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【転職活動】繊細さんの私がちゃんとするのを辞めて本音を出したら→面接が楽しくなり成功した話

転職をしたくてもいざ活動し始めると面接が辛い。

・自分なんて何の価値もない気がする。
・自分なんてどこからも求められてる気がしない。
・30代後半にもなってるけど、ちゃんとアピールできるものがない。

そして本音では、
「正直キャリアップではなく、もう少しゆっくり働きたい。
 でもお給料は減らしたくない。
 職場環境も今よりいい場所がいい。」
と思っていました。

特に繊細で人目を気にしすぎる私にとって転職活動での面接は
とても苦しく、毎回逃げ出したくなるものでした。


そんな私が、転職活動を通して得た気づきのお陰で、
・面接が苦痛でなくなり、
・転職活動は自分を深堀できる機会とらえられるようになり、
・自分を堂々とアピールをできるようになり、
・自分の意見を言葉にできるようになり、
・面接官と対等に話せるようになり、

最終的には、理想的な職場に転職することができました!


そんな私の転職活動の体験談と、その中で得た大きな気づきをシェアしたいと思います!!

転職活動の始まり

30代、それなりに仕事も頑張ってきたし、管理職も経験した。
もう少し大きな規模の会社で新たなことを経験したいと思い、始めた転職活動。



私自身、ひとつの業務を極めたというよりは、管理部門の仕事を幅広く対応していたこともあり、実際はあまりこれと言ってアピールできるスキルがないと気づく。

↓私の30代の仕事での苦悩はこちら


そして、30代後半での転職活動は、会社側ももちろん未経験ではなく経験者を求めているわけで、きちんと自分をアピールする必要があった。

が、、、私は人目を気にしすぎる繊細さんな性格なこともあり、自分のことをアピールするのがとても苦手で面接で苦戦することになりました。


どうこたえるのが正解か?

「よく面接で聞かれる質問」に答えれるよう準備し、面接を受けるも、面接官に刺さっている実感もなく、自分の話している内容も薄く上辺ばかり。

受かるためには自分の本音を話してはいられない。
実際の本音が「キャリアアップよりゆっくり働きたい」だったこともあり、自分の意見よりも一般的に正解っぽい受け答えをしていました。

そうしているうちに、本当に自分のアピールポイントがわからなくなり、面接でも「聞かれることにどうこたえるのが正解か?」という目線で考えはじめ、迷走し、不合格が続き、自信をどんどんなくしていきました。


とにかく面接が苦痛

このように、本音は隠し、上辺だけで取り繕い、ちゃんとしてる人を装って面接に取り組んでいたため、とにかく面接が苦痛でした。

聞かれる内容は、一言で答えられないような答えにくい質問ばかり。

そういう質問に対して「どう答えるのが正解だろう?」と考えていたので、全く何と答えていいのかがわかりませんでした。

この年でこんなにも自分の意見を持っていないことにもショックを受けました。

「面接では、できないことでもできる!と答えた方がいい」というノウハウを鵜呑みにして、そういったこともしてみましたが、繊細さんな性格の私には嘘をついているようで心苦しくなっていきました。


そういう状況がしばらく続き、

私には転職は無理かもしれない。
自分に合う会社なんてないのかもしれない。
今の会社で我慢するしかないのかもしれない。

そんな風に思い始めました。


そんな時に、、、「働いてみたい」と思う会社が!!


挫折からの気づき

転職するのは無理かもしれないと思い始めていた矢先、久しぶりに「働いてみたい!」と思う求人を見つけました。

仕事内容や職場環境が魅力的で、福利厚生もしっかりしている!
すぐに応募し、書類を通過し、面接を受けれることになりました。

面接では、今までにないほどスムーズに受け答えが進み、自分の手ごたえとしても良い感じ!!

「結局、うまくいくときはスムーズに進むもんなんだなー」と気楽に考えていたのですが、、




なんと結果は「不合格!!!」

しかも面接日の翌日に連絡が来るという速さで、不合格でした。


その理由が
「弊社の求めている経験に満たないため」


面接でスムーズにいい印象を残せたと思っていたので、結果に満足できず、怒りすら沸いてきました。


そして不合格理由を見て思ったのです。

「経験が足りないって?私は経験してないことでも、自分で考えて動き、経験すらカバーできるところが強みなんだよ!!!」


転職活動をし始めて、初めて出てきた本音でした。


私は本当はこんなことを思っていたんだ。

自分には何もアピールできることがない。
自分の意見なんてない。

と思っていたけど、本当はちゃんと思っている本音があったのです。


「じゃあ、それを面接でアピールしたか?」と思うと、
全然していなかった。


上辺だけで、正解と思われる受け答えばかりしていた。
だからスムーズに面接がおわって、相手の印象にも残らなかったんだ、ということに初めて気づいたのです。


面接で堂々と本音を話せるように


この件以降、私の面接の捉え方が変わりました。

今まで苦痛だと思っていた面接でされる質問の数々は
→アピールが苦手な私のことを深く知ろうとしてくれている行為だったんだ!
と気づき、

「どう答えるのが正解だろう?」ではなく、
「本当に自分はそれに関してどう思っているか?」をその場で考えて言葉にするようになりました。

そうやって面接中に深堀をしてくれることにより、自分にとっても今後どういう働き方をしたいのか、がどんどん明確になっていきました。


相手に刺さりそうな、正解っぽいことを答えないといけないと思って苦痛だった面接は
→自分の仕事論を聞いてくれるインタビューなんだ!
と思えるようになり、

今まで苦労した仕事での経験や、その中で得た考えをどんどん話すようになりました。

きっと誰でもありますよね?
仕事で苦労したり、結果がでてちょっと自慢したいけど、誰かに話すまでもないような話。

そういう普段、誰にも求められていないと思っていた自分の仕事論を語れる場が面接なんだ!と思うようになったら、とても気持ちいいですよ。

みんな真剣に自分の話を聞いてくれるので( ´∀` )


このように、今までちゃんとしてるように見られないといけない、本当の自分はばれてはいけないと思いながら取り組んでいた面接が、自分の本当の気持ちを堂々と話すだけでいいという感覚に変化していったのです。


自分の気持ちを正直に話して落ちてしまったら、それは入社しても合わない会社だからそれでよかったと思えるようになり、結果に一喜一憂するのではなく、プロセス自体を楽しめるようにもなりました。


また面接では、「できないこともできる!」と答えて自分を大きく見せないといけないと思っていたのですが、それも違っていました。

例えば英語は話せますか?という質問に対して、
今まで仕事で英語を使っていたので、「話せます!」と自信をもって答えるのがいいかもしれません。


でも内心、「スピーキングは本当は苦手。この場で英語でスピーチしろなんて言われたらどうしよう?」という気持ちをいつも抱えていました。


実際に、そのように言われた面接もあり、話せると言った割に、緊張もあり全然話せなくて恥ずかしい思いをしたこともありました。


こういった質問に対しても、
「仕事で今まで使用していたので英語は問題ありません。ただスピーキングは少し苦手意識があるので、いつも会議の前などは台本を用意したり準備をきっちりするようにしていました。」
と正直に答えるようにしました。


スキルの部分はあまり大きなことを言ってしまうと、入社後に苦労したり、お互いにとってよくないですし、

苦手なことがあっても工夫して乗り越えているという姿を見せることで、逆にプラスの印象を与えるように心がけました。


また、面接の最後によく聞かれる、「何か質問はありますか?」という質問に対しても、ネット上によくある質問ばかりするのではなく、今まで私が会社で不満に思っていたことなどを例にだして、「こういう場合の対策を弊社ではされていますか?」と具体的な質問をするようにしました。


これも、上辺だけの会話ではなく、本当に会社に対して自分が聞いてみたかったことや、要望、こうしたらいいのにと思っていた意見を面接時にぶつけることによって、どのように対応する会社なのか?を見ることができました。


そうすることで、最初は会社側に選ばれなければいけない弱い立場だと思って面接を受けていたのですが、お互いが選ぶ立場にあるという対等な立ち位置で面接に挑めるようになっていました。


理想通りの会社に内定

このように繊細さんで正解さがしばかりしていた私が面接を楽しめるようになり、内定をもらえるようになっていきました。


「自分は会社に選ばれる立場」ではなく、
「お互いが選ぶ立場にある」という意識があったことで、
内定をもらっても自分の理想に合わない会社であれば辞退をし、最終的には理想通りの会社に転職することができました!


ここまでが、繊細で人目を気にしすぎる私が、苦痛でしょうがなかった転職活動を乗り越えてきた話になります。


自分にはアピールするところも、熱い思いもないと思っていましたが、本当はみんな心の奥底にあるものです。

私の場合は転職活動を通してした挫折により、それに気づくことができ、転職活動を楽しめるようになりました。



正解を求めすぎたり、ちゃんとした人を装ってみても面接官の心には刺さりません。

自分の特性を活かしながら、無理せず楽しく転職活動されるのを応援しています。


自分のタイプを知って転職にも活かそう

こちらの記事では「会社員性格タイプ診断」というものが簡単に診断できます。

タイプ別にどんな職場環境があっているかなど、転職の際にも参考になる情報がありますので、ぜひ診断してみてください!

ちゃんとするのを辞めて本音を出すには、、

この記事に書いた、「ちゃんとするのを辞める」「本音を出す」は、
小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座で教えてもらいました。

「会社員性格タイプ診断」も、
この講座で教えてもらった「魅力タイプ診断」がもとになっています。

魅力覚醒講座に入ろうと思った理由はこちらにも書きました↓




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