなやかな体躯の奥に
眠る気高き魂


遠く
鳴り響く
音に
溶ける


何度も 何度でも
生み出すことを 彼女は恐れない

その血の一滴
細胞の一片

スポットライトに照らされて
露わになる

剥き出しの それが 美しさ





#詩 #朗読






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