レビュー 資本家マインドセット

著者 三戸 政和

評価 副業をしている人、副業をしようか悩んでいる人向けの内容

この本を読んで理解したこと

1 資本家とは

2 仕組み作りをする

3 資本家になる方法

はじめに


本著者の別作品で、「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」

というタイトルに凄く惹かれたのを覚えています。

私は、6年前現在の仕事に就く前、自分で会社を興そうか悩んでいました。

現在は、いずれ自分で家族と一緒にビジネスを始めたいと思い、少しずつ準備を

している最中です。

本書の中でサラリーマンは、社会からいなくなっていくと言われています。

そして、資本家となり自分のやりたいビジネスをしていこうと作品内で主張して

います。

なぜ、サラリーマンはいなくなってしまうのでしょうか?

また、資本家はどうして自分のやりたいビジネスができるのでしょうか?

1 資本家とは

資本家とは、

好きなことを好きな人と好きなようにする人

と著者は定義しています。

この意味は、自分でビジネスを始め、ビジネスを仕組み化(誰でもできる仕組み

作り)して他人にビジネスを任せ、自分は更にビジネスを広げていくことです。

2 仕組み作りをする

前述した仕組み作りをしている企業の例を挙げると、

マクドナルドのビジネスは、著者のいう仕組み作りを徹底しています。

マクドナルドは、ハンバーガーショップとして創業し、その後海外に進出し

世界各国でマクドナルドのお店を目にすることができます。

では、マクドナルドはどうしてグローバル展開をすることができのでしょうか?

答えは、「誰でもできる仕組み作り」をしているからです。

マクドナルドには、SE、レストランのシェフ、美容師や医者のような

専門的なスキルはいりません。

誰でもマニュアルを見れば、ハンバーガーを作ることができます。

資本家は、ビジネスを始めたら、この仕組み作りをしていく人なのです。

土台となる仕組み作りができれば、資本家はただその仕組みのメンテナンスを行

い、誰かに仕事を任せてしまえばいいのです。

3 資本家になる方法

資本家になるためには、0からビジネスを始める方法。

作者は、前述した0から立ち上げるのとは、別の方法を提案しています。

それは、0からでは参入障壁が高いため、誰かが行っているビジネスを買い取る

方法です。

現在の日本は、多くの企業が後継者の問題を抱えています。

M&Aマッチングサイトなどを活用して、条件が合えば誰でも自分のビジネスを

始めることができるのです。

また、今行っている仕事とは別に副業を始めるのもいい方法です。

すでに、お客さんとビジネスパートナーの関係ができていれば、

その関係を使って、自社の商品だけでなく、他の商品も紹介できます。
(もちろん紹介するにも最低限のマナーは守らなければなりません)

副業を通して、ビジネスの経験を増やしていくことで

資本家として将来的に活躍していくことができるのです。

4 本書の所感

私は、本書と出会い、また新しいビジネスの始め方が開けました。

私のように組織に属していると、生涯で獲得できる賃金は計算できます。

実際、将来給与が増えたところで、私の目指す経済的自由を獲得する事は

できません。

小さな会社を買うのは、起業することと同じ意味ですがそれと同じく

資産を投資していることと同じだと考えています。

みんな誰しもが、「時間」、「お金」という二つの資産を持っています。

お金は、やり方次第で無限に稼ぐことができますが、

時間は限りあるものです。

本の内容だけを信じ込んで、とりあえず起業するのではなく、

起業するために準備を行い、計画的に会社を興して行きたいと考えています。

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